関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ しあわせ温泉(しあわせ源泉) 「温泉民宿 しあわせ荘」 〔 Pick Up温泉 〕



住 所 :千葉県南房総市千倉町川口68 (旧 安房郡千倉町)
電 話 :0470-43-1244
時 間 :要事前確認
料 金 :500円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (ぐるなびトラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
旧千倉町にある自家源泉の湯宿のひとつが日帰り対応するもの。
源泉名は”しあわせ源泉”。
温泉地名は、”千倉海岸温泉”としているWeb情報もありますが、県資料によると、”しあわせ温泉”となっていて、”千倉海岸温泉”は「夢みさき」です。
房総半島の最南端を走るR410、白浜あたりはずっと海沿いを走りますが、千倉が近づくと陸側に入り、替わって県道251から南下する生活道路が海沿いを辿ります。
しあわせ荘はこの生活道路沿い、千倉市街からすこし南下したところにあります。
道の向こう側は海。黒潮洗う外海の荒磯です。
千倉港からも近く美味しい魚が楽しめそうですが、HPなどによるとやはり磯料理が名物のようです。


【写真 上(左)】 館内
【写真 下(右)】 浴室入口
8室のこぢんまりとした宿。
冷鉱泉でWeb情報でも日帰り可能時間がわからないのですが、ちょうど日曜10時すぎに通りかかったので攻めてみました。
(日曜のこの時間帯は泊まり客がチェックアウトし、かつ、お湯を落とす前なので冷鉱泉沸かし湯でも入れることが多い。)
読みが当たってあっさり入浴OK。
なんとなく色気のない建物ですが、外観・館内ともに綺麗です。
ロビーの右奥、手前が男湯、奥が女湯で、両方とも入浴可でした。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 女湯
こじんまりとした浴場にタイル貼一部赤みかげ石枠3人くらいの浴槽ひとつとシンプル。
保温用のフタを外して入ります。
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
カランも温泉かもしれません。
日曜10時で男女湯とも独占。


【写真 上(左)】 蓋掛けされた浴槽
【写真 下(右)】 男湯の浴槽
タイル壁につけられた石づくりの湯口は止まっていて、その下あたりから強力側面注入。
排湯はなぜかメモがないのですが、軽いオーバーフローとあるので、槽内排湯はあるかと思います。
ほぼ適温のお湯は、うすく黄色がかった透明で浮遊物なし。
よわい塩味重曹味でほぼ無臭。


【写真 上(左)】 止まっていた湯口
【写真 下(右)】 湯色
ツルすべのあるあたたまりのつよいお湯で、スペックなりの濃度感もあったので、掲示どおり加水はないかと思います。
ただ、鮮度感がさほど感じられなかったのはいたしかたないところか・・・。
それでも温泉らしい浴感は充分楽しめるので、温泉好きは攻めてみるのも一興かと思います。
〔 源泉名:しあわせ源泉 〕
Na-塩化物冷鉱泉 17.0℃、pH=8.0、63L/min掘削揚湯、成分総計=2.149g/kg
Na^+=647.5mg/kg (85.96mval%)、Mg^2+=37.2 (9.34)、Ca^2+=13.5、Fe^2+=0.2、Cl^-=774.1 (66.64)、SO_4^2-=232.2 (14.74)、HCO_3^-=369.2 (18.47)、CO_3^2-=1.5、陽イオン計=731.8 (32.76mval)、陰イオン計=1377.0 (32.76mval) <H2.7.16分析>
<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:不明
■ブランドグルメ
〔 千倉の野ぶき 〕
野ぶきは日本原産の野菜で、佃煮にしたものは「キャラブキ」、早春にでる花茎は「ふきのとう」と呼ばれて親しまれています。
千倉町の直売所「まんぼう」HPで旬の野菜として紹介され、亀屋本店「千倉夢みさき内売店」で、野ぶきとかつおを合わせた佃煮「おかあのきゃら」が売られているので、千倉地元の名物と思われます。
〔 2011/09/25UP (2007/12入湯) 〕
E139.57.58.035N34.56.23.041
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