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アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

当ブログへようこそ

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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 詳しくは→こちらを参照の事。
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労災スラップ訴訟との闘いが始まった。

2013年04月27日 06時46分35秒 | 職場人権レポートVol.2
前々回の労災事故の記事の続きです。
昨日4月26日付で労災事故の顛末書を会社に提出しました。下記がその顛末書の全文です。(以下転載)

顛末書
搬送ドーリーを前にいたM氏(注:原文では実名)に当ててしまった件について

(内容)

 4/16日(火)14時頃、搬送中のドーリーを、後方から未搬送のドーリーを取りに来たM氏の足に誤って当ててしまいました。(下記現場略図参照)
 氏は怒りながら横にうずくまりました。私は「大丈夫ですか?」と声をかけ、搬送後に「すみませんでした」と謝り、氏はうなずきました。
 その後レーン作業再開で私は元の配置に戻りましたが、氏はこれ以上作業は無理と14時15分に早退してしまっていたのでした。
 4/17日(水)私は出勤。氏は公休で怪我の通院治療。そこで全治5日の診断をもらった事を後で聞きました。
 4/18日(木)私は公休。氏は通常通り出勤し作業終了まで勤務。
 4/19日(金)12時半過ぎ、Pシフト(遅番)出勤で事故後初顔合わせとなった氏が私の所に来て、「謝罪もなく誠意が見られないので賠償請求する。裁判だと費用倒れに終わるので和解(示談)で話を進める。それが不服なら裁判で話をつける。どちらを選ぶか5月頭までに決めて報告に来い」と。所長に労災に出来ないか相談するも、第三者行為災害の場合は認定困難と言われる。
 4/23日(月)所属の地域労組にも相談。労組書記長が労基署に確認し労災認定可能との返事をもらう。
 4/24日(火)それを所長と氏にも報告し、労災処理の方向で手続きを進めてもらう事になりました。

(今後の対策)

(1)私は身長が低く、そのままドーリーを普通に押したのでは前が見えなくなるので、今後は身を乗り出して横から前方確認しながら搬送します。
(2)前との車間距離を充分取り、見えない場合は一旦停止します。
(3)今まで工事中の壁に付けていた仕分けカゴ車も、今後はドーリー搬送中は一時撤去し通路確保に努めます。
(4)今後は二度とこの様な事故を起こさない様に注意します。
(5)但し氏からの謝罪・賠償・和解要求については、今後は一切応じる事は出来ません。最悪裁判で決着をつけます。(下記理由により)
 1)既に事故当日に一旦謝罪しているし、治療費についても労災保険で支払われる目途がついた。
 2)確かに事故の加害者は私でその点については反省するが、今回の様な日常起こり得る重過失とも言えない事故に対し、氏は業務上過失傷害の刑事責任まで言い立て、スラップ(嫌がらせ)訴訟までほのめかすに至った。そこまでされてまで謝罪をまだ要求される筋合いはない。
 3)賠償ともなれば、会社側の安全管理・監督責任や、後方レーン担当で前までドーリーを取りに来るマニュアルにはなっていなかったにも関らず、工事中の狭い通路を逆走して来て私のドーリーの死角に入り込んだ氏の落ち度についても過失相殺されなければ不公平。
(以下、私の自筆署名で終わる。尚、上記1)~3)の部分は原文では機種依存文字の丸囲み数字で表記している。)

 
 上記が顛末書記載の現場略図。
コメント (3)
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何ちゃらの医学博士さんへ

2013年04月21日 13時36分43秒 | 当ブログと私の生い立ち
 この間、下記のコメント投稿を何度も送って来られていますが、はっきり言って迷惑です。

 Unknown 2013-04-18 11:50:56 東京女子医科大学卒業の旧華族出身の「至誠会」の医学博士より 754名の山宣がネオナチの蛮行...

(1)そもそも文章が意味不明。
(2)水俣病の責任を取らないチッソの関係者?(文面では「江頭豊」氏となっている)を糾弾しているかのようなコメントの文面ですが、それと彼が皇族の雅子の親戚筋かどうかなんて、水俣病とは何の関係もありません。そんな話の本筋から離れた事を長々と述べられても、話が余計こんがらがるだけです。チッソの企業責任を追及したいのなら、もっと分かりやすく書いて下さい。
(3)そもそも私は天皇制廃止論者です。そんな人のブログにわざわざ来て、雅子がどうたらこうたらばかり書かれても、そんな投稿に付き合わされる方こそ良い迷惑です。場違いな投稿はやめて下さい。
(4)コメントを寄せられた記事自体も、水俣病とも皇室問題とも無縁な、もう数年も前の在日フィリピン人(カルデロンのり子)一家へのネトウヨの嫌がらせを批判したものです。そこに今頃になって、畑違いの意味不明なコメントを寄こされても迷惑なだけです。

 よって、幾ら投稿されても全て削除します。コメントの削除権はブログ管理人にあり、その削除理由を開示する義務もありません。そんなにコメント投稿したければ、もっとそれに相応しいブログや記事を自らお選びになって、そこに投稿して下さい。
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これは俺だけの責任か?

2013年04月21日 12時32分28秒 | 職場人権レポートVol.2
     

 今回は急遽予定を変更して、私が起こした職場での事故の話題を取り上げます。当初予定していた記事は次回以降に回します。社外の一般読者にとっては馴染み薄い話で恐縮ですが、私にとっては寧ろこちらの方が切迫した話なのでご容赦下さい。

 私が起こした事故というのは、4月16日の午後2時過ぎに、ドーリーという台車に積まれた積み荷を押して歩いている時に、前方で同じようにドーリーを押して歩いている作業者(仮にMとしておく)の後ろ足に当ててしまったという物です。左上の写真がその積み荷と同じタイプの物で、ドーリー(下のオレンジ色の台車)に豆腐・納豆・漬物などの惣菜・日配品が詰められた緑色のケースが積まれています。相当重たい物で、10段積みの満載ともなると背丈も私程(身長150センチ余)になります。
 それを私は、真ん中上写真の事故現場付近を、手前側から奥の方に向かって押して歩いていました。事故現場は通路で、片側がシステム変更に伴う改修工事(足場が組まれブルーシートが張られている)で狭くなっています。この写真では写っていませんが、事故発生当時は、残りのドーリーや仕分け中のカゴ車もブルーシートの前に置かれていて、通路が相当狭くなっていました。ドーリーの搬送作業自体も、それまで収納していた場所が改修工事で使えなくなり、後方の仮置き場に移動しなければならなくなり発生したものです。(左上の現場略図参照)

