藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

うまくなってきたよ

2012年03月23日 | 日々の活動
 我家のすぐ近くにある竹やぶで、毎日ウグイスさんが鳴いています。

 だいぶうまくなってきた。

 最初、本当に寒い時期は、 「チョッ チョッ」みたいな声。

 そのうちに「ケチョ、ケキョ」みたいになって。

 今では 「ホーホケッキョ ホーホケキョ」。もう少し情緒あふれる鳴き方になるとオッケーですね。
 毎日まいにち練習していて、エライなと思います。


 さて。

 人生において無駄な経験は無いというようなお話しましたが、今私、それこそ25年くらい前の経験が活きておりますの。

 まだ牛乳パックがリサイクルできないと思われていた時代、稲城市で初めてパックの回収を始めて、製紙会社に送る運動を広めようと活動してました。
 子どもがお世話になっている<コマクサ幼稚園>に箱を置かせてもらい、スタートした運動が、だんだん大きくなっていき、私は関東エリアの複数の回収活動団体の代表になったのですが、この運動を広める手段として、「牛乳パックでハガキをつくろう」と、紙漉きの講師をやってました。

 その経験から、現在の私の職場で、精神障害者の方達と牛乳パックで<コースター>をつくり、みんなが働いている世田谷区の尾山台にある<パイ焼き茶房>というお店で使うことが出来ています。
 もっと技術アップして、売れるような品物つくりを考えているところです。

 それから。

 新しいことへのチャレンジ。

 まったくやったことない。 「作物栽培」。

 園芸療法まではいきませんが、精神の方達と、土をつくって作物を栽培してみようかと、今模索中です。「プランターでミニトマト」や「ゴーヤ」・「ハーブ」を考えていて、その指導してくれる人を世田谷で探すこと。世田谷は23区のなかでは農業に力を入れているところなので、職場の周囲にはけっこう畑がありますし、JAさんもしっかりしています。<有機>でといきたいところですが、私自身まったく知識ナシ。
 で、どなたかにご指導いただきながら、まずは小さな規模でやってみようと。

 私は一介の<非常勤職員>。

 でも、一応提案したお菓子のパッケージ変更は実現、売れ行きもよいそうです。少しづつ、小さなことでもアイデア出して、精神障害の人達の居場所や働く範囲が広げられた
ら、と思っています。


 それにしても、だよ。民主党は、2010年の一月に「障害者自立支援法」を廃止して、新たな総合福祉の法をつくると約束したのに、たった2年で、「廃止ではなく、一部改正」と約束を破るのかね。

 2010年六月に、廃止の閣議決定をして、当事者の声を取り入れようと<総合福祉部会>を発足させたのに、結局のところ、

 廃止するはずだった<支援法>の大部分がそのままで、しかも、総合福祉部会の提言をほとんど無視した「障害者総合支援法」なんていう、名前だけ変えた法律をもってきた。

 最初の約束は、詭弁だったとしか思えません。

 立法の府がこんな調子では、本当にどうしようもないです。

 今の私ができることは、真の「障害者の自立」が理解できていない、何を支援すべきかがわかっていない国に対して、実にじつにささいなこと。「共に働いている障害者の工賃を少しでもアップさせること」。「その手段を開発すること」。

 虚しいね。

 でも、立ち止まってはいないつもり。

 
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