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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 石尊鉱泉 「石尊鉱泉旅館」 〔 Pick Up温泉 〕
<石尊鉱泉 「石尊鉱泉旅館」>
(茨城県北茨城市大津町北町983、8:00~17:00(要時間確認)、不定休、400円、0293-46-0468)
■ 紹介ページ (MAPPLE観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
北茨城市の数ある鉱泉群のひとつ。
2003年に1度トライしていますが、臨時休業だったので2度目のトライで攻略。
R6陸前浜街道沿いにありますが、上り方向にあるので、東京方面からだと対面交通量が多くて右折inに難儀します。
【写真 上(左)】 国道側の屋根看板
【写真 下(右)】 衝撃の臨時休業ハリ紙
また、意外にめだたないので、目星をつけていかないとあっさり通り過ぎてしまいます。
渋いつくりの建家。この日は「衝撃の臨時休業ハリ紙」(笑)はなかったので、玄関から声をかけるとすぐに人がでてきて無事受付できました。
【写真 上(左)】 玄関先の表札
【写真 下(右)】 浴場入口
建物は年季入っていますが、館内は意外にきれいで、廊下のおくに男女別の浴室。
おくが女湯、手前が男湯。
【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 女湯の湯口
わりにゆったりとした浴室にタイル貼3人くらいのこぶりの浴槽がひとつ。
女湯はさらにこぶりのFRP浴槽。
【写真 上(左)】 フタがしてあります
【写真 下(右)】 泉源?
沸かし湯らしく、入ったときは青いふたがしてありました。
飾り気のない浴室ながら雰囲気があります。
【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 男湯の浴槽
ライオンの湯口がありますがつかっておらず、側面注吸湯でオーバーフローなし。
べつに冷たい源泉のでるカランがあります。
ライオンの頭のうえにはコップがおいてありました。
土曜11時で男女湯とも独占。アメニティ類なし。
【写真 上(左)】 ライオンの湯口
【写真 下(右)】 源泉カラン
やや熱めのお湯は、きもち翠がかった透明でわずかに白い浮遊物。
湯中の指先が青白く発光しています。
たまご味+重曹味+弱金気味にしぶ焦げ&甘イオウ臭+αのかなりインパクトのある味臭。
【写真 上(左)】 注入口
【写真 下(右)】 湯色
かなりつよめのツルすべにとろみをまじえ、あとを曳くようなフックのある浴感。
あたたまりが強烈で、冷たい源泉カランを浴びながらの入浴がすこぶる快感。
北茨城のお湯はどれもレベルが高いですが、ここも相当にいけます。
たたずまいといい、お湯といい、湯めぐりファンは落とせないお湯かと思います。
単純硫黄泉(硫化水素型)(Na-HCO3・SO4型) 13℃、pH・湧出量不明、溶存物質=0.604g/kg、Na^+=119.9mg/kg (73.73mval%)、Ca^2+=23.1 (16.24)、Fe^2+<0.1、Cl^-=43.8 (17.27)、HS^-<0.1、SO_4^2-=78.2 (22.70)、HCO_3^-=250.6 (57.24)、CO_3^2-=6.0、陽イオン計=158.7 (7.08mval)、陰イオン計=378.6 (7.18mval)、メタけい酸=66.1、硫化水素=2.4 <H14.5.30分析> (源泉名:石尊鉱泉)
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単純硫化水素泉(Na・Ca-HCO3型) 13.0℃、pH=7.3、2.5L/min、総計=751.6mg/kg、Na^+=136.0mg/kg (65.43mval%)、Ca^2+=47.79 (26.39)、Cl^-=58.29 (18.24)、HS^-=-、SO_4^2-=74.87 (17.29)、HCO_3^-=354.6 (64.47)、CO_3^2-=-、陽イオン計=198.3 (9.037mval)、陰イオン計=487.8 (9.011mval)、メタけい酸=49.4、硫化水素=4.3937 <S33.11.30試験> (源泉名:石尊鉱泉)
〔 館内掲示 / 石尊(せきそん)鉱泉の開基由来 〕
明治八年(1875)頃、この付近に鉱泉が湧き出し川が白く濁っていて農家の馬など傷ついた家畜の治療に使っていたのが始まりらしい。
明治二十三年(1890)に国有地であったため、国に土地使用願いを提出し年間五銭の使用料を支払い湯治場を始めた。
そして本格的に営業を開始したのは大正十年(1921)頃である。
館名も「砂利田の湯・有我鉱泉」とか、天候などによって湯の色が変わるので「プラチナ鉱泉」とも言われてきた。
現在の「石尊鉱泉」の名は隣接の山に農業の上を祀る「石尊様」の社があることから名付けられた。(以下略)
■ブランドグルメ
〔 北茨城のあんこう 〕
北茨城は日本有数のあんこうの本場です。
北茨城に水揚げされるあんこうは、常磐沖の漁場で獲れる「きあんこう」と呼ばれるもので、ふつうのあんこうより肝の脂が上質であることから、より美味とされているそうです。
禁漁の7月~8月以外は漁がおこなわれますが、やはりあんこうの旬は冬。
寒い時期のあんこう鍋は絶品です。
また、初春~初夏にかけての産卵期には肝がよく肥えるので、肝を味わうには最高の時期とされています。(「北茨城市HP」などを参考。)
〔 2010/02/15 (2009/04入湯) 〕
E140.47.25.700N36.50.33.180
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