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■ 金谷温泉 「海辺の湯」



<金谷温泉「海辺の湯」> (千葉県富津市金谷525-17、10:00~20:30(土日祝9:00~21:30、750円(土日祝日:850円)、0439-69-8500)
オフィシャルHP

内房金谷に2007/1/20オープンした日帰り温泉施設。
大型ドライブイン「漁師料理かなや」が源泉を開発、敷地内に建設したものです。
Pは広く大型バス対応。Pのよこに足湯もあります。


【写真 上(左)】 足湯1
【写真 下(右)】 足湯2

1階は土産物屋、エレベーターであがった2Fが温泉施設。館内はなんとなく無機質ですが休憩所もあります。
脱衣所は狭め。海をのぞむ内湯は窓が広くて明るいですが、天井が低くてこもり気味。
露天はすぐ下が海で、対岸に三浦半島と背景に富士山、西向きで夕日がきれいななかなかの絶景シーサイド露天です。

内湯ゾーン奥の窓側に内湯(黒みかげ石枠タイル貼り10人以上)。左手手前にサウナとその奥に水風呂。扉の外に露天(同7-8人)。水風呂以外はすべて温泉。
水風呂は21℃くらいできもち懸濁。とろみもあってすこぶる入りごこちのいいもの。

日曜夕方にいったので常時20人以上と盛況。レジャー帰りのファミリーが目立ちます。
内湯手前にカラン11、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 湯色

内湯・露天ともに黒みかげ石の湯口から熱湯大量投入で側溝への上面排湯。

内湯と露天では若干お湯のイメージがちがいます。
内湯は透明度70cmくらいの紅茶色。味不明で有機肥料臭にややなまったような匂い。ヌルすべととろみがありますが、露天よりよわいもの。
露天は透明度50cmくらいの黒湯で重曹味とかなり強い有機肥料臭。ヌル(ツル)すべととろみがあるものの、どこかひっかかるような独特な湯ざわりも加わります。
イメージ的には外房の「飯岡荘」にちかいものがあります。

独特なあとひき感のあるお湯で、なかなか脱出できません。
かなりつよい温まり感がありますが、浴後お肌つるつる爽快な黒湯らしい浴後感。
ネットで評判のいいお湯ですが、やはり予想以上の実力派かと・・・。

単なる黒湯とは明らかに質感が違うのは、やはりSO4系の存在がおおきいのかな?
関東周辺では異色のお湯なので、温泉好きにおすすめ。
ただし、週末午後は混みそうなので、それ以外が狙い目でしょう。
あと、「漁師料理かなや」の貝料理はなかなかいけます。

Na-炭酸水素塩・硫酸塩泉 泉温・pH・湧出量不明、イオン計=1329.9mg/kg 、Na^+=318.6mg/kg (79.39mval%)、NH^4+=6.9、Mg^2+=16.7、Ca^2+=31.4、Fe^2+=0.2、Cl^-=53.3 (8.67)、SO_4^2-=268.6 (32.24)、HCO_3^-=620.1 (58.59)、陽イオン計=384.5 (17.45mval)、陰イオン計=945.4 (17.33mval)、メタけい酸・メタほう酸=不明 <H17.4.12作成> (源泉名:不明)

〔 2008年1月入浴 〕
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