アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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ヒトラー以下の維新こそイラン!

2022年01月30日 18時56分53秒 | 都構想・IRカジノ反対!

元大阪府知事の橋下徹や、彼の創設した「維新の会」がヒトラーやナチスに例えられたと、ツイッターで大騒ぎになっています。騒ぎの発端となったのは民主党政権時代の元総理・菅直人のつぶやき(下線部)で、それに「維新の会」(以下「維新」と略す)代表の松井一郎・大阪市長がかみつき、騒ぎになったのですが、これには伏線がありました。少し長くなりますが、その直前のつぶやきから順を追って見て行きます。あらかじめ断っておきますが、ここでは芸能人等と同じ扱いの「準公人」橋下徹も含めて、全ての公人(政治家)に対して敬称略で呼ばせていただきます。

①「維新」と戦う立憲有志の会の準備をしている。「身を切る改革」をスローガンに支持を伸ばした維新。しかし大坂都構想が「身を切る改革」とは思えない。かつて東京都の23区の区長は任命制であった。それを公選制にして23区が行政区から自治体になった。大阪都構想はその逆をやろうとした失敗した。(菅直人、1月19日)

②「身を切る改革」というスローガンは今も「維新」の売り物だ。無駄を省くことは賛成だが、自治体を統合して集権化すればよくなるとは思えない。 次の総選挙は自民党はもとより、東京に進出を図る維新との戦いだ。立憲民主党は政策的に真正面から維新と戦わない限り東京は維新に席巻されてしまう。(菅直人、同日)

③私の「維新」と戦う有志の会構想に対し、色々な意見が寄せられている。大阪都構想は2度の住民投票で否決され、「維新」自体も断念を表明。今は「身を切る改革」をスローガンに知事や市長経験者がテレビをジャックし、既成政党からの鞍替え政治家を集め、既存の与野党に飽き足らない人に強くアピール。(菅直人、1月21日)

④橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし「維新」という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす。(菅直人、同日)

⑤元総理であり現在も立憲の最高顧問の菅さん、貴方何を言ってるか?解ってるんですか!民間人と我々をヒットラー呼ばわりとは、誹謗中傷を超えて侮辱ですよね。 立憲は敵と思えばなんでもありという事ですか? 正式に抗議致します。(松井一郎、1月22日)

菅直人のつぶやきを「ほめ殺し」と捉えれば、確かに言われた方はカチンと来るでしょうが、このつぶやきだけでは「ほめ殺し」とまでは断定できません。現に石原慎太郎も、かつて自分の所属する「太陽の党」が維新と合流する時に、橋下徹の事を「彼の演説のうまさ、迫力っていうのは若い時のヒトラーですよ」と、今の菅直人と同じ事をつぶやいていました。それに対して、橋下徹は、「ほめてくれた事は有難いが、ヒトラーに例えるのはちょっとまずいんじゃないの?」と、石原にこっそり注意したそうです。

同じようなつぶやきに対して、石原慎太郎にはやんわり注意しただけなのに、菅直人が言った途端に、何故、松井一郎は激高したのだろうか?石原は同じ保守派だが、菅直人はリベラル派で、「改革保守」を標榜する維新にとっては「敵」だからか?その辺がイマイチ謎でしたが、これを見てようやく分かりました。「維新と戦う立憲有志の会」の運動が広がる事を、維新が恐れているからだと。

確かに、この「有志の会」の動きは、まだ大きな動きにはなっていません。言い出しっぺの菅直人のつぶやきについても、大阪在住の私から見たら「あれ、これは違うのでは?」と思う点は多々あります。そんな「未熟」な動きに対しても、警戒心、敵対心をあらわにして叩きに来るとは、よっぽどこの動きが広がるのを維新は恐れているのではないでしょうか?

