アフガン・イラク・北朝鮮と日本

戦争も人権抑圧もNO!万国のプレカリアート団結せよ!

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稲垣、うるさいぞ!

2019年03月31日 21時34分46秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

4月のシフト表をもらったが、今日(3月31日)の日曜だけでなく明日の月曜も出勤になっていた。明日からダブルワークもあるのに、これでは身体がもたない。そこで社員に言って今日のお昼で早退させてもらった。それで折角、自分の部屋でくつろいでいたら、近くのあいりん総合センターの方から音楽や演説の声が。何事かと行ってみると、今度の統一地方選挙で大阪市議選に西成区から立候補した稲垣浩が大音量で演説していた。

あいりん総合センターは既に建て替え工事で隣の南海電鉄の高架下に仮移転したが、今も昼間はシャッターが開けられ、労働者の溜まり場になっている。その労働者を前に、稲垣が「センター閉鎖するな!」と叫び、支援者が手製の楽器を鳴らしてプロテストソングを歌っていた。しかし、その「浮いてる」感たるや半端ではない。まず支援者の服装が余りにも貧相。これではセンターにたむろしているホームレスと余り変わらない。その貧相な支援者が、縁石や空き缶を楽器代わりにプロテストソングを演奏しているのだから。

そして、稲垣が乗ってる宣伝カーもボロボロ。「公営選挙で必要経費も公費で一定まかなえるのだから、もっとマシな宣伝カーに乗れよ」と思う。稲垣の演説も「センター閉めるな!」の一点張りで、「何故、仮移転でもダメなのか?」の説明が全然ない。ビラも撒かないので、公約の詳しい中身も全然分からない。それで言ってる事は「センター潰すな!労働者は立ち上がれ!あんたらの居場所も無くなるねんで!それでええんでっか!ポリ公帰れ!ガードマン帰れ!」の一点張り。遠巻きに眺める労働者も、いささかシラケ気味。

ただ、稲垣のオッさん自身は更にヒートアップ。私が16時に近くの銭湯に行き、帰りに夕食の弁当買って自分の部屋に帰って来ても、まだやっている。既にセンターのシャッターも閉まっているのに。それどころか、「ポツンと一軒家」のテレビ番組が始まり、今や19時半になろうとするのに、ますます血気盛んにがなりたてている。

普段はブログで左寄りの意見を開陳する私も、これにはさすがに閉口した。ひょっとしたら、選挙期間中ずっと、こんな調子で演説するのだろうか?本当に当選する気があるなら、まず運動員の服装や宣伝カーをもっと見栄え良くしろ。いくら「外見よりも中身の方が大事」と言っても、モノには限度がある。そして、ガーガーがなりたてるばっかりでなく、選挙公約のビラも撒け。それに、あいりん地区だけが西成ではないのだから、もっと他地区にも出て行って、聴衆に聴いてもらえる宣伝をしろ。

結局、稲垣浩は、19時になっても20時を回っても演説を続け、21時半も回った頃になって、ようやく静かになった。公選法の規定では、街頭宣伝できるのは20時までのはずでは?そんな独りよがりの選挙戦ばかり展開しているから、毎回、市議選に出馬しているのに、今まで一度も当選できないのだ。

 

なお、あいりん総合センターの建て替え工事に伴う仮移転問題については、私のブログの過去記事も参照の事。稲垣浩の人物・経歴については、ウィキペディアの記述を参照。それによると、あいりん地区で長らく野宿者支援の炊き出しを行い、今も継続しているらしい。但し、現在の炊き出し主宰団体とはたもとを分かち、対立関係にあるらしい。
 
 
ついでに稲垣自身の公約も追記で上に掲げておく。候補者のくせにビラ一つ撒かないので、業を煮やした私が、後日わざわざ区役所の期日前投票コーナーまで出向いて、選挙公報に掲げられた稲垣の政見を見せてもらったのだ。それを見ると、なかなか良い事も言っている。「イタリア・ローマ市政のように、架空の通りの名前で、ドヤ街住民にも住民票登録を認め、市民としての権利を保障する」という公約には私も賛成だ。しかし、それ以外の公約には、相変わらず舌足らずで独りよがりな記述が目立つ。「住民訴訟で大阪府と南海電鉄の癒着を暴く」「シェルターは強制排除の受け皿」と、表現はやたら勇ましいが、住民訴訟やシェルターの実態についての具体的な説明が何もないので、全然心に響かない。これでは一般の有権者はおろか、当のあいりん地区の住民からも相手にされないだろう。
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もう外国人なんか雇うな!

2019年03月27日 19時33分38秒 | 職場人権レポートVol.3

 

次のブログ記事は大阪ダブル選挙の事を取り上げるつもりでしたが、後回しにします。昨日、職場で起こったベトナム人留学生バイトとのトラブル内容について報告します。

昨日3月26日(火)13時半頃に、昼休みから戻って来た私が、既に仕分け作業を行なっていたベトナム人留学生の女性バイト2名に、「白菜1/4玉の場所を早く空けたいので、この白菜から先に仕分けして下さい」と言いました。すると彼女達から「それは重くて仕分け出来ません」と言い返されてしまいました。

しかし、それらの商品は、重いと言っても、1ケースの重量が5〜10キロ位しかありません。仕分けしなければならない商品には、もっと重い物がいくらでもあります。その程度の重さの商品も仕分け出来ないようでは仕事になりません。

そこで、私は所長を呼んで、所長からも仕分けするように言ってもらいました。それで彼女達も渋々、仕分けを始めましたが、当人達は全然納得が行かない様子でした。実際にその後に所長に聞いたら、彼女達は「もう辞める」と言って帰ってしまったとの事でした。

所長いわく「言葉がなかなか通じない為に、何故その白菜から仕分けしなければならないか、私の言っている事が、相手にうまく伝わらず、相手も自分達の言い分を日本語でうまく伝えられないのではないか?」と言う事です。

しかし、私は何も無理難題を言っている訳ではありません。
①数量の多い白菜・キャベツ・大根などから先に仕分けし、その場所を空ける事で、他の商品の収納場所や商品セッティングの場所を確保したい。
②重い商品から先に台車に積まなければ、重心を下に降ろして荷姿を安定させられない。荷姿が不安定な台車で出荷したら、運んでいる途中で転倒してしまう。

私は、彼女達に対しても、上記の理由も含め、「何故その作業を今しなければならないのか?」という事を、今まで何度も懇切丁寧に説明して来ました。しかし、何度説明しても、彼女達からは、ただ単に「重たいから仕分け出来ない」と言う返事が、オウム返しに返ってくるだけです。

この種のトラブルは何も今に始まった事ではありません。「重たい」という声は以前からベトナム人留学生の女性たちから上がっていました。しかし、それまでいた日本人バイトからは、女性も含め、そんな声は今まで一度も上がっていませんでした。それなのに、何故、彼女達ばかり優遇しなければならないのか?その分の負担は一体誰が被る事になるのか?他のバイトではないですか!

