藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

よろけても留まるくらい

2024年01月19日 | 議会状況
 大変な幕開けの年となり、一時期は暗澹たる気持ちになってしまいましたが、何も出来ないと落ち込んでも、何の足しにもならないので、出来る事をやってまいります。

 さて。
今年は「辰年」ですね。

 「立つ年だから頑張りましょう!」と言われたりしています。
まだまだ仕事できるのに、とか。もう一度議員になってよ、とか。

 けれど正直以前の体力はありませんし、けっこう無理も重ねていたので、同様にエンジン吹かすことはシンドイです。

 昨年の7月で完全無職にして、気になっていた体のメンテをしたりしているうちに、娘の体調不良や義兄の旅立ちなどがあり、ああ、やっぱり自分の体はひとつしかなくて、あんまりおざなりにしてはいけないな、と改めて感じたところです。(お陰様で娘は元気回復です!)

 なんだか今年も周囲で色々ありそうな予感がしており、災害等だけではなく慌てずに対応できるように気力体力を養って(金力は無理!)しぶとくまいる所存でございます。

 まあ、「立って立ち向かえ!」と言われても、「よ、よ~し!」とよろけて立って、ひっくり返らないように留まって歩き出すくらい、でも、しぶとくまいる所存でございます。

 
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マヨネーズに割りばしを刺す

2023年12月30日 | 議会状況

 一年て速い、と手帳を購入する時にいつも思いますが、ホントすぐ。

 うさぎ年もあと今日を含めて二日のみとなりましたね。

 今年は個人的にも生活に変化がありましたが、とにかく社会全体に衝撃的な出来事が起こり、その多くが終わりの見えない状況であることで、体の中に暗い塊があるような感じです。

 私の孫たちと同年齢位の子どもたちが、瓦礫の中で泣いていたり空を見つめている様子は胸をえぐられます。

 国のトップに立つ人間の意向に左右され、国民は生存権も人権もない過酷な状態にされるなんて。
 国のトップは、国民の安全な暮らしを保証することに尽力するなんてことはもう理想論なんでしょうか。

 直接的ではないかもしれないけれど、命に係わる問題は身近にも有ります。

 まず、沖縄辺野古の工事に、国が代執行を行うこと。
これは、国が定めた「地方分権推進法」に国自身が逆らうことです。
もう何が何でも、決めたんだから! と、ねじ伏せるやり方は、今後沖縄だけでなく、この件を前例として日本の各地に波及することと思います。

 辺野古の工事予定地にはマヨネーズ状の軟弱地盤があるとのこと。でも、決めたんだから工事するんだと。

 コップにマヨネーズをにゅるにゅる入れて、そこに割りばしを刺してみました。
割りばしは、しばらくまっすぐでしたが、そのうちだらしなくコップのふちに寄りかかってしまいました。
 まるで稚拙な実験ですが、こんな感じでは?と思います。
コップ一杯に割りばしを刺せば動かないのは当然だけど、それはコップの「ふち」があるから。

 話は飛ぶようででも、関連してるので、稲城の南山の「高盛土工事」の事ですが、40メートル超の高さの高盛土工事は進み、もう一か所の高盛土に着手しているようです。
さらっさらの稲城砂が存在する崖の工事は、新手法で固めながら工事を行って出来上がってきましたが、まあ費用のかかること!当初経費予想は今、2倍強の金額に膨らんでいます。
 将来にわたり、安全な盛土であることを願うばかりです。

沖縄の辺野古における工事も、きっと最先端の技術を屈指して行います、ということなのでしょうが、その費用と完成までの期間は南山の例で行けば、間違いなく増額と延長を繰り返すと思います。

