イタリアより

滞在日記

ルイ・ヴィトンラウンジにて

2023年12月27日 | ハマド国際空港

ハマド国際空港

2023.12.26撮影

ミラノから乗り継ぎ先のドーハに到着して

ハマド国際空港のラウンジにいます

世界各国から旅行者が行き交う巨大空港は

ゲート間にモノレールが走り 

煌びやかでアーティスティックな内装は

まるで近未来の都市のようです

ルイ・ヴィトンがプロデュースしたラウンジの入口

「Louis Vuitton Lounge by Yannick Alleno」
ルイ・ヴィトン  ラウンジ by ヤニック・アレノ

案内されたラウンジの規模の大きさとゴージャスな空間は

私の想像をはるかに超えて 世界一ラグジュアリーだと

賞賛されることにも納得です

特に今年五月にオープンした

ルイ・ヴィトンプロデュースの

ラウンジのぜいたくさは まるで五つ星ホテルの

ロビーかレストランと言っても過言でないほど

贅を尽くした異次元でした

ミシュランの三ツ星評価を受けたシェフ

ヤニック・アレノ氏監修の

国際色豊かな料理がずらりと並び

24時間いつだって提供される…

勿論 日本のお寿司もありました

わたしが頂いたお寿司

なかなか美味でした

ショーケースに飾られているサンプルを見て
オーダーすると席まで持ってきてくれます

たまたま手に入れたチケットのお陰で

こんな見聞ができて 今年のイタリア旅行は

ちょっとしたサプライズ付きでした

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帰国へ

2023年12月26日 | ミラノ

威風堂々とした

ミラノ中央駅

先ほど朝食を済ませてきました。いよいよ帰国の途につきますが、今回滞在したホテルは居心地がよく、周辺にも美味しいオステリアがあって、我ながら良い選択だったと悦に入りました。というのも、以前宿泊した駅のすぐ前のホテルは、倍近くに料金が上がっていて手が届かなかったのです。円安にくわえて何もかもが高騰しているこの国の状況では、旅行者はほんとに頭を悩ませます。

居心地の良かったホテルのロビー

そんな中で選んだホテルでしたが、連泊しただけに、このホテルの実情もちらほら垣間見えて面白かったです。スタッフの一人の男性は、私が日本人だと知ると、背広の胸のあたりをまさぐって、自身の首にかけていた銀のネックレスを引っ張り出しました。見せてくれたのは、日本漢字の「力」という文字の付いたペンダントトップ。とても大事にしているのだそうです。

毎朝お世話になったレストラン

自分で絞る人参のジュースが
甘くて美味しかったです
お馬さんの気持ちが良く分かりました

さて、そろそろ時間になりました。パスポートは持った!財布もバッグにある!部屋も片付けたし、これからチェックアウトしようと思います。日本まで、まだまだ続く旅ですが、生きて帰ることを目指します。

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Buon Natale!2023.

2023年12月26日 | ミラノ

ミラノ大聖堂

2023.12.25

ミラノのクリスマスに乾杯!

って自撮りをしていたら、お店の人がやってきて、こんなポーズ↓を取ってくれました。折しも今夜はクリスマス。『Signora Buon Natale!』シニョーラ、ボーンナターレ♩と、すこぶる大きくほがらかな声を掛けてもらって、とても明るい気分になりました。店内には「サンタが街にやってくる」や「ジングルベル」等軽快なクリスマスソングが流れています。

毎年のことなのですが、一人でクリスマスを迎えるのは仕方ない、だって一人なんだから。。。といつも言ってますよね(^^;

このカメリエーレさんは、忙しいにもかかわらず、食事中も何かと目配り気配りをしてくれて、少し迷ったけれど、思い切ってこの店のドアを開けて良かったです。それにしても、この白ワインは口当たりがよくて美味しい…グラス一杯(calice vino)が6ユーロのお手頃価格だけれど。

余談

ミラノ中央駅構内のフードコート入口
「il mercatoCENTRALE」

空港行のシャトルバス乗り場の横から入れます

日本でいうグルメ街のような
オシャレで美味しいお店が
ずらりと軒を連ねています

2023.12.25撮影

以前のこの国のクリスマスは、あちこち店が閉じられて、ミラノの様な都会でもどうかすると食事難民になりかねませんでした。が、本日2023.12.25現在、駅周辺のお店は結構開いていて、駅構内は全店営業しています。

一昨年満を持してオープンしたミラノ中央駅構内のフードコート「ilmercatoCENTRALE」(イル・メルカート・チェントラーレ)も営業していました。旅行者にとっては嬉しいかぎりです。

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ベネチア2023.

