藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

悲しい目にあった人が悲しいままでは悲しい

2023年04月19日 | その他
 毎年五月に咲いていた庭の石楠花(しゃくなげ)が、もう咲いてきました!

 そんなに急いで咲かなくても!と思うけれど止めようがありません。

 本日の朝日新聞朝刊に、四年前に池袋で起きた車の暴走により大切な家族を失ってしまった方の記事がありました。
 一人になってしまい、笑うことを忘れてしまった彼を友人が食事に誘い、そこで笑って話をしていたら、見知らぬ女性から「事故の遺族の方ですよね、意外と笑うもんですね」と言われ、強いショックを受けた。というものです。悪意がない言葉かけのようでしたが、他にもメールなどで「よく笑えますね」などと来たそうです。

 この記事を読んで、瞬時に53年前の事を思い出しました。

 私が短大に入ってすぐの春に父が急逝しました。
忌引きで数日休んだ為、学校に出てきた時にある教授に休んだ訳を聴かれました。

「父が死んだものですから」というような事を答えたと思います。すると教授が
「あんた、お父さんが亡くなったのに笑っているのかね」と言ったのです。

私は自分が「笑っている顔」をしているとは思いませんし、笑う訳がありません。
唖然として「いいえ」と言ったように記憶していますが、後からそう言われた訳がボンヤリわかりました。

 私はきっと、初めて対面する教授の前で初めての経験を報告するため、緊張していて「話しているうちに泣いたりしてはいけない」と口をギュッと結んでなんだか不自然に話していたのだと。

 それにしても、です。

 大学で物事を教える側の大人が、18歳が親の死を報告する時の悲しみと緊張の不安定な心情をいとも軽々しく受け取ることに、後から激しい怒りが湧いたことでした。

 悲しい目にあった人が、それでも生きていかねばならない時、いつまでも悲しみの中に埋没していずに、それこそ「日にち薬」で少しづつすこしづつ自分をなだめたりして、笑う時がある、来る。

 もちろん、涙に暮れてしまうこともあって、でもそれが当たり前。色々な感情の中でも穏やかな日があったり楽しい日があったり、悲しい日があったり。

 悲しい目にあった人が笑っている時、その心の内を考えることなく笑う権利を奪うような発言は、厳に謹んで下さい。

 静かに、笑っているその人を見守ってあげて下さい。
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新たないろいろ

2023年04月03日 | 雑感

先日、三年ぶりに息子家族が我が家に来ました。

久しぶりの来訪に、お昼のメニューはキーマカレーとサラダに決定し、昨晩より仕込みをしました。
あと一品、と思い急遽「サツマイモの甘煮」を追加しました。

当日には、外出していた夫が急いで帰宅。
手にはスーパーの「焼き芋」大量。
ま、サツマイモ好きだし、いいね。

お昼過ぎに息子家族が到着。
息子そっくりな孫息子と、お嫁ちゃんそっくりな孫娘!

そしてお土産に持ってきてくれたのは・・スイートポテト。

ああ・・血は争えない。脈々と繋がって引き継がれるのか・・。お芋好き。サツマイモ好きが。

どれもこれも、もちろん美味しく頂き満足じゃ。

そして久しぶりに孫たちと遊ぶ。

何十年ぶりかで「ぼうずめくり」もやりました!


 このところ、まあずっとではありますが、悲しい話、納得がいかないこと、おかしいぞ!と怒りたくなる報道がこれでもかと出ている昨今です。(嬉しい話で、袴田さんの再審決定やベトナムからの実習生のリンさんが、無罪になったことはありましたが)

 そのような中、今のこの世の中でミジンコのような存在の私ができることを模索して、いろんな本を読んでいました。
 
 内田樹氏編集の「撤退論」
 白井聡氏と望月衣塑子氏の「日本解体論」
 金子勝氏と児玉龍彦氏の「現代カタストロフ論」
 ノーム・チョムスキー氏の「壊れゆく世界の標」
 そして
 堤未果氏の「ルポ 食が壊れる」
 友人に教えてもらった宇沢弘文氏の「社会的共通資本」ついでに佐々木実氏の「宇沢弘文」
 ほかにプラスチック関係やら精神障害関連やら・・疲れちゃった時には浦沢直樹氏の漫画「20世紀少年」や芥川龍之介氏などなど・・。