私に言わせれば、橋下徹がヒトラーに、維新がナチスに例えられるのは、それ相応の理由があるからです。2008年に初めて橋下徹が大阪府知事選挙に出馬表明した時も、それまで散々「出馬しない」と言っていたのに、急に手のひらを返すように出馬しました。それに対して橋下徹は、当時、ある民主党代議士に学歴詐称疑惑が生じていたのに対して、「学歴詐称して何が悪い」と言わんばかりに、こんな事を当時の自著の中で述べています。

「政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。自分の権力欲、名誉欲を達成する手段として、嫌々国民のため、お国のために奉仕しなければならないわけよ。ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!ウソつきは政治家と弁護士の始まりなのっ!」(橋下徹「まっとう勝負!」小学館)

この論理こそが、ヒトラーが自著の「わが闘争」の中で述べていた「嘘も百篇つけば真実になる」「民衆は小さな嘘には騙されないが、大きな嘘にはコロッと騙される」「嘘に騙される民衆が多ければ多いほど我々には好都合だ」「我々の主張が正しいかどうかなんて、どうでも良い」「嘘やハッタリだと分かっていても、さも、もっともらしく振舞え」「その為には、難しい理屈なぞ抜きにして、一番アホな奴にも分かるように、ただ一つのスローガンだけ(例えば「郵政民営化」等)を、ただひたすら連呼せよ」というデマ扇動、今風に言えば「フェイク・ニュース」拡散の手法と、全く同じなのです。

実際、維新がこれまで大阪でやって来た事は、全てこの手法を踏襲したものでした。最初の住民投票で都構想が否決されたのに、その後のクロス選挙で、当時の松井・大阪府知事と橋下・大阪市長が互いに相手のポストに出馬する事で、法の網の目をかいくぐって任期延長をはかり、再び住民投票を仕掛けて来ました。知事や市長が何度も任期途中で辞職し、再選挙で当選を繰り返していたら、幾らでも任期延長する事が出来、事実上の「独裁」になってしまう。それを防ぐために、恣意的な辞職を法律で禁じているのに、示し合って市長が知事に、知事も市長に出馬する事で、再選を可能にし、その勢いで再び住民投票を強行してしまいました。

その二度目の住民投票でも都構想は否決され、大阪市が存続する事になりましたが、維新はそれに対しても、「広域行政一元化条例」を大阪市議会で強行可決して、自ら進んで大阪市の権限を大阪府に譲渡する事までやってのけました。この「ズルしても勝ったモン勝ち」の論理こそ、まさにヒトラーやナチスの論理そのものではないですか。ヒトラーは政権をとるやいなや、自分で国会議事堂に放火しておきながら、その罪を野党の社会民主党や共産党に擦り付け、ナチス以外の全政党を解散に追い込みました。今、維新が「改革」の名でやっている事も、これと全く同じではないですか。

そう言うと必ず「維新は別に国会に放火なぞしていない。そこまで言うのは言い過ぎじゃないか」という人が現れます。それに対して、私はこう言い返すようにしています。「そこまで出来ないのは、維新がまだ国政を握っていないからだ。国政与党になったら、その害悪は公明党の比ではない」と。現に今も、私たちは維新に対して「ヒトラーと同じような事をするな」と言っているだけなのに、維新はそれを「ヒトラー呼ばわりするな」という形に、こっそり論点をすり替え、「ヒトラー批判」そのものを封じ込めようとしているではないですか。

だから、維新に対しては、私たちのような左派・リベラルの人間だけでなく、自民党や右派、保守派の中にも「維新のやり方はおかしい」という人が現れるようになったのです。大阪市阿倍野区のJR阪和線美章園駅近くのガード横で唐揚げ屋を営んでいる方も、そのうちの一人です。「唐揚げまーちゃん」というお店で、店頭には「維新、イラン!」という張り紙と共に、「奉祝 紀元節(建国記念の日)」という張り紙が貼られています。私から見たら根っからの右翼で、到底その主張には賛同できません。