 そこで私がドーリーを押して歩いている時に、前方不注意で先に押して歩いていたMの後ろ足に当ててしまったのです。Mは「お前、何やってんじゃ、きちんと前を見て運べよ」と私に向かって言い、痛そうに後ろ足を庇いながら暫く横のカゴ車に蹲っていました。私はあわててMに「大丈夫ですか?」と声をかけ、ドーリーを持って行って戻って来てからも「すみませんでした」と声をかけました。Mがそれに応えて軽く頷いたのを覚えています。その後、また仕分け作業が始まり、私は自分の担当レーンに戻りました。私は、その時はそれで済んだと思っていたのですが、実はMはこれ以上作業続行は不可能だと所長に早退を申し出、14時15分に早退していたのでした。

 それで16日の当日は終わり、翌17日は私は出勤。Mはその日は公休日で、病院で治療を受け全治5日の診断を貰った事を後で聞きました。18日は今度は私が公休で、Mは通常通り出勤し作業終了まで勤務。
 その次の19日に、遅番のシフトで12時過ぎに出勤してきたMに、「自分から怪我させておきながら謝罪もないのか、誠意がないので刑事・民事上の責任を追及する」「警察に届け出て裁判起こしても良いが、お互い時間も金も費やした上に和解を勧められるのがオチなので、和解の線で行こうと思う」「それに不服なら裁判で決着を付ける、和解と裁判のどちらを選ぶか決めて5月頭に俺に言いに来い」という旨の事を一方的に告げられました。

 私は暫し呆気にとられたままでした。刑事上で業務上過失傷害罪に問われれば、5年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金刑になる可能性がある(刑法211条1項)。民事上でもMの治療費に加え、通院交通費・逸失利益(早退から当日終了までの賃金)・慰謝料(Mは5千円とか言っていた)が請求される。
 でもその一方で、確かに一番悪いのは不注意で事故を起こした私だが、それを監督する会社にも責任があるのではないか。そもそも今回の事故も、工事中の狭い通路で作業させられたから起こったのだ。それにMにしたって、狭い所なのだから後ろにいて、やがて前からリレー送りされて来るドーリーをそのまま流しておれば良いのに、わざわざこちらまで戻って来て残りのドーリーを持って行こうと方向転換したから、私のドーリーの死角に入ってしまい、工事中の左側を意識し過ぎて(私はMもそちらにいると思い込んでしまった)通路の右に寄せ過ぎ、前方の確認も出来なくなった私のドーリーに当ってしまったのだ。勿論、通路の右に寄せ過ぎ前方確認を怠った私が一番悪いのだが、前述の他の要因は一切無視して、私だけを悪者にするのは不公平じゃないか。

 そういう思いが頭の中を交差する中で、業務終了後に「労災に出来ないか」所長に相談すると、「今回の場合は第三者行為に当たり、会社では労災に出来ない、会社としては当事者同士で話し合って貰うしかない」という返事でした。業務災害は全て労災で処理されると思っていた私は面食らいました。
 「第三者行為」というのは聞きなれない言葉ですが、労災保険を支払う政府の側からすれば、たとえ事故の当事者であっても、労災保険の支払者(政府・会社)でも受給者(今回の場合はM)でもない私は第三者となるのです。そして、たとえ業務災害でも第三者(事故の加害者である私)によるものは労災支給の対象外となり、仮に立替払いで保険がMに支払われても、今度は私が政府に賠償しなければならなくなるのです(労災保険法第12条の4第1項=下図参照)。
 

 少なくとも所長の解釈に従う限りでは、どっちに転んでも同じという事です。でも、元々この第三者行為の規定は、被害者による二重取り(今回の例ではMが私から損害賠償を得ながら国からも労災保険給付をせしめる可能性)を防ぐ為に設けられた物です。それを会社側は、労災保険給付をケチる為に濫用しているのです。
 そして、業務上過失傷害罪に問われ得るというのも、普通は交通事故や医療過誤、業務災害でも全治1ヶ月以上等の重大事故に限られます。日常起こりうる業務災害で全治5日程度の普通の怪我を負った位では、加害者も被害者も同じ会社の従業員の場合なら、最近はほとんど労災で処理されるようです。でないと、そんな事でいちいち書類送検されたり損害賠償を求められたのでは、安心しておちおち仕事もしていられないし、そもそも労災保険に加入している意味がありません。また、民法の規定にしても、業務上過失などの不法行為による賠償責任(民法709条)とは別に、使用者側の安全配慮義務や監督責任についても決められています(同715条)。そういう事も調べているうちに徐々に分かって来ました。

 では、何故Mがそこまで私に絡んできたのか。ここからは単なる私の推測ですが、ベテランで仕事は出来るが、偉そうな物言いで小山の大将タイプのMとは、私は今までもそりが合いませんでした。
 例えば、私がコレック(簡易フォークリフト)で運んで貰う為に自分のレーンの外側に出したカゴ車を、コレックの運転手が「今は邪魔になるから後で運ぼう」と、隣のMのレーンの外側に仮置きした時も、Mは私が置いた物と勘違いして私に食ってかかってきた事がありました。その時は私が置いたのではないと説明しましたが、物量が多くなれば隣のレーンの横にはみ出て仮置きする事もあるでしょう。実際、Mもそういう時はこちらのレーンの外側にはみ出て作業したりした事もあったのに、そんな自分の事は棚に上げて、何故そこまで偉そうに言われなければならないのか。これではMの顔色を伺いながら仕事をしなければならなくなる。たとえ経験や能力に差があっても、同じ人間としてみんな平等である筈なのに。私はMの奴隷ではない。

 そういう事もあったりしたので、今後はMと隣り合わせのレーン配置にしないように、ダメ元で副所長に言ったら、それがすんなり通ってしまいました。普通なら「君だけ特別扱いは出来ない」と言われたり、少なくとも理由は聞かれると思っていたので意外でした。多分、会社もMのそんな性格を知っていたからそうしたのでしょうが、じゃあ何故今までMのそんな所を指導して来なかったのかと、却って会社への不信感が増したのを覚えています。今回Mが私にことさら強く出てきたのも、それに対するMの反発があったのではないかと思っています。
 そんな奴なので、損得勘定だけで考えれば、無駄骨に終わる可能性の高い裁判よりも和解(示談)の方が、自分にとっても有利だと内心思ってはいても、和解を選ぶのは躊躇していました。幾ら「錯誤や強迫によらず当事者同士の真意」で結び、監督署にも提出しなければならないと和解(示談)規定には謳っていても、いつまた後遺症やら何やらで吹っかけられるかも知りません。