こうしてみると「ナニナニ論」が多かったりしますが、とにかく自分にビタミン剤を投入しようと思いまして。でも一回読んだだけでは十分な理解が出来ない事が多々多々あります。

 そんな時、孫たちがやってきて笑って騒いで「ぼうずめくり」

 脳みそ、ほぐれました。

 要するに、と偉そうな口上ですが、この息子夫婦の年代が高齢者となった時、この孫たちが大人になった時に、生き辛かったり苦しいことばかりだったりにならないように、大分疲れる年齢にはなったけれど、ビタミン摂取して私、少しでも明るい世の中になるようにしなくては、と思い至ったわけでございます。何もカッコつけずにね。
 

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3月10日東京大空襲

2023年03月09日 | 雑感
 3月11日は忘れもしない「東日本大震災」

 その前の日の10日は、母にとって忘れもしない「東京大空襲」のあった日です。

「新宿でね、電車の車両がメラメラすごい勢いで燃えているのを、土管の中から見ていたのよ」

「逃げる前に、池の中にお釜にお米を入れて重しを置いて沈めておいたの。幸い家が焼けなかったのよ。でも、池に沈めたお釜の蓋が焼けてなくなってた。凄い火だったのね」

母が生前、3月10日が近づくとしていた話です。

その時、母たちがどこに住んでいたか定かではありませんが、都心に近かったことは確かです。
運よく戦場から帰ってきていた父がいて、まだ19歳の妻の手を引っ張って
「目をつぶってなさい!」と叫びながら走って走って火災の中を逃げたそうです。

父の言うことを聴いて、眼をつむっていた母は、何かを踏んだり転びそうになったりしたけれど、亡くなって斃れた人を一人も見ずに済んだ、と言っていました。

 父は早くに亡くなってしまったので、戦争のことは殆ど聞けませんでしたが、父が亡くなってから、本棚から「東京大空襲記録写真集」が出てきました。
 
 悲惨な写真が、これでもかとありました。

 今、声高に防衛費の増額をと言っている人たち。先制攻撃ではない、防衛のためのミサイルだ、と説明する人たち。
 たった一つのまちがいで、日本のまちが人が、あの写真集に載っているように何もかもが黒く焼けただれてしまうのです。母のように斃れた人を踏み、躓きながら逃げても食べるものが無い、という悲惨な状況をつくるということを、よ~~く考えてほしい。

きれいごと、と言われるかもしれませんが、私は外交力の増強を望みます。
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合格、できたかしら!

2023年02月16日 | その他
 先日の日曜日、ウン十年ぶりに「テスト」を受けました。

 このテストを受けるにあたり、多分こんなに自主的に真面目に勉強したのは初めてかも。

 もちろん、議員の時は受験ではなく仕事として自主的に色々勉強しましたが、今回は自分自身のために「受検勉強」。

 振り返ってみて、高校も大学も親には申し訳なかったけれど、ホント受験勉強を真面目にやらなかったです・・。斜に構えていたところがあって・・いま思えばイヤな性格ですね。

 日曜日に受けたのは「漢字検定準2級」の検定試験です。
漢字検定は10級から1級まである資格試験で、準2級からは就職や推薦に有利な資格のようです。
 もちろん私はその目的もなく、なんとなく少し努力が必要なランクとして設定しました。

 本屋さんで参考書や問題集を購入。もうこの時点で受験生気分でいいですね。

 大体高等学校在学レベルというのですが、これがけっこう私には難しい・・!適当に書いていた字が実は違っていたり、「はね」「とめ」など細かい! 読めても書けない。御名御璽なんて日常的に使わないし、高校生がスラスラ書けるのか?と思ったり、「へん」や「つくり」も覚えなきゃ。

 当日はどう見ても受検する人たちの中で私が最高齢のようでした。一挙に4級や5級も部屋別に行ったのですが、会場に集まる中年くらいの人たちは、みんな付き添いの方たちで。準2級の部屋にも私の孫でもおかしくない位の若者さんたちのみ。

