北海道と比べれば、実に軟弱なんだけど、東京も寒い!
この頃、肩がこるくらいに厚着してます。
元日に「今年は何か面妖なことがありそう」と書きましたら、一月から人質になってしまった事件が報道され、結果悲惨な経緯となってしまいました。
さらに不穏な動きが日本国内でありそうなので、(テロ、もそうですが、国会で)ちょっと気持ちが落ち着きません。
この寒さの中、夫が仕事に出たときに、近所の美しい奥様に「寒いですねえ~」と話しかけたところ、その方がニッコリ笑って
「もうすぐ暖かくなりますよ♪」とおっしゃったそうです。
夫はなんだかホッコリしたそうです。
ここのポイントは、<美人の奥様と話をした>ことではなくて、<返ってきた言葉>です。
前回、誹謗中傷ではない言葉を、と書きましたが、「言葉」=「言霊」であって、言葉によって人を傷つけることもできるし力をつけることもできるのですよね。
先日、娘が引っ越しをしました。
前に住んでいたところは短期間でしたが、お掃除のおばさんと仲良くなっていたので、別れる時にはつらそうでした。
小さな小さなおばさんで、娘と抱き合う姿はまるで親子みたいな感じになりましたが、その方が別れ際に
「離れても、あなたの幸せを神様にお祈りしてるからね」と何度もおっしゃってくれました。
なんてありがたいのでしょう。
娘はこの言葉によっても守られているのです。そして、娘はこのおばさんにも恥ないような生き方をしていくことでしょう。
私自身は、母親に温かい言葉をかけてもらった記憶はないのですが(あ、母はまだ存命です)そのお蔭で言葉には気をつけるようにしています。
お金も力も無くても、<言葉>で人の心を動かすことができる。
良くも、悪くも。
お願いだから。
老いも若きも、<ことば>の力を良いほうに向くように使いましょうね。
特に。
責任ある立場の方たち。 一国の首相。
くれぐれも、言葉の使い方には気を付けましょうね!