他に重たい商品はいくらでもあり、それどころか、もっと重い商品もあるのに、スーパーで売っている10キロ米よりも軽い5〜10キロ程度の商品も仕分け出来ないようでは、もうお話になりません。

また、これだけかみくだいて理路整然と理由を説明しても、その程度の日本語も理解出来ないようでは、どんな意思疎通も無理です。「重たい、シンドイ、腹減った…」そんな幼稚園児みたいな会話しか出来ない相手に、仕事を教える事自体がどだい無理なのです。

会社は、二言目には「いくら時給を上げてバイト募集かけても日本人の応募がないので、外国人に頼らざるを得ない」と言いますが、私は、まだまだ努力が足りないと思います。千円にも満たない時給で、早朝7時からこんな不便な臨海の埋立地にある職場に、一体誰が来ますか?勤務の時間帯も、昼勤と夜勤の二本立てだけでなく、13〜19時、20時、21時というように、いくつものシフト・パターンに分けて募集すれば、もっと言葉も理解出来て仕事も出来る人がいくらでも来るはずです。

いくら女性だからと言っても、たった10キロに満たない商品も仕分け出来ない。そんなバイトばかり雇われたのでは、他のバイトが迷惑します。実際に、以前いたベトナム人留学生の女の子が辞めたのも、「商品を仕分けしろ」「いや出来ない」と押し問答を繰り返して、同じ夜勤の中国人男性バイトとケンカになってしまったからです。

もう、そんなベトナム人なら要りません。もっと日本語がしゃべれて仕事も出来る「まともな人」を入れてほしいです。

 

しかも、ベトナム人の近視眼的で横着な仕事ぶりは、これだけではありません。仕分け後の誤積み防止チェックも、いくらやるように注意しても、目を離した途端にやらなくなります。誤積み防止チェックとは、農産物のケースを店舗別に台車に積んだ後、台車を運ぶ前に、他の店のケースが混ざっていないか、赤のサインペンで店名シールにレ点を入れながらチェックする作業の事です。それをベトナム人バイトは一向にやろうとしません。

確かに私も、よっぽど忙しい時は、同じ商品ばかり台車に積まれたケースに限っては、一々ペンでシールにレ点入なぞ入れずに、目視点検だけで済ます場合はあります。しかし、それはよっぽど忙しい場合に限ります。それも、同じ商品のケースばかり積まれた台車に限ります。

何故なら、これらの台車は、加工されたカット野菜の同じ商品が、同じ店ばかり連番で積まれている場合がほとんどだからです。他の商品や店のケースが途中で混ざっている事はまずありません。それが分かっているから、この場合だけ、よっぽど忙しい時に限り、誤積み防止チェックを目視だけで済ませます。

それ以外の場合は、どんなに忙しくても、必ず目視だけでなく、赤のサインペンで店舗別シールにレ点を入れて、間違って他の店のケースが積まれてしまっていないか、必ずチェックします。目視だけでは、どうしても見逃してしまうからです。だから、チェックも判別しにくいボールペンや黒のペンではなく、必ず赤のサインペンで行います。

ところが、ベトナム人留学生バイトと来たら、誤積み防止チェックのレ点も入れないまま、配送のトラックに台車を積み込む待機場まで搬送してしまうのです。台車に10ケース積んで一杯になって出す時に、赤ペンでレ点入れてチェックしなければならないルールになっているにも関わらず。

多分、彼らが誤積み防止チェックをしないのは、「たとえチェックせずに待機場まで持って行っても、トラックに積み込まれる前に、携帯端末で配達先のバーコードをスキャンして台数データを送信する時に、チェックもする事になっているから、別に何度も点検しなくても良いじゃないか」と思っているからでしょう。

あるいは、私が例外的にやっている前述の台車の場合のように、目視だけでチェックできると思っているからかも知れません。

でも、それではダメなのです。何故なら、もしトラックに積み込む直前に誤積み防止チェックで、運よく他の店のケースが混ざっている事を見つける事が出来ても、もう店によっては既に最終の配送便が出発してしまった後で、積み替えようにも出来ない場合も少なくないからです。

それに、時間が後になればなる程、作業場は商品や台車でごった返して、身動きすら取れなくなります。そんな状態でチェックや積み替えなんて出来る訳がありません。

そんな事は、いくら外国人の未経験者であっても、数週間も働いていたら分かりそうなものです。しかし、彼らは、自信過剰なのか横着なのか知りませんが、一向に赤ペンで誤積み防止チェックをしようとしません。

それを注意し、指摘するのも私だけです。他の社員は注意すらしません。それで、事故が起こってから「間違って他の店に誤配してしまった。スーパーから赤伝請求された。店から代品持って来いと言われ経費がかさんだ。だから君らバイトの時給も上げられない」と言い訳されても、私からすれば、社員や経営者の無策・怠慢以外の何物でもないと思います。

ちなみに、私が現在、毎週月・火曜日の17時から20時までダブルワークで働いている近くのクリーニング工場も、バイトの約半数はネパール人です。

そこで働くネパール人も、日本語は片言しかしゃべれません。私「ネパールのどこから来たの?」、相手「カトマンズ」…。その程度の会話しか出来ません。それ以上に込み入った話になると、もう会話は成立しません。「エベレストはネパール語で何と言うの?」という、およそ「込み入った」とは言えないような「ごく普通」の会話すら難しいのです。

それでも仕事が回るのは、私がそこでは業務初心者で、彼ら先輩の方が立場が上だから、少々の不満については目をつぶらなければならないという事もあります。しかし、最も大きな理由は、業務内容がいたってシンプルだからです。

クリーニング工場の業務は、ホテルから回収したシーツ、タオルやガウンを、ひたすら洗濯機や乾燥機に投入・回収して、後はアイロン掛けの機械にかけるだけです。そして、アイロン掛けの機械に掛ける前と後で、袖先や襟元を整えるだけです。それだけなら身振り手振りだけで仕事を教える事も一応は可能です。

但し、少し込み入った内容になると、もう分かりません。私も、その仕事を始めて数ヶ月になりますが、未だにアイロン掛け機の正式名称も操作方法も知りません。それでも仕事が回るのは、1人の操作係が機械のスイッチを入れると他の機械も自動的に動く仕組みになっているからです。その中で、私が知っているのは、シーツを機械に掛ける手順と非常停止スイッチの位置だけです。

正直言って、もう外国人を雇うのはやめてほしいです。いくら雇っても、社員は、言葉も通じない外国人のお守りをバイトに押し付けるだけで、自分達は何もしないからです。それでも、どうしても外国人を雇いたいと言うなら、ウチの会社も、商品の積み方などの説明をこと細かにしなくても済むように、身振り手振りだけで仕事を教えられるように、商品は全部同じ形、同じサイズの箱で納品するようにして下さい。外国人を雇うなら、最低でもそれぐらいすべきではないでしょうか?(勿論、最後のこれは皮肉で言っています)