 そういうモヤモヤとした思いを抱えたまま、昨日4月20日の出勤時に同僚のTさんに、「和解と裁判のどちらを選ぶべきか」相談してみました。Tさんは「裁判で敗訴した時の事を考えれば和解を選ぶ方がベターじゃないか」という意見でした。他の同僚の意見も聞こうと、昼休みに食堂で食事をしていたら、Tさんから既に聞いていたのでしょう、先に長老格のFさんの方から、「お前、昨日Mから色々言われたんだろうが、そんな物払う必要ないぞ」「そもそも、こんな危険な所で作業させた会社が悪いのだ、下手に払ったら今度は何言ってくるか分からんぞ」と話しかけられました。
 私はこの件で改めてFさんを見直しました。今までは、雑談の度に「北朝鮮が中国が」云々とか「お国の為に」とか右翼的な事をよく言うので、およそ労組とか団交といった話には無縁な人だと思っていたから。但し、会社にも言うべき事は堂々と言うので、そこは評価していましたが。
 「お前、俺らなんかよりもずっと弁護士の事とか詳しい筈なのに、何故それを利用しないのか」「裁判になれば堂々と受けて立てば良い」というFさんの言葉に励まされ、私の腹は決まりました。但し、「前方不注意だったお前も悪いんだぞ、今後はこれに懲りて気を付けろよ」と釘は刺されましたが。

 私の会社にはバイトの労働組合はありませんが、前職場での一方的な労働条件切り下げに対抗して、私が個人加盟の地域労組に加入した事は、このブログでも折に触れて書いてきました。しかし、組合のない会社の、勤務地も職種も勤務時間もバラバラなバイト・パートの寄せ集め労組なので、正直言って私は最近は余り期待していませんでした。
 でも、そんな組合でも「腐っても鯛」、事なかれ主義の会社では組合にしか頼れないので、今回の件も組合委員長には既に一報は入れています。「労災認定するのは会社ではなく、あくまで労働基準監督署なので、まずはそちらに相談されては」という委員長の助言に従い、監督官の意見も聞いた上で、和解にするか裁判を選ぶか最終的に判断したいと思います。少なくとも変な泣き寝入りはしないつもりです。
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大阪で小野市生活保護条例についてのオープン討論会をやります。

2013年04月15日 22時05分56秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
   

※以下、その会場となる討論バー「シチズン」のブログより転載。


オープン討論会「小野市福祉給付制度適正化条例」について

イベントのお知らせです。

4/21(日)営業時間内(15時~22時)
オープン討論会
生活保護受給者はパチンコしちゃいけないの?
「小野市福祉給付制度適正化条例」について

オープン討論会は、その日のテーマを決めて、
関心ある方に来てもらって皆で話をしよ~うという企画です。
営業時間内(15時~22時)何時に来てくださってもOK(何時に退席されてもOK)。
お客さん同士、マスターも交えて、話が出来ます。

【参加費】 200円+ドリンクオーダー
【場 所】 討論Bar“シチズン”(→アクセス)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小野市の「福祉給付制度適正化条例」
‥簡単にいうと(間違ってるかもしれないけど)
生活保護受給者がパチンコとか競馬とかその他の遊技、遊興、賭博等に
お金を使ってしまってる場合、
市民はこれを速やかに市に報告することを責務とされ、
そしたら市はこれを調査、警告して、場合によっては
支給した金銭の一部又は全部を受給者から徴収する、
とかそんな感じ‥かな‥?

何か条例案、出たと思ったらあっという間に可決されて、4月から施行。

でも、憲法(法律)とか福祉のことに詳しい人たちからは、
反対の声が上がってたし、
問題にされてるんですよね。
小野市だけでの問題じゃ、ないみたい‥

シチズンマスターもブログで記事を上げてるので、
よかったら↓読んでみてください。
*小野市福祉給付適正化条例について http://barcitizen.blog.shinobi.jp/Entry/25/
*小野市福祉給付適正化条例可決の報を受けて http://barcitizen.blog.shinobi.jp/Entry/27/

関心ある方は是非、話しに来てください
賛成の方も反対の方も、もうちょっと説明して?何が問題なの?って方も、
ご参加お待ちしてます♪

討論Bar“シチズン”
大阪市浪速区日本橋5丁目14-20越前ビル1F
地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-B 西出口より南へ徒歩2分。
堺筋からだと「すき屋の牛丼」の角を曲がってすぐ。
TEL.06-6537-7672 または 090-9875-7157


http://ameblo.jp/griripon/entry-11511156252.html

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ごみ有料化だけでは削減ではなく拡散にしかならず

2013年04月15日 01時06分31秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
   

 ごみ収集の有料化に踏み出す自治体が増えています。私の住む大阪府高石市でも、この4月から家庭(可燃)ごみ収集の一部有料化が始まりました。一部有料化(従量制)というのは、「一定量までは無料、それ以上は有料にする」という事です。今後は、可燃ごみについては、ごみ袋15リットル毎に1枚添付の無料ごみ処理券(1年間有効で今年は緑色のシール)が各家庭に所定の枚数で配られ、それを使い切れば、次には同様の単位で1枚30円の有料ごみ処理券(ずっと有効のオレンジ色のシール)をコンビニ等で購入してごみ袋に添付しなければならなくなります(上右端チラシのシール見本参照)。可燃ごみ以外の資源ごみ(缶・瓶・ペットボトル)や不燃ごみ(陶器・ガラス・電池等)についてはシール添付は不要です。

 私にとっては正に寝耳に水の話で、駅前の掲示板に貼られた告知チラシを見て初めて知りました。無料シールの配布枚数は世帯規模毎に異なり、年度が下がるに従って枚数も減らされます。私の家は現在は親父と私だけの2人世帯なので、無料シールは平成25年度の225枚(月間では約18枚)から順次減らされ、28年度には207枚(同じく約17枚)となります。市当局は、金儲けではなくリフューズRefuse(発生回避)・リデュースReduce(排出抑制)・リユースReuse(再使用)・リサイクルRecycle(再資源化)の4R促進を狙ったものだと主張していますが、私は以下の理由で納得出来ません。