しかし、それでも「パソナの竹中平蔵のような金持ちばかり優遇して、万博やカジノ誘致にばかり金をつぎ込み、コロナ対策や福祉・教育を切り捨てる維新のやり方では、結婚も出来ない貧しい非正規雇用の人間ばかりになってしまう」「それでは天皇陛下の子どもも産めなくなってしまうではないか」という、その商店主の主張の、後者はともかく前者については、私も完全に納得できます。

だから、意見の違う後者については一旦保留した上で、前者の一致点で、私もこの商店主を応援する事にしたのです。唐揚げ1個65円で、近くにはもっと安い60円で売っている店もありますが、量や味は全然違います。6個買って帰り、駅のホームで添付の串に刺して1個試食してみましたが、柔らかくて頬がとろけそうでした。今日のお昼は、この唐揚げをカレーに載せて食べました。今夜は唐揚げ丼にして食べようかと考えています。住之江公園から美章園まで買いに行くのはなかなか大変なので、たまにしか買いに来れないのが残念ですが。

私が大阪では自民党と共闘するのも、これと同じ理屈です。共闘するにはそれなりの理由があります。今の維新のやり方はまるでナチスみたいだ。自民党も、大阪府に限ってはそこまで酷くはない。だから「ヒトラーのような維新の政治には、自民党や他の保守派とも一緒になって反対する」。勿論その為には「意見の違いを持ち込まない」というのが大前提ですが。私も商店主の「天皇陛下万歳」の主張には異を挟まない代わりに、私の「天皇制廃止」の主張にも意を挟ませない。そうして、両者の違いは一旦棚上げしてでも、目の前の維新の酷い政治には共に闘う。これは「野合」でも何でもありません。むしろ、大阪に外国人観光客を呼び込む為に、表向きは在日朝鮮人差別に反対する振りしながら、戦前の大日本帝国を美化して、教育現場に「日の丸・君が代」斉唱を強要する維新の方が、よっぽど「野合」じゃないですか。

唐揚げ屋の店頭には「奉祝 紀元節」と並んで「維新、イラン!」の張り紙が並びます。その横には、「れいわ新選組」のポスターと」共に、「竹中平蔵が日本を非正規雇用だらけの貧しい国にした」「維新政治がずっと続いているのに大阪の経済も全然成長していない」「大阪都構想も公務員減らしてパソナの派遣社員に置き換え竹中平蔵を儲けさせる為にやろうとした」との張り紙が。その裏にも「夜間中学閉鎖反対」の張り紙。

これがその唐揚げ。大きくてジューシーで、コンビニで売っている唐揚げとは味が全然違います。ちなみに2月1日・2日は皇紀ウン十年かに当たるおめでたい日なので、20歳以下の若者については千円分まで半額セールにするそうです。詳しくは店長に聞いて下さい。

私は、むしろ今の維新は、「ヒトラーと同じ」どころか、「ヒトラー以下」だと思っています。ヒトラーは反対勢力を片っ端から弾圧し、ユダヤ人やロマ(ジプシー)、障がい者の人たちを片っ端から毒ガスで殺しました。その事については、もう一切弁解の余地はありません。しかし、その反面、福祉にも力を入れました。ナチスの正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」です。彼らなりに「社会主義」の理想を掲げ、失業対策でアウトバーン(高速道路)も作りました。貧しい人でも旅行や自動車購入が出来るようにしました。但し、それはユダヤ人などの少数派に対する虐殺や搾取の上に乗っかった「デタラメな社会主義」ではありましたが。

それに引き換え維新はどうですか?その程度の「福祉」すらやろうとしないじゃないですか。お陰でコロナの重症者は全国最多。コロナ給付金の支給も全国で最も遅かった。もう「ヒトラーと同じ」どころか「ヒトラー以下」じゃないですか。ある維新の政治家は「日本には立憲民主党なぞ不要」と言ったそうですが、これこそがナチスのやり方じゃないですか。それを「ヒトラーと同じ」と言って何が悪いのか?逆に「ヒトラーに対してすら失礼だ」と私は思いますね。何故なら「維新はヒトラー以下」なんだから。

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ⅠR(カジノ)誘致に際し住民投票実施を求める陳情書(改訂版)

2022年01月29日 21時38分28秒 | 都構想・IRカジノ反対!