 工事完成まで、普天間基地は今のままズルズルと存続させるのは、あまりに無策です。
辺野古を差し出したことにも異議ありだけれど。

 果たして来年はどのような事が起きるのか・・。

 急にここで個人に立ち返って。
来年は家のメンテナンスと、私のメンテナンスも行おうと思っております。

 まだまだ、行くよ!
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大阪万博のマスコットが。。

2023年12月07日 | 雑感
 新聞を見るたびに深いため息が出るような日々ですね。

 色々出るため息の一つが「関西万博」

 先日テレビでどなたか失念しましたが、万博の奨励をしていまして、その横にマスコットの「ミャクミャク」がございました。そのミャクミャクがふにゃっと倒れてしまい、直しても反対に倒れてしまう様が映りました。
 それを見て、私ある予言が頭をかすめました。

 「ミャクミャク」。。反対から読むと「クヤミクヤミ」
 「悔み」。。後悔すること。

やっぱり関西万博は止めた方がよいと改めて思いましたね。中身、というより、万博が終わったあとのカジノ会場が本丸なのではないでしょうか。

 まだまだため息は出ます。

 ロシアの侵略によるウクライナの状況や、ハマス壊滅を宣言するイスラエルの首相や、中国による香港の締め付けやもろもろ。。
 
 日本もまあ、子どもを育てる低所得家庭にお金配ります、とそれは数万円でも助かるけれど、一方でパーティ券売って裏金億単位ですか。
各政党のパーティなるものは、券を売って単に政党や議員を太らすための手段なんですね。
 
 報道によると、二万円の参加費で出た料理の単価が一人二千円ほどだったり、料理は無しでクオカード千円分がお土産として出たりだそうで。これでは丸儲けに等しいですね。

 わが家は夫の働きで得たお金を、税金や食費など目的別に封筒に入れたり自動引き去り分を各銀行にさっさと入金したりといたしますが、アレ?数え間違いしたかな?と思うほど余裕分はございません。
 家計簿をつけていますが、これまた「計算ちがいかな?」などと思ったりしています。

 明らかに、国のまつりごとを行う人間と、日々物の値上がりにため息をつきながら暮らしている人間との間には「暗くて深い河がある」

 いずれにしろ今回の裏金の件は、単にパーティ自粛とか禁止では収まらない、自民党の体質や体制自体に問題があるわけで、膿を出すきっかけにしないといけないと思います。
 ぜひ、特捜に頑張っていただくと同時に、野党も厳しく追及してね!もちろん私たちも声を挙げないといけません。

 そうそう、訳のわからない「官房機密費」なんてのも公にしてもらいたいですね!
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世界がこんな時に「完成武器輸出解禁」ですか!

2023年11月17日 | 雑感

 前回ここに書き込みをした直後から、家族が順番に体調不良に・・。

 入院手術、とかインフルエンザ、とか私自身は単なる風邪でしたが、まあ~20歳過ぎるとなかなか治らないですねえ。
 孫の世話の助っ人に行って風邪ひいてるようじゃ、修行がたりない!

 まあ、けっこう厳しい日々でしたが、お陰様でみんな元気になりました。

 そんな訳で、彼岸花が咲いたなーと思ったら、金木犀の香りが漂って、気が付けば道にたくさんのどんぐりが落ちているという、早回しのようなこの頃でした。

 熱が出ようが喉が涸れようが、毎日御飯が食べられて蒲団に寝られる。ミサイルが落ちてくることはないという幸せな日々が送れる私。

 一方では、同じ地球で同じ時を刻み同じ空気を吸っている私の孫たちと同年齢の子どもたちが無残に命を落としている現実に、無力感を抱く私。

 こんな時に、憲法で戦争放棄を明確にしている日本は、もう少し決然とした態度で停戦を訴えるべきだと思うのに、昨日の新聞を見て「なんなんだこりゃあ~」思わず口に出しました。

 「武器『完成品』輸出解禁へ」(11月16日朝日新聞朝刊)

 今までは「防衛装備移転三原則」において、「部品のみ」輸出が可能だったのを「完成品」もオーケイにする、というもの。
 まあ「部品のみ」というのも首をひねるところではありました。これは平和利用のための原子力が爆弾となって人類を殺傷する兵器になってしまったように「使い勝手による」というあいまいさで責任回避していましたね。

