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寅年のはじめに「虎の尾」

寅年のはじめに「虎の尾」を初酒として開けてみました。
愛媛県有数の米どころ宇和島市三間町の蔵元、西本酒造の人気銘柄です。

愛媛の酒米といえば「松山三井(まつやまみい)」や「しずく媛」。
これを別銘柄「大番」に譲って、酒米の王者兵庫県産「山田錦」に絞り込み、歩合38%まで磨き抜いた純米大吟醸酒です。



「山田錦」の大吟醸酒にしては米の香りと酸味が強く、淡麗辛口のスタンダートからはやや外れている感じがします。
それでも飲み飽きせず、酒量が進むのは、飲み進むにつれて感じる絶妙なゴク味(甘味、酸味、辛味、苦味、渋味の5味のバランス)によるものかと思います。
バランスが極めてよいので、魚、肉、野菜いずれの料理にもムリなく馴染みます。



蔵元の石数は多くなく、首都圏ではなかなかお目にかかれませんが、新橋にある愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」で売っています。

■ 虎の尾 純米大吟醸
西本酒造(株) 愛媛県宇和島市三間町
山田錦100%(兵庫県産) 精米歩合38%
蔵元杜氏  


2番酒は茨城県・古河の「御慶事(ごけいじ)」。
城下町古河の銘醸です。
こちらもあえて県産米にこだわらず、岡山産雄町(おまち)を100%使った純米吟醸です。
こちらは青木酒造の主力銘柄。杜氏さんの技量がすこぶる高く、涼やかな吟醸香、備前雄町特有の芳醇な旨味ときりりと引き締まった飲み口をうまく引き出してくれています。



■ 御慶事 純米吟醸 雄町
青木酒造(株) 茨城県古河市
雄町100%(岡山県産) 精米歩合50%


年末にはふるさと納税で新潟県妙高市の3銘柄(鮎正宗、君の井、千代の光)をいただきました。(寄附額10,000円)
聞き慣れない市名かもしれませんが、旧・新井市、妙高高原町、妙高村。
日本有数の豪雪地帯の地酒です。



■ 鮎正宗 本醸造
鮎正宗酒造(株) 新潟県妙高市
酒米不明 精米歩合70%

■ 君の井 上泉(ママ)本醸造
君の井酒造(株) 新潟県妙高市
新潟県産米100% 精米歩合69%

■ 千代の光 本醸造
千代の光酒造(株) 新潟県妙高市
酒米不明 精米歩合56%

どれも飲んだことがないですが、上越は地酒のレベルが高いので楽しみです。


もう2本在庫があります。
広島県呉(仁方)の銘醸「雨後の月(うごのつき)」と、静岡きっての実力派「臥龍梅(がりゅうばい)」。
「雨後の月」は鮮魚のメッカ呉らしい白身魚に合う淡麗辛口。
「臥龍梅」は小仕込みの長期低温発酵で、暖地・静岡の仕込みながらキレと華やぎを併せもち、固定ファンの多い銘柄です。
どちらも数種飲んでいますが、はずれを引いたことがない安定感ある銘柄です。



■ 雨後の月 特別純米 十三夜
相原酒造(株) 広島県呉市仁方
山田錦100% 精米歩合60%
アルコール分13度原酒

■ 臥龍梅 純米吟醸
三和酒造(株) 静岡県静岡市清水区
酒米不明 精米歩合60%

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【 BGM 】
■ ひらひら ひらら - ClariS
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お薬師さまの年

■ Again - アンジェラ・アキ


あけましておめでとうございます。

今年は寅年。12年に一度のお薬師さまゆかりの年です。
大医王、医王善逝ともいわれ、衆生を病苦から救う薬師瑠璃光如来の年に、新型コロナが収束することを願います。

今年は各地の薬師如来霊場でご開帳が予定されています。
詳細情報は後日まとめたいと思いますが、まずは年のはじめに上野・寛永寺の御本尊、そして東京の御府内八十八ヶ所霊場のうち、通称名をもたれ人々の信仰篤い3尊のお薬師さまの御朱印をご紹介してみます。

  
【写真 上(左)】 寛永寺(台東区上野桜木)
【写真 下(右)】 弥勒寺・川上薬師(墨田区立川)

   
【写真 上(左)】 真福寺・愛宕薬師(港区愛宕)
【写真 下(右)】 梅照院・新井薬師(中野区新井)

せっかくなので、薬師如来の脇侍の日光菩薩・月光菩薩の御朱印もご紹介します。
薬師寺東京別院(品川区東五反田)で授与されています。

  

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ことしは世相が明るくなって、
↓ みたいな余裕かました名曲が生まれるといいな・・・。

■ 海 - サザンオールスターズ


■ Music Book - 山下達郎

~ Music Book 開いたら
メロディの雨が 肩をぬらして
  Music Book 降りそそぐ
それは さわやかなハーモニーもって 弾む ~

■ YES MY LOVE - 矢沢永吉


■ いっそセレナーデ - 井上陽水


■ I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME - 角松敏生・杏里 
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