広島平和記念式典は6日朝8時から8時50分まで開催されます。一般市民も自由に参加出来ますが、例年7時には満席になるので、それまでに会場に来なければなりません。安く上げようと思えば、大阪からの便は前日の高速バスしかありません。(新幹線はこだまの早割切符しか無いが、こちらは最低2名から)
原水禁大会ヒロシマデー集会は13時から15時半まで、広島県立総合体育館グリーンアリーナで開催されます。こちらも是非参加したい。
これだけで8月6日の日程はほぼ埋まってしまいます。宮島や大久野島毒ガス資料館へ行くのは翌7日になるでしょう。
最初は高速バスで広島に行くつもりでしたが、8月後半のシフト連休も有意義に過ごそうとしたら、やはり青春18切符で行く方がベター。そこで改めて旅程を組み直したら、夕方17時に大阪を出れば普通運賃でも23時には広島に着ける事が分かりました。ところが、着いても宿の空きが全くと言って良いほど無いのです。夏休みの旅行シーズンに加え、6日の平和記念式典と原水禁大会に参加する為に、国内外から宿泊者が殺到しているからだと思います。安価な宿はほぼ皆無。残り少ない宿も、普段なら数千円で済む素泊まり料金が数万円にまで跳ね上がっている状況です。
最悪、行きだけは夜行バスで車中泊にしようかと思い始めています。でも、夜行バスは疲れるし、折角の青春18切符も無駄になってしまう。そこでもう破れかぶれに下記のHELP投稿をツイッターに書きました。何か良い方法ありませんか?
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HELP!
8月6・7日に広島に行く。6日は平和記念式典と原水禁世界大会に参加。被曝電車にも乗る。7日は宮島観光の後、大久野島と尾道にも寄る。行き帰りとも青春18切符で旅費を浮かす。6日の式典に参加するには前夜には大阪を立つ必要がある。夕方に立てば23時には広島に着くが空き宿が無く困っている
そりゃあ、お金を積めば全て解決する。新幹線で行けば1時間半で広島に着く。高いホテルなら空きもある。しかし当方、手取り月15万の非正規雇用。深夜着の素泊まりに数万円も宿代出せない。それでも滅多にないシフト連休。平和記念行事にも参加出来る又とない機会。出来るだけ有意義な旅にしたい
ストレス診断で高ストレスと認定された。特に身体的ストレスが高いのだそうだ。この歳になっても好きでもない残業を毎日2時間もさせられているのだから当然だ。
勿論、残業は自由意志でやっている。しかし実際には定時退勤では食べていけないから、仕方なく残業代で稼いでいるだけだ。形は自由意志でも実際は強制だ。
毎日定時に帰れて、1日8時間普通に働いたら誰でも普通の暮らしが出来る様にすれば、それだけでもストレスは大幅に軽減される。
年金削減や消費増税もストレスの大要因だ。国が企業のリストラを後押しした挙句に、生活不安から皆子どもを産まなくなって少子高齢化に至ったのに、それを子どもを産まない女性の責任にして、年金削減を図るとは年金詐欺そのものだ。
「アベノミクスで有効求人倍率が上がった」と言うが、実際は給料や年金だけでは食べていけないから、60歳以上になっても非正規雇用の低賃金で、残業しなければならなくなったのだ。
消費増税分も全て所得税や法人税の減税に化け、社会保障には国家予算の16%しか回っていないのに、「福祉には税金がいる」という口実で、赤字の中小企業からも消費税を取り立てる。
生きていく為には誰しも消費しなければならないのに、「消費する度に税金払え」とは、もう「息する度に税金払え」と言うのと同じだ。
ストレス削減には、誰でも普通に働いたら普通に食べていける賃金と年金を、国民全員に保障すれば済む話だ。そうすれば過労死もブラック企業も無くなる。
それは国の役割であって、それを一企業に求めても仕方ないのは分かっている。しかし我が社も、国の尻馬に乗って、こんな無意味なストレス診断をやる位なら、もっと時給を上げて欲しい。
ドライヤー使ってもブレーカーが飛ぶような賃貸物件に住んでいる非正規雇用の労働者に、永年勤続と称して、役に立たない遠赤外線トースターや空気清浄機を税金対策で贈呈するより、時給アップや家賃補助で支援してくれた方が遥かに助かるし、ストレスも大幅に軽減される。
①弱者にとことん寄り添う公約。
私が「れいわ」のHPを観て最も心を揺り動かされたのが、「安い家賃の住まいを提供する」という公約だ。
