モンレアーレ大聖堂のてっぺんからの眺め
一人しか上がれない小さな場所を独り占めしました
ってここには今私一人しか居ない・・・
一人しか上がれない小さな場所を独り占めしました
ってここには今私一人しか居ない・・・
■2019年12月27日
帰りもバスは同じこの場所から乗ります。私は、朝一番の、8時10分開館と同時にノルマン宮殿に入場し、その後裏手にあるバス停からモンレアーレへ向かいましたが、一日で遠く離れた二つのモニユメントを見て回れたのは効率が良かったです。当初、モンレアーレへ行くのは苦労するかも知れないと思っていただけに行ってみれば、意外に訪れやすかったのは嬉しい誤算でした。
帰りのバスも同じ停留所から乗ります
パスは発車時刻5分前には待機していました
パスは発車時刻5分前には待機していました
さて、モンレアーレからの帰りですが、パレルモに到着するバス停は、乗車したバス停前に公園がありますが、その公園の向こう側の大通りにあります。バス停名は、「INDIPENDENZA-PISANI」といいます。経路を見ると、どうもこの「-PISANI」からノルマン宮殿裏側の、私が乗ったバス停を経由してモンレアーレ行きのバスは巡回しているように思います。少なくとも、私が乗車した件(くだん)のバス停では、既に沢山の人が乗っていたから、この「-PISANI」が389番の始発のバス停なのかもしれません。が、これは未確認です。
モンレアーレからの帰りのバスは
公園をはさんで向こう側の大通りに到着する
公園をはさんで向こう側の大通りに到着する
そしてもう一つ、当初私を混乱させていたのは、AST社のバスで行くモンレアーレのバス停とAMAT社のバス停の区別でした。AST社のバスは、長距離バスいわゆるプルマンで、パレルモの駅前から出ていますが、モンレアーレでのバス停は、中心街から西方向に離れた居住区にあって、土地勘のない旅行者が、いきなりその場所に下ろされたら大聖堂に行くのは戸惑うと思います。帰りも然り。もしも市バスの運行がなかった時は、AST社のバスで行こうと思い、リサーチしたのですが、この深~いお話は、次頁でしたいと思います。そうそう一人旅ならではの、思いがけない出会いがあったことも。
黄の丸印:バスの乗車位置
赤の丸印:バスの降車位置
赤の丸印:バスの降車位置
黄の矢印:モンレアーレへ行く方向
赤の矢印:モンレアーレからの帰路
赤の矢印:モンレアーレからの帰路
私は帰路、ピサーニの当バス停で降りた時『ここはどこ?』でした^^;
シチリアは何処へ行くのもバスが便利なのですが、その路線は多岐に渡っていて、外国人旅行者には少々ハードルが高いです。が、思えば、私が暮らす町でも、市バスやローカルバスが混在していて、郊外線のみならず中心地を張り巡らせているバス路線は、市民でさえ複雑で難解です。シチリアのバス路線もそれと一緒だと思えば、納得もするし、成る程と得心もできるので、モノは考えようですね。
調べただけなので訴求力はないのですが、どちらにしても、AST社のバスも畑のど真ん中に到着する訳ではなさそうなので、そこからの聖堂への行き方は町の人に聞く。ここは楽観視していても良さげです。ただ観光客であれば、AMAT社の市バスを利用するのが、到着してからの道が一本道なので断然分かりやすいです。但し、駅前から乗車したいときは、AST社のバスが乗り換え無しにモンレアーレまで直行するでこれはこれで便利そう。
駅前からAMAT社のバスで行きたい時は、先ずは市バスの109番に乗ってインディペンデツァ広場へ行き、389番に乗り換えます。便数は多いです。
余談
前述通り、当初のミッションは遂行したものの、折角来たのだから、と勇気を出してこの店主に、事情を話してみることにしました。日本のテレビでこのお店のカンノーロを知ったこと、そのテレビにはあなたも出ていて、わたしはあなたを知っていると話しかけると、彼は目をまん丸くして驚いていました。そりゃそうですよね。平たい顔族がぬっと入って来て、あなたを知っているだなんて~。
上:小関裕太さんが出演するテレビの一場面
下:チーロさんと恐縮しながら・・・記念写真
お仕事場の中にまで入れて頂き、ありがとうございました!
下:チーロさんと恐縮しながら・・・記念写真
お仕事場の中にまで入れて頂き、ありがとうございました!
お店に居たなじみのお客さんらしいお二人が、私たちのやりとりを聞いていて、チーロ(この店主はチーロさんと言います)を訪ねて日本人がやってきた!と彼を冷やかしました。このあたり、いかにもイタリアっぽいのですが、わたしがカメラをぶら下げているのを見て、お一人が、記念に撮ってあげよう、と、そうしてチーロさんからもカウンターの中に入っておいでと誘って貰って、なんとも恐縮至極ながら、ミッションに華を添えたこんな記念写真が撮れました。
このバールのカンノーロがほんとに美味しいのか確かめに来たなんて、そんな失礼な動機は誠に申し訳なく心の中で平身低頭です。が、間違いなく、当店のカンノーロは美味しかったです!