関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 一之橋温泉 「一之橋館」
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住 所 :山梨県山梨市三富上柚木883 (東山梨郡三富村)
電 話 :0553-39-2331
時 間 :要時間確認)
料 金 :500円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
■ 紹介ページ (山梨の温泉宿(求人ジャーナル社))
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。
山梨市に合併された旧三富村にはいくつかの自家源泉のお宿があって、三富温泉郷と呼ばれていました。ここも三富温泉郷の一湯で、日帰り対応しています。
2007年秋入湯のふるい情報ですが、記録の意味でレポしてみます。
このエリアでもっとも知られているのは川浦温泉「山県館」(入湯済未レポ)、つぎに国道沿いで目立ち、日帰り受け入れに積極的な「白龍閣」で、ここは地味な存在に甘んじていて、入湯レポもあまりみあたりません。
山梨市から雁坂峠(秩父)へ向かうR140雁坂みち、牧丘から三富に入った先を斜め右に入り(たしか看板あり)、すぐ先の笛吹川にかかる橋を渡ってのアプローチ。
三富村は、1998年4月に雁坂トンネルが供用開始されるまでは笛吹川最奥の村で、トンネルが開通して観光客が増えたいまでも、どことなく物寂びた雰囲気を残しています。
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【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 玄関
アプローチ道に入るとすぐサインや建物が見えてくるので、迷うことはないかと。
国道は直線上り坂でスピードを出しやすく、しかも心理的に斜め右の道には入りにくいことも、知名度の低さにつながっているかも。
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【写真 上(左)】 帳場前
【写真 下(右)】 館内
箱形の無骨な外観ながら、館内は意匠がきいてなかなかに趣があります。
浴室はふたつで、空いていたので男湯に貸切で入れました。(他に貸切露天風浴場もあります。)
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【写真 上(左)】 館内の意匠
【写真 下(右)】 歴史を感じます
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【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 貸切露天風浴場
脱衣所はそこそこに広くてつかい勝手のいいもの。
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【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所
事前に循環というのはわかっていて、さほど期待しないで行きましたが、浴室の扉をあけたとたんにほこほことした石膏泉系の湯の香がただよってびっくり。
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【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 洗い場
二面採光のあかるい浴室。
窓の外に笛吹川の渓流を見下ろす好ロケーションで、すぐ上手には竹林もあって雰囲気があります。
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【写真 上(左)】 笛吹川
【写真 下(右)】 竹林
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜13時で貸切。
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【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 窓側から湯口
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【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 女湯の湯口
石枠タイル貼5-6人ほどの浴槽がひとつ。
赤茶に色づき石灰華系のいがいがの析出のでた石の湯口からの投入+熱湯の側面注入で、側面吸湯+わずかなオーバーフロー。
べつに石膏の析出&緑青のでたカランがあり、冷たい水がでますが、このときは真水だったような・・・(洗い場カランにも石膏の析出あり)。
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【写真 下(右)】 側面注入
【写真 下(右)】 オーバーフローも
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【写真 上(左)】 浴槽カラン
【写真 下(右)】 洗い場カラン
ほぼ適温のお湯はうすく白濁して、白&うす茶の浮遊物がかなり大量にただよいます。
湯中の指先がよわく青白に発光しています。
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【写真 上(左)】 大元の湯口
【写真 下(右)】 湯口の析出
湯口・湯面ともに、ほこほことした石膏泉系の湯の香を感じます。
湯口は微塩味芒硝味で、湯面も含めてカルキはまったく感じられず、湯づかいはかなりよかったと思います。
きしきしとした湯ざわりもあり、石膏泉系のイメージのあるなかなかに含蓄のあるお湯とみました。
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【写真 上(左)】 歴史を物語る掲示
【写真 下(右)】 湧出口の説明
湯宿としてながい歴史をもつらしく、館内には古い分析書なども掲示されていました。
また、”岩風呂のいわれ”として「古文書によればこの岩風呂の発見は今より約三百数十年前慶長年間と記され ・・・略・・・ 常に盡きる事なく湧き出ずる温泉は正に天恵玉泉ともいふべし 慈に戦後漸やく世情も経済も安定する中で公共の為にと更に開発し 尚古人の偉業を讃えると共にその遺志を受け継ぎその形姿を原型に模して 一之橋館岩風呂と命名せり」という名調子の説明書きがありました。
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【写真 上(左)】 地物のレシピ?
【写真 下(右)】 山里の趣
「白龍閣」や近くにある天科温泉 「旅館こやす」とはお湯のニュアンスがちがうので、温泉好きははしご湯をしても面白いエリアではないでしょうか。
〔 源泉名:一之橋温泉 〕 <S47.1.11分析>
単純温泉(Na・Ca-Cl・SO4型) 26.4℃、pH=8.0、湧出量不明、成分総計=350.6mg/kg
Na^+=68.09mg/kg (62.13mval%)、Ca^2+=31.52 (33.01)、Fe^3+=0.0501
Cl^-=84.72 (50.59)、SO_4^2-=*87.31 (38.45)、HCO_3^-=30.34 (10.52)
陽イオン計=203.5 (4.728mval)、陰イオン計=105.4 (4.765mval)、メタけい酸=40.51
<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり
〔 2015/10/11UP (2007/11入湯) 〕
E138.44.26.320N35.45.57.200&ZM=9
【 BGM 】
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