 まず第一に、確かに環境保護の為に4R促進が必要なのも分かりますが、そもそも家庭ごみの排出量なんて、産業用と比べれば微々たるものではないですか。「塵も積もれば山となる」のかも知れませんが、福島原発から今も放射能が含まれた汚染水が事実上垂れ流し状態だと言うのに、その責任を誰も取らずにウヤムヤにしたまま、家庭ごみだけ槍玉に挙げられるのは到底納得が行きません。
 第二に、周知期間の短さです。通り一遍の告知だけでいきなり命令だから従えとは、まるで江戸時代と同じです。はっきり言ってやり方が非民主的。
 第三に、市役所に寄せられたパブリックコメント(公募意見)の大半が指摘している様に、本当に4Rを促進する気なら、こんな強権的なやり方ではなく、もっと市民に周知した上で、ごみ分別の徹底を図る中でやるべきです。それを経た上で「一部有料化もやむを得ない」という結論なら納得も出来ますが、それもなしにいきなりでは、一番押し付けやすい所にゴリ押ししているだけではないですか。
 第四に、市民にごみ削減や4Rを言う前に、行政の無駄をまず削るのが筋です。たかだか6万人しか人口のない小規模な市なのに、箱物ばかりがやたら多すぎます。臨界企業からの税収を当て込んで起債で箱物施設や都市再開発を進めたものの、やがて不況や産業空洞化の影響で税収も減り、後に残ったのは赤字財政と箱物だけとなってしまったのです。

  
 まず市役所(左上写真)。市の中心部にあるのは良いが、どの駅前からも遠く市バスもない。いちいち車や自転車で通わなければならない所に何故作ったのか。また、市道の拡張も整合性がなく、途中で長年に渡りずっと放置されたままの箇所が何か所もある(同じく右上写真)。一般に高級住宅地のイメージで知られる高石だが、それは海岸沿いの一部だけで、旧市街地には狭い路地が広がる。その再開発が今までずっと進められてきたものの、上から一方的に進められてきた為に、地元では反対運動も起こっている。

  
 高石駅前のアプラホール(左上)も、多少賑わっているのは1階のスーパーだけで、4階の図書館も駅前に移転して便利にはなったが、蔵書数も少なくコピー等のサービスもないので、余り利用しようとは思わない。府道沿いの公的医療施設(母子保健センター・介護施設・休日診療所等、右上)も、当初期待されていた市民病院よりもはるかに小規模で、利用効果も限定されてしまっている。

  
 芦田川ふるさと公園(左上)や河川改修(右上)も、元々あった鴨公園グラウンドや市営プールを潰してまでやる必要があったのか。確かに小奇麗な公園ではあるが、そんな物をわざわざ作る位なら、学校の耐震化等、もっと急がなければならない事が幾らでもあるのでは。

 そういう諸々の無駄をさし置いて、家庭ごみばかりを目の仇にされても、到底納得が行きません。これでは、4R促進で市民の意識や生活の在り方を見直すのではなく、単に見かけのごみ(処理費用)削減だけを考えているようにしか見えません。それで無理に有料化しても、マンション・コンビニ・駅のごみ箱への不当投棄や、ごみを処理し切れなくなって「ごみ屋敷」化する住宅が増えるだけで、何の問題解決にもならないと思います。

(参考資料)
・4月から一部従量制による普通(可燃)ごみの有料化がスタートしました(高石市HP)
 http://www.city.takaishi.lg.jp/kakuka/soumu/seikatu_kankyou_ka/itibujuuryouseiniyoruyuryouka.html
・家庭ごみの有料化(大阪府HP)
 http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/recycle/yuryouka.html
・ゴミの有料化始まる(山敷めぐみ議員日記)
 http://yamashikimegumi.com/2013/04/01/%E3%82%B4%E3%83%9F%E3%81%AE%E6%9C%89%E6%96%99%E5%8C%96%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B/
・ゴミ減量化を推進するため、一部従量制による普通(可燃)ゴミの有料化(松本よしひろNEWS)
 http://ameblo.jp/matsumotoyoshihiro/entry-11397120911.html
・一部従量制による普通(可燃)ごみの有料化(案)に関するパブリックコメント(ご意見の募集)の結果について(高石市HP)
 http://www.city.takaishi.lg.jp/kakuka/soumu/seikatu_kankyou_ka/yuuryoukapaburikkukomentokekka.html
・高石市が普通のゴミの有料化?(大阪府高石市 阪口シンロク市長の功績を羅列するサイト)
 http://www44.atpages.jp/takaisea/gomi_yuuryouka.html
・高石まちづくり情報(高石市職労)
 http://www5e.biglobe.ne.jp/~t-joho/f
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言ってる事とやってる事がちゃいまっせ~♪

2013年04月14日 20時00分42秒 | 二大政党制よりも多党制
 

自民と維新の衆院議員3人、迂回寄付で税還付
 自民党大阪府連会長の竹本直一衆院議員(72)(比例近畿)が2011年に自身が代表を務める自民党支部に計500万円を寄付したうえで、全額を同支部から自らの資金管理団体に寄付し、資金を還流させていたことがわかった。
 政治家が自らの資金管理団体に直接寄付した場合は所得税の還付が受けられないが、竹本氏の事務所は政党支部を迂回うかいさせて税還付を受けたと認めており、還付額分の利益を得ていたことになる。
 読売新聞の取材に対し、竹本氏は「自分は知らないので秘書に聞いてほしい。(政治資金)監査を通っているので問題はない」と話している。
 また、日本維新の会国会対策副委員長の馬場伸幸衆院議員(48)(大阪17区)と、同党の井上英孝衆院議員(41)(大阪1区)も、自民党の地方議員だった当時、代表を務めていた自民党支部を迂回し、自らの資金管理団体などに寄付金を還流させていた。寄付額は馬場氏が堺市議だった05~10年に計1225万円、井上氏が大阪市議だった09年に100万円で、馬場氏は寄付に基づいて所得税の還付を受けたことを認めた。
 日本維新の会の松井幹事長は10日の記者会見で、迂回寄付を禁じる政治資金規正法改正を目指す考えを示した。橋下共同代表は同日、「政党に寄付して税金を安くするのは、節税じゃない。政治家がやっちゃいけないことだ」と話した。(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130411-OYT1T00298.htm

nakakzs自民党維新の会政治
でもって生活保護の受給には「不正受給のみならず本当に困っている人まで一括にして」ケチつけると。政治っていったいなんだろうな。2013/04/11 16 clicks

hayakuzaka
こいつらが改憲したがっていることをお忘れなく。2013/04/11

shigeto2006
これもやっぱり「また維新か」という話。維新が自民党の補完勢力、さらにいえば自民党の中でもダメな人たちの集まりであることがわかるが、世論の支持をすぐに失ったのも当然だろう。2013/04/11 7 clicks

unamu_s政治
違法でないとしても、こういうことをしていると国民の納税意欲を減退させるし、消費税などの増税に応じる気持ちも薄れさせてしまうのではなかろうか。2013/04/11 2 clicks

coleo政治橋下
議員としてのモラルのひとかけらもない、というか矜持がない彼ら。維新の出自(=自民)が、こうして炙り出される。ようするに強欲。2013/04/11 16 clicks
 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/news/20130411-OYT1T00298.htm

