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■ 塩原日の出温泉 「あかつきの湯」

<塩原日の出温泉「あかつきの湯」> (那須塩原市(旧 塩原町)、10:00~22:00第3水休、800円(土日祝1,000円)(17:00~ 各200円引)、0287-35-2711)
オフィシャルHP

平成16年秋にオープンした民営日帰り施設。オープン時にはお湯のよさでけっこう話題になりましたがようやく入湯。ONKEN21さんのレポあり。塩原関谷と那須を結ぶ県道30矢板塩原線から少し入ったところ。県道沿いに出ている看板はけっこうショボいので、フリのお客は入りにくいかも?
畑のなかの農道をしばらく走ると、前方に思いがけず立派な建物がみえてきます。
敷地に入って正面がプール棟、左手が母屋。P台数も十分です。
温泉プール込みなのでそれなりの料金ですが、ニフティの割チケで300円引になり、17時以降は割チケなくても200円引となります。



館内は明るく綺麗。右手奥に男女別浴室と温泉プール。
脱衣所はやや狭いですが、浴室、露天ともゆったりとつくられています。
内湯は黒みかげ石枠伊豆石?貼の広め浴槽と寝湯(ジャグジー付、3人)、サウナに水風呂(冷たい、カルキ臭なし)。露天は岩枠石敷12人くらいで、敷地が広く開放感があります。
内湯は石の湯口からゲキ熱湯を投入で、切欠からの上面排湯。露天はほら穴状の岩の湯口からゲキ熱源泉を投入で端の排湯パイプからの上面排湯。ともに底面排湯口がありますが引いていませんでした。
投入量が多いのは露天で、鮮度、温泉臭とも露天湯口そばがベストかと思います。(あついけど・・・)

カラン10程(内セパ式4)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日18時で5~10人くらいと空いていました。



お湯はかなりのクセものです。
浴室に入ったとたんに、栃木北部特有の焼けタイヤ臭が迎えてくれます。かなり熱めのお湯は綺麗に緑がかった透明で弱重曹味+α(たとえにくい独特な味)。強い焼けタイヤ臭にくらぶち相間川系の鉱物臭がまじり、かすかにイオウ臭も入っているかも・・・。
明瞭なとろみ&ヌルすべ(とろみの方が強いと思う)があり、えらく温まりの強いお湯です。
イメージ的には塩原よりも喜連川東部のお湯(喜連川カントリーやベルセルバ)に近いですが、さらに強力です。
浴後はややパサつくものの、その後オイリーにおちつきます。
どこか風変わりな浴感は、Cl^-の少なさとF^-=24.3が作用しているのかもしれません。

予想以上の力感あるお湯にびっくり。とくにアブラ臭(というか焼けタイヤ臭)マニア ^^)は必浴かと・・・。食事もまあまあいけるので、来年予定している塩原攻めの帰りの定番となりそうです。

アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型) 68.4℃、pH=9.2、250.0L/min(1,500m動力揚湯)、成分総計=0.867mg/kg、Na^+=231.5mg/kg (98.05mval%)、Fe^2+=1.8、F^-=24.3、Cl^-=8.2 (2.16)、HS^-=0.4、HCO_3^-=439.6 (67.17)、CO_3^2-=27.2、陽イオン計=236.5 (10.27mval)、陰イオン計=550.4 (10.72mval)、メタけい酸=79.4 <H16.5.11分析> (源泉名:仮称塩原日の出温泉)

〔 2006年12月25日レポ 〕
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