 勉強はけっこう大変でしたが、面白かったあ~♪

 合格したかどうかは、40日後にわかります。

 多分・・。どうかな?
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やっぱりそのようです

2023年01月19日 | その他
 二階のリビングのストーブが壊れました。

 随分長く働いてくれました。
前の晩まで働いてくれて、翌朝動かなくなってしまいました。

 寒い・・。

 エアコンが苦手なので、仕方なく新しいのを買おうとなり、防災時を考えて電池式のに致しました。

 本日朝に配達してもらい、壊れたストーブを引き取ってもらいました。

 二階のストーブが壊れたことは、一階のストーブには知らせないようにしていたのですが・・

 今日の早朝、一階のストーブを点火すると少し違和感のある音がしました。
その時はあまり深くかんがえなかったのですが・・。

 ピンポ~ン、と新しいストーブが配達され、古いストーブが一階のストーブの前を通って運び出されました。

 午後です。

 一階のストーブを点けようとしたら・・壊れていました・・。

 同時期に購入したストーブたちでした。今まで頑張ってくれて、まず二階の子が壊れた。
それを知った一階の子も、力尽きたのでしょうか。

 「何をグダグダ言ってんの」と呆れられそうですが、私はストーブたちに何らかの交流があったと思っています。確かに同時期に買った電化製品は、時期を同じくして寿命が来るのは当然でしょう。でもね。

 わが家の電化製品は実に長寿命。
掃除機などは多分結婚祝いにいただいたもの。
洗濯機も冷蔵庫も軽く20年以上働いてくれました。

それを昨年秋に、買い替えました。電気代が高騰することと、パッキン類がふにゃふにゃになってきたなどで。
 買い替えることはそれぞれの前では言わずにいて、直前にきれいにお掃除しながら交代の話を聴かせました。掃除機と洗濯機と冷蔵庫に。

 話は少しそれますが、「樹木たちの知られざる生活」(ペーター・ヴォールレーベン著 早川書房)には、木達が会話を交わし、危険を伝え、栄養を分け合う、ということが書かれています。

 人間は自分たちのみが言葉を使い意思疎通をしていると、あるいは動物や鳥くらいは会話していると思うだろうけれど、森の木々がお互いを思い街路樹が仲間を求めているなんてあまり思いませんね。
 
 でも、私は「そうだな」と思います。

 昔の日本では、家具や道具が古くなると魂が宿り「ふったち」となる、というお話しがありますね。

 長くお世話になった「電化」製品でも、最後までぞんざいに扱わずお別れするのが礼儀かな、と思っています。

 
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🐰年の年女だわ

2023年01月09日 | 日々の活動
 年末年始と夫と温泉へ。
 浜名湖で初日の出を観ました。

 ウナギを食べようと思ったのですが、予算の関係でお蕎麦とみかん最中を食しました。
三ケ日みかんも美味しかったですよ!

 昨年もコロナだけではなく、北からのミサイルやウクライナのことから危機をあおる良い機会となったのでしょう、防衛費の増額に舵を切り、はたまた原発政策もエネルギー危機を喧伝して推進に切り替えたとんでもない年になりました。

 今年もそうやすやすと良い傾向にはなりませんが、少なくとも異議を唱えることは続けてまいります。

 私、仕事を辞めてからも色々な事にお誘いを受けて、今年も一月から結構多忙にしております。

 お声がけいただくなんてありがたいことです。

 昨年も、「打掛ドレス展」という、稲城で初めての試みの司会を担当させていただいたり、「稲城困りごと相談」の仲間に入れていただきました。

 今年は、「在日一世の写真展」の受付や「環境学習講座」の担当、NPO法人の通信編集の仲間に入れてもらったり、小学校での学習ボラを続けたり、法人の理事の仕事もあります。