先日参加した大阪・夢洲のカジノ誘致についての討論集会で提起された陳情書を私も作りました。そして大阪市会に送ったのですが、印鑑を押し忘れたので返送されてしまいました。陳情書を署名(自筆)で出す場合は自筆が本人作成の証拠となるので押印は不要ですが、記名(印刷やゴム印で氏名を記入する事)の場合は本人作成の証に押印が必要なのです。そこで、陳情書の表題をもっと簡潔で分かりやすい内容に変え、コロナ感染状況の記述も最新のデータに更新した上で、押印済・改訂版の陳情書を本日市会に再送付しました。それが下記の陳情書です。

大阪市会議長様

ⅠR誘致に際し住民投票実施を求める陳情書

(陳情趣旨)

現在、大阪市の人工島・夢洲に「特定複合観光施設」の名称でⅠR(統合リゾート施設)が誘致されようとしています。ⅠRと言っても実態はカジノ(賭博場)です。その他のホテルや国際会議場は全てカジノ目当ての客を当て込んでの付属施設に過ぎません。このカジノについては今でも下記の様な懸念が指摘されています。

1. ギャンブル依存症の蔓延、治安悪化や犯罪増加が懸念される。それでもⅠR誘致を強行するのは、他人の不幸を金儲けのネタにする所業。こんな新自由主義の「貧困ビジネス、ブラック企業」的な姿勢で、大阪が世界から尊敬される都市になるとは到底思えない。

2. 夢洲は人工島で軟弱地盤。地震や津波が来れば壊滅的な被害が出る。

3. 夢洲は元々ゴミの最終処分場で有害物質も大量に残留。開発には膨大な土壌改良費が必要。

4. 夢洲開発で野鳥の飛来地が失われる。野鳥の中には絶滅危惧種も多く含まれる。これは同時期に開催されるSDGs(持続可能な開発)を掲げた万博の理念にも反する。

5. 誘致計画案ではⅠRの事業期間は35年間で、その上更に30年間延長可能。その間は幾ら赤字が続いても、こちら側からは契約破棄できない。カジノ業者は儲からなくなればいつでも撤退可能なのに、府民だけが長期間に渡り開発の尻拭いをさせられるのは、どう考えても不公平。

6. 大阪ではコロナ新規感染者が1日1万人超と最多更新。重症者も50人に迫る勢いで、病床使用率も既に5割超と全国最悪。幾らオミクロン株が「軽症」と言っても、それは「酸素吸入器が不要」と言うレベルでしかなく、いわば医者目線に因るもの。庶民目線からは重大な疾病である事に変わりはない。今はカジノ誘致よりもコロナ対策を優先すべし。

7. 大阪では戦後の高度成長期に作られた防潮堤などのインフラ施設の老朽化が進行中。昨年も大阪市西成区天下茶屋東で住宅の崩落事故が発生。これでは南海トラフ巨大地震が来たらひとたまりもない。カジノ誘致よりもインフラ施設の老朽化対策を優先すべし。

(陳情項目)

上記の様な懸念が多く、誘致の是非について大阪市民の意見を聞くべきだと考えます。府知事や大阪市長の独断専行で決めずに、議員提案の住民投票を実施して、先に民意を確かめて下さい。

2022年1月29日

陳情者

住所 大阪府大阪市住之江区(以下略)

陳情者名 (略)㊞

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大阪市議会にカジノ誘致反対の陳情書を出そう!

