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イタリアより

滞在日記

ローマ空港からフィレンツェヘ/国内線乗り換え2015 その1.

2016年01月31日 | ローマ

成田空港のアリタリア機


■2015年12月19日(日)

忘れないうちに綴っておきたいと思います。このブログで、先に「フィレンツェまでの国内線乗り換え方法」として、一連の流れを説明していますが、今回は全く違っていて、実にイレギュラーな順路になっていました。特に驚いたのは入国審査が省かれたことでした。国内線移動の人もそしてローマから他国に行く旅行者もみんなイミグレ無し!なので、私のパスポートは日本をこの日出国したのに、どこへ行ったか行方不明の状態になっています^^;。もっともパスポートにスタンプを押さない国もその折々にあるのだけれど、イタリアはレベルが違う、審査そのものをしなかったのだもの~こんなこともあるのだと、先の乗り換え方法と共にこれから行かれる方の参考になればと思います。


これまで通り、飛行機がローマに到着後、モノレールで移動しましたが…

前述もしましたが、国内線乗り換えへは、「Transiti/Flight connectionc」という表示が出ています


そうそう、アリタリア航空は、昨年から関空-ローマ線を廃止してしまっていて、今年(2015年)は、広島→羽田→成田→ローマというなんともまどろっこしい行程になってしまいました。結果、又、後日お話したいと思いますが、帰国便のアリタリアは、私の為に手厚いはからい、というか、当たり前のことではあるのですが、“あのアリタリア”が、ちょっとした心遣いを見せてくれたので、これはこれで正解でした。


モノレールを降りたら階下へ行き、するとすぐにセキュリティーチェックのエリアに入りました

皆、ぞろぞろと手荷物検査へ


と、前置きはさておいて、飛行機から降りて、国内線乗り換えの表示通りに進むと、さほど歩くことなくすぐにモノレールに乗りました。いつも確認する、国内線の乗り換えゲートを表示する電子ボードも周辺にはなくて、恐らくそんなサテライトエリアにアリタリア機は到着したのでしょう。


ここでセキュリティチェック(手荷物検査)を受けます

乗り継ぎの旅行者の為の手荷物検査


モノレールが到着した先では、皆ぞろぞろとエスカレターで階下へ向かいます。ここでも上方には、前述した「Transiti(乗り継ぎ)」の表示が掲げられていますので、ちら見して安心して進んで下さい。そして階下に降りればすぐにセキュリティチェックのエリアに入り、これから手荷物検査です。オフシーズンなので、人も少なくて、でも先のフランスのテロの影響もあったのでしょうが、さすがにきっちりとした厳格な検査でした。が、しかし、ここから驚くことになります。さすがイタリア!というべきか…いや、イタリア、大丈夫かと憂うべきか?


セキュリティーチェックが終わったら、乗り換えゲートへ向かいます

ローマからの乗り換えは、B、C、D、G、H、各ゲートから


コメント (4)
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浴槽狂想曲 in ベネチア

2016年01月26日 | ベネチア

カナル・グランデを行くゴンドラ


■2015年12月27日(日)

あっという間に終わってしまった“イタリア旅行2015”ですが、又、ぼちぼち更新したいと思います。

この日は、ミラノから移動して少し早めにベネチアのホテルに入りましたが、私の部屋はまるでお姫様が滞在するような、そしていかにもベネチアという雰囲気のある、ゴテゴテした内装の一部屋でした。かなり早い時点で予約をしたお陰でプチ・ゴージャスなお部屋に滞在できる訳ですが、通常のこの時期なら、とてもとても手が出る宿泊先ではありません。


ホテルのロビー


ネットの評価では、誰もが口を揃えてロケーションが最高と言うだけあって、ヴァポレットの乗り場は目の前だし、帰国時に乗る空港までのブルーラインも同じ桟橋から乗船出来る、よしんばアックアアルタが起こっても、このエリアなら何とでもして移動が可能だし、成る程場所的には非の打ち所がありません。

あとは、こうした旧い建物にありがちな部屋の居心地、周りが壁で窓がないとか、あっても隣のホテルの建物が目の前に迫るとか、部屋そのものがとても狭くてスーツケースの置き場がないとか、これまでの経験からベネチア特有のホテルの仕様に様々な憶測が私の脳裏に去来しました。



そんな心配が的中しないように、そして一年頑張ってきた自分へのご褒美に、はたまた旅の最後には、いい旅行だったと思えるようにと、これもこのホテルの評価にあったように、予約時にはラグーンビューの部屋を選択したのですが、部屋に案内されて初めてまずまずの滞在が出来そうでほっとしたのでした。