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今やコンビニの社会的存在意義そのものが問われている

2019年03月20日 17時25分22秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を

 

コンビニの時短営業で話題になったセブンイレブンの店に行って来ました。「24時間営業では身体がもたない。バイトも来ない。せめて午前1時から6時まで休ませてくれ」と、オーナーが時短営業に踏み切り、本部と対立している店です。現在、ネットでオーナーを支援する署名が集められています。

私もその署名に協力しましたが、その店が東大阪市にあると聞き、実際に訪ねてみる気になりました。あわよくばオーナーから話が聞けるかも知れませんし、それが無理でも実際の立地を見る事で、深夜営業の困難さを垣間見る事が出来るかもしれないと考えたからです。

店は東大阪金物団地の近くにありました。近くには近大のキャンパスもあります。狭い市道が交わる角地にあり、広い駐車場が店の前に広がっていました。店自体も中小スーパーぐらいの広さがあります。着いたのはお昼前で、それなりにお客が入り、男女2名の店員がレジに立っていました。

しかし、周囲は住宅と町工場が混在する準工業地域。最寄駅から行くには20分ぐらいかかります。近畿自動車道からは近いので配送の便は良いものの、前の市道は片道1車線の幅しかありません。一つ南の筋は片道2車線のバス道路で、商業施設もそちらの方に集中しています。これでは、夜は店の売り上げも余りないのではないかと思われます。

そもそも、そんな採算性云々の話以前に、「生身の人間を24時間休みなしに働かせて良いのか?」という問題があります。オーナーと言っても実態は労働者なのですから。

コンビニ本部が時短営業に反対する理由は、主に次の二つです。一つは「客の要望」、もう一つは「防犯効果」です。しかし、そんなにコンビニのお客が24時間営業を望んでいるでしょうか?私は、はなはだ疑問に思います。「夜8時には閉店してしまう」と言うならまだしも、今まで終日営業だったのを夜11時閉店になった所で、困る客が一体どれだけいるでしょうか?

お客がお店を選ぶ理由は、まず第一に立地条件、第二に商品の値段と品ぞろえです。どんなに営業時間が長くとも、不便な場所にあるコンビニには客は入りません。通勤の生き帰りに気軽に立ち寄れるかどうか。これがまず決め手になります。しかし、どんなに便利な場所にあったとしても、商品に魅力が無ければ売り上げは伸びません。それなりに良い商品を手頃な値段で買えるかどうか。これが次に決め手になります。

私の場合を例にとると、朝食用のパンは、近くのコンビニではなく、少し遠くにあるスーパーで買います。コンビニに並んでいるパンは、値段が高い割には美味しくないからです。毎日食べる物なので、やはり自分が一番美味しいと思うパンを食べたいものです。しかし、パンが残って昼食にパスタと一緒に食べる時は、パスタは近くのコンビニで買います。スーパーには原料の小麦粉しか売っていないからです。室内にはキッチンも冷蔵庫もないので、レンジでチンしてすぐに食べられるコンビニのパスタでないとダメなのです。

そんな私にとっては、「その店が24時間営業かどうか?」なんて、どうでも良い事です。たとえ24時間営業の店であっても、帰ってくるまでにチンしてもらったパスタが冷めてしまっては何もなりません。

24時間営業の防犯効果についても、私は疑問に思います。それが証拠に、実家近くのコンビニとは目と鼻の先にある家でも、強盗に入られた事があるのですから。その家は、24時間営業のコンビニとは数軒しか離れていませんでした。ちょうど角を曲がった先にあり、コンビニからは見通せない位置にありましたが。住んでいたのは老夫婦2人だけなので、強盗のターゲットにされてしまったのでしょう。

「夜もコンビニの明かりが煌々(こうこう)と点いている事で犯罪が抑止できる」と本部は言いますが、私はむしろ逆だと思います。いくら煌々と明かりが点いていたとしても、客がほとんど来ず、従業員もバイトが一人か二人しかいない店では、逆に強盗のターゲットになりかねません。現に、ワンオペ時代の「すき家」がそうでした。夜間は店員が1人しかいない為に、たびたび強盗に入られていました。余りにも「すき家」ばかり強盗に入られるので、業を煮やした警察によって、全国一斉に抜き打ちで保安点検に入られた事もありました。

では「バイトを雇えば人手不足は解決するか?」と言うと、これも今はもう、かなり難しいです。幾らバイト募集しても時給900円台、深夜割増でも千円余の低賃金で、多忙で覚える事も多いコンビニバイトに、一体誰が応募すると言うのでしょうか?深夜だと強盗に襲われる危険もあります。そんな危険を冒してまで、一体誰が来ると言うのでしょうか?幾らバイト募集しても、日本人はなかなか来ないので、やむを得ず外国人のバイトを雇うようになったのでしょう。

何故コンビニのバイトがそんなに低賃金なのか?これには、はっきりとした理由があります。それはコンビニの特殊な会計システムにあります。コンビニで売っている食料品の大半は、賞味期間の短い日配品です。売れ残った商品は捨てるか値引きして売るしかありません。スーパーでは、これらの廃棄ロスや値引きロスは損金、つまり経費として落とせます。ところが、コンビニでは経費として落とせず、店の持ち出しとなるのです。

これを参院議員のHPの下の図で説明します。おにぎりを1個70円で仕入れて100円で売って、8個売れて2個廃棄したとします。売上金額は100円×8個=800円。仕入原価は70円×10個=700円。粗利益はその差額800円-700円=100円です。その100円の粗利益を6対4の割合で、本部に60円、店には40円という形で分配します。これがスーパー等で行われるごく一般な会計システムです。

ところがコンビニでは、廃棄分は売上原価には含ませず、オーナーが負担すべき営業費として計上してしまうのです。具体的には、売上原価は70円×(廃棄分を除いた)8個=560円、粗利は800円-560円=240円。それを6対4で本部144円とオーナー96円で分配。しかし実際は、オーナーは廃棄したおにぎり2個分のロスも負担しなければならないので、96円-140円=44円の損しか残らないのです!