2022年01月23日 20時56分44秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
⒈月21日に天満橋のエルおおさか(府立労働会館)で開かれた「カジノ・万博を考える討論集会」と言うのに飛び入り参加して来ました。
大阪では2025年に夢洲で万博が開催され、IR(統合リゾート施設)も誘致されようとしています。IRと言っても実態はカジノです。併設されるホテルや国際会議場もカジノの客を当て込んだ施設に過ぎません。
 
その万博やカジノ建設費用が当初の1240億円から更に800億円も上乗せされようとしています。府民の負担は一体どうなるのか?
会場の夢洲は海岸べりの埋立地。津波や液状化の心配は無いのか?
この夢洲の開発で貴重な野鳥の飛来地が失われようとしているが、万博の掲げるSDGs(持続性ある開発)の理念に反するのではないか?
そもそもカジノはギャンブル産業ではないか。ギャンブル依存症や治安悪化の元凶となり得る物に大阪の未来を託しても良いのか?
そんな諸々の疑問を少しでも解消すべく参加して来ました。
 
討論集会は18時半に始まりました。会場の大会議室には既に100人余りの聴衆が詰めかけていました。
まず集会主催者の「どないする大阪の未来ネット」の方からの挨拶の後、討論に向けての問題提起として、お二方から発言がありました。
 
 
1人目は「夢洲の都市計画変更を考える市民懇談会」事務局長の武田かおりさんから、カジノ反対の住民投票に勝つ為に出来る事をしようと提起がありました。今、大阪市議会の自民党市議団から、カジノ誘致の是非を問う住民投票条例案の上程が提案されています。カジノ誘致については、住民の間でも賛否が分かれています。それを知事や市長の独断で話を進めるのではなく、まずは住民投票で是非を判断しようという提案です。
 
大阪の自民党については、府議会では都構想に賛成したり等フラフラしている点は否めないが、大阪市議会では今も維新のやり方に反対を貫いている。自民党支持者の中にもカジノ反対の人は大勢いる。それに対し、大阪市民や府民の我々が知らん顔していて良いのか?街頭宣伝や署名等、やれる事は色々あるが、ここでは特に陳情書の提出という形で、住民投票条例案の上程をサポートしたい。
 
陳情書提出を訴える集会配布資料と、大阪市ホームページに載っていた陳情書の書き方。
 
府議会では議員の紹介が必要な請願しか受け付けないが、大阪市議会ではそれが不要な陳情も受け付けている。陳情書は個人でも出せる。陳情書の書き方・出し方は大阪市のホームページに載っている。2月7日の締切までに陳情書を議会事務局に郵送か持参すれば(メール・ファックスは不可)、2月25日の市会本会議で住民投票条例案が審議される。
 
条例案が採択されれば4月上旬に住民投票が行われる。陳情書の数の多さで採択されるか否かが決まる。もし条例案が採択されなくても、陳情書は文面さえ変えれば再提出出来る。次の3月29日の本会議で採択され、4月の住民投票でカジノ否決に持ち込めれば、カジノ誘致は阻止出来る。
 
それ以外にも出来る事は山ほどある。例えば、この記事の冒頭にも示したカジノ誘致反対のチラシを自宅周辺に配布する、カジノ反対の署名を集める、街頭や役所・議会の前でアピールする等。特に今は、大阪市と府がIR誘致の住民説明会を府内各地で行っている。2月の説明会ならまだ参加申込が間に合うので、そこに参加して疑問をどんどんぶつけよう…と話されました。(説明会日程表
 
大阪府IR推進局ホームページの資料より(赤線は私が加筆・強調)
 
そして陳情書に書けば良いとされるポイントを幾つか列挙されていました。その中でも特に強調されていたのが、一旦IR誘致が決まったら、もう後戻りは出来ないという点です。IR誘致を国に申請して、IR事業者と事業契約を締結してしまったら、最低でも35年間はどんなに赤字でも事業を続けなければならない。しかも業者が望めば契約期間を更に30年間延長出来る上、それを過ぎても契約を見直す事が出来るかどうか分からない。見直しに関する規定がないから。
 
その間に、世論の風向きが変わり、カジノを中止しようとしても、業者から莫大な違約金を請求され、私達はそれを負担しなければならなくなる。業者は儲からなくなれば自由に撤退出来るのに。都構想の時も、一旦可決されたらもう後戻り出来ない仕組みになっていたが、それと全く同じ。まさに「勝てば官軍」そのものだが、こんな一方的なやり方で、本当に民主主義と言えるのか?
 