 こいつらが二言目にはアホの一つ覚えの様に「保守」とか「維新」を叫ぶのも、社会保障や人権の拡充を求める国民の要求を「アカ」呼ばわりし、恰も自分たちが「アカから日本を守り蘇らせる」救世主であるかの様に演じながら、実は自分たちの利権や特権を奪われないように取り繕う為のもの。「自民党や維新の会だけでなく民主党も迂回寄付をやっているじゃないか」と言う物言いも、「民主党も主要部分は元自民」の本質を覆い隠す為のもの。

SHINGO☆西成@反・貧困デモ全国キャラバン御堂筋行進UYC
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みんな豊かになれば貧困ビジネスなんて放っといてもなくなるのに

2013年04月14日 19時19分23秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
 

競馬はもう止めた。今日の皐月賞でもドングリの背比べ、どの馬が勝ってもおかしくない。当てるには勢いタテ目やボックス買いを多用する事になるが、それでは殆ど儲けにならず。それも当たるとは限らず。逆に見かけの高配当に惑わされ三連単一着固定で何十点と広く薄く買っても同じ事。気晴らしに予想するだけに止める事に。

今日の皐月賞でも、結果は1番人気7番ロゴタイプ、2番人気14番エピファネイア、3番人気12番コディーノの順に1~3着。競馬エイトの予想では馬単7-14の1750円のみ的中、後の馬単・馬連11通り、三連複一着固定42通りは全て外れ。予想通り100円ずつ買い固く収まった場合でも逆に\1750-(\1100+\4200)=\3550の赤字。じゃあ、荒れるレースを穴狙いで買えば良いじゃないかと思っても、そんなレースは当たる事はまずない。だから荒れるのだが、胴元(JRA)だけはそんなレースでもテラ銭で常に儲かる仕組みになっている。
http://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html

買い物帰りに立ち寄ったトイレで見つけたチャットレディ募集チラシ。安月給でいつもピーピーの美容師・派遣社員・共働き主婦でも短時間で高報酬、託児所費用負担、電話のみで接触リスクなしと宣伝。どうせ同じ業者が、貧乏な非正規雇用の男性にも一時の出会いを演出しているのだろう。正に現代版「矛♂と盾♀」の貧困ビジネス。
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4.14とめよう壊憲! 護憲結集! 討論集会の告知

2013年04月10日 22時26分33秒 | 戦争・改憲よりも平和・人権
※マイミクさんから下記の催しがある事を教えていただきました。私も時間の都合がつけば参加してみようかなと考えています。

~今こそ、みんなの知恵を結集しよう~
とめよう壊憲! 護憲結集! 討論集会

と き 2013年4月14日(日)13時30分~16時30分
ところ 神戸市勤労会館 405/406号(JR三宮駅東5分)

問題提起  広原 盛明 さん(元京都府立大学学長) 60分
護憲政党の発言(60分) 社民党:服部良一さん(前衆議院議員)
新社会党:松枝佳宏さん(委員長) 
緑の党:長谷川羽衣子さん(共同代表)   共産党(再度参加要請中) 
質疑、フロアー討論 (60分)      
資料代 700円
                                
ご存知のように、昨年末の総選挙で自民党が圧勝し、他の憲法改正を目指す政党を合わせると、実に議席の3/4に近い348議席が改憲派で占められる結果となりました。7月の参議院選で改憲派が2/3以上の議席を獲得すれば、憲法の改変がすぐさま現実のものとなります。
自民党が昨年示した憲法改正案は、戦後の国民主権・平和・人権尊重をうたった現憲法のありかたを根底から変えて、「憲法は、国家権力を拘束・制限する」という立憲主義(憲法の本質)を否定し、憲法を国民統制の道具に作り変えてしまおうとする「壊憲」そのものです。
1928年の選挙では、2.6%の得票だったナチスが、30年には18.3%に。その時16もの政党が乱立し、失業・生活苦・混乱する政治に不満を募らせた国民は、ヒットラーの演説に引き寄せられました。33年3月の選挙の43.9%で全権を掌握したヒットラーは、わずか3年で92.2%を得票、後は戦争と破滅への道へとなだれ込みました。この30年代のドイツ情勢が今の日本と重なり、鳥肌の立つ思いがします。
「このままでは大変なことに…」と思いながら、「どうしたらよいか…」「時間がない…」「結局あかんのでは…」と一人で悩んでいる人は少なくありません。参院選までもう数か月、またその後には憲法を守る正念場となる国民投票を迎えるでしょう。今こそ、護憲・平和・生活擁護で一致する、思想・信条・党派の違いを超えた人々が、これまでの運動の課題にも率直に向き合い、未来志向の協働でこの危機を乗り越えることが求められています。そのために、私たちは何をすべきで、何が求められているのかを、皆さんと知恵を出し合い、開かれた討論の中から探る、そんな討論集会を開催します。ぜひご参加下さい。

〔講師紹介〕 広原盛明さん
元京都府立大学学長。都市計画・まちづくり研究者。 2003年に幅広い市民でつくる「市民ネット」と「民主市政の会」との共同推薦で京都市長選に立候補、174847票(得票率40.5%)を獲得するも、保守系現職に惜敗した。
主催 4・14とめよう壊憲!護憲結集! 討論集会実行委員会          

〔資料〕① 数字にみる2012年 総選挙結果
社民党は前回301万票の過半数152万票を失い、共産党も前回494万票の1/4にあたる125万票を失ったことは少数政党とはいえ両党が革新政党の中心的存在であるだけに、日本の革新勢力にとっては大きな痛手であることは間違いない。その結果、社民党得票数は301万票(4.3%)から142万票(2.4%)へ、議席数は7→2(比例4→1、小選挙区3→1)へと激減し、共産党もまた494万票(7.0%)から369万票(6.2%)へ、議席数は9→8(比例9→8、小選挙区0→0)へと後退した。この数字の意味するところは深刻だ。一言で言って、社民党は“解党的惨敗”、共産党はその一歩手前だと言ってよい。…(広原ブログより)