今住んでいるホテルは水光熱費込みで家賃が月4万3千円余だ。昔ドヤだったのを観光客向けに改装したホテルなので、敷金・保証金は不要だ。お金を払ったその日から泊まれる。但し、元はドヤなので部屋の広さは三畳一間しかない。風呂も水道も共同で冷蔵庫もない。そんな賃貸物件でも月収の約4分の1もの家賃を支払わなければならない事に、常に矛盾を感じていた。
勿論、家賃だけでは、トイレ・風呂・台所付きでもっと安い物件がある事は知っている。しかし、そんな物件でも、初期費用を含めれば、最低でも10万円は用意しなければならない。立地も意外と不便な場所が多い。身元保証人も立てなければならない。契約変更や引越しの手間を考えると、やはり便利な今の所で我慢するしかないかと思ってしまう。
格差是正と言えば、今までは立憲民主党や共産党の十八番(おはこ)だった。確かに、それらの党も格差是正には熱心だ。しかし、それらの党も、所詮は持ち家の一般サラリーマン、中産階級向けの公約が中心だった。それ以下の層が一番求めている物は何なのか?それを「れいわ」だけが唯一知っていた。
②保身とは無縁の無私な姿勢。
私は初め、「れいわ」については胡散臭く思っていた。それは、「れいわ」なぞと言う時代錯誤の元号名に、「新選組」なぞと言う佐幕派テロリストの名前を党名に掲げていたからだ。代表の山本太郎についても、脱原発だけが取り柄のパフォーマーで、貧困とは無縁の金満タレント政治家だと思っていた。数ヶ月で4億円以上もの個人献金を集めた事についても、常識ではあり得ない額なので、野党分断を図る為に安倍政権が裏金を回しているのではないかと疑っていたぐらいだ。
しかし、その疑念も「れいわ」のHPを観て氷解した。先述の住宅政策に、時給1500円以上の最賃要求と、公約がことごとく身近で具体的で、弱者に寄り添うものだった。「我々、貧困層が何を求めているのか?」を一番よく理解していた。だからこそ、皆なけなしの金をカンパして、これだけの金額を集める事が出来たのだ。
しかも、単に格差是正を掲げるだけでなく、貧困に苦しむ当事者自身を候補に押し立て、代表の山本太郎はあくまで黒子に徹する姿勢を貫いていた。特に、難病患者や身体障がい者の方を比例の特定枠に入れ、自分はあくまで比例3位候補として、特定枠候補のサポートに徹する姿勢には感動した。その在り方は、自民党や他の野党が当選第一で、タレント候補や労組ぐるみ、党の専従職員の擁立に走ったのとは対照的だ。いずれも、保身とは無縁の無私の姿勢でなければ出来ない事だ。
③攻めの姿勢で、夢を現実に変えていく。
私の地元の大阪選挙区では、残念ながら4議席とも自公与党と維新に独占されてしまった。私が投票した共産党の辰巳コータローも、立憲民主党の亀石倫子と票を奪い合い、両者共倒れで終わってしまった。どちらかに候補を一本化していたら、自公・維新に議席を独占される事はなかったのにと、悔しくて堪らなかった。しかし、山本太郎の見方は違った。「4議席もあるのに2議席ぐらい取れなくてどうするのか?」と、自分の選挙もあるのに、辰巳と亀石の両方を応援したのだ。
私は、「幾ら何でも2人とも当選は無理だろう」と思った。実際に無理だった訳だが、しかし、では安全策を取って候補者一本化していたらどうなるか?今は当選する事が出来ても、そんな保身第一の消極的姿勢では、やがて1議席も確保出来なくなるだろう。
事実、大阪の自民党は、候補者を1人に絞っても、81万(2013年参院選)→76万(2016年衆院選)→55万(2019年参院選)と、票を減らし続けている。それに対し、維新は同じ時期に、2人擁立で票を1.3倍に増やしている(同じく105万→139万→138万)。
この「背水の陣」は見事に成功した。有権者は候補者に等身大の自分の姿を見出した。背広姿ではない普段着の候補者が、元ホームレスやLGBT、元コンビニオーナー、創価学会員、元東電社員・北朝鮮拉致被害者家族の立場で、安倍の悪政を指弾し、それに代わる未来を提示する姿に、どれだけ勇気づけられた事か。だからこそ、「れいわ」結成から僅か数ヶ月で4億円以上もの個人献金が集まり、山本太郎自身は落選したが、「れいわ」自体は得票率2%超の政党要件を満たして、確認団体(諸派)から正式な政党に昇格する事が出来たのだ。もう今後はマスコミも、諸派ではなく正式な政党として、「れいわ」の動向を取り上げざるを得なくなった。