2023年12月25日 | ベネチア

久しぶりに眺めるベネチアの光景

サン・マルコ広場

2023.12.24撮影

「2023年冬の旅」も残すところ、あとわずかになりました。毎年、今年が最後だとつぶやくと、『いつも同じ事を言ってるよ。次もあるってことだな』と夫は笑うのですが、もうすぐ100歳に手が届く実家の母の体調が今回はネックになりました。母の遺言は、「死に顔は見るな」なのですが、そういう訳にはいきません。いつ何時、その知らせがあるか…と言いながらこうして渡伊してきたのですが…。

ヴァポレットから

プンタ・デラ・ドガーナを望む

さて、今日は久しぶりにベネチアに行きました。トレニタリアのチケットが、期間限定で大安売りされ、余りのお得感に買ってしまったのです。その料金は基本価格の三分の一以下。おまけに車内では、お水とお菓子まで頂いて。(このチケットのお話は後日に)

指折り数えてみれば、ベネチア訪問は五年ぶりでした。今日は人もまだ少なくてヴァポレットも乗りやすかったですが、10年この地に通った経験則からすると、旅行者が一気に増えるのは27日から。いわばベネチアは嵐の前の静けさか。チャーターした水上タクシーから手を振ったり、ゴンドラに乗ってはしゃぐ中国の観光客の底抜けの明るさがやけに際立っていました。

「ヴィットリオ・エマヌエーレ二世像」にて

2023.12.24撮影

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スペルガ大聖堂

2023年12月24日 | トリノ

晴天に映えるトリノのスペルガ大聖堂

2023.12.23撮影

晴天に誘われて、今日はトリノまで出かけました。お天気次第で断念する可能性もあったのですが、長年の思いが叶って良かったです。目的地はトリノの丘に立つ世界遺産「スペルガ大聖堂」。数年前にトリノを訪れた時に行きたかったのですが、山のてっぺんまで登らねばならず、時間が取れなかったのです。こんな風に❝行きたかった❞と悔いることになった場所に、再びその機会が与えられて「これは行かねば…」と意気込んだ次第です。

詳細な行き方(復路のバス停の位置が工事のためか、変わっていて焦りました)は、後日記したいと思いますが、青空にそびえる目の前の大聖堂は、凛として美しく、成程必見!

「Tranvia a Dentera」

今日も「Tranvia a Dentera」(トランビア・ア・デンテラ)と称されるケーブルカーに乗りましたが、古色蒼然とした内装はなかなか趣がありました。この乗り物で聖堂に向かうというのも、他にはないちょっとした差別化か。大いなる達成感を味わいました。

1949年5月4日、トリノの名門であるサッカーチームを乗せた
アリタリア航空のチャーター機が天候不良で操縦不良に陥り
よりによって「スペルガ大聖堂」の外壁に激突して大破した
選手・監督を含む18名とその他乗員合わせて31名全員が死亡
聖堂裏に位置するその現場にチームの墓碑が建てられている

2023.12.23撮影

雪をいただくアルプス山脈に囲まれ、眼下にポー川が流れる丘の上のスペルガ大聖堂。近年「スペルガの悲劇」として語り継がれることになった悲惨な事故現場には、来訪者が絶えず今日も訪れた人たちが静かに祷りをささげていました。

余談

トリノまでトレニタリアの普通電車を利用したのですが、普通列車では初めて「一等車両」に乗りました。今、イタリアはクリスマス休暇に突入して電車は激込みです。コモからの復路も席には座れず立ちっぱなしでした。今日も通勤列車並みの混雑で、一等車を選択して良かったです。特急列車であるフレッチャに比べると、倍の時間がかかりますが、午後からの聖堂開館時間にはちょうどいいし、ゆったりとして静かな車内は快適でした。我ながらなかなか良いアイデア。イタリアの人たちは、我先に乗り込むし、席には荷物を置いてゆずろうとしない。普通列車の一等車両はお勧めです。

2023.12.23

一等車両の席を確保して、大いに勝ち誇る

普通列車のミラノートリノ間の場合
二等車は、12.45ユーロ
一等車は、18.65ユーロ

ちなみに
フレッチャロッサは38ユーロ(基本料金)

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