〔資料〕②   沖縄の集会にみた革新結束力  1/9朝日「声」欄より
 「千葉県松戸市から沖縄に転居して2ヶ月余り。昨年12月23日に宜野湾市で開かれた県民集会に初めて参加した。大変新鮮な光景だった。…壇上に共産、社民、沖縄社会大衆党の国会議員4人が勢ぞろいし、互いに他党議員の名を挙げて健闘をたたえ合い、固く手を結んで共闘を誓い合った。…沖縄の革新勢力が基地撤去の粘り強い闘いを続け、かつて名護市長選で勝利したことなど、国会での議席数だけでは計れない大きな力を発揮しているのは共同、共闘の力にほかならない。中央の共産、社民党がこの沖縄の姿を全国に広げることを望みたい。(鬼原悟:無職、那覇市59歳)」

賛同 / 佐藤三郎(憲法の改悪に反対する元教職員ひょうごネットワーク共同代表) 赤松 竜(神戸市) 粟原富夫(神戸市議) 井奥雅樹(元高砂市議) 池田 清(松蔭女子大学) 石川豊子(西宮市) 石塚 健(元教職員ひょうごネット共同代表) 李敬宰(高槻むくげの会) 石田加代(神戸市) 市村善之(神戸市) 井上 力(元神戸市議) 井上由紀子(神戸市) 色平哲郎(内科医・長野県) 岩野政樹(尼崎市) 岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師) 太田光征(「平和への結集」を目ざす市民の風代表) 大西誠司(北神戸9条の会) 大野貞枝(芦屋市) 大橋真司(静岡市) 恩田怜(元神戸市議) 梶原義行(神戸市) 片岡 隆(芦屋「九条の会」) 加納花枝(I女性会議ひょうご) 河内謙策(弁護士アピールを支持する市民の会) 川辺比呂子(明石市) 北上哲仁(川西市議) 木下達雄(平和憲法を広げる兵庫県民会議・阪神代表) 木村 修(マブイ・シネコープ代表) 黒田達雄(長田9条の会・建築士) 小林るみ子(神戸市議) 下司正彦(憲法を生かす須磨区の会) 紅林 進(東京都) 神戸YWCA平和活動部 小谷美智子(神戸市) 小寺山三左子(芦屋市) 小寺山康雄(ポポロ) 後藤玲子(弁護士) 酒井 一(尼崎市議) 櫻井幡雄(すまはまの会) 櫻井智志(川崎市・社会思想史研究者) 佐野修吉(神戸市) 嶋谷数博(高砂市) 市民社会フォーラム 塩谷裕子(吹田市) 下薗紀一郎(福岡市) 新原三恵子(神戸市) 菅野逸雄(加古川市) 菅野 博(加古川市) 陶山喜代子(守口市) 高島 仟(元神戸交通労働組合委員長) 高田富三(神戸再生フォーラム) 高橋精巧(神戸市) 高橋秀典(日朝ネット) 竹田雅博(神戸市) 竹山清明(京都橘大学) 田坂富士雄(神戸市) 田島 隆 田中和恵(千葉市) 田中慶子(千葉市) 田中敏夫(神戸市) 田原利継(和歌山市)チェイス洋子(西宮市) 坪谷令子(明石市) 寺尾光身(埼玉県) 寺沢京子(神戸YWCA平和活動部代表) 出口俊一(兵庫県震災復興研究センター) 東條健司(多井畑9条の会) 中島 淳(神戸芝居カーニバル実行委員会事務局長) 中島秀男(憲法を生かす会・垂水) 中田作成(新しい神戸をつくる市民の会) 永岡浩一(神戸市) 長瀬春代(箕面市) 中村典子(兵庫県被曝2世の会) 南條恵津子(西宮市) 中山弘樹(組合役員・東京) 難波希美子(大阪府能勢町) 丹羽良子(栃木県佐野市) 野村修身(東京都) 萩尾健太(弁護士・東京) 浜田守彦(ブログ「ひこばば」主宰) 原 和美(9プラス25改憲阻止市民の会世話人代表) 半澤惠子(伊丹市) 東本高志(ブログみずき~「草の根通信」の志を継いで~主宰・大分県) 久木義雄(浦安市) 飛田雄一(神戸学生青年センター館長) 広畑貞昭(尼崎市) 古田裕子(川西市) 古谷 仁(元宝塚市議) 「平和への結集」を目ざす市民の風 前川繁代(金沢市) 前田純一(堺市) 前田辰一(芦屋市議) 増田 紘(多聞/神陵台9条の会) 松尾満子(育児おばあ) 松上辰之(尼崎市) 松原秀臣(名古屋市) 松本 誠(市民まちづくり研究所代表・明石市) 三原啓史(音楽9条の会・池田市) 村井雅清(被災地NGO恊働センター代表)  村岡到(参院選選挙協力を望む会・東京都) 村上真平(農民/三重県) 室田正則(姫路市) 毛利正道(弁護士・長野県) 守田基師子(話し方コンサルタント) 森村啓一(高槻市) 森本克則(神戸市) 谷中進吾(神戸市) 柳田勘次(元兵庫県総評副議長) 山崎 貢(憲法を生かす北区の会) 矢野 宏(新聞うずみ火代表・大阪市) 山田吉則(大津市) 山本智映(松江市) 山本幹夫(大阪市) 吉岡治子(神戸市) 吉田 収(米国) 吉田俊弘(憲法を生かす会・灘) よつや薫(西宮市議) 若嶋秀明(明石市)           〔計117  4/5 現在〕

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賛同のお願い (下記の用紙でFAX または E‐メール等で お寄せください)
「とめよう壊憲!護憲結集!」討論集会実行委委員会の取り組みに賛同します。
お名前                  (個人、団体いずれでも) 公表 可 ・ 不可 
おところ                                                                   
連絡先 TEL・FAX                        
E-Mail                                            
あて先 Tel/Fax 078-733-3560  Eメール minami2satou@kxa.biglobe.ne.jp(佐藤三郎)
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今もなお世界を苦しめるサッチャーの悪しき遺産

2013年04月10日 20時19分45秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
Joy not grief as those opposed to Thatcher celebrate her death