 それが今度は明確に「完成品」を輸出できると。

 これはどこが儲ける話? 大体想像できます。

 少なくとも、今、空から突然落ちてくる爆弾に逃げまどい、瓦礫の下に埋もれた家族を捜し、水も食べ物も無い状況の子どもたちには何の救いにも何の利益にもならないことだっていうことだけは確か。

 ご自分が任命した人間たちが、不適格な人間だということについても「責任を感じる」とだけしか言わない方には、武器から発する血の匂いは分からないのでしょうか。

 悲しい・・。
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国は民の幸せに尽力するんじゃないの?

2023年10月11日 | 雑感

 立て続けにここに書き込みすることってめったにないのですが、一昨日話題にした、埼玉県のビックリ条例改正案が、撤回されましたね。
 多くの人が声をあげた結果だと思います。  やったね!

 埼玉県議会は、これを機会に虐待の実態とその解決に取り組んでもらいたいです。
「子どもを一人にする」という意味や状況を間違えないように。


 この件はよかったんですけど、なんと水俣裁判の大阪地裁の判断に対し、国が控訴しましたね。

 袴田さんの件にしろ、水俣病認定にしろ、どうしてこんなに長い年月を費やして権力とはほど遠い人たちが声をあげ続けても、力を持った人間がゴールテープをづらしていくのでしょう。

 もう、頑張っている方たちが力尽きるまで、年月をかけようとしているのか?と思ったりしてしまう私です。



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柿の実見ていて蚊に刺された

2023年10月09日 | 雑感
 スイカ食べつつ「暑いなあ~・・」と言っていたのに、今は近所の色づき始めた柿の実を見ています。
 季節の流れは蛇行しながらもやってきますね。季節外れの蚊にさされつつ、そう思いました。

 毎日、それはそれはいろいろな事が起こり、ここに気持ちや考えを書こうと思うのですが、怒ったり悲しんだりしているうちに次々とバームクーヘンのように物事が増え重なっていってしまっています。

 例えば、水俣病の認定に関する裁判では、大阪地裁でやっと原告が勝訴!やった!と思いました。
かと思えば、辺野古埋め立て不承認の沖縄に対して、国が力任せの押しつぶし。地方自治も何もなく「とにかくいう事を聴け!」と言わんばかりの代執行への道筋。

 神宮外苑前の開発に伴う樹木伐採や、沖縄の辺野古の海の「マヨネーズ状の地盤工事」も、稲城の南山の樹木伐採と崖の整備工事を連想してしまいます。

 本当にそれがより良い方法なのか?
 本当にそれが必要なのか?

南山に関して言えば、藤原は開発反対の奴だと決めつけられたけれど、そうじゃないです。

そう決めつければ簡単なのだろうけど、もっと人間以外の生き物も生き残れるような計画にならないか、もっと頭をひねって稲城独自の場所にできないか、と言い続けたのですが。

でもね、声をあげることはやっぱりやっていくことです。

ここでご紹介。もうご存じの方も大勢おいででしょうが。

「Change.Org」です。ネット署名のお部屋です。

つい先日私が署名したのは、埼玉県の虐待禁止条例案に対しての反対署名です。
子どもだけの登校や公園での遊びはダメ。子どもだけの留守番もダメ。それは虐待だからという、虐待そのものの実態も今ある虐待の解消にも結び付かない条例案。
 娘が最初に情報を得て、息子に連絡。
「これじゃ『はじめてのおつかい』できないじゃん!」とふたりの会話。

 このChang.Orgというグループは、ごく少数の方たちが立ち上げたもので、様々な署名運動が行われる仕組みです。
たとえば、インボイス制度についての署名はたった一人から始まり、その意見に賛成した方が52万人を超えて、遂に国会提出となったそうです。

 会員登録された方たちの500円からの会費やカンパで成立しているのですが、会費などがカード払いのみなので、私はできないんですが・・。


 見て見ぬふり、とか水に流す、とか臭いものにふた、とか言うけれど「何だか変だな?」と思ったら、スルーしないで、どうしてそう感じたかもう一歩考えてみることって必要だと思います。

 




 
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組閣報道メディアも勉強しなおして!