 今年はね、自分発のことも幾つか挑戦するんです。中身は内緒ですが。

 うさぎ年の年女ですから。

 長生きしたいとか、もういくつになったからとか、あまり考えない性格なのですが、少しは皆様のお役に立つ事をやろうと思っています。

 でもね。

 もうできれば、ですが、自分の心に正直になってやりたくないことはやらないことにしたいな、って思っておりますの。

 
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「反撃」は相手からすれば「攻撃」

2022年12月13日 | 雑感
 
 久しぶりに腰を痛めてもそもそしています。

 少し前に若い若いと言われていい気になった報いです。
反省・・。

 さて、今国会で旧統一教会を念頭に置いた、まだまだ穴だらけの法律が成立しました。
だからと言って、今までももしかしたら今も旧統一教会にお世話になった議員が免罪されるという訳ではないので、やあ良かった良かったで済まされませんね。しっかり反省して関係を絶ち切ってください。

 思うに、岸田首相はご自分から「聴く力」をキャッチフレーズにされてきたけれど、もしかすると歴代首相の中でも「聴かない力」が強い人ではないかしら。
原発の再起動、更に新設など明らかに東日本大震災の教訓も検証も無視しています。

 20年前、小泉政権の時「有事法制」が成立してしまい、<有事の際>に国民の資産や生活より国の戦略が優先するという、憲法に抵触するような法律が複数できてしまいましたが、今はそれ以上のことに踏みだそうとしています。

 単純に、素朴に考えれば、いくら日本側が「向こうの国から確実に日本に向かって攻撃してきそうだ!」と判断して、向こうの国の軍事基地等にミサイルなんぞを撃ち込んだとしたら、
向こうの国は確実に「攻撃されたぞ!」と思うでしょう。
 「だって日本に向けてそっちが撃とうとしてたでしょ」なんて言ったとて、それはこちらの言い分で必ず撃ち合い攻め合いの戦争になるでしょう。

 どうしてそんな当然の情況が想像できないのか。

 私、思っているのですが、多分、たぶんですよ、アメリカから随分と言われていて、私の今の腰みたいにもそもそとして、遂に踏み切ったのでは?と。
 国民の声を聴かずに、もっと力のある声に従ったのでは?と。ウクライナや台湾の情況で危機感を煽るこのタイミングで。

 少子高齢化が日本の喫緊の課題だと言いながら、国の借金が1,255兆円を超えながら、(これって国民一人当たり1000万円強の借金に相当です!)防衛予算を明確な積み上げもなく43兆円という額を口にする。

 首相。
 防衛力強化より、ご自身の外交力・判断力・鳥瞰力・分析力強化が必要だと思いますよ。

 


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もう、からっキシダめですかね

2022年11月12日 | 雑感
 アメリカで行なわれている、中間選挙の結果がまだ定まっておらず、来週にずれこむのでは、と言われていますね。

 トランプ元大統領が、自分の思惑通りにいかないことにご立腹、ということのようですが、
一方のバイデン大統領も、下院も上院も、未だに過半数に達していない状況なのに、「大敗ではない」ところでニコニコしているのは、どうなのかしら、と思っています。

 トランプ氏が、二年後に立候補➡当選、となったとしたら、気候変動への取り組みはどうなってしまうのか・・。ロシア、中国との関係は・・。と、不安だらけ。

 しかし。

 アメリカもそうですが、日本もとにかく不安だらけ。

 「日本丸」の舵取りをしている筈の国会議員が、もう目も当てられないこの頃です。

 統一教会との関係で、記録も記憶もない、と言い張って辞めさせられた山際氏。
岸田首相の判断が右往左往したこともさることながら、辞任四日後にコロナ対策大臣に指名とは、もうあきれました。しかも、「私が決めた」とおっしゃるのは、同じ統一教会がらみで名前があがった萩生田氏。

 記録は破棄、記憶力はない。または、無い振りをするような人が「適材適所」?
よほど人材がないのか、判断力がないのか・・。

 そしてまた。

話にならない葉梨法務大臣。

もう私が首相だったら即刻更迭ですね。

人としての有りよう自体が問われます。

話は少し逸れますが、私は、死刑廃止に賛成の人間です。
前にも書きましたが、やはり死刑は「公の人殺し」です。
確かに、被害者の方たちにしてみれば、極刑を望む気持ちはとても解ります。
でも、犯人を死刑にしても、「ああ良かった」という気持ちにはならないでしょう。
それで時間を戻せるとしたら、意味はあるでしょうが。