それを防ぐ為に、オーナーが賞味期限切れ間近のおにぎりを半額の50円で売ったとします。売上は100円×8個+50円×2個=900円。仕入原価は70円×10個=700円。粗利はその差額900円-700円=200円。確かに半額で売った分は仕入原価を割り込み赤字となりますが、それでも廃棄するよりはマシです。これが、スーパーでよく行われる見切り品処分です。しかし、それでは値引きだけで廃棄は発生しないので、本部はおにぎり10個分全ての仕入原価を経費として差し引かなければなりません。それでは本部の取り分が減ってしまいます。だから、資源浪費を防ぐ為に本来なら推奨されるべき見切り処分を、本部は逆にオーナーにはさせないようにするのです。

コンビニ本部が24時間営業に固執するのも、これと同じ理由です。たとえ、どんなに経費ばかりかさみ、防犯上も問題があったとしても、本部にとっては、商品が1個でも売れた方が良いのです。その為に発生する廃棄ロスや人件費、物件費は、全てオーナーに押し付ければ良いのですから。

それだけではありません。本部は店の規模や立地条件も無視して、大量の商品を店に発注させます。商品発注の権限も形だけはオーナーにあるものの、実際は本部にいるSV(スーパーバイザー)が取り仕切っています。オーナーは本部のSVに言われるままに、大量の恵方巻やバレンタインチョコを仕入れなければなりません。しかし、そんなに仕入れても売れる量は限られています。売れ残りは廃棄や自爆営業(オーナーや店のバイトがノルマとして買い取らなければならない)で処分しなければならないのです。

つまり、コンビニのオーナーは、形だけは「経営者、一国一城の主」としておだてられながら、実際は商品発注や廃棄・値引きの権限もない「名ばかり経営者」として、良いようにこき使われているのです。これがブラック企業の社員やバイトなら、まだ労働基準監督署に駆け込んだり、労働組合を作ったり、組合に加入したりして対抗する事が出来ます。最近では、組合のない職場のバイトでも、個人で加入できる労働組合もあります。最低でも「退職する自由」ぐらいはあります。ところが、オーナーには「辞める自由」すら無いのです。「辞める」と言おうものなら、本部が高額の違約金を請求してくるからです。

これでは奴隷と何ら変わりません。そこで、「オーナーも組合(コンビニ加盟店ユニオン)を作って団結しよう」という動きが出て来ました。労働組合と同じ様に、本部と団体交渉するのです。実際に、オーナー組合の申し立てによって、各地の地方労働委員会で時短営業を認める救済命令も出されつつありました。ところが先日、「オーナーは経営者であって労働者ではない。従って、オーナー組合も労働組合としては認められない」とする命令が中央労働委員会で出されました。これによって、今まで出されていた地方労働委員会の救済命令も全て無効とされてしまいました。

しかし、これもおかしな話です。オーナーが経営者であるなら、本部との契約も自由に変更できるはずです。少なくとも交渉する権利はあるはずです。転廃業も自由に出来るはずです。ところが実際は、商品の発注も自由に出来ず、値引きの権限もありません。果たして、他の業界にこんな「経営者」がいるでしょうか?今やプロ野球選手も、労働組合を作って自由に球団と交渉できるようになったと言うのに。

オーナーにあるのはバイトやパートを雇う権限だけです。しかし、会計は全て本部に握られ、店の口座も全て本部が管理しています。オーナーには送金専用の銀行カードしか与えられません。本部からは売り上げ達成の指令が絶えず送られて来ます。そんな中では、最低賃金ギリギリの時給でバイト募集せざるを得ません。しかし、そんな時給では誰も来ませんから、オーナーがシフトに入って休みなしで働かざるを得ないのです。

今まで薄利多売で業績を伸ばしてきたコンビニも、利益は全部フランチャイズの本部に吸い上げられ、実際は、労働者でありながら「名ばかり経営者」として、労働基準法や公正取引法で保護されない「奴隷労働」で成り立っていました。これは決して他人事ではありません。それは、「個人請負」の形で、この様な「奴隷労働」が他の業種でも広がりつつあるからです。24時間営業の便利さは、24時間酷使される奴隷労働に支えられています。「働き方改革」と言うなら、こんな「奴隷労働」こそ真っ先に撲滅されなければならない筈です。

ここまで来たら、もう採算や経営がどうこうという次元の問題ではありません。人の生き死にに関わる人権問題です。オーナーは何も「仕事をサボりたい」と言っている訳ではありません。「せめて深夜ぐらい休息させてくれ」と言っているだけに過ぎません。そんな細やかな要求すら、「採算が成り立たない」と言って契約見直しを拒否する本部は、もはや「鬼畜」としか言いようがありません。

最初から採算が取れないような不公平な契約内容そのものがおかしいのです。その様な不公平で詐欺的な契約内容は改革されて然るべきです。コンビニ各社はオーナーからの時短営業の要求にも応じるべきです。もし、それも無理だと言うのであれば、そんな事業に社会的な存在意義はありません。今の原発と同じで、とっとと廃業すべきです。

(参考記事)

セブンオーナー「過労死寸前」で時短営業…「契約解除」「1700万支払い」迫られる(弁護士ドットコムニュース)

大阪府にあるセブンイレブンのフランチャイズ(FC)加盟店が「24時間はもう限界」として、営業時間を短縮したことで、本部と対立していることがわかった。

この店舗は人手不足などを理由に、2月1日から午前1〜6時の営業をやめ「19時間営業」を開始。本部から「24時間に戻さないと契約を解除する」と通告されている。応じない場合、違約金約1700万円を請求された上、強制解約されてしまうという。

時短営業を求めているのは、セブンイレブン南上小阪店(東大阪市)のオーナー松本実敏さん(57)。店の売上は平均レベルで順調だが、人手不足から運営が困難になっている。

セブンでも、ビルなどの施設内にあるサテライト店のほか、少数だが加盟店でも24時間営業ではないところがある。「特別な合意」があれば、24時間ではない営業も可能であり、時短営業の許可を求めている。(編集部・園田昌也)

●妻を亡くし、人手不足が顕著に

松本さんは2018年5月にがんで妻を亡くした。妻は毎日店舗で働いていて、亡くなる1カ月半前でも、4時間ほど勤務していたという。それほど店は忙しかった。

松本さんは、喪失感を抱えたまま、2人分働いていたがついに限界を感じるようになった。

時短となった今も朝5時〜夕方6時まで13時間ほど働く。24時間営業なら16時間は働かないと店が回らないという。妻の死後8カ月ほどで完全に休んだ日は片手で足りる。

コンビニではスタッフを確保しづらい状況が続く。最低賃金は年々上昇しており、この傾向は今後ますます強くなると予想されている。加盟店の多くは家族経営だけに、松本さんのような事例は、ほかでも起こりうる問題だ。

「独立した事業者」ではあるが、コンビニオーナーには営業時間を決める自由がない。解約金や違約金が発生しうるためギリギリまで働き、「24時間年中無休」を支えなくてはならない。そんな業界の当たり前に一石が投じられている。(以下略)

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沖縄のサンゴ礁と民主主義を守れ!