2023年09月15日 | 雑感

 岸田首相が新たな閣僚人事を発表しましたね。

 正直、何の期待も持てない私。

 旧統一教会と繋がりの有る方たちも入閣しており「一切関係を絶ちました」との言葉のみで良いものなんだろうか。

 思うのは各省庁の職員さんたちが、新しい大臣に色々お教えしなくちゃならなくて大変だろうな、という事です。

 今回の<めだま>は女性が5人任命されたことのようですが、これについて岸田首相は
「女性の持つ感性を活かしてほしい」旨の発言をして批判されていますね。

 活かすのは女性男性そのほかに属する方々誰でも、その人の持つ能力であるのに、なんで女性に限って「女性の持つ感性」なんでしょうな。
 
 首相の発言もウンザリだけれど、私はその前に指名された人たちの様子を写した画面を観て、メディアもダメだな、と思いました。

 ある女性の方の場合「どちらの服にする?」みたいなショットで、音声としては「ロングの服がどうのこうの」と流していました。
 もう一人の方の場合「子供が発熱して戻したりして処理してる時に連絡いただきました」と音声。

 へ? そこ?!
 男性の報道でも、それやる?!

 いまだに男性が主体で女の場合は「女性〇〇」とつくところから抜け出せない閣僚人事(他でもそうですがね)だけれど、メディアまでが女性の位置づけを制限しているような、下手すればおとしめているような報道の仕方をするのは如何なものか。

 国民に男女格差を暗黙の裡に植え付ける事も出来るような影響力を持っているという事をしっかり自覚して、勉強しなおしていただきたいです。
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本日は重陽の節句

2023年09月09日 | 雑感

 わが家の庭が夏草に覆われてしまい、酷暑が過ぎたら草取りしよっと、と思っていました。

 目の状態も落ち着き、いくらか涼しくなってきたな、少し草とりするかな、と思っていたら。

 今度はぎっくり腰をやってしまった!

 夫が先日ぎっくりやってどうにか治ってきたかなと言う頃に、私に感染した!

 いいえ、すみませんぎっくり腰は伝染しませんね・・。

 そんな訳で、本日は重陽の節句にも関わらず茄子も栗饅頭も買いにいけません。

 「重陽の節句(ちょうようのせっく)」3月3日のひな祭りや5月5日の節句は派手に残っているのに、何故同じ五節句のこの節句はひっそりしているのでしょう?
 和菓子屋さんはこの際、派手に菊型の練り切りなどを、洋菓子屋さんはパッと目を引くケーキなんぞを宣伝して頂きたいと思うのは私位でしょうか。


 月を愛で、虫のすだく声に耳を傾ける繊細な面のあると言われている日本人ですが、一方で「水に流す」という面もある。

 農水相が思わず「汚染水」と言った「原発冷却処理水」の海への放出も「水に流す」処置ですし、三権分立が疑わしく思える最高裁の沖縄辺野古の工事差し止めの棄却により、軟弱地盤に杭を打つという「海水中工事」。水に流すわけではないけれど、一般には見えない工事。

あ~、腰が痛いといろんな考えが浮かびますが「今これが最良の選択だ」と言い切っても、今後の技術発展や社会の変化により情勢は変化し続けると思います。
果たして30年ぽっちで処理水放出が終わるとは思えないし、ずっと環境の変化が無いとも思えないです。
 辺野古も普天間基地返還とセットのままでの位置付けはおかしいと思いますよ。
決めちゃったから続けるという事はすべきではない。


重陽の節句にかこつけて何か美味しいものを食べたいなと思っている、口ばっかりのわ・た・し、でした。
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眼玉を入れ替えたら

2023年09月01日 | その他
 あらら!もう9月ですか・・!