●サッチャー死去 今なお生きる国家再生の教訓(4月10日付・読売社説)

 衰退しつつあった英国を蘇生させたばかりか、冷戦終結に重要な役割を演じ、世界を変えた女性政治家だった。
 1979年から11年間の長きにわたり、英首相を務めたマーガレット・サッチャー氏が8日、87歳で死去した。
 安倍首相は「意志の力を身をもって示した偉大なリーダーであり、国家国民のためにすべてをささげた尊敬すべき政治家であった」と、弔意を表した。
 今なお、日本がサッチャー氏から学ぶべきことは多い。最大の業績は、サッチャリズムと呼ばれる大胆な改革を推進したことだ。
 「小さな政府」によって、経済停滞と国家財政悪化という「英国病」の病根にメスをいれ、民営化や、金融市場の「ビッグバン」などの規制緩和を断行した。手厚すぎる福祉の抑制や炭鉱合理化など不人気な政策も果敢に進めた。
 金融に比重を置くあまり、製造業は弱体化し、貧富の格差が拡大したという負の側面もあったにせよ、改革は90年代からの経済成長の基礎を作ったと言える。
 中曽根政権の電電公社や国鉄の民営化、橋本政権の掲げた日本版ビッグバン(金融制度改革)もサッチャリズムの系譜に連なる。
 サッチャー氏が、レーガン米大統領のレーガノミクスとの連携で、世界経済の停滞を打開した功績は大きい。
 日本は今、アベノミクスで経済再生に取り組んでいる。安倍首相にも実行力が求められよう。
 サッチャー氏の教育改革は、安倍首相にも影響を与えた。首相は自著で、歴史教育の「自虐的」な偏向の是正と、教育水準の向上を図ったと評価している。
 サッチャー氏が、国際政治で果たした役割も忘れられない。
 米国による中距離核の欧州配備などを巡って米欧の足並みが乱れかけた時、ソ連に軍事面で対抗する必要を説いた。サッチャー氏は、西側陣営の団結、そして冷戦終結の立役者であった。
 世界が注目したのは82年4月、アルゼンチン軍が南大西洋の英領フォークランド諸島に侵攻した時のことだ。サッチャー氏は、直ちに英軍艦隊を派遣して諸島の奪還に成功した。
 「何よりも国際法が力の行使に勝たなくてはならないという原則を守ろうとしていた」というサッチャー氏の言葉を、安倍首相は施政方針演説で、引用している。
 国際法を順守しつつ、領土、主権を断固守る。その強い信念が、今の日本にも問われている。
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130409-OYT1T01584.htm

 英国の元首相マーガレット・サッチャーが亡くなりました。訃報の殆どは、彼女の推し進めた経済緊縮政策やフォークランド紛争での勝ち戦を、「鉄の女」の功績として上記のようにたたえるものが大半でしたが、少し調べただけでも、「ソ連から西側の自由を守った」なぞと持ち上げる事は到底出来ない人物である事が、次々と明らかになってきました。
 

●マーガレット・サッチャー(1925-2013):緊縮経済からアパルトヘイトまで英国元首相の遺したもの、タリク・アリが語る(Democracy Now!)

英国のマーガレット・サッチャー元首相が死去しました。87歳でした。サッチャーは英国初の女性首相として3期にわたり首相を務めました。「鉄の女」として知られたサッチャーは、米国のロナルド・レーガン元大統領とともに緊縮経済の代名詞となりました。彼女は、新自由主義(ネオリベラリズム)を批判する人びとに「代案はない」と断言したことでも有名です。ストライキを行う鉱山労働者との長い闘いは、英国の組合運動に大打撃を及ぼし、民営化の波をもたらしました。外交政策では、サッチャーはアルゼンチンとのフォークランド紛争を進め、チリの独裁者アウグスト・ピノチェトに対する決定的な支援を行い、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を支持してネルソン・マンデラを「テロリスト」と呼んでいたのは有名な話です。サッチャーの遺したものについて、パキスタン系英国人の政治評論家、ライター、活動家でニュー・レフト・レビューの編集者であるタリク・アリにロンドンから話を聞きます。
 http://democracynow.jp/dailynews/13/04/08/3?page=1

●ミュージシャンの批判対象にも(NHKニュース)

4月9日 13時26分経済の自由化に取り組んだ一方で貧富の格差の拡大を招き、さらにはフォークランド諸島を巡りアルゼンチンと戦火を交えたサッチャー元首相は、1980年代、若者たちの不満を代弁するイギリスの数々のミュージシャンの批判の対象となりました。
このうちバラード曲「シー」のヒットなどで知られるエルヴィス・コステロさんは、1983年に発表した「シップビルディング」という曲で、軍艦を作る造船所の町の悲哀を通してフォークランド紛争への抗議の意思を示しました。
またポール・ウェラーさん率いるザ・スタイル・カウンシルは、1984年のヒット曲「シャウト・トゥ・ザ・トップ」で、「底辺に落ちてあえいでいるときは、いちばん偉いやつに叫べ」と歌っています。
ウェラーさんは、自身のホームページに掲載されたインタビュー記事の中で、「当時、労働組合は弱体化させられ、炭鉱作業員のストが相次ぎ、失業者があふれた。サッチャーは暴君、独裁者だった」と述べています。
また、ザ・スミスの元ボーカリストでソロ活動を続けているモリッシ-さんは、1988年に発表した「マーガレット・オン・ザ・ギロチン」という曲の中で、「マーガレットをギロチンにかけろ」とサッチャー元首相を激しく批判しています。
モリッシ-さんは、サッチャー元首相の死去を受けて「サッチャー氏のせいで、次に女性が首相になることはないだろう。彼女は道を開いたのではなく、閉ざしたのだ。サッチャー氏は、人間性のかけらもない恐怖そのものだった」と極めて辛辣(しんらつ)なコメントを発表しました。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130409/k10013783571000.html

●モリッシーが寄稿した他界したサッチャー元英首相についてのコメント全文訳(アールオーロック・ニュース)

