民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

語り手のわたしと聞き手のあなたが
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「papa’s絵本」 安藤哲也

2014年03月17日 11時47分07秒 | 民話(語り)について
 「papa’s絵本」 読み聞かせにピッタリ キレない子どもを育てる 安藤哲也 著 小学館

 「おわりに」

 絵本とロックは、パパとキッズの最強のコミュニケーションツールだ。
静と動。
相反するが共通点はある。
それは「揺さぶられる」ということだ。

 「絵本は子どものもの」って思ったら大間違い。
オトナの胸にも刺さる絵本が実はたくさんあるのだ。
生き方を問われるほど強烈なメッセージを放つ絵本に出会ったとき、
ボクはビートルズやピンク・フロイドを初めて聴いたときの衝撃を思い出す。
そしてロックをかけながら、絵本から「感じたもの」を娘や息子と共有した。

 将来、FMから流れる音楽に反応し、
「この曲はパパが読んだ絵本のBGMだ!」と気づいてくれたらうれしい。
絵本を媒介として伝えたパパの「ロックな想い」とともに。

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2 コメント

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papa’s (MAYU)
2014-03-18 09:23:42
ロックをかけながら絵本を読むのはどうかなぁと思ったりもしましたが、
素晴らしい音楽を聴いた時の衝撃と、素晴らしい絵本に出合った時の衝撃は、似ているなと思いました。

そういった意味では「揺さぶられる」って共通だと思います。

音楽と語りって少し似ていませんか?
私は昔から音楽(特に歌うこと)が好きなのですが
「自分の声」で奏でるところは似ているなと思っています。
なので、声は大事にしていきたいです。

声、そしておはなしの世界を自分なりにイメージすることで、映像の世界では考えられないような、想像のおはなしの世界が広がっていくのですから・・・
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REpapa’s (akira)
2014-03-18 12:21:56
 MAYUさんに紹介されて図書館で借りた本です。

 >音楽と語りって少し似ていませんか?

 わたしも似ていると思います。
わたしはソロ・ギターをやっていて、
ライブに出たりもしているんだけれども、
ギターも民話も「舞台(ステージ)で、ひとりで表現する」
のは同じじゃないかと思ったのが、
民話をはじめるきっかけだったんです。

 だから、わたしはステージでの語りと囲炉裏端での語りは
違うと思っているんだけれど、
わたしのはどうしてもステージでの語りに近くなってしまうんです。
わたしは囲炉裏端での語りが好きなんだけれどね。

 音楽で言うと、サロンで演奏するのとホールで演奏するのとの違いかな。

 いまはその辺を手さぐりで探っているところですね。

 
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