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副都心線直通ダイヤ(東武東上線ダイヤ改悪)

やっぱりアクセス増えてきましたね、この記事(笑)
でも、これは10年前(2013年3月)の改正(改悪)についての記事で、今回(2023/03/18)の「地獄の改悪」についてのものではありません。

今回(3/18)の「地獄の改悪」については裏ネタもいろいろ持っているのですが、あまりの改悪っぷりに脱力して書く気が起こりません。
しばらく様子をみて、どこかのタイミングでどうしてこんなことになったのか、裏ネタ絡めつつ考察してみたいと思います。(地上誘導とか・・・)
まぁ、今回の改正(改悪)を一言でいうと、「東上線の地価爆下げダイヤ」(朝霞市と板橋区、川越以遠除く)つぅところでしょうか・・・。
固定資産税下がるのだけが救いか・・・(まさか下がらないなんてこと、ないよね)

それにしても2012年6月30日改正のダイヤ↓ いま振り返ると天国すぎるわ・・・。


【大ダイヤ改正】東武東上線、最高に最悪!?


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2013/03/15 UP
ひさびさのカキコなのに温泉ネタじゃなくてすみません。



明日(3/16)から東京メトロ副都心線と東急東横線の直通運転がはじまります。
新ダイヤはいかに・・・。
ということで、渋谷発副都心線のダイヤを比較してみました。
上が新ダイヤ、下が旧ダイヤです。

一目みてわかるのは、夜20時以降の赤字の列車が極端に減っていること。
(平日は20:36以降全廃)

赤字の列車とは急行です。
これは、渋谷を出ると新宿三丁目、池袋、小竹向原、和光市しか停まらないたいへん速達性の高いものでした。
それが、通勤急行に置き換えされたうえに、本数も減ってしまいました。

(急行停車駅)
渋谷、新宿三丁目、池袋、小竹向原、和光市/和光市まで4駅
(通勤急行停車駅)
渋谷、新宿三丁目、池袋、小竹向原、氷川台、平和台、営団赤塚、営団成増、和光市/和光市まで8駅

とくに影響が大きいのは東武東上線方面です。(小竹向原分岐の西武線は急行でも通勤急行でも実質的な差はない。)

通勤有効時間帯といわれる平日17時以降でくらべてみました。
17時台 直通通急2本 → 直通通急1本、和光市行通急2本
18時台 直通通急2本 → 直通通急1本、和光市行通急1本 
19時台 直通通急3本 → 和光市行通急2本 
20時台 直通急行1本、和光市行急行2本 → 和光市行通急2本 
21時台 直通急行2本、和光市行急行2本 → 直通通急2本、和光市行通急1本 
22時台 和光市行急行1本 → 直通通急1本、和光市行通急1本 
23時台 なし → 和光市行通急1本 

渋谷発20~21時台というのはすこし残業するとふつうにこのくらいになるという、帰宅のゴールデンタイムです。
これがこのていたらく、しかもこれからはほとんど東横線から直通してくるので確実に座れる保証もありません。
東上線から副都心線経由で渋谷・新宿方面に通勤している人にとっては確実に改悪になると思います。

個人的には便利な急行が全時間帯で増発されると期待していただけに、新ダイヤをみたときにはほとんど目が点。

「急行の前後の普通列車が混雑するので急行をなくした。」という説もありますが、さほど混んでたとも思われないし、
今回は空いているハズの土休日でも19時以降の急行(とくに東上線直通)が大幅に減っています。
(たしかに線内回避駅がすくないですが、別に平行ダイヤ(急行などの優等列車が各停を追い越さずにのろのろ走るダイヤ)でもいいじゃん。)

土休日で横浜方面から東上線に直通する夜時間帯の急行は
渋谷発時刻で20:12、22:07のかなしいかなわずか2本!
これでは横浜行って、中華街で夕食楽しんで直通でスイスイ帰宅、というのは夢のまた夢。お話になりません。

いま、沿線価値を決める大きなファクターは、新宿、渋谷エリアへの速達性。
だから、今回の改正を一言でいうと、「東上線の地価下げダイヤ」っつうところでしょうか・・・。
正直、移行にともなう様子見の仮ダイヤであることを祈りたいです。

直通列車を極力減らし、かつ1本たりとも優等列車にせず、かたくななまでに副都心線直通列車の利便性を上げようとしない東武東上線(東武鉄道東上業務部)。
池袋までの自己路線の乗客減を回避するのがその目的でしょうが、大きな目でみると、結局は沿線価値を下げ、地盤沈下が進みかねないということにいい加減気づいて欲しいものです。


最終日(3/15)の東横線渋谷駅

ダイヤ改正(悪?)のたびに吠えている(笑)気もするけど、だってぜんぜん良くならないんだもん。
明治神宮前駅は急行停まるよになったけどね、土休日だけ・・・。
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