九州にいた叔母が亡くなりました。
母の11歳下の妹で、私はこの叔母と性格が似ていたせいか、実の母より気が合いました。
母たちの母、私の祖母にあたる人は早世してしまったため、母が妹のおかあさん的役割をしていました。
ま、言ってみれば私の両親が「サザエさん」と「マスオさん」で私が「タラちゃん」、叔母が
「ワカメちゃん」という感じです。
東京に生まれ、行動的で溌剌としていた叔母が、縁あって九州の山の中のお寺に嫁ぎ、きっと色々と苦労したことと思います。でもポジティブな性格はそのままに見事な人生だったと拍手を送りたいですね。
さて、袴田さんです。
やっとやっと、無罪判決がでました。
裁判長は、証拠品の捏造まで明言されて陳謝もされた。 胸のつかえが降りた感じでした。
それにしても余りに長すぎる。
袴田さんのお姉さまは、自分の弟の事のみならず再審請求方法の改正まで動かれるのは凄いな!と思いました。
袴田さんと叔母は同じ年です。
叔母の人生は波風も強かったと思いますが、きっと内容の濃い悔いのないものであったろうと、私は確信しています。
袴田さんも同様に、無実の罪を着せられなかったら、そしてお姉さまも、弟の冤罪がなかったら、自分たちらしい人生を歩んでおられたろうに。
改めて言います。控訴はしないでください!