 とにかく、法務大臣のみならず、人として、死刑に関しての軽率極まりない発言は、とても許されるものではありません。

 岸田首相のこのところの言動を見ると、ご自分の確固たる意志があるのかしら?と思わざるを得ません。
 どうも周りをキョロキョロしながら、他の人の意見に動揺し、結果目先の判断をしてしまっているように思えてならないのです。

 でも。

 困ったことに、首相こそ直接選べないけれど、私たちが投票して選んだヒトが「議員」になっているのです。町議や市議、都議、県議、そして国会議員。

 こういう話があります。これはある方が取材した話です。

 若い青年に「憲法の改正についてどう思いますか」ときいたところ
「改正には反対です。」と答えたそうです。
次に「選挙では、どこの党に投票しますか」ときくと
「自民党です」と、答えたそうです。

憲法改正を党是としている自民党に投票?

お願いです。いろんな考えがあって良いですが、しっかり勉強してほしい。

良い大学を出ても、一流企業に入っても、ハナシにならない、まるっキシダめなことにならないように。
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リニア計画はお止めになったら?

2022年10月18日 | 雑感

 鉄道事業開始、今年10月で150年目!

 汽イ~笛いいっせい新橋をを~♪って、もう今ではリニアモーターカーですか。

 私は電車に乗った際、車窓の景色を観るのが好きです。

 なんでみなさん、スマホの中ばかり見ておられるのかな、と思います。

 色づき始める木々木の葉、季節を表す様々な雲・・。あ、おばあちゃん同士が踏切で挨拶。

 保育園児ちゃんたちが、小さな手を振っている💛・・なんて、楽しいのに。

 同じ「電車」でも、新幹線の景色は・・少し楽しさが少ないです。

 そして。

 リニアの景色は?
 電気をいやっ!というほど使うと言われているリニアは、景色というよりトンネルの壁だらけとのことですが。

 東日本大震災が起こった時、東京にいる私も足元から揺れました。身体だけではなく、心も・・・。
 きっと多くの人たちも揺れたでしょう。

 そして、国も原発事業を見直した・・はずだったのですが。

 先日も書きましたが、岸田総理はそんなことはお忘れになったように、老原発の稼働延長や、再稼働、建設と、エネルギー計画を急ハンドルでUターンさせましたね。

 「あたらしい資本主義」を「聴く耳を持って」行うとのことですが、どこで何を聴いていらっしゃるのでしょうか。

 統一教会に関しても、間が空きすぎてズッコケるタイミングでの調査発表・・。

 ま、それは置いておいて。

 エネルギーの不足と次代のための節約、人口の減少、地方再生、経済集中の解消。
 などなど考えたら、まず「リニア新幹線」は止めましょう。

 今、一生懸命工事されている現場の方には悪いけれど。

 圏央道工事の際、神聖な滝の水が涸れました。

 リニアの通過する、大井川の豊かな流れ。水の情況や安全性の確保が問題になっていますよね。
 もう、自然壊してまで「どこどこまで〇〇分で行ける!」というのは、私から言わせれば、時代遅れ。会議もリモートで、という時代。
高速道路ももういっぱいできて、地方の電車が廃線になっている。

 個人的にはリニアにかけるお金は、地方の赤字路線にかけてもらいたいですね。

 

 

 

 
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牛乳のプラストロー無くそう!小3を称賛!

2022年10月01日 | 雑感
この季節の空気が好きです。

自分が生まれた季節だからか、この微妙な肌触りの空気を感じると、この世に生まれる時に誰かに言われた「私の使命」は何だったかを思い出そうとするのです。

 思い出せない・・。

 でも、あんまり間違ったことはしていない・・と思う。

 でも、ちゃんともっとするべきことがあるとも思う。


 今、気になるのは「プラスチック」。

 もともと、子育て中に気になったのが「ゴミ」で、その流れから関わるようになったのが牛乳パックの回収活動でした。

 この運動は、市民と回収業者さんと製紙会社が一緒になって動いたので、面白いように全国に広がって、今はもう常識です。

 それで、今私が不安な「ゴミ」は、「原発の廃棄物と放射能汚染」、それと「プラスチック」なのです。

 原発に関して、岸田総理は実に短絡的な思考を持って「推進」「再稼働」に方向転換することを表明しました。
 これにはあきれ、賛成できません。
 
 わが家は東京電力ではない再生エネルギーと契約したり、できるだけ電気を使わないなど、ごまめの歯ぎしりをしております。
 
 う~ん・・なかなか目には見えないけれど、国民全体が、多少の不便や節約をするようになったら、随分ちがうのではないか。
 自分たちの子孫が、放射能汚染に苦しまないように運動できないか。