今回、「れいわ」が獲得した約228万票(得票率4.55%)のうちの153万票は、支持層が被る共産党から流れて来た票だと思われる。しかし、それ以外の75万票は、無党派票や自公・維新からもぎ取った票である事は、出口調査の結果からも明らかだ。出口調査の結果によると、共産党票が高齢者に偏っていたのに対し、「れいわ」票の大半は30~50歳代が中心だった。名を捨て実を取る「れいわ」の作戦は見事に成功した。
次の衆院選では、れいわは100名規模の候補者を立てるらしい。安倍がこれだけ悪政三昧を繰り返しても、未だに与党の座でいられるのは、それに代わる政権構想を野党が分かりやすい形で有権者に提示出来なかったからだ。それでも、マスコミの流す「与党圧勝」報道とは裏腹に、自民党は今回の選挙でも、一人区で10名も取りこぼした。前回の取りこぼしを合わせると、何と一人区だけで20議席前後も失った計算になる。だから、自民党単独では過半数も維持出来なくなったのだ。改憲発議に必要な3分の2の議席も失い、もはや公明党がいなければ何も出来ないのだ。
・自民冊子の元ネタ「テラスプレス」、公示後も更新続く 野党批判のトーンそのまま...(J-CASTニュース)
・DAPPIの再来?自民党が正体不明の野党叩きメディア「テラスプレス」を冊子化、参院選対策用に議員らへ配布(BUZZAP!)
「今度の参院選でも与党圧勝だ」と野党支持者は意気消沈しているが、バカ言っちゃあいけない。自民56、公明14で合計70議席の現有議席を1議席でも割り込めば与党の負けだ。逆に1議席でも増やせば与党の勝ちだ。
競馬の世界でもそうだろう。たとえ1円でも増やせれば儲けた事になる。逆に外れたり当たってもトリガミに終われば損失となる。単純な話だ。
今のままでは、自民は議席を減らす事はあっても増やす事はまず無い。「自民と公明の与党合計で53議席取れれば良い」と安倍は言う。参議院は衆議院とは違い半数ずつ改選するので、非改選議席と合わせればそれでも過半数は確保できるからだ。
しかし、それでは今回も前回と同じ14議席取るであろう公明の分を差し引けば、たった39議席しか取れなくても勝った事になってしまう。56から17も減らして39議席しか取れなくても勝利宣言とは、一体どういう了見か?
安倍は、実際には敗北が確定しているのに、非改選議席の貯金があるお陰で、今回はまだボロ負けしても過半数を確保できるから、低めの目標設定で予防線を張っているに過ぎないのだ。
その為に、自民党はマスコミに圧力をかけて、与党圧勝予測を必死に垂れ流しているのだ。そうして有権者が諦めて投票しない様に仕向けているのだ。棄権票が増えれば増えるほど、組織票だけで当選できる与党候補が有利になるから。
しかも、その結果、せっかく確保していた改憲発議に必要な全体の2/3の議席を、与党はむざむざと放棄する羽目になってしまうのだ。今度の選挙で与党が今まで通り全体の2/3の議席数を確保するには、何と86議席も取らなければならない事になる。自民党選対委員長の甘利でさえ、精々頑張っても61議席が限界だと言っているのに。
今度の選挙は自民の負け戦が確定で、改憲も更に遠のく。既に一人区では全選挙区で野党統一候補の擁立が成し遂げられたと言うのに、野党支持者は何を意気消沈しているのか?油断してはいけないが怯んでも相手の思う壺だ。意気消沈している暇がある位なら一枚でも多くビラを撒け。一人でも多く支持を広げろ。
今まで私は共産党を支持してきた。今度も大阪選挙区では共産党の辰巳コータローに一票を入れるつもりだ。残念ながら、今回は維新が2議席確保する勢いで、立憲民主党や国民民主党も候補を擁立してしまった為に、野党共倒れの公算が大きい。大阪以外の人間には、「和製ナチス」とも言える維新の底力は、なかなか理解できないのだろう。
問題は比例区だ。ここも今までは共産党に投票して来たが、今回は「れいわ」に投票しようかどうか迷っている。「れいわ」は自由党の元共同代表だった山本太郎が立ち上げた新政党「れいわ新選組」の略称だ。
それでなくても、安倍政権と自公与党、隠れ与党の維新を打倒するには、立憲民主党や共産党を始めとした野党が共闘して足並みを揃えなければならないのに、何故、山本太郎は、自由党共同代表としての責任も放棄して、こんな海のものとも山のものとも分からない泡沫政党を立ち上げたのか?
