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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 鉾田温泉(巴鉱泉) 「ともえ荘」 〔 Pick Up温泉 〕


<鉾田温泉(巴鉱泉) 「ともえ荘」>
(茨城県鉾田市(旧 鉾田町)大字当間228-2、9:00~16:00、500円(町外・一般)、0291-33-4107)
■ 紹介ページ (鉾田市観光協会)
「ほっとパーク鉾田」のよこにある福祉センターのお湯。
ここは以前からの懸案でしたが、このあたりにくるのはいつも夜になるので、いつも「ほっとパーク」になっていました。


【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 浴場入口
全体にあかるい施設で、館内はロビー、休憩所ともにゆったりとしていてなかなかいいです。
利用者はお年寄りがメインですが、料金が安いためかファミリーもけっこういて、館内の人の数からすると、そうとうな人気施設のようです。
福祉センターのよこに大規模なセンター系があるとどことなく「よそものはあっち行け(^^;)」的対応になるところもありますが、ここは、紹介ページで「だれでも利用できる施設です。」とし、町外用団体料金まで設定していて、受付の対応も親切でした。
館内に元気なお年寄りのカラオケが絶好調に響き渡っています(^^)


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 湯気で写真になりません(^^;)
ロビー右手おくに男女別の浴室で、脱衣所はかなり広め。
湯気もうもうこもり気味の浴場に黒みかげ石枠タイル貼10人ほどの浴槽がひとつ。
強力ジャグジーがうなりをあげて絶好調に稼働していますが、場所を選べば余波を避けることができます(笑)
カラン7、シャワーなし、シャンプー・ドライヤーあり。
土曜12時でエアーポケット的に空いていて2~5人。(ちょうど昼食の時間だったからか?)


【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 湯色
石の湯口から熱湯を大量投入でオーバーフローなしなので、どこかに槽内排湯があるはずですが、確認できず。
かなり熱めのお湯は、透明度30cmほどのコーヒー色の黒湯で、ジャグジー撹拌もあってか盛大に白くアワだっています。
よわい重曹味につよめの有機肥料臭。
いかにもつるつるしそうなお湯ですが、ツルすべはさほどつよくありません。
あたたまりはかなり強烈で、お湯のイメージは飯岡に似ているかな?
うなりをあげるジャグジーがちとうっとうしいですが、施設の性格上やむなしか・・・。
お湯は循環ながらカルキもさほど感じずなかなか入りごたえのあるもの。


【写真 上(左)】 掲示
【写真 下(右)】 温スタの鉾田温泉
分析書はちょいと意表をついたところにかなり年代もののやつがあって、しかも、源泉名と所在地が摩滅して解読不能。
受付の人にきくと源泉は「ほっとパーク鉾田」※と同じとのこと。
同じだとすると「ほっとパーク鉾田」の露天や温スタで使用の1号泉:鉾田温泉だと思いますが、館内掲示には「当、福祉センターの温泉は、「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」泉質でございます。」という掲示があったので、分析書(たぶん巴鉱泉)と同じ。
でも、脱衣所に掲出されていた「温泉の禁忌症、適応症及び入浴上の注意決定書」では、使用源泉名は鉾田温泉、泉質・泉温は、Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 23.9℃となっていました。
狭い範囲で似たような源泉がたくさんあるようなところでは、源泉について尋ねると、「同じ(ような源泉)」と答えられることがありますが、よくきくと、「同じようなお湯だが井戸は違う。」ということがあります。
受付の人が↑のようなニュアンスで答えたのか(あまり詳しそうじゃなかったので、突っ込まなかった(笑))、はたまた、巴鉱泉から鉾田温泉へ切り替えたのか、詳細はわかりませんが、浴感はニュアンスがちがう(「ほっとパーク鉾田」の露天や温スタのほうが塩分が強くpHが高いような感じ)ような感じもしたので、ナゾが残りました。
※「ほっとパーク鉾田」の源泉利用状況は以下のとおり
■鉾田温泉(1号泉、鉾田市当間224番地)
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 23.5℃、pH=8.0、352.0L/min(301m動力)、成分総計=3.5946g/kg
露天風呂(加温・加水・循環ろ過・塩素殺菌)
温泉スタンド(無料)
■鉾田当麻(たぎま)の郷温泉(2号泉、鉾田市当間224番地)
Na-塩化物強塩温泉 31.3℃、pH=7.7、75.0L/min(1250m動力)、成分総計=25.94g/kg
全身部分浴(加温・加水・循環ろ過・塩素殺菌)
寝湯(加温・循環ろ過・塩素殺菌)
ちなみに、やませみさんの情報によると巴鉱泉のスペックは下記のとおり
Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 16.4℃ pH=6.8 12 L/min
鉾田市HPの紹介コメント「無病長寿を欲する人は、ともえラジウム鉱泉をと明治から広く皆様に愛用されております。」
う~む、なんか妙に説得力あるなぁ~(笑)
弱食塩泉* 16.8℃、pH=6.8、12L/min、成分総計=1234mg/kg、Na^+=308.2mg/kg (83.62mval%)、Mg^2+=6.013、Ca^2+=34.08 (10.61)、Cl^-=425.5 (69.99)、SO_4^2-=47.75、HCO_3^-=253.1 (24.19)、陽イオン計=365.1 (16.02mval)、陰イオン計=726.5 (17.15mval)、メタけい酸=44.17、遊離炭酸=96.51 <S48.12.8決定> (源泉名:不明(たぶん巴鉱泉))
*) 筆者註:分析スペックからするとNa-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉=含重曹食塩泉
■ブランドグルメ
〔 鉾田のメロン 〕
いまや押しも押されぬ鉾田の特産品メロン。
夏の降水量がすくなく温暖な気候と、火山灰土壌を活かして全国有数のネット型赤肉メロンの名産地となりました。
主要品種はネット型のアンデス、クインシー、アムスなど。
旬は5月上句から6月下句にかけてで、地元の農園でメロン狩りもできます。
〔 2010/01/24 (2006/12入湯) 〕
E140.29.16.010N36.9.0.610
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