2019年03月14日 22時24分07秒 | 沖縄の犠牲の上に胡坐をかくな

             

昨夜、「沖縄のサンゴ礁と民主主義を守れ!」という電子署名にサインし、ホワイトハウスに送りました(上記がその署名の請願内容です)。

前回も同じ様な(「せめて沖縄県民投票の日まで辺野古の工事を中止して下さい!」という趣旨の)署名にサインしましたが、前回との違いは、今回は県民投票以降も署名を続ける点にあります。

2月24日に行われた沖縄の県民投票では、自民党・公明党・維新の会による投票ボイコットキャンペーンにも関わらず、52%の投票率、71%もの得票率で「辺野古移設に反対」票が多数を占めました。「住宅地に囲まれ危険な普天間の米軍基地を除去する為と政府は言うが、だったら何故、同じ県内の辺野古移設でお茶を濁すのか?辺野古にも住民はいるのに。もう、これ以上の基地負担は沢山だ!」という県民意思の現れです。

しかし、政府はこの県民の民意が示されてもなお、まるでそれをあざ笑うかのように、辺野古の埋め立て工事を強行しています。

こんな事は、今の安倍政権と言えども、他の都道府県では絶対に出来ません。ところが、沖縄県ではこのような事も平気でやるのです。まるで「沖縄は日本ではない」と言わんばかりの態度で。果たして、これで民主主義が機能していると言えるでしょうか?日本がこんな非民主的、差別的な国であって良いのでしょうか?

この署名は13歳以上の方なら国籍に関係なく誰でも署名できます。署名方法は簡単です。自分のフルネームとメルアドを英語(ローマ字)で入力し、ホワイトハウスの署名受付窓口に送信するだけです。

これらの署名は、キャンペーン開始から30日以内に10万人以上の署名が集まれば、ホワイトハウスはそれに応えて何らかの声明を出さなければいけない事になっています。日本政府が沖縄の民意を黙殺する下でも、それを米国大統領府(ホワイトハウス)に直接伝える為に、この署名に賛同出来る方は是非ご協力下さい。

(参考記事)

 米請願署名第2弾 「民主主義とサンゴ守れ」ロバート梶原さん(琉球新報)

米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、県民投票まで工事の停止を求めるホワイトハウスへの請願を始めた県系4世のロバート梶原さん=ハワイ在=は2月27日、県民投票の結果を受け、「沖縄の民主主義とサンゴ礁を守れ」と題し、新基地建設中止を求める新たな請願へ署名活動を開始した。日本政府は貴重な生物を破壊する新基地建設工事を強行し、米国に対して設計上の欠陥や県民投票で民意を示した沖縄人への人権侵害に関する情報を伝えていないと訴えている。

前回と同様、ホワイトハウスの請願サイト「We the People」で始めた第2弾の請願は、工事が進めば、世界でもまれに見るサンゴ礁やジュゴンなど、多くの貴重な種が絶滅するだろうと指摘。新基地は不要で高コストにも関わらず、政府は工事を続けている一方、歴史的な県民投票で反対の意思が示されたことも訴えている。

梶原さんは「新しい請願は、沖縄の人々が県民投票で圧倒的な反対票を投じたことを伝えている。沖縄の問題に関心を寄せる米国民は増えており、大統領の返答より、米国民が沖縄を支援する機会を与えることが目的だ」と話している。

サイトのURLは下記の通り。

https://petitions.whitehouse.gov/petition/save-democracy-and-coral-reef-okinawa

(以下略)

(署名方法)

                           

(1)上記新聞記事に書かれた署名サイトへのリンクをクリックすると、左の署名サイトが表示されるので、①の「Sign Now」をクリック。

(2)②の署名欄が表示されるので、ファーストネーム(例:Taro)、ラストネーム(例:Yamada)、自分のメルアドを入力して、③の「Sign Now」クリック。

(3)署名サイトからあなたに署名意志の確認メールが送られて来るので、④のリンクをクリックして再度サイトに飛ぶ。これは署名後48時間以内に行わなければならない。制限時間を過ぎると再び署名しなければならなくなるので注意!

(4)署名サイトに⑤の「あなたの署名を受け付けました」というメッセージが出ていたら、それで完了。

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三代目が身上潰す

2019年03月13日 13時20分08秒 | 反ハシズム・弱い者虐め

                      

都構想住民投票は投票率66%で、反対70万対賛成69万の僅差で大阪市解体を阻止。しかし直後の出直し市長選ではその反対票を結集できず、投票率が15ポイントも低下する中で柳本顕(あきら)は僅か40万票で惨敗。幾ら「反維新で団結」と言っても、市民主導でなく候補者選びも自民府連に丸投げでは、多分、今回も同じ結果になる。

「反維新で団結」の宣伝が浸透するのは自覚的な一部の有権者のみ。それ以外のミーハー・無党派層にとっては所詮、野合でしかない。野合ではないと言うには都構想のデタラメをもっと真正面から訴えなければならない。都構想住民投票ではそれが出来たからこそ、あの維新相手でも競り勝つ事が出来たのだ。

ところが今回は松井・吉村辞職の後にこれから候補者選びに入ると言う。そして共産も立憲も候補者選びは自民府連に丸投げ。なら、もう結果は小池圧勝に終わった都知事選や松井・吉村圧勝に終わった大阪出直し選挙の二の舞になるのは目に見えてる。

前回の出直し選でも、自民府連の中に潜む安倍官邸と気脈を通じた「トロイの木馬」が、柳本顕の演説会でことさら安保法制賛成論や安倍ヨイショをぶち上げ、反維新票の分断を図った疑惑が。でないとあんな「惨敗」にはならない。今からでも市民主導で候補者選定を急ぐべき。https://hiroharablog.hatenablog.com/entry/20151126/1448496723

大阪知事選 辰巳琢郎氏擁立へ 辰巳琢郎は、私的には「食いしん坊万歳!」のイメージが強いが、京大卒でクイズ王としても有名だとか。平松さんのイメージと被る。政治的には未知数ながら、松井のヤクザなイメージや安倍の右翼的イメージのどちらでも無いので良いと思う。

知事は辰巳琢郎、市長はおそらく柳本顕。両方とも週明けに出馬表明。自民府連には「官邸のスパイ」もいるので半信半疑だった私も、これで大阪自民を少し見直した。辰巳は只のタレント候補ではない。頭も切れるし識見もある。維新は「タレントに何が出来る?」と言うが、創業者の橋下もタレント上がりではないか。

維新の劇場政治への反発もあり、イメージ先行の候補者選びは如何なものかと思っていたが、「名は体を表す」という事もある。橋下の全盛期も、偉そうな橋下の物言いに反発する層は確実にいた。カジノ頼みの松井・吉村はまるで漫画「ナニワ金融道」の街金コンビそっくりだ。カジノ頼みの街金政治に終止符を!

        

しかし、ホントによく似てるな。この2人。カジノ推進で拝金主義な所や、法律に書いてなければ何しても構わないという傍若無人な所も含めてw

辰巳琢郎氏が大阪府知事選出馬要請断る | 2019/3/10 - 共同通信 また官邸からの圧力か?