どのホテルも、中に入ってみなければ実際のところは分からない。今までだって、良かれと思って予約した部屋はびっくりするほど狭くて、おまけに三角形の角部屋だったことがあったし、替えて貰った部屋は広いけれどかび臭い、なんてこともありました。


三日間いつも座った朝食のテーブル


このホテルでは欲を言えば、同じカナル・ビューでも、最上階が良かったけれど、そこまでは望むまい。フロントの係の男性は、「とてもきらびやかで素晴らしいですよ」と自慢もしたこの部屋で、三日間の滞在を満喫しようと、この時点では満足度100%の私なのでした。ところが・・・


いかにもベネチアらしい内装でした


夜も10時を過ぎていたでしょうか。お風呂に入ろうとして、バスタブにお湯を張り始めました。部屋に入ってすぐお湯は出るか、水は綺麗か、ミラノのホテルの出来事があるので確かめましたが、問題はなさそう。ただお湯や水を出すレバー部分がやけに固いのが気にはなりましたが、しかし、それよりも、どうしても分からないことが。

シャワーは勿論あるのに、その切り替えをどこでするのか、どこかに切り替えレバーがあるはずなのに見つからないのです。あっちこっち思い当たるところはひねったり押したり引いたりしてみても、お湯はシャワーに切り替わらない。というか、レバーそのものがないのです。


窓を開ければ、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が望めて、まるで一服の絵を見るようでした


もうこれは、フロントに聞くしかないと電話をすると、すぐにメンテナンスの係の男性がやってきて、ここだと、切り替え部分を教えてくれました。が、しかし彼を以て為ても、もう固くて固くて動かない、そのレバーはそれ程難物でした。何度も何度も押したり引いたりしてくれましたが、彼の顔は真っ赤になるほど。それでもどうにかレバー部分は動くようになったし、彼の目の前で、切り替えの練習をさせて欲しいと言って、押し上げる要領を体得もしたのですが、これで終わらないのがイタリアです。


ジャクジー付きのバスタブ


シャワーの切り替えも分かったし、安心してお湯を張り終え、備えられていたバスソルトも入れて浴槽に身体を沈めました。そしてジャグジーのスイッチを押すと、ボコボコ、ガボガボ、ビユーっと横から下から斜めから、それはそれは凄いジェット水流が吹き出して疲れた身体には心地の良い振動が始まります。入浴剤のフローラルな香りもしてあー気持ちいい~♪

が、暫くして私の身の周辺に、ゴミや湯垢や何やら浮遊物が漂っているのに気付きました。それも水流に乗って四方八方から湧いてくる・・・まっいっかとそれこそ水に流せる限度は超えて、さすがに気持ちが悪くなり、バスタブから出ましたが、今度は出していたお湯のレバーが元に戻せなくなって止水が出来ません。このままでは浴槽からお湯が溢れてしまう。それこそ、部屋がアックアアルタになる!。

大急ぎで、バスローブを身にまとい(このバスローブ、おっきくて身長155㎝の私にはまるで舞妓さんの着物のよう)旅先には必ず持参するゴム手袋をスーツケースから取り出して手にはめ、その手でレバーを思いっきり回しました。これって火事場の馬鹿力だよなぁと独りごちながら、それでもなんとかお湯が止められたのは幸いでした。でも、どうしてレバーがこんなに固いのか。それよりもバスタブに浮遊するゴミや湯垢はどうするか。


バスタブのそれぞれのレバー


正直、ホテルにクレームを入れたい気分でしたが、夜中に部屋を変わるのも面倒だし、次に替わった部屋で又何が起こるか分からない。そうだ、ジャクジー部分を掃除すればいいと、ここはもう主婦根性が顔を出して、そこから約1時間ばかり、私の奮闘が始まりました。何度も水を張ってはボコボコとジャグジーのスイッチを入れて浴槽の大掃除。幸い、隣室には客は居ないのが分かっていたし、階下は客室ではなかったので、夜中でもジャクジーの振動は迷惑にはならないだろうとも思いましたが、しかしなんという清掃の怠慢か。4度目のお湯の張り替えで、やっとゴミも湧いてこなくなって、以降は快適なバスタイムになりはしましたが、まさかベネチアのこの優雅な部屋で風呂掃除にいそしむことになろうとは思いもしませんでした。


ヴァポレットの乗り場サンザカリアの目の前にあるロケーション抜群のホテルでしたが・・・


実は、ミラノのホテルの浴槽事件も後になって分かったことですが、あのお湯の色は、間接照明の為に黄色っぽくなっていたのではなく、まさしく水の色だったのです。

命にかかわらなければ、旅先で起こったことは何でも笑って受け止める~私の旅の鉄則ですが、この浴槽狂想曲だけはあのゴージャスな部屋を思い出すたびに、今も耳に鳴り響くのでした^^;
コメント (4)
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