 などと思っていると、ネットでいつも見ている「change.org」に表題のことが・・。

練馬区の小学校3年生さんが、給食にいつも付いてくる「プラスチックストロー」はいらないのでは?と考えて、なんとクラスで話し合い、3週間実験的に「マイコップ」を持参してストローをやめてみたそう!
 これをきっかけに、みんなでプラスチック問題を勉強し、更に関心を深めて、練馬区と東京都に給食のプラストローを廃止するように呼び掛けたそうです!

 学校給食の牛乳って、各学校が勝手に業者を決められない。偏りのないように自治体が決めるので、区と都に訴えたわけですね、
 ちなみに、うちの市は今も「ビン牛乳」です。

 たかだかストローかい!と思われた方もおいでかもしれませんが、こういうことが大切なのです。
 アリの一穴、です。

 近い将来、地球の海は、魚の数よりもマイクロプラスチックの方が勝るだろうと言われています。
 この小さなプラを魚がエサと思って食べる、亀がポリ袋をクラゲと間違えて食べる。
その魚などを鳥が食べる、魚のお腹も亀のお腹も、鳥のお腹もプラスチックがたまるので、栄養が摂れない。
 次には魚や鳥などを人が食べる・・。
 既に、私たちの体内からマイクロプラスチックが見つかっています。
 
 海に流れ込むプラスチックは、川から、海岸から船から、人によって捨てられたものです。それが故意であったり無意識であったりしますが、ヒトが行っているのです、

 私は原発とプラスチックは同じように大きな、おおきな問題だと思っています。

 練馬の小学校3年生ちゃん! おばちゃんも頑張るよっ!
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悼む心は強制できない

2022年09月23日 | 雑感

 本日は「秋分の日」で日本中が祝日ですね。

 カレンダーの表示に左右されない日々を、夫婦ともに送っているので、祝日の実感がなかったです・・。

 そんな私も、お彼岸ということはわかっていて、昨日実家のお墓参りに行ってきました。

 不思議な事に、特に信心深いという私ではありませんが、お墓を掃除してお水と花を供えてお線香の香りの中で手を合わせると、何だか気持ちがスッキリ致します。心が落ち着く、といいますか。
 日頃いかにゴソゴソガサガサ生活しているかと思ったりします。

 そんな風に、彼岸にいってしまった家族や先祖を偲んで帰宅しましたら、携帯に電話が。

 議会でさんざんお世話になった、先輩の逝去の知らせでした。

 以前から体調を崩して入院されているとは聞いていましたが、まさか、と思ったのが最初でした。
 次に、何か悲しいというより、一つの時代が終わってしまったような感覚でした。

 ほぼ20年近く会派を組んで、新人の私にいろいろ教えてくれたり、怒られたり、アドバイスをくれたり。ヨチヨチしていた私を成長させてくれました。

 議員は本来、何をすべきか。 どうあるべきか。 基本の部分を学ばせてもらいました。

 今の議会はどうでしょうか。


 彼の逝去を知人たちに連絡すると、みんなが皆、お別れにいきたいと悼む気持ちを口にされました。

 そう。

 死を悼む気持ち。

 一度しかない別れの時を大切にしたい。 そんな気持ちは心の中から出てくるものです。

 決して強制するものではないし、嫌々行うなんてまったく上辺だけの所作でしかない。

 偶然国葬と時期が重なった、現職の先輩議員のお別れ会は、きっと彼の死を心から悼む人々が集うことになると思います。
 
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国民間では「家族葬」が増えている

2022年09月11日 | 雑感
  
 今日はアメリカで起こった、民間機が乗っ取られ超高層ビルに激突し、多くの犠牲者が出た、いわゆる「9.11」の日です。
 前にも書きましたが、私の中学の後輩も犠牲になりました。彼は一旦ビルの一階に降りたのですが、部下を案じてまた階段を上っていき、帰らぬ人となったと聞いています。

