
Pinacoteca Tosio Martinengo
(トジオ・マルティネンゴ絵画館)
ロンバルディアの小さな町、ブレシアに二泊三日の滞在をしていましたが、最終日に「トジオ・マルティネンゴ絵画館」へ足を向けました。
後日詳しくお話ししたいと思いますが、この町の公共交通機関と博物館等が共通で利用できる「ブレシアカード」を持っているので、絵画館も無料で入館できるのでした。

中へ入ってびっくり。赤や青や緑や黄色など、部屋ごとに美しく色付けされていて、その上、一つの部屋の展示物はシンプルで、とても鑑賞しやすい美術館でした。絵を見るだけではない、絵画館そのものの意外性が楽しめました。

★以下は、受付でもらった小冊子に書かれている解説の冒頭部分…
「重要な作品集…ラファエロ、フォッパ、サヴォルド、モレット、ロマニーノ、ロット、チェルティ、ヘイズ,トーヴァルセン、ペラギ、カネッラとカノーヴァ…ゴシック様式後期から19世紀初頭の名前たち…ブレシアのルネッサンス絵画の注目すべき作品を含む、大きなキャンバスが特徴的…」
成程と思いながら、時間の許す限り、ゆっくりと見て回りましたが、やはり、足を止めたのは、ラファエロの三作品でした。

ラファエロ・サンティ作「祝福を与えるキリスト」
ルネサンスの三大巨匠と称される他の二人、ダ・ビンチやミケランジェロのようなインパクトがあって、心を波立たせるような絵画ではないから、どこか穏やかに鑑賞できたのは、この町散策の締めくくりには良かったです。

ラファエロ・サンティ作「聖母像」
ちなみに、この絵画館が一時閉館していた時期があったそうで、その間、ロンドンのナショナルギャラリーを初めとする世界中の美術館に、この三作品は貸し出しされていたのだとか。それらの展示を終えて、この名画たちはやっとブレシアに戻って来たらしい。

ラファエロ・サンティ作「天使」
余談
「ブレシアカード」(48時間有効)を購入しました。立派なプラスチック製です。地下鉄・バス・博物館・そうしてこの絵画館、ほんとうに全部無料で使えるのか試してみました。用もないのにバスに乗ったりして。。。以前、どこの町だったか、購入した観光カードで、町のバスに乗れないことがあったのです。運転手さん、「そんなカードは知らない」と…。それ以降、この手のカードには疑心暗鬼が生じてしまいます。が、当カードは全部利用できた!

ブレシアカード
地下鉄では、係員からカードの残り時間のチェックがあって、博物館のみならず、町の関係各位に「ブレシアカード」が認知されていることがよく分かった次第です。ブレシア、素晴らしい!