暗転した候補者選びも小西禎一氏に確定。松井府政の元副知事で、維新の手法に疑問抱き退職した方だ。どうやら筋を通す人の様だ。前回の敗因は知事候補が無名の新人だったのが市長選にも影響。今回は逆に相乗効果も期待できる。今度こそ維新政治にトドメを!https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190311-00010000-wordleafv-pol

維新があくまで都構想に拘(こだわ)るのは、もうそれしか維新の存在意義はないからだ。今度の選挙で自民や共産が負けても又巻き返す事は可能だが、維新は負けたらもうそこで終わり。松井・吉村は完全に政治生命を断たれ後釜もいない。後継者育成に失敗したワンマン独裁者の私党が辿(たど)る哀れな末路が露呈しつつある。

安倍氏4選「悪夢だ。自民に人材いないのか」共産小池氏 これも維新の都構想と同じ。何故、自民が安倍四選に拘るかと言うと、もうそれしか売りが無いから。安倍四選の支持者も単なる利権目当ての輩ばかり。籠池や加計がその典型だ。「三代目が身上潰す」の喩(たと)え通り。

ウチの会社も同じ。何故トイレの落書きが何ヶ月も放置されたのか?自分の担当ではないから。下手に消そうものなら次も自分の責任とされてしまうから。常に自己の保身優先で周囲がどうなろうと知ったこっちゃない。今回の選挙ではそんな奴隷根性を我々有権者自身が払拭できるか否かも問われている。

これは私とて同じ。大阪では維新には勝てない、日本では安倍には勝てない…私も心のどこかではそんな気持ちに囚われていた。しかし、独裁者は独裁ゆえにライバルを潰す。やがて後継者もいなくなり裸の王様だけとなる。幾ら強大に見えても所詮はウドの大木。最後まで諦めなかった者が勝つのだ。

「都構想」という自分達の主義主張の為に住民を巻き添え。自分達だけが民意だと自惚(うぬぼ)れ。最後まで議論を尽くそうとするのが本当の民主主義だろう。ところが自分の思い通りにならないからと、勝手に知事も市長も辞めて、「入れ替え出馬」までして選挙も私物化。こんな我儘(わがまま)許してしまって本当に良いのか?

             

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SNSに投稿したのが果たして問題なのか?

2019年03月06日 16時24分52秒 | 職場人権レポートVol.3

     

昨年末から勤務先の物流センター内トイレに書かれたベトナム人バイトの落書きを、2月になっても会社がずっと放置したままだったので、遂にバイトの私が自力で消し、「落書きするな」のベトナム語ポスターも自分で作ってトイレに張り出しました。いくら自分の勤務先とは言え、一介のバイトに過ぎない私が、なぜそこまでする気になったのか?転機になったのは私のSNS投稿でした。この事は既にブログに書きましたが、ここで後日談も含め改めて振り返ってみたいと思います。

昨年12月27日に、私がトイレ大便器のペーパーホルダーに書かれたベトナム語の落書きを見つけ、その場で社員に写メール通報しました。しかし、私も、落書きを見つけた時はさすがに驚いたものの、その時はまだ「ただの落書き」としか思っていませんでした。見つけたのが年末の繁忙期という事もあり、やがて私も落書きの事は忘れ、日々の仕事に埋没していきました。

ところが、年が明け2月になっても、トイレの落書きは一向に消される兆しがありません。それどころか、他の大便器ホルダーにも次々落書きされるようになりました。 当時、飲食店やコンビニで働くバイトが悪ふざけ動画をSNSに投稿して騒ぎになっていました。問題は悪ふざけの内容であり、何故バイトがその様な悪ふざけをするに至ったのか、その背景を探らなければ防止策も立てようがありません。しかし、世論は「バイトを処罰すれば良い」「SNSへの投稿も規制すれば良い」という方向に流れていました。 それに対し、いくらSNS投稿を規制しても、「元を絶たなければ『臭いものに蓋』にしかならないじゃないか!」と思った私は、その反発も手伝い、2月15日に下記の投稿を落書きの写真付きでツイッターに流しました。

     

>くら寿司の悪ふざけ動画がバイトテロなら、ベトナム人バイトのこのトイレの落書きもバイトテロだろう。昨年12月27日に職場の男子トイレ大便器のペーパーホルダーに書かれたベトナム語の落書きだ。私が見つけて社員に写メール通報したが全く音沙汰無しだった。(以上引用)

すると、「とんでもない事が書かれている」「フォロワーのマスコミ関係者の方も是非、この人に外国人雇用の実態を取材してあげて下さい」と返信が寄せられるようになり、そこで初めて落書きに書かれたベトナム語「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」の意味を調べてみようという気になりました。

しかし、私はベトナム語はほとんど分かりません。あいさつの言葉をいくつか知っている程度です。勤務先にはベトナム人留学生バイトも大勢いますが、彼らが話すベトナム語も全然分かりません。そんな私がベトナム語の落書きの意味を調べるには、ネットの自動翻訳機能に頼る他ありません。

ところが、自動翻訳に頼ろうとしても、そう簡単には事が進みません。ベトナム語も文字はアルファベットを使用しますが、ただのアルファベットではありません。文字の上や下に一杯、アクセントやコロンなどの記号が付いた、独特のアルファベットを使っています。英語のように、単語をそのまま入力して調べる訳にはいきません。ネット上から同じ綴りのベトナム語を探し出してきて、翻訳サイトに貼り付けなければならないのです。

何故こんな事になるかと言うと、ベトナムも昔は日本や韓国と同様に漢字を使っていました。しかし、漢字は画数が多いので余り広まりませんでした。日本や韓国では、その欠点を補う為に、仮名やハングルも使うようになりましたが、ベトナムではアルファベットを「ローマ字」代わりに使うようになりました。でも、しょせんは外来文字に過ぎないアルファベットでは、ベトナム語の発音を正確に書き記す事は出来ません。そこで、アルファベットの上下に独特の発音記号(声調記号)を付けて書き記すようになったのです。

やっかいなのは文字だけではありません。同音異義語や類似語も非常に多いのです。多いだけでなく、微妙に意味合いが異なる単語もあります。ベトナム語も日本語や韓国語と同様に、中国語由来の単語が多いのですが、その中には、ベトナム語と日本語で意味が完全に入れ替わってしまっているものもあるのです。例えば、「Di chuyển(ジー・チェン:移動)」と「Di dời(ジー・ゾイ:移転)」なども、中国語由来の単語が、ベトナム語と日本語で「音」が全く入れ替わってしまっています(ジー・チェンは日本語の移動よりも移転の音の方に近い)。今の自動翻訳の技術では、その「音」の違いが十分に認識できず、誤訳が頻繁に起こるのです。

だから、素人にとっては、たった3文字の落書きを訳すのにも、相当な労力をつぎ込まなければならないのです。「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」も、私が自動翻訳で最初訳した時には「食べて疲れる」と出ましたので、「ああ満腹だ」ぐらいの意味に捉えていました。「何故この程度の落書きで大騒ぎするのだろう?」と、逆にいぶかしく思ったのを覚えています。それで翻訳をやり直しても、今度はベトナムの芸能人と思しきフェイスブックのサイトに飛ばされる始末。「『Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)』というのは、多分この落書きに描かれた宇宙人みたいな芸能人の名前なんだろう」と思っていました。