 新参者の人類が地球に穴を掘ったり埋めたり流したりと、勝手ばかりしているのできっと罰が当たると思っていますが、この日本の酷暑もその一つですね。

 そのような時、8月に私、眼内レンズを入れ替えました。

昨年末から「漢字検定試験」を受けるために、学生時代には勉強しなかった私が真面目に鉛筆握ってカリカリ漢字を書いていたのですが、どうも良く見えない。「日」だか「目」だか判別困難。

 この際と、一応試験も合格し、福祉法人の理事も任期を終え、ボランティアも一区切りして時間を整えてから眼科に行きました。

 まだまだ使えるかな?と思った眼でしたが、右目が白内障。そして両目がなんと「閉塞隅角緑内障」で、すぐに手術するよう言われました!

 緑内障はご存じの通り失明を伴う、治療が困難なものです。ですが幸いにも白内障手術、つまり眼内レンズにすれば、自前のレンズより薄くなり、眼の栄養である「房水」が流れる出入り口である「隅角」の狭まりが抑えられて眼圧が上がらないと。
 白内障によるぼやけも、緑内障の予防もでき、おまけに乱視や近視ともおさらばできる!


そんな訳で8月一杯かけて片方づつオペいたしました。

今ですが、もう日常の眼鏡が不要になりました!
活字中毒なので、手前、新聞やパソコンの距離にピントを合わせてもらったので、遠くは眼鏡が必要ですが、なになに青空と雲が裸眼でも美しく見えるようになりました。

 ・・一つ。

 鏡を見て・・「いったいこれは・・!」

 一瞬母親が映ったと思ってしまった・・いや、これは私の顔だわ。

 良く見えるようになったお陰でわが顔や手足の現実を直視。

 ちょっとショック・・なんだこの皺とシミは・・・。

 これを機に、若ぶりっ子は無しにして(まだそんな気があったんだ)また新しい一歩を踏み出そう、と思いました。

 せっかくハッキリと見えるようになった目です。これから考えている事どもに取り組むことといたしましょう!
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[長期脱炭素電源オークション制度」だって?

2023年07月29日 | 雑感
 以前からお話ししておりますが、私は暑い夏が好きです。

 大したことをしていないのに汗が流れ、大したことをやっているみたいに錯覚するからです。

 いや・・それにしても酷暑ですね。

 さすがに「大したことないこと」もやりたくなくなります・・。

 ありがたいことに我が家の南には多摩丘陵が連なり、そのせいか夜は冷房無しで過ごせます。
そのかわり床拭きは頻繁にしないとサラサラと細かい土が足裏に付いてきます。

 しかし流石に今年は二回ほど就寝時にエアコンかけました。普段はやっと買ってウチワより進歩した「扇風機」をかけております。


 こんな中、人々の暑さで頭が回らない時期を狙って、エネルギー関連の「え?」と思うことが決まっていってます。

 7月26日付の朝日新聞の記事ですが、来年の一月から
「長期脱炭素電源オークション制度」が導入される、とのこと。

 記事によりますと「電力会社が脱炭素に対応した発電所を建てる場合、原則20年間の収入を保証するもの」で「太陽光などの再生エネルギーや水力、原発、一定の条件を満たした火力」でなんと、既存の原発も支援対象と。

 しかも公的支援の仕組みとするので、原発以外の新電力利用者も支出すると。

 他の情報と比較していないので、この程度しかわかりませんが、これはもう

 ミックスジュースでは!?