しかも、「れいわ」なぞという、時代遅れの元号や非民主的な天皇制を連想させるような名前を新党名にするとは。おまけに、山本は「安倍から入閣を勧められたら政権入りする」とまで言ったのだ。「政策では妥協しない。馴れ合わずに野合も暴露する」とは言ったが。
しかし、自民党、安倍政権がそんな条件なぞ飲む訳がないだろう。安倍が今までどんなひどい事をやって来たか。安保法制、秘密保護法、モリカケ、高プロ、公文書やデータの改ざん、年金詐欺…挙げればキリがない。国会議員の山本がそれを知らない訳がない。それでも敢えて政権入りの可能性に言及する意味が分からない。単なる冗談では済まされない。
「れいわ」が集めた2億円以上にもなる個人献金の額についても、私は疑問に思っていた。4月に立ち上げたばかりの新政党に、たった2ヶ月半でそんなに寄付が集まる訳がない。ひょっとしたら、裏で官邸から官房機密費が、選挙資金として流れているのではないか。野党分断の「トロイの木馬」を支援する為に…そこまで考えていた。
でも、ネットで情報収集を進めていくうちに、必ずしもそうとは言えないようだと、今は思い始めている。今まで山本太郎を毛嫌いしていた非正規雇用の人が、ネットで山本の演説を聞いて、「一人も自殺者の出ない世の中を作ろう」と言う呼びかけに感動して、わずか5万円の貯金から1万円カンパに差し出すといった事が、そこかしこで起こっている。それが多額の個人献金に結びついたのだそうだ。
そこで「れいわ」のHPを初めて観た。そうしたら、正に私が一番言いたかった事が公約にはっきりと明記されていた。特に公営住宅の拡充と時給1500円の最賃実現については、私が常日頃思っていた事だけに、「よくぞ言ってくれた!」という思いで一杯だ。
候補者擁立の仕方も独特だ。山本太郎は今のままでも東京選挙区から出馬すれば確実に当選できるのに、敢えてそれをせずに、自分は比例第3位の候補に甘んじて、2名の障害者の方を特定枠として優先的に当選させるやり方を取った。自分が当選するには、その2名を当選させた上で、自分の得票も加算しなければならない。参院比例区の当選には一人百万票は必要だ。山本太郎が当選するには3百万票は集めなければならない。これは誕生間もない新政党にとっては、とてつもなく高いハードルだ。
何故そこまでしてまで背水の陣を敷かなければならないのか?山本太郎に言わせれば、東京選挙区から当選するだけでは、政界に地殻変動を起こす事は出来ない。本気で安倍政権を倒そうと思うなら、野党内部で票の奪い合いをしていても何もならない。今まで選挙に行かなかった無党派層の票を掘り起こし、自民党に投票して来た人の票をもぎ取らなければならない。
自民党を支持しているのは金持ちばかりではない。自民党や安倍政権から搾取されている貧乏人も、野党に政権を任せて失敗する位なら、たとえ搾取されても食えなくなるよりはマシだろうと、自民党に投票しているのだ。
そんな人に、幾ら格差是正の一般的な公約を掲げても、所詮は「与党も野党も、どっちもどっち」としか受け取られない。それでは与党の思う壺だ。それを打破する為に、敢えて茨の道を選んだのだと、山本太郎は言っていた。
だから候補者も多士済々だ。自分に代わって東京選挙区から出る人には、沖縄出身の創価学会幹部を選んだ。東京の人にも、沖縄の基地負担の意味を知って欲しいから。そして、公明党の山口代表が出馬する選挙区で、いつまで自民党に膝を屈して節を曲げ続けるのか問い詰め、創価学会員の決起を促す為に。
後の9名は、先に述べた特定枠の2名も含めて、全員比例区から出馬する。こうすれば、一人区で野党票を食い合う怖れもない。候補者も多士済々だ。女装の経済学者がLGBTへの差別解消を訴えれば、北朝鮮拉致家族会の元事務局長で元東電社員の蓮池透が、安倍政権の拉致パフォーマンスと原発政策のデタラメを突く。明らかに無党派層や自民支持の保守層をターゲットにしている事が分かる。
実際、元ホームレスの女性候補が、冬の日に赤ん坊を産んでしまい、路上で途方にくれた演説をネットで聞いたときには、私も流石にウルっと来た。
