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■ 新田温泉 「やくしの湯 ユーランド新田」 〔 Pick Up温泉 〕



新田温泉 「やくしの湯 ユーランド新田」
住 所 :群馬県太田市新田反町町831-3 (旧 新田郡新田町)
電 話 :0276-57-4126
時 間 :10:00~21:00 / 月休
料 金 :500円/2h
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE旅行)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (湯まっぷ(求人ジャーナル社))
紹介ページ (温泉みしゅらん)

新田義貞公の本拠地として知られる旧新田町にある2000/12オープンの旧新田町営(いまは太田市営)のセンター系施設で、正式名は「太田市新田福祉総合センター風呂棟」というお役所的なもの。
場所は「ジョイフル本田新田店」の南隣、看板は「ユーランド新田」ではなく「福祉総合センター」で出ているので要注意。
Pは280台とたっぷり。
温泉稀少のエリアゆえ開設当初は入場制限も出る大混雑で、いまでも人気施設です。
敷地内に温泉スタンド(100円/100L)もあります。


【写真 上(左)】 温スタ
【写真 下(右)】 メンテばっちりの館内

巨大な施設に見えますが左手は福祉棟、それでも大がかりなもの。
館内は公共施設特有の無機質さがありますが、よくメンテが効いています。
受付のおくにある浴場は、左手が和風、右手が洋風で男女月替交代制。
ここは5回ほど入っていますが、なぜかいつも洋風でした。


【写真 上(左)】 泉源施設?
【写真 下(右)】 浴場入口

高い天井の明るい内湯は、大浴槽(石造20人以上、ジェット・ジャグジー付)、低温サウナに水風呂。
施設規模からすると露天がほしいところか・・・。

カラン10、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜12時で男湯10人程度と空いており拍子抜け。(2002/07)

大浴槽は、窓側に据えられた巨大な石の湯口から大量投入&奥側の石の湯口の投入で、浴槽脇の側溝からの上面。
槽内排湯は不明ですが、掲示類は循環となっています。


【写真 上(左)】 かけ湯
【写真 下(右)】 おくの湯口

お湯は淡い黄濁色透明、弱重曹味(おくの湯口)でよわいカルキ臭と泥臭があります。
おくの湯口ではカルキ臭は感じられず、これは源泉に近いかも・・・?
明瞭なツルすべの湯ざわりと浴後さっぱりの典型的な重曹泉の浴感。
浴後の爽快感にはF^-=6.4mg/kgも貢献しているかと思います。
外観からすかるとハズレっぽいですが、なかなかどうしていいお湯です。

水風呂はちいさいですが、すこぶる水質のよいもので井水使用かも。

泉質はNa^+=95.59mval%、HCO_3^-&CO_3^2-=83.18mval%の純度の高い重曹泉。
東毛エリアは食塩泉系(太田天然温泉「湯源郷」(閉店)、金山温泉「太田安眠の湯」尾島温泉「利根の湯」)、重炭酸土類泉系(桐生温泉「湯らら」、太田コロナ温泉)、芒硝泉系(笠懸町温泉「かたくりの湯」)など泉質は多彩ですが、ここはやぶ塚温泉とともに重曹泉を代表するお湯だと思います。

〔 源泉名:新田温泉 やくしの湯 〕
Na-炭酸水素塩温泉 48.7℃、pH=8.3、湧出量=測定不能、成分総計=1.68g/kg
Na^+=431mg/kg (95.59mval%)、Fe^2+=0.52、F^-=6.4、Cl^-=109 (14.83)、HCO_3^-=1000 (78.85)、CO_3^2-=27.0、陽イオン計=452 (19.6mval)、陰イオン計=1150 (20.8mval)、メタほう酸=21.3、遊離炭酸=8.4 <H13.4.17分析>

〔 源泉名:新田温泉 やくしの湯 〕
Na-炭酸水素塩温泉 58.3℃、pH=7.6、345L/min(1,600m掘削揚湯)、成分総計=1.84g/kg
Na^+=489mg/kg、Fe^2+=1.75、F^-=7.3、Cl^-=60.5、HCO_3^-=1172、CO_3^2-=3.2、メタほう酸=23.4、遊離炭酸=13.9 <H11.4.13分析>

※H13.4のほうが全体に成分が薄く、泉温も低下しています。
とくに「湧出量=測定不能」となっているのが気になります。
でも、pHは高くなり炭酸イオンも増えているので、オープン時よりヌルすべは強くなってきているのでは?

<温泉利用掲示>
加水:あり 加温:あり 循環ろ過:あり 塩素消毒:あり

(2003/05/12レポ)
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■新田温泉温泉スタンド (2機、6:00~20:00、100円/100L)
日帰り施設「ユーランド新田」の駐車場横にあるスタンドで、軽トラの荷台に200Lポリタンを積んでやってくる地元の人でけっこう盛況です。
よわい重曹臭に重曹味のお湯はかなり熱かったですが、地元の人の話では温度は日によってけっこう変動するらしい。(この日は熱い方)
3~4倍に希釈して入ると、かすかに緑黄色透明で重曹泉系のツルすべを感じるいいお湯です。
希釈でもかなりのツルすべ感があるので、希釈なしで注ぎ込んだら気持ちいいだろうな~。

■ブランドグルメ
〔 東毛酪農のパスチャライズコーヒー 〕
連れはけっこうコーヒー牛乳マニア(^^)なのですが、彼女がホームグラウンドサイボク天然温泉「まきばの湯」に行くたびに愛飲しているのがこのコーヒー牛乳。
わたしもときどき飲みますが、甘さ控えめで味の濃いすこぶる美味しいもの。

ちょっと調べてみたら、生産者の「東毛酪農業協同組合」(旧新田町)は、ホモジナイズ(牛乳加圧して乳中の脂肪球を砕き小さく均質化すること、短時間均一超高温殺菌工程でおこなわれる)をおこなわないノンホモジナイズドやパスチャライズド(低温殺菌)にこだわり、赤城北麓の自然環境にめぐまれた「根利牧場」をもつなど、品質追求に非常に熱心な組合さんなのでした。
でもって、このコーヒー牛乳は「ノンホモジナイズド」かつ「パスチャライズド」。
やはり「美味しいものにはワケ」があるもの。
新田町の工場横のアンテナショップ「ミルクランド東毛」で、各種アイテムを買うことができます。
(「東毛酪農業協同組合」HPなどを参考。)

〔 2011/01/18加筆・画像追加のうえUP (2002/07/14レポ (2002/07入湯)以来数回入湯) 〕

E139.18.17.440N36.17.48.580
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