4月8日に他界したサッチャー元イギリス首相をモリッシーは痛烈に振り返っている。
ニュース・サイトのデイリー・ビーストにモリッシーは公開書簡という形で寄稿し、サッチャー女史の「行動はすべてがネガティヴィティに駆られたものだった」と評し、「野蛮で」「人間性など分子ひとつ分も持ち合わせていない歩く恐怖」だったと次のように綴っている。
「サッチャーが今も鉄の女と振り返られているのはどうしてかというと、その決して屈しない頑迷さや他人に耳を絶対に貸さないというまったくもってネガティヴな気質を持っていたからに過ぎません。
サッチャーの行動はすべてがネガティヴィティに駆られたものでした。サッチャーはイギリスの製造業を破壊し、炭鉱労働者を忌み嫌い、芸術を敵視し、北アイルランドの独立擁護派を憎悪しては死なせ、イギリスの貧民を蔑視してなんの救済の手立ても考えず、グリーンピースや環境保護活動家を嫌い、ヨーロッパの政治指導者としてはただ一人だけ象牙売買の禁止に反対し、ユーモアも温情も持ち合わせず、自身の内閣によって最後には放逐される羽目にもなりました。(フォークランド紛争で)アルゼンチン海軍巡洋艦ベルグラノを爆破させろと命じたのもサッチャーでした。ベルグラノがマルヴィナス(フォークランド)島排他的水域の外に出ていて、島から離れる途上にあったにかかわらずです! ベルグラノに乗船していた多くの若い水兵たちが嘆かわしく不当な死を迎えたこの時、サッチャーはイギリスのプレスに向けてガッツポーズを取って見せました。
これが鉄のよう? いいえ。では、野蛮? そうです。女性の権利獲得が進歩したからこそイギリスの人々の大半も自分たちの首相が女性であることも可能だと受け入れるようになったにもかかわらず、サッチャーはフェミニストを忌み嫌っていました。しかし、サッチャーのおかげでイギリスの政治で女性が権力を握ることは二度となくなったはずで、この門戸をサッチャーは自分に続く女性のために開けるどころか堅く閉ざしてしまったのです。
サッチャーはその政権時代に痛みを強いられなかった人たちのみから感傷的に懐かしがられるだけで、イギリスの大半の勤労層はすでにサッチャーのことなど忘れてしまっているし、アルゼンチンの人々は祝杯を上げることでしょう。事実として、サッチャーは人間性など分子ひとつ分も持ち合わせていない歩く恐怖だったのです」
 http://ro69.jp/news/detail/80719

 彼女は、旧ソ連や共産主義の独裁は非難しながら、反共独裁のチリのピノチェトや南アのアパルトヘイトは支持し、自由の闘士ネルソン・マンデラをテロリスト呼ばわりする、単なるご都合主義者にしか過ぎませんでした。「鉄の女」というのも、実際は、自分だけ中産階級から特権階級に這い上がろうとした只の「冷血漢」でしかなかったようです。「ソ連から西側の自由を守る」と言いながら、労働者の団結権や報道の自由は抑圧。学校へのミルク配給や医療のセーフティネットをズタズタにし、人頭税まで導入。女性解放や環境保護の運動も敵視。結局、サッチャーの言う「自由」とは、弱者や庶民の自由や人権ではなく、「勝ち組」による「弱い者虐め」「搾取の自由」でしかなかったのです。そして、本来ならそのサッチャー保守党に対抗すべきトニー・ブレアの英国労働党をも、保守党と同じ「イラク戦争賛成・新自由主義推進」政党に変質させてしまいました。
 この日本でも、そのサッチャーの教えを継いで、かつて中曽根や小泉が国鉄分割民営化や郵政民営化を行い、郵便局を過労死と官製ワーキングプアの巣に、JRを安全軽視・事故多発の職場に変えてしまいました。日本の社会党も、英国労働党と同様に右傾化を繰り返した末に自滅してしまい、その後を今度は民主党が辿ろうとしています。そして今や、橋下が大阪の町壊しや教育の破壊を、石原が外国人や障害者虐めを、安倍や片山さつきが弱者切り捨てを推進しています。サッチャーの残した悪しき遺産は今も世界を苦しめています。
 こんな輩の一体どこが「自由の守り手」か。御用マスコミは提灯記事ばかり書くな。何が「惜しい人を亡くした」か。それまで曲がりなりにも福祉社会だった英国を、米国並の拝金主義の格差社会に変えてしまっただけじゃないか。サッチャーなんかよりも、ラテンアメリカを多国籍企業の横暴・搾取から救ったチャベス・ベネズエラ大統領の死去の方がよっぽど惜しまれる。日本のサッチャー・ヒトラーも早く死んでくれ。
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なにわB級グルメ探訪20 かすうどん

2013年04月08日 23時46分17秒 | なにわB級グルメ探訪
 

被差別の食卓 (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社


 久々にB級グルメの記事を書きます。今回レポートするのは「かすうどん」です。「かすうどん」とは「油かす」の入ったうどんで、「油かす」というのは牛や豚の内臓を細かく切って内臓の油でカリカリに揚げたものです。元々は上記の「被差別の食卓」にも出てくる、主に大阪・河内の地区内で食肉加工業に携わる人々の間から広まった「ソウルフード」でしたが、最近ではコラーゲンが豊富な食材として一般にも知られるようになりました。

 実は、私はホルモンとか臓物の類が大の苦手でして、「かすうどん」に挑戦しようかどうか迷っていました。昔食べた「もつ鍋」が思いの外美味しかった事もあり、数週間前に思い切って難波のうどん屋で実際に食べてみました。他の記事投稿を優先したので、公開が今頃になってしまいました。
 写真がその時の様子ですが、やはりホルモン独特の匂いが鼻に付き、正直言って「もつ鍋」の時ほど美味しくはありませんでした。「かすうどん」を注文した時に、うどん屋の主人が摩り下ろしたニンニクを「お好みでどうぞ」と持ってきてくれた時も、何故うどんにニンニクなんか入れるのか分からずに、そのまま食べてしまいました。あの時にニンニクを入れていたら、また違った味になっていたかも知れません。「もつ鍋」の時は匂いが気にならなかったのは、ニラも鍋に一緒に煮込んで食べたからか。「かすうどん」ではなく「かすカレー」なら良かったのかも。静岡県の「富士宮焼きそば」の具にもよく使われるそうなので、今度は「焼きそば」か「お好み焼き」で挑戦してみたら良いかも知れませんね。

 他にも「ソウルフード」として有名な物に、おでんに入れるコロ(鯨の油)やフライドチキン等があります。私、フライドチキンがソウルフードだとは、つい最近まで知りませんでした。ケンタッキー・フライドチキンのイメージしかありませんでしたから。フライドチキンも、元々は米国の黒人奴隷が、白人が食べ残した鶏の手羽先を油で揚げて食べ始めたのが最初だったそうです。コロやすじ肉はおでんの具の定番ですね。私も大好きです。
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