 わが家は新電力契約者です。
 原発推進派ではないので。

 福島原発の事故で惨憺たる現状が続いている中、ドイツのように再生エネルギーに舵をきる勇気もなく、エネルギー計画における原発使用割合を減らすこともせずにむしろ推進の姿勢を示しているわけです。

 もうね、ほんともっと真面目に再生エネルギー開発に力を入れるべき。

 リニア新幹線は止めて、ね。

 狭い日本。「夢よもう一度」と経済発展を願っても、人口減少に歯止めがかからない。
AIだけに頼れないのです。やっぱり「ひと」がいないと。
正直、ミサイルだなんだと整備しても判断して動かす「ひと」がいなけりゃどうしようもない。リニア走っても乗る「ひと」がいないんじゃね。
 それも「日本のこれからに希望を持って進むひと」がいないんじゃね。

 私は酷暑でもなんでも、日本が好きです。

 もう一度、リニアや万博ではない、ひとが暮らす土や水や風に思いを巡らせて、一回しゃがんで足元を見つめると良いのではないか、とエライひとたちに言いたいです。
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「安心な暮らし」を望むのは贅沢か

2023年07月07日 | 雑感
 確かにニュースや新聞記事は、そうそうノンビリ楽しいことばかり掲載はできないでしょうが。

 それにしても毎日恐怖や不安を書き立てるような内容のことが多すぎるこの頃だと感じています。

 いやいや、歌舞伎の方の自殺ほう助や女優の不倫のゴタゴタではありませんよ。

 ウクライナのザポリージャ原発の原子炉上に爆薬が仕掛けられたという、身の毛がよだつこと。

パレスチナ 自治区の難民キャンプがイスラエル側に襲撃される、フランスで17歳の子が警官に射殺されるなどの宗教や人種が根底にある事件。

 そして日本では・・。

 福島第一原発の処理水に関して、IAEA(国際原子力機関)が海洋放出に関して
「計画は安全基準に合致しており人や環境への影響は無視できるほど」という調査結果報告を出した、ということです(7月5日朝日新聞朝刊より)

 話は飛ぶようですがテレビで水戸黄門が「もういいでしょう」と言うと、助さんだか角さんだかが「これが目に入らぬか!」と、水戸家の印籠を差し出すと、
「へへえ~」と今まで刃を向けていた人間が土下座をしてへりくだり、「その悪代官を捕まえろ!」と言われると、今まで上司として仕えていただろう人間を縛り上げ、おまけに「キリキリ歩け!」みたいな扱いをするシーンがあります。

 岸田首相は、この印籠を手に入れたと思っているのではないか。
IAEAのお墨付きだぞ、者ども控えおろう!・・とまではいかなくても、これを根拠にして胸を張って海洋放出を進める事になるでしょう。

 ちょっと待って。

 国民の理解が得られるまでいかなることにも着手しません、と言いつつこの有様。
印籠を見せられたって怒りが収まり理解しました、とはいかないのです。

 それに、安全だ安全だと言いながら「夏休みは避けた方が良い」との公明党幹部の発言。
夏休みが終わって観光客がいなくなっても、そこに暮らす、そこで生計を立てる人たちがいることに思いが行かない。やっぱり危ないのかも、と思わせる発言です。

原子炉にあるデブリを補完する場所の確保という理由を挙げているけれど、まだ1グラムのデブリの採取も可能になっていません。

良い方法がほかにないのか、他の原発もやってるよ、ではなく考えて欲しいです。
頭の良い人はたくさんいるとおもうのだけれど!

 ほかにも不安なことが多くありますが、これって今の日本の国策がどこか生活者の思いとズレている事に起因しているように感じます。

 ただ毎日、安心して暮らしていきたいと思っているだけなのですが・・。
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そしてツバメはⅡ

2023年06月22日 | 雑感
 
 何回も巣を壊されたのにも関わらず、営巣、そして抱卵と頑張ったツバメさんご夫婦。

今、お子さんたちが元気に育っています!

 三羽、かしら。
顔の半分が口、みたいに見えるほどにパクパクとエサをねだっています。
親さんは大変。交代こうたいに飛び立ちエサを運んでいます。

あれ、よく公平に子供たちにご飯を与えていますね。誰にあげたか迷わないのかしら?