立憲民主党や共産党の議員が山本太郎と同じ事を主張しても、説得力に限界があるのは、所詮彼らは国会議員であって、非正規雇用やLGBT、障害者、ホームレス等の当事者ではないからだ。しかし、山本太郎は違った。当事者を前面に出して、自分はあくまで黒子に徹している。これは並大抵の覚悟で出来る事ではない。
これは山本太郎だけのアイデアではないだろう。ひょっとしたら小沢一郎も裏で一枚かんでいるのではないか。現に、先の衆院大阪12区の補欠選挙でも、共産党現職議員の宮本たけしを、負け覚悟で無所属で出馬させたのも、小沢の作戦だった事が既に明らかになっている。小沢が嫌がる志位委員長を説き伏せ、負け覚悟で地殻変動を起こそうとしたのだ。
その結果、宮本は準備不足もあり、共産党の基礎票をも割り込む惨敗を喫する事になったが、この補選を機に野党共闘はますます加速する事になる。正に「肉を切らせ骨を断つ」小沢らしいやり方だ。
「れいわ」は比例区に9名の候補を擁立しているが、彼らはあくまで「客寄せパンダ」に過ぎない。こんな事を言うと「当事者に何て事を言うのか」と、お叱りを受けるかも知れないが、選挙戦を冷徹に分析すれば、今の「れいわ」の現状では、そうせざるを得ない。あくまで主戦場は東京選挙区だ。だから街頭宣伝も東京の秋葉原で集中してやるのだろう。
山本太郎が、立憲でも民主でもなく元号の令和を新政党の名称とし、それを漢字ではなく平仮名で表記したのも、保守層や中間層にアピールする為では?新元号の令和をアピールする事で保守層にも新時代の到来を予感させ、漢字ではなく平仮名にして新元号と距離を置く事で、元号の古臭さに抵抗を感じる私みたいな人にも親近感を持ってもらおうとしているのではないだろうか?
そして、当事者を前面に出し自分は黒子に徹しているのも、今度の選挙の主役は自民党や立憲民主党や共産党、「れいわ」ですらなく、あなたがた当事者なのですよ。あなたがた自身が変わらなければ何もならないのですよ。「れいわ」の当事者出身の比例候補も、あくまでもその変化を促す触媒にしか過ぎないのですよ…。
そう言わんとしているのではないだろうか?そこまで来れば、もうそれは一種の革命と見なしても良いだろう。「アラブの春」ならぬ「令和の夏」、「ジャスミン革命」ならぬ「令和革命」の幕が、今まさに切って落とされようとしているのだ。
香港で起こった事がこの日本でも起ころうとしているのだ。逃亡犯条例に対する香港市民の闘いと連帯して、「日本の習近平」=安倍晋三の企む改憲・モリカケ・年金詐欺に対する国民の闘いが、いよいよ本番を迎えようとしているのだ。そして、今まで天皇崇拝の古臭いイメージでしか捉えられなかった元号に、市民革命の新たな生命が宿ろうとしている。その歴史的瞬間に今皆んなは立ち会っているのだ。
この選挙期間中は、私も「れいわ」のブログ取材に専念しようと思う。ひょっとしたら東京まで取材に行くかも知れない。そうして、山本太郎の覚悟がいかほどのものか見極めた上で、比例区の投票先を決めようと思う。
サミットも終り、米中貿易戦争が少し水を入れて休戦になり、最悪をさけられたと一息ついていた所へ、「瓢箪「ひょうたん)から駒(こま)が出る」のように、朝米トップ交渉が実現してしまった。
トランプがツイッターで書きこんで、板門店で会えればいいなといったら、現実に一日後には第3回首脳会談になった。休戦状態にある朝鮮戦争が、実質的に終り、平和宣言をしたような内容と、現実が実現してしまった。
来年11/3(火)に迫った大統領選挙にむけたトランプ大統領の宣伝やパフォーマンスだとか、分析や批評はうるさいが、大陸と朝鮮半島に政治的地殻変動がおこっているのは事実である。
日本では、7/4・今日から参議院選挙が始り7/21(日)投開票である。たいへんな課題いっぱいの日本の社会、そして改革しなければならない日本政治です。チェンジと変革が必要な現実があります。期日前投票も利用して、かならず投票にはお互い行きましょう。