関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 勝沼温泉 「ぶどうの国健康福祉センター」 〔 Pick Up温泉 〕



住 所 :山梨県甲州市休息1867-2 (旧 東山梨郡勝沼町)
電 話 :0553-44-1329
時 間 :9:00~17:00 / 月・祝祭休
料 金 :500円(町外)
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
ここは2004年にレポしていますが、大まぬけにもメイン浴場に気づかず(退館したあとに気づいた)、最初に目についた小浴場しか入りませんでした。
今回、リベンジで大浴場に入ったのでまとめて再UPです。
甲州市(旧 勝沼町)の公共福祉施設のお湯を一般公開するもの。
ここは紅茶色をしたモール?泉らしいお湯ということで気になっていました。
ワイナリーやぶどう園が点在する観光エリアにありますが、R411大菩薩ラインから少し入ったところにあって、わかりにくいので観光客の利用は少ないのでは・・・?
(ま~、ふつうはぶどうの丘の「天空の湯」に行くわな (^^ )


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 大浴場入口
ブドウ畑のなかに思いのほかお洒落で立派な建物があらわれます。
典型的な公共施設で館内はなんとなく無機質。
ここは大小ふたつの浴場(ともに男女別)があって、手前が小、おくが大でハダカ移動不可です。


【写真 上(左)】 大浴場-1
【写真 下(右)】 大浴場-2
〔大浴場〕 (2009/12入湯)
暗めの脱衣所。
浴室はさほど広くはないものの明るく天井も高くてなかなかいい雰囲気。
ぶどう王国、勝沼の施設らしく、壁面にはぶどうのオブジェがあしらわれています。
赤みかげ石枠丸タイル貼10人位(ジャグジー・ジェット付)の浴槽がひとつ。
窓の外には露天ができそうなスペースがあるものの、露天はありません。


【写真 上(左)】 ぶどうのオブジェと湯口
【写真 下(右)】 大浴場の浴槽
赤茶に色づいた赤みかげ石の湯口からかなりの量のやや熱湯を投入で底面吸湯オーバーフローなしの循環仕様。
ぶどうオブジェの下にあるカランは飲泉用で、以前はコップもおかれていたようですが現在は封鎖されています。
カラン9、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜13時で独占~3人。
やや熱めのお湯はうす紅茶色で白い浮遊物が少量ただよいます。
甘味+弱重曹味+僅微苦味で明瞭なツルすべとかなりのあたたまりがありますが、よわい消毒臭が残念。


【写真 上(左)】 小浴場の脱衣所
【写真 下(右)】 小浴場
〔小浴場〕 (2004/05入湯)
暗く穴ぐらのような浴室には、温泉槽(石枠タイル貼6-7人、ジャグジー、ジェット×2)、サウナに水風呂(たぶん真水)。
カラン4、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。
GW16時で独占~3人。


【写真 上(左)】 サウナ&水風呂
【写真 下(右)】 水風呂
温泉槽は、赤茶に変色した石の湯口からの投入+ジェット注入で窓側の排湯溝へ流し出し。循環の掲示があったので、排湯溝回収の循環方式かと。
やや熱めのお湯は、うすい紅茶色透明。
浴槽材のせいで濃い紅茶色に見えますが、洗面器に汲んでみるとさほど濃くはありません。ほぼ無味で弱カルキ臭、よわいヌル(ツル)すべがあるものの固い感じの浴感。
でも、浴後は肌がすべすべになります。


【写真 上(左)】 小浴槽の湯口
【写真 下(右)】 湯色&湯口
どちらの浴槽も入りごこちよく悪いお湯ではないですが、加温消毒循環では、レベルの高いこのあたりではややインパクトに欠けてしまうのはいたしかたないところか・・・。
源泉かけ流しで真価が発揮されるお湯に思えるので、せめてこの小浴場くらいは源泉かけ流しにして欲しいものです。(非加熱の場合は水風呂使用で・・・)
なお、ここは入浴受付〆切16:30と早いので要注意です。
単純温泉(Na-HCO3・(CO3)型) 25.9℃、pH=8.8、湧出量測定不能*(掘削揚湯)、成分総計=0.2321g/kg、Na^+=33.7mg/kg (88.02mval%)、Fe^2+=1.6、Cl^-=5.5 (9.25)、HCO_3^-=62.3 (58.96)、CO_3^2-=10.5 (20.23)、陽イオン計=40.0 (1.67mval)、陰イオン計=85.5 (1.73mval)、メタけい酸=105.6 <H13.11.1分析>
*)地下700mから160L/min掘削自噴、動力揚湯で600L/minという情報がありますが、分析書には”湧出量測定不能”とあり詳細不明。
〔 脱衣所掲示 〕
この温泉は地下560mの地点に湧出する灰褐色混濁の色が源泉です。
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 勝沼のブドウ 〕
山梨のトップブランド”勝沼のブドウ”。
養老二年(718年)、修行僧行基の霊夢に由来するほど古い歴史をもち、古刹大善寺にはぶどうの房を持つ仏様がおられるほどぶどうに縁のふかい土地柄で、町内には一面のぶどう畑が広がります。
品種の多彩さは他の産地を軽く凌駕し、現在では30種類以上もの品種が栽培されているそうです。
※ 「奥藤」(おくとう)はそば処です。鳥もつ煮屋さんではありません。
蕎麦も天ぷらも美味しいので食べてみてね・・・(^^;;)
〔 2010/10/02UP (2009/12入湯)・(2004/06/08レポ (2004/05入湯)) 〕
E138.43.24.987N35.40.26.761
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