アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

転載:「韓基大(ハン キデ)さんへの弾圧に対する抗議」賛同のお願い

2012年01月12日 22時54分44秒 | 監視カメラよりも自由な社会に
前略

韓基大さんの友人の下地真樹(しもじ まさき)と申します。

「在日特権を許さない市民の会」(通称、在特会)から暴力被害を受けた韓基大さんに対し、逆に韓さんを加害者として警察が執拗に任意出頭を求めるという嫌がらせをやめないので、友人有志が中心となって警察署に抗議することにしました。詳しい経緯は末尾の抗議文に書いてあります。

内容にかかわらず、政府の姿勢に批判的なさまざまな活動が治安当局の弾圧を受けるケースが増えてきています。もはや黙っているわけにはいかないと思い、このたび、韓基大さんへ不当な任意出頭要請を繰り返す大阪府警四条畷(しじょうなわて)警察署に対し、友人として抗議を行うことにしました。そして、この抗議への賛同を広くよびかけることにしました。

これ以上、治安当局の恣意的な権力行使を許さないためにも、多くの人からのご賛同をいただきたいと思っています。賛同いただける方は、以下のいずれかの方法で賛同をお寄せください。

【宛先】
•電子メール:supporthan@mail.goo.ne.jp
•電話   :090-8468-9988
•郵便   :戦争と平和を考えるつどい(弾圧対策部)日本自由メソヂスト布施源氏ケ丘教会気付東大阪市源氏ケ丘16-10

【お送りいただく内容】
•お名前、肩書き
•※ 「山田 花子(会社員)」のように表記ください。
•※ 肩書きは簡単なものでよいです。あるいは、なくてもかまいません。

【付記】
•※ 賛同者の数については、対策ホームページ上でもお知らせします。
•http://supporthan.tumblr.com/
•※ 賛同者のお名前、肩書きがホームページ上に掲載されることはありません。
•※ 警察に提出する抗議文のみに、賛同人のお名前、肩書きが連記されます。

【下記の抗議文を、四条畷警察署に提出します】

韓基大さんへの弾圧に対して抗議します

四条畷警察署が韓基大さんに対して執拗に任意出頭を要求することに対し、私たちは強く抗議します。

すでに3回目となる呼び出し状では、韓基大さんが「在日特権を許さない市民の会」(以下、「在特会」)に所属する名前も知らない何者かに対して暴行をふるったということになっています。しかし、そのような事実はまったくありません。事実は、韓基大さんが2011年9月24日の『「君が代」強制大阪府条例はいらん!全国集会』に参加する為に最寄りの住道(すみのどう)駅を降りた時に在特会のメンバー少なくとも5名以上に待ち伏せを受けたということ、その際に、韓基大さんは取り囲まれ、鞄をつかまれ、顔面につばを吐きかけられ、罵声を浴びせられた、というものです。暴行を受けたと言えばそれは韓基大さんの方です。

以上の事実は、その時周辺にいた私服警官も見ていたはずです。また、被害届を出した在特会が、彼らにとって気に入らない市民運動に対して威力的に妨害行為を繰り返している事実も警察は知っているはずです。彼らが聞くに耐えない差別的暴力的発言を繰り返しているという事実も、警察は知っているはずです。それにも関わらず、今回のようなそもそも事実の無いデタラメな「被害届」を元に執拗に任意出頭を要求することは、韓基大さんに対する重大な人権侵害です。このような不当な出頭要請に対し、韓基大さんがその貴重な時間を割いて応じる必要はまったくありません。

これはあらゆる人々への差別・排外主義に反対する一人の人間として絶対に譲れないことです。

四条畷警察署は、市民の安全を守るという本来の職務・職責を思い起こし、これ以上、差別・排外主義者たちの暴力に力を貸すようなまねは止められるよう申し入れます。

韓基大さんの友人一同

呼びかけ人 安藤眞一(日本自由メソヂスト布施源氏ヶ丘教会 牧師)、鵜飼哲(一橋大学教員)、下地 真樹(阪南大学教員)

賛同人 …………

【抗議文ここまで】
http://supporthan.tumblr.com/

 以上の要請がネットで回覧されている事を知り、遅まきながら拙ブログにも貼り付けておく事にしました。転送・拡散歓迎との事です。
 私がこの要請文を取り上げる事にした理由は、これが地元の大阪で起こった事件だというのもありますが、それ以上に、これは在日コリアンだけにかけられた弾圧ではないと思うからです。
 それは、ここに登場する「在特会」が、昨年の反原発デモに対しても執拗に挑発を仕掛け、「生活保護貰いながら政治活動するな」と喚いていた事からも明らかです。ここで百歩譲って、若し「在特会」が純粋に在日外国人の特権なるものに怒っているだけなら、それとは何の関係もない反原発デモに挑発を仕掛け、生活保護受給者の人権を貶める理由なぞない筈です。
 それが挑発を仕掛けてきたという事は、彼らにとっては、実は「在日外国人問題」なんてどうでも良くて、ひたすら社会的弱者や権力に盾つく者を叩いて自らの鬱憤を晴らしたいだけなのです。単に権力の陰に隠れて虐めがしたいだけであって、虐めの口実は何だって良いのです。
 こんな奴らを野放しにしていたのでは、いつか戦前のファシズムの時代に逆戻りしてしまいます。「蟹工船」「女工哀史」のような搾取や人権蹂躙が今以上にまかり通り、虐めが正当化されるような社会なぞ絶対にゴメンです。だから、自分にはこれ位の事しか出来ないけれど、せめてこういう形で自分の意思を表明させて貰う事にします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こんな民主主義の敵はハシマ... | トップ | 橋下との闘いは寧ろこれから... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

監視カメラよりも自由な社会に」カテゴリの最新記事