 大地震や津波、台風や事故、あるいは病気でも、失われた命への悲しみや口惜しさはそう簡単に忘れるものではありません。何十年経っても。
 存命していた時の姿や様子を想い出すと同時に、明日への命を絶たれた絶望は深い。

 まったく身近な方ではなかったけれど、この方が亡くなるということが想像できなかったのが
イギリスのエリザベス女王です。
 国葬にされるということでそりゃ当然だわ、と思いました。

こうなると何故か、元総理大臣の安倍晋三さんの国葬が、やけに(こんな言い方をしたらとても失礼ですが)薄っぺらく響くのは、私だけでしょうか。

 友人の中には、親御さんの葬儀を「この時期なので」と家族のみで行った、という人が複数おります。家族葬でも心を込めて亡き家族を送ったのです。

 安倍晋三さんの葬儀も、心を込めて自民党葬あたりにしたらどうでしょう。

国民の半数以上が反対している国葬を無理やり行うよりも、心からお悔やみ申し上げたい方たちで送るほうが、安倍さんもよいのでは?と思います。

 国葬にして、森友問題、加計問題、桜を見る会も、まとめて葬ろうとしているのではと、思ってしまう国民が大勢いると思います。私もそう考えてしまう。

 以前、安倍さんが森友学園の色々な疑惑が出た時に、「私の妻が関係しているのなら、私は議員を辞める云々」と発言しましたね。
 あの発言から、あらゆる隠蔽工作が始まったのではないでしょうか。次から次へと。

私は、その時と同じように、岸田総理が冷静な判断もしないうちに「国葬にする」と発言してしまったことから、あらゆる言い訳と横車が始まったのではと思っています。
 これでは下手をすると、統一教会と国会議員の根深い繋がりさえもまとめて葬ろうとしているのでは、とも考えてしまう。

なんて恐ろしい・・。清き一票の価値はどこに行ったのか。

 悲惨な状況で落命されたことは大変残念に思いますが、まだまだ安倍さんの存命中の事どもは追及していかなければ、更に政治不信が膨らんでいくと、私は感じています。

 

 
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未だ戦い止まず

2022年08月16日 | 雑感
 記録的猛暑・・!

 私が少女だった頃(少女だった頃もあるのです!)、気温が30度を超えたらもう暑くてアツくて、母と二人で駅の近くにある喫茶店に避難して、かき氷を食べた記憶があります。

 今、30度なんて涼しい方になりましたね。ヒトの対応能力ってすごいです。


 それにしても、季節に関わりなく、多くの命が失われています。
 コロナで亡くなられる方、観光船で事故にあった方、車に閉じ込められて熱中症で幼い命が失われたり、選挙演説中に銃撃されたり。
 そしてロシアの進撃が続くウクライナ・・。
 老いも若きも金持ちも貧乏も有名だろうが無名だろうがだれでもみんな持っている命は一個。

 ロシアやウクライナも、戦争の歴史は近年も間断なくあり、世界中を見れば至る所で今も流血しているのが現実です。

 そのような中にあって、日本は77年間も戦争をしていない国なんですよね。

 日本国憲法で、戦争放棄を定めたからこそだと思います。
これからももちろん戦争なぞしたくないので、憲法のここは変えないでこのままで。

 ウクライナにおける非戦闘員である市民への虐殺行為や、ロシアの攻撃、反撃の情況をニュースで見て、「ああ、日本もこうなったら大変だから、攻撃能力をつけなきゃ!」
・・と思う方がおられます。

 でも、そうではなくて、凄惨な状況にならないよう、一個づつしかない命を、無駄に失わないような方法を、日本は取っていかなければならないな、と考えて欲しいです。

 考えるのは、国のエライ人ではなくて、みんな、です。だって争いが起これば真っ先に戦場に行かされるのは、エライ人ではなくて「みんな」ですから。
 
 