     

しかし、いくらSNSのフォロワーの方に「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」の意味を尋ねても、「さあ、言葉通りの意味では・・・」と、お茶を濁すばかり。勤務先のベトナム人留学生バイトに尋ねても、女性は一様に「キャッ、恥ずかしい!」と言って顔を赤らめるばかり。男性は逆に喜んではしゃぎ回る始末。その中で、留学生の一人から、「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」が英語の「Fuck You」と同じ意味の俗語である事を、ようやく聞き出す事ができました。俗語なので、自動翻訳では正確な訳が出なかったのです。

>年も明け2月の今頃になって、落書きの意味がようやく分かった。Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)。直訳すれば「食べなさい」だが、Fuck Youを意味する俗語になる。どうりで、職場のベトナム人バイトに意味を聞いても、恥ずかしがってなかなか答えてくれなかった筈だ(# ゚Д゚)(以上引用) 

それを知った私は、もう怒り心頭です。早速、会社HPの問い合わせコーナーに、以下の苦情投稿を送信して、それでも会社が落書きを消そうとしないので、遂に実力行使で落書きを消す事にしました。以下がその苦情投稿の内容です。 

     

(引用開始)

××センター内トイレの落書きについて

××センターAバース側トイレ大便器ペーパーホルダーの落書きをいつまで放置する気ですか?私が昨年12月27日に発見し、その時点で社員に写メール通報したにも関わらず、いまだにトイレに残されたままです。しかも、発見当初は一箇所だけだった落書きが、今や3つある大便器のペーパーホルダー全てに広がっています。

ベトナム語の落書き内容から、留学生バイトの仕業である事は明らかです。彼らを管理している派遣会社や外国人斡旋機関の責任は重大です。我々も派遣先としての責任は免れませんが、一義的には派遣会社や斡旋機関が責任を負うべきです。派遣会社・斡旋機関の担当者・責任者を即刻呼びつけて、最低限、トイレの清掃だけでもさせるべきではありませんか?

しかも、私が最初の落書きを見つけ、トイレに書かれた「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」の文言が「fuck you」を意味する俗語である事を、今年1月(注:2月の間違いか?)も半ばを過ぎた時点で、留学生の一人から聞き出す等して、ようやく、その意味を突き止めた途端に、その部分だけが抹消されました。この事から、夕方シフトの留学生の仕業である可能性が出てきました。

既に落書きは当該トイレのペーパーホルダー全てに及んでいます。このまま放置すれば落書き犯はますます増長します。即刻、留学生全員を集めて警告した上で、彼ら全員対象に面談を実施すべきだと思います。

但し、警察でもない私達には自ずと操作(注:「捜査」の間違い)能力に限界があります。そこで、面談では、あくまで犯人捜査を装いつつも、留学生全員から「今後この様な事があり、私の犯行によるものと明らかになった場合は、本国への強制送還も含め、いかなる処分を下されようとも一切異議を申し立てません」旨の念書を取れば良いのではないでしょうか。

(引用終了)

この時は私も感情的になっていたので、留学生バイト全員に疑惑の目を向けたり、強制送還を煽るような事を書いたりなど、今から考えれば少し言い過ぎたと思う表現もあります。しかし、こんな落書きまでされたら、怒るのも当然でしょう。

「いくらバイト募集かけても人が集まらないから外国人を雇うのだ」と会社は言います。しかし私に言わせれば「たった950円そこらの時給で人なんか集まるはずがない」。すると会社は「無い袖は振れない」と言うでしょうが、「無いのではなく、今まで散々袖を作るチャンスはあったのに、横着かまして作ろうとして来なかったからこそ、にっちもさっちもいかなくなったんじゃないか」。

その良い例が、少し前の「社内の心霊スポット」騒ぎです。安い時給でも雇えるからと、言葉も通じない外国人バイトをどんどん入れて、ろくに教育もせずに仕事させたものだから、日常的に誤配が起こるようになった。でも、バイト教育の充実や業務改善には手間も暇もかかるので、「以前にも同じ店同士の間で誤配があったから」という理由だけで、全てを「地縛霊(場所)」のせいにして、別に店名も似ていない2つの店の場所を引き離すだけで事を済まそうとした。その結果、余計にいびつな作業レイアウトになり、バイトに負担がかかるようになってしまった。それを私は「社内の心霊スポット」と皮肉ったのです。

今の勤務先には、そういう「笑い話」が他にも一杯転がっています。そんな無駄な事ばかりして、上の顔色ばかりうかがって、「無駄」も「無駄」と指摘できなかったからこそ、いつまで経っても時給を引き上げる事が出来ず、時給の安い外国人で人手不足の穴埋めを図らなければならなくなったのです。 そこにメスを入れない限り、いくらバイト募集かけても同じです。いくら時給の安い外国人を雇っても、更に傷口を広げるだけです。

これでは当の外国人バイトも堪らないと思います。言葉も通じず、わけくそ分からず怒鳴られる。そのはけ口が落書きとなって現れたのです。だから、本気で落書きを防止するには、いくら時間や金がかかっても、バイト教育を充実し、無駄をなくして時給アップを図るしかありません。

いくらSNSへの投稿を規制しても、投稿したくなるような悪環境を是正しない限り無駄です。むしろ、私がこの事をツイッター等のSNSに投稿したからこそ、「Ăn Lộn Nhe(アン・ロン・二ェ)」が「Fuck You」を意味する俗語である事も突き止められ、その後の落書き消去のキッカケになったのですから、逆にその功績を評価してもらいたいぐらいです。

社内にある汚れ落とし用のシンナーで、バイト一人でも15分で消す事のできた落書きを、何故、社員が何人もいながら2か月間も放置してきたのか?何故そんな「社畜」みたいな社員ばっかりなのか?今の森友・加計問題の安倍政権と同じで、上の顔色ばかりうかがい、現場をかえりみない社員ばかりだからでしょう。その事の方が、SNS投稿なんかよりも、よっぽど問題ではないでしょうか?

  

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虚構の民意を嵩に着て暴走しているのは一体どちらか?