思い出します。

もうウン十年も前の子育てを。

平日二人をお風呂に入れて、自分は髪の毛も体も洗ってなかったなんて・・。
買い物に行って、一人背中におぶい、荷物持って一人は抱っこなんて・・。

それで背が縮んだのかも。(と、子どもたちのせいにしたり)

あの頃、無条件に命を育てていたんだなと思い返します。
ツバメも、迷うことなく子どものために虫を捜し、与え続け無条件に命を育てているんだな。

その、なんの打算もない姿にエールを送ります。
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マイナカードは「まいどなカード」か「マイナスカード」か

2023年06月11日 | その他
 
 いったい、法律って国民のためにあるのか特定の人間のためにあるのかと思ってしまうこの頃。

 憲法も権力の暴走を防ぐためのものなのに、権力ある人が勝手に解釈を変えるなんて、ありえないことなんだけれど。

 ああ、でも立法の府に送り込んだ議員を選んだのはわれわれ国民なんですよね。

 私が選んだんじゃないのがやってるのよ!と叫んでみてもね。

 だいたい、原発拡大はイヤだと言いながら、原発推進している自民党に票を入れるという人が多いと言います。

 マイナンバーカードをつくるとポイント付きます!となったら、交付率が格段に上がりましたね。いやいや、ポイント、魅力ですものね。

 私は以前から申し上げているようにひねくれ者なので、住基カードも作らず、マイナカードも持っていません。
 健康保険証の一体化もする気なしです。

 話は違いますが、ふるさと納税も再考したほうが良いと思っています。

 マイナンバーカードでは、毎日のようにお粗末なミスや重大な欠陥が報道されていますね。
それでもまだ反省の色が無い。

 おまけに2026年には新たなマイナンバーカードを作成する、バージョンアップの話まで出来上がっています。
 思うに、それならきちんと2026年まで待って、仕切り直すことにして、今のややこしいことは止めたらどうだろ、と思います。

 思い起こせば住民基本台帳。
作成流通に一兆円かかったと言われてましたね。

 今のマイナカード、そして2026年のカード。一体いくらかかるのかしら。
そしてそれに関わる企業はどのくらい利益を得るのかしら。
本当に国民のためになるものなのかしら・・と新見南吉の「てぶくろを買いに」のお話し口調で言ってみたりします。

 「可愛くない」と言われていた私も、もうおばあちゃんになったので、可愛いも何もないので更に言いますと、要は税金のトリッパグレが無いようにするシステムに加えて、住基ネットの時に危惧した「国民総背番号制」の塗りなおしなのでは?

 
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「妖怪の孫」を観ました

2023年06月03日 | 日々の活動

 ぎっくり腰をやってしまった・・。

 年に1,2回、やってしまいます。筋力の低下でしょうか。

 若い時は2,3日で回復しましたが、今は倍から三倍かかる感じです。
急に来る魔女の一撃は私の予定を鼻で笑って狂わせます。

 日曜日、少し無理して買い物へ。帰ってきて更に悪化(汗)
月曜日、ボランティアに行けず。
火曜日、動けずうつ伏せで寝てる。行くはずの会議はZOOMで参加。座っているのがつらい・・。
水曜日、まだダメ・・。

なんて調子で情けない・・。

でも!

