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■ 湯の森温泉 「湯の森所沢」 〔 Pick Up温泉 〕



湯の森温泉「湯の森所沢」
住 所 :埼玉県所沢市下安松945-1
電 話 :042-945-1826
時 間 :10:00~翌9:00 (朝風呂5:00~8:30(受付~7:30)/ 不定休
料 金 :800円(65歳以上、6:00~18:00:500円)、土日祝900円、朝風呂600円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (じゃらんnet)

2002/08/11にレポしていますが、2010年に再入湯して湯づかいがだいぶん変わっていたので再レポです。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 外観

県道179号所沢青梅線沿いにある複合施設「ヒューマックスパビリオン所沢」内にある2002/04温泉導入の日帰り温泉施設。
JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩15分。
Pは556台とたっぷり。P店2階のフロントへエスカレーターでのアプローチ。


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 温泉の案内

食事処、マッサージなどが併設されていて、雰囲気はスパ銭というより健ラ的。
奥側の「岩の湯(紅葉くれないの湯)」と手前の「ひのきの湯(春がすみの湯)」は日替わりの男女交替制で、この日の男湯は「岩の湯」でした。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 内湯

脱衣所はひろびろでつかい勝手よいもの。
内湯はドリームバス、ローリングバス、バブバンドル、エステバス、リラックスバス、バイブラバスなど真湯の機能浴槽全開。
スペースじたいはさほど広くないので、浴槽をぎっしりと詰め込んだ感じ。
でも、天井高めでこもりがないのと洗い場がセパレートされているのは優。

高温サウナ、スチームサウナ、ソルティサウナとサウナ系も充実。当然水風呂も。
ただ、人気の人工炭酸泉がないのはちとさびしいところか・・・。
カラン31、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜15時で10~40人と夕方に近づくにしたがって混んでいきました。
客層はほとんど常連さん的でサウナが人気。年輩客が目立ちます。


【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 内湯の湯口

扉の外に坪庭風の露天。塀と屋根に囲まれているので開放感はないものの、風は通ります。

温泉利用はたぶんこの露天だけです。
青鉄平枠石敷10人弱の浴槽に石灰華系の析出のでた青鉄平の湯口から大量投入で、巨大切欠からのザンザコ排湯。
湯口のおくにはパイプが2本あって、右のは止まっていました。
HPには「源泉掛け流し」とあり、お湯の感じからしてもかけ流しかそれにちかい湯づかいかと思います。

適温~ややぬるのお湯はうすく茶黄がかって、こまかな気泡とうす茶の浮遊物がただよいます。
かすかな甘味、僅微苦味によわい重曹味。やわらかな湯の香のうらにかすかな消毒臭。
重曹泉系のツルすべが明瞭で、よわいながらとろみも感じられて”美人の湯”の看板にいつわりなしかと・・・。
前回(2002年)にくらべると湯づかいが格段によくなっていて、かなりの満足度。
ただ、それだけに人気もあって週末や夕方は込み合いそうなのが難点か。


【写真 上(左)】 露天の湯口&湯色
【写真 下(右)】 内湯小浴槽

じつはこれだけではありません。
問題の浴槽は、浴場入口脇にこぢんまりとある3人くらいのみかげ石枠タイル貼の小浴槽です。
ここはおそらく真湯(たぶん井水)が湛えられているのですが、底面注入でザンザンのオーバーフローはおそらく加温かけ流しと思われます。


【写真 上(左)】 内湯小浴槽の豪快なオーバーフロー
【写真 下(右)】 内湯小浴槽の湯色

ややぬるめのお湯は、ごくわずかに懸濁し白いこまかな浮遊物を浮かべています。
味不明でほぼ無臭(カルキはまったく感じず)。
温泉槽とは対照的なきしきしとした湯ざわりと指先の青白発光があって硫酸塩成分を含んでいる可能性があります。
軽めの浴感ながら染み入るようないいお湯で、じつは温泉槽よりこちらの方にながくいました。

このエリアは、ほとんどの施設がかけ流し槽をもっているので、やはり対抗上かけ流し導入をしたのかも・・・。
お湯のイメージはモール泉で、お湯の資質じたいは同系の彩ゆ記(埼玉スポーツセンター)に及ばないものの、井水かけ流し槽がここの価値を高めています。
ホームグラウンドの彩ゆ記や志木おふろの王様などに飽きたときなど、レパートリーに入れてもいいお湯だと思いました。

〔2002夏のレポ〕
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お盆近くの猛暑の昼下りで空いてるかと思いきや、男湯20人以上とけっこう盛況。
温泉は露天(岩風呂 or 檜風呂)のみで、本日の男湯は岩風呂でした。
湧出量450L/minということでかなり期待してたのですが、強カルキ臭にガッカリ。
これほどのカルキ風呂は久しぶりです TT

岩風呂は7.8人の大きさで、鉄分で赤く色づいた石の湯口から大量注湯。
大量のオーバーフローをグレーチング側溝で受けており、かけ流しかもしれませんが、このカルキ臭からするとこれを循環しているかと思います。(槽内吸湯はないみたい)
時折、側溝で排出しきれなくなり、床全体にあふれてきますがこれは非循環でしょう。

熱めのお湯は、淡黄色透明で細かな白い浮遊物、微かな甘味、強カルキ臭で弱いツルすべ。
でも、温泉らしいやさしい浴感は感じられます。
くせのない素直な泉質なので、カルキ臭に蹂躙されてよさが消し飛んでいる感じ。

さほど大きくない浴槽だし、その気になれば源泉かけ流しはできると思います。(揚排湯規制がキビシイのかな?)
自宅から近いし安いので、強カルキ臭がなければ通いのお湯になるのにとても残念です。

〔 源泉名 : 湯の森温泉 〕
単純温泉(Na-HCO3・Cl型) 泉温・pH不明(弱アルカリ性)*、450L/min(1100m掘削)、成分総計=0.695g/kg
Na^+=178.8mg/kg (93.72mval%)、Fe^2+=1.5、Cl^-=67.0 (22.58)、HCO_3^-=352.1 (68.94)、CO_3^2-=19.8、陽イオン計=190.2 (8.28mval)、陰イオン計=441.2 (8.37mval)、メタけい酸=53.3、メタほう酸=9.8 <分析日不明>
*やませみさんの資料によると、33.4℃ pH=8.3。

■ブランドグルメ
〔 所沢の焼だんご 〕
所沢の名物として知られる『焼きだんご』。
一説に、太田道灌が武蔵野で鷹狩りをした折、いまの所沢あたりで地元の人がだんごを焼き、醤油をつけて出したのが始まりとも伝わる歴史あるもの。
所沢の焼きだんごは、荒挽きした米粉を熱湯で練って丸めて蒸したものを竹串に刺して炭火で焼き、煮詰めた生醤油で付け焼きしてつくられます。
芳ばしい醤油の香りと歯ごたえがあり、名物”狭山茶”との相性も抜群です。
もともとは4本刺しですが、いまは3本や5本刺しのものもあります。
市内には多くのお店が点在しています。
(所沢市観光協会「ところのチクコミ情報」などを参考。)

〔 2010/12/31、2010/02の入浴にて内容補強のうえ再UP (2002/08/11レポ (2002夏入湯)) 〕


E139.30.18.097N35.47.17.395
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