2019年03月02日 19時53分00秒 | 沖縄の犠牲の上に胡坐をかくな

「先の沖縄県民投票の投票率が52%しか無かった、辺野古移設反対派は全有権者の36%からしか支持されなかった」と御用メディアとネトウヨが喚いているが、お前らが妨害しても橋下徹当選時の大阪府知事選よりも高い投票率で、自公支持者も含め71%もの得票で辺野古「移設」にNo!を突き付けた意義の方が大きい。

    

普天間は銃剣とブルドーザーで住民を無理やり追い出して造られた米軍基地だ。辺野古移設という県内たらい回しでなく無条件撤去しかあり得ない。そんな一基地の返還すら国防を損なうと拒否する輩は、消費税10%増税反対や最賃引き上げも国が傾くと拒否するのか?幾ら国防が大事でも、人あっての国だろう。

選挙の得票率には、投票総数の中の割合を示す「相対得票率」と、有権者全体の中の割合を示す「絶対得票率」の2つがある。マスコミの選挙報道では主に前者が使われ、後者については余り言及されない。我々はそれに対し、自公与党や維新による「虚構の民意を嵩に着た権力の横暴」を暴く為に後者の方を用いて来た。

「自民党は衆院比例区では3割、小選挙区でも4割の得票で6割以上の議席を掠め取って来た。総選挙自体の投票率も5割前後しかないので、対有権者比の絶対得票率では更にその半分の支持しかない」という具合に。しかし、その得票率も、今回の県民投票ではまた別の観点で観なければならない。

絶対得票率の比較2005年郵政選挙での自民比例票:相対得票率38%×投票率67%=絶対得票率25%2008年大阪府知事選での橋下票:同上54%×48%=26%そして今回の沖縄県民投票の反対票:同上71%×52%=37%今回の県民投票の反対票の方が、自民党や橋下徹が大勝したとされる選挙の絶対得票率よりも、よっぽど高いではないか!

更に、市長が投票妨害に出た宜野湾市でも投票率51%で反対票が66%。勿論、この結果に安住してはいけない。次はもっと高い投票率で、もっとより多くの支持を集めなければならない。でも、それは推進する側が推進する立場から議論されるべきものであって、妨害者の揚げ足取りに利用されるべきものではない。

「虚構の民意を背景に暴走」しているのは本土の自民党政府であって沖縄県ではない。寧ろ沖縄県では、そんな政府と対峙して民衆の側に立つ知事や野党共闘の議員を選出して来た。今回の県民投票も自公や維新が棄権を呼びかける中で行われた。その中で勝ち取られた52%の投票率であり71%の反対票なのだ。

安倍は沖縄県民投票の後も「国には国の民主主義がある」と言う。「沖縄だけの民意じゃない」「国防の方針は国が決める」と。そこまで言うなら、同じ沖縄の辺野古ではなく、安倍の地元の山口県下関に普天間基地を移設しろ。嫌な事は他人にばかり押し付けて。他人の痛みも知らずに適当な事ばかり言うな。

辺野古賛否は…「県民投票」大学院生の思いhttps://videotopics.yahoo.co.jp/video/news24/275487 辺野古県民投票、玉城デニー沖縄県知事が特派員協会で会見 「結果がすべてです」https://news.infoseek.co.jp/article/sirabee_20162025845/

何が「国には国の民主主義」か?普天間基地の近くに生まれ育ち、それが当たり前と思っていた青年が、東京に出て来て初めてその異常に気付き、全国の人にも沖縄の現状を知って貰いたいと、署名集めやハンストまでして、ようやく実現した県民投票。それでも辺野古の海を埋め立て、新基地建設を止めない国に、民主主義なぞあろう筈がない。

国政与党がボイコットする中でも有権者の過半数が投票。どっちつかずの選択肢を巧妙に紛れ込ませ県民投票の価値を貶めようとしたが反対票で圧倒。県内全市町村で反対が賛成を上回り、自民支持層でも出口調査では反対が賛成を上回る。これでもまだ辺野古移設反対が沖縄の民意ではないと言い張るか?

賛成派が唯一の根拠とする「地元の辺野古では賛成派が多数」も、元々反対一色だったのを国家権力が札束で人の顔を引っ叩く様な真似して切り崩した結果だ。賛成派は反対派の事を「外人部隊」と揶揄するが、私に言わせれば「安倍の走狗」と成り果てた賛成派の方がよっぽど「外人部隊」だ。

(参考資料)

「辺野古」県民投票の会の声明

本日実施の県民投票の結果が明らかになった。

投票率52.48%、米軍基地建設のための「辺野古」埋立てについて「反対」票43万4273 票(72.2%)、「賛成」票11万4933票(19.1%)、「どちらででもない」票5万2682票(8.8%)となった。

有権者の過半数を超える県民が投票所に足を運び、各人の意思を表明されたことにまず感謝を申し上げたい。

投票者の72.2%にあたる43万4273名という多くの県民(全有権者の37.6%)が、埋立て反対票を投じ、明確な反対の民意を示したことの意味は大変重い。

私たちは、今回の県民投票は、一つの争点につき明確な県民の意思を表明した点で、この国の民主政治の歴史に新たな意義ある一歩を刻んだと確信している。

私たちは改めて、県民投票の実現に尽力された多くの県民に敬意を表するとともに、御礼を申し上げ、県民の皆様とともに県民投票の成功を喜びたい。

今回の県民投票は、目前で強行されている「辺野古」埋立ての賛否を問い、審判を下すものであった。その本質は、辺野古への代替施設建設が普天間飛行場の危険性除去(基地返還)のための「唯一の選択肢」だと判断した国策の是非を問うものであった。

それに対し、沖縄県民は県民投票により明確に反対の意思を示した。政府はこの民意を重く受け止め、民主主義の基本に立ち返り、直ちに「辺野古」埋立て工事を中止・断念すべきである。

安全保障政策を支える基盤は、基地の所在する地域の民意である。安全保障問題が国の専権事項であることを理由に沖縄の民意を踏みつぶすことがあってはならない。

辺野古米軍基地建設のための埋立てに対し明確な反対の民意が示された今、これから問われるのは本土の人たち一人ひとりが沖縄の民意を踏まえて当事者意識を持ち、この国の安全保障及び普天間飛行場の県外・国外移転についての国民的議論を行うことである。

そして政府は、普天間飛行場の危険性除去(基地閉鎖・返還)を最優先に米国政府との交渉をやり直し、沖縄県内移設ではない方策を一刻も早く検討すべきである。

県民投票は、当面する「辺野古」問題への沖縄県民の明確な民意を示すだけでなく、国策決定(辺野古米軍基地建設のための埋立て)における民主主義のあり方を問う実践の場でもあった。

私たちは、この国にはいまだ民主主義政治が健在であると信じたい。

今回の県民投票は、この国に住む全ての人たちに民主主義のあり方を改めて問うものでもある。国民一人ひとりが、この問題を真剣に考えるべきである。

そして、政府は、直ちに「辺野古」埋立て工事を中止・断念し、沖縄県内移設によらない普天間飛行場の危険性除去(基地閉鎖・返還)に向けた英断を行うことを強く期待する。

最後に、玉城デニー知事に対しては、「反対」票が全有権者の4分の1を超えたので、辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例第10条3項に基づき、速やかに、内閣総理大臣及びアメリカ合衆国大統領に対し、結果を通知するとともに、沖縄県民の民意に沿った諸行動をとることを切望する。

2019年2月24日

「辺野古」県民投票の会

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