 どうしても行かなきゃ!と、腰椎ベルトをぎゅっとして、出かけました。

 下高井戸シネマ。台風並みの風雨が来る予報の中。

 どうしても観たいと思っていた「妖怪の孫」最終上映日だったのです。
自分の中で色々整理したり確認したりしたかったもので、観たかったのです。

 妖怪とは「岸信介」をさしており、孫は「安倍晋三」で、お二人とも故人ですが、今もなおその呪縛の存在と未解決の問題が渦巻いている状況です。
 
 あんまり詳細は書きませんが、中でもビックリしたのは安倍さんがある人にしゃべった内容の記録に
「アベノミクスは成功とか失敗とかじゃなくて、やってる感があればいいのだ」と、言い放っていること!
「民主党はやらなかった。やってるとやってないのとでは違うでしょ」と。中身の問題ではなかったということ。

 あと、現役官僚の人が覆面で登場し、本音を述べるシーンがありました。
公文書の改ざんをやらされた赤木さんが自殺された事にも触れ、自分もいつ同じような事をやれと言われるかとビクビクする、安倍政権以降自分の思考を止めて上司に従うような仕事になってつらい・・などです。

 中には、これは事件になったのでは、というものがあり、何故マスコミは取り上げなかったのか?!と思ったりする内容も取り上げていました。

 そして、今の原発やマイナカードなどの国民の声が反映されない事どもと色々と結びついて考えが巡りました。

更に・・。

思いました。
自分の中に、自ら考えを巡らせることをせずに他人の言動に追従しちゃうことがある、ということ。
「仕方ない」と早々にあきらめちゃうことがある、ということ。

 知らず知らずのうちに、そんな「妖怪」が私の心の中にも住み着いてしまっていないか・・。

 風雨が強まる中、腰をかばいつつ帰路に考えたことです。

 

 
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そしてツバメは

2023年05月19日 | その他

京王線稲城駅の改札口に行く階段の上に毎年ツバメがつがいでやってきて、子育てしていました。

「ああ、今年も子育ての季節か・・」と、巣の下を通る度に見上げてはエールを送っておりました。

ところが、今年は常設の巣が撤去されておりました。

そして・・。

ツバメが巣の作成に入ると翌日には壊される。

また土を運ぶツバメ。

壊される。

一体ナゼ(。´・ω・)?・・!?

そんな事が何回か繰り返されていたので、私たち夫婦はその原因と壊す人間を特定して、なんとかツバメの家を守ろう、と思い至ったのです。

京王線稲城駅の駅員さんに話す➡巣の存在をご存じなかった。少し改札から離れていて、京王線の管轄ではなかったのでした。
 駅員さんは管轄の心当たりを紹介してくれました。

京王ストアの店長さんにも、相談しました。
始め店長さんは、フンの文句を言ってきたと思ったらしく、緊張の面持ち。
そうではなくて、巣を存続させたいのでお知恵を、と聞いて安心される。

いろいろたどって、ビルの持ち主の管理にたどり着きました。
話をきちんと聞いてくれて、穏やかな対応をしてはくれましたが、結果は

ツバメのフンの苦情が何年も前からきているので、卵を抱えないうちに撤去、とした、との答えが・・。

確かに「鳥獣保護法」では、抱卵した鳥の巣を撤去することは禁止されています。
でも、その前なら良い、ってどうなんだ?と正直思います。

ツバメは、巣を壊されても壊されてもまた、くちばしに土をくわえて巣づくりを繰り返していました。そして人間がそれを壊す・・。

わたしども夫婦は、ツバメのつがいも助けることが出来ない非力やもどかしさに、持って行きようのない怒りや焦燥を抱いたまま、何日も過ごしておりました。

そして・・・つばめは。

なんと!巣を完成! 前は完成しても壊されていましたが、遂に人間が降参したのね!

巣の下の階段に、汚れ防止の段ボールが敷かれて、赤い三角ポールに「ツバメの巣があります。フンに注意」と書いた紙が貼られていました。

見上げると、少し小さ目な巣が、今度こそと言うように私には光って見えました。

多分、五回位壊されていたにも関わらず、です。

ツバメの根気の良さ、めげない行為には脱帽です。
あと、夫婦で何とかしようと声をあげたことが、もしかしたら効果があったかもしれません。

小さなツバメの巣のことではありますが、すぐにあきらめない事や、おかしいと思ったら声を挙げること、など、改めて学んだことでした。

どうか無事に子育てが出来ますように!


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