 
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公衆電話は駅にあり

2022年07月06日 | 日々の活動

 異常な暑さが来たと思ったら、電波障害でスマホがただの「板」になりましたね。

 久しぶりに我が家の固定電話さんが活躍してくれました。

 便利を追及して作ったものに頼り過ぎて、ちょっとしたことでかえってスゴイ不便を味わうことになりましたね。

 私は未だ、現金支払い派で、ネットでお買い物など出来ない人間ではありますが、一つだけ、現金持ち歩きをお勧めするシーンがあります、

 災害時のための「10円玉」です。

 もう前世紀の遺物と言われかねない公衆電話ですが、3月11日の東日本大震災の時に、多くの人が通信手段を失って長い列をつくったのが、公衆電話です。

 避難所に支援に行った際に、娘さんと連絡をとりたいと仰る叔母様がいらして、足が多少不自由な方でしたので、替わりに電話番号を聞いて10円玉を何枚か預かって、公衆電話の列に並んだ経験があります。無事に連絡がとれて安心したのですが、それ以来、10円玉を何枚か持ち歩くようになりました。

 災害は起きないに越したことはありませんが、もしもの時のために使えるように、各駅の改札口近くには必ず公衆電話が配備されています。

わが家の固定電話には、アンケートやら売り込みみたいな電話しかかかって来ず、留守番電話には伝言より、電話を切った「ブウ~~」という音が残っていることが多いのですが、まだまだ、居てもらおうと思っています。

 10円玉の用意もアナログっぽいですが。

 「便利」ということに重きをおいてばかりだと、なにかしら「不便」が生じた時に知恵を使って対応する、という能力が無くなってくるんじゃないかと、昭和生まれの私は思ったりしています。
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やはり原発は止めるべき

2022年06月06日 | 雑感

 今日は雨。 かわいいコックさんの日。

 さて私、6月いっぱいで障がい者施設を退職致しますので、今は有給休暇を消化しております。

 一週間に数日出勤して、残務や理事としての役割を遂行しています。

 まだ数日続けての休みに不慣れで、家事も目新しいことに着手できずにいますが、唯一時間がかけられて嬉しいのが、「新聞を読む」こと。

 もともとインドア派で、活字を読むのが好きなタイプです。年齢的に目の疲労があり、以前のようにグイグイ読めませんし、わが娘のように凄いスピードでページをこなせませんが。

 さて。

 やった!と思った記事です。
「泊原発運転認めず」「防潮堤基準満たさず」(6月1日朝日新聞朝刊)
 札幌地方裁判所が北海道電力に対して、安全確保への努力がなされておらず、津波対策の基準不備が解消されていないため、運転の差し止めを言い渡した、との事です。

 どうせ最高裁までには、結論がひっくり返るだろう、なんて考えているとしたらとんでもない!10年間も安全な計画を示さずにいて、即日控訴する神経が疑われます。

 なんだ!と思った記事が。
「島根原発2号機再稼働同意」「来年度にも運転」(6月3日朝日新聞朝刊)
 定期検査で止めていた、県庁所在地である松江市にある原発ですが、原子力規制委員会の審査を通り、松江市の同意も得ていたということで、再稼働が決まったそうです。

 この再稼働に関して、周辺自治体があれこれいう権利はなく、たとえば出雲大社のある出雲市など、30キロ圏内に6市があるそうですが、何かあったら被害を受ける所が何も言えないのはおかしいと思います。

 やっぱり私は原子力発電は早期に止めるべきと思う。
何べんも言うけれど、放射能廃棄物の処理方法が確立されていないのに、なんで稼働するのか。
 福島原発の汚染水を海に30年かけて放出するというけれど、既に全国にある原発の排水は海に流されていて、周辺の汚染が明らかになっています。

 もう、日本は人口が減っていく予測が立っている中で、将来における環境の在り方や経済の方向などを真剣に考えなくてはいけない時だと思うのです。アベさんみたいに「防衛力強化」という狭義的なことではなく、もっと大局的な視野に立って考察しないとダメな時期が来たのだと、私は思っています。

 
コメント
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