同上(赤字は私が集会レジュメから引用・加筆)
 
カジノの収支予測も大甘。夢洲カジノ1ヵ所にUSJの1.4倍もの集客、年間7.5兆円もの売上を見込んでいる。JRA(中央競馬)全体でも2兆円、セブンイレブン全体でも5兆円の売上しかないのに。
それに対し住民負担は青天井。カジノの賃料は年間25億円、最初の契約満了の35年後でも累計875億円にしかならないのに、夢洲の土壌改良費だけで790億円。埋立地の夢洲は元々ゴミの最終処分場だった。どんな有害物質が埋まっているか分からない。埋立地なので津波や液状化の心配もある。そんな所に地下鉄を通して高層建築作ってどうするのか?負担額は更にどんどん増え続ける。松井大阪市長は「税金投入しない」と言っているが、港営特別会計で賄わなければ一般会計から繰り入れるそうじゃないか。これも元は庶民の税金だ。
 
住民負担はこれだけではない。ギャンブル依存症の蔓延による治療費の増大、犯罪激増、治安悪化。その尻拭いに警察官340人増員。ただでさえコロナ禍による人手不足で保健所や公立病院が回らなくなっているのに。夢洲の自然破壊で絶滅危惧種の野鳥が住処を追われようとしている。自然を破壊して、ギャンブル患者を生み出して、震災対策も後回しにして、何が「命輝くSDGs万博」か?…そういう話をされていました。
 
 
2人目は大阪府議会議員(民主ネット所属)の野々村愛さん。大阪府議会では、相次ぐ定数削減で、総定数88のうち31が定数1の1人区になってしまっている。それを更に総定数79に減らそうとしている。削減対象になっているのは定数3~4の複数区だ。今でさえ、府政与党の「維新の会」が過半数を牛耳っているのに、これ以上1人区を増やしてしまったら、「長い物に巻かれろ」で、議会は「維新の大政翼賛会」に成り下がってしまう。
 
その為に、公明だけでなく自民も府議会では維新にすり寄り、今や野党と言えるのは民主ネットと共産党の4人の議員だけになってしまった。大阪で、知事が専決処分を乱発できるのも、この独裁状況の影響が大きい。それをくい止めるためにも、是非、大阪市議会で住民投票条例を可決してほしい…そういう話をされていました。
 
 
その後、討論に移り、参加者から多くの発言が出ました。その中で特に私の印象に残ったのが、次に述べるお二方の発言です。1人目はお坊さん姿の方の「自民党におんぶにだっこで良いのか?住民投票も本来なら我々市民が先導すべきだったのではないか?」という発言。これに対して、主催者側は「たとえ住民投票が無くても維新の知事や市長はIR誘致に動く。一旦、誘致となりカジノ業者と契約を結んでしまえば、もう後戻りは出来ない。今度の住民投票が、民意を示すラストチャンスとなる」と答えていました。
 
2人目は「単にカジノ誘致反対だけでなく、維新の独裁とどう戦っていくかという視点が必要。息の長い戦いとなる」という方からの意見。それに対して、別の参加者からは「維新支持者にもカジノ誘致反対の人は少なくない。先の住民投票で都構想を葬る事が出来たのも、維新への好き嫌いで対象者を色分けしなかったからだ」という意見も出ていました。
 
その中で会場に華を添えたのが、大石あきこ氏です。先の衆院選で比例区の近畿ブロックから初当選した「れいわ新選組」の女性議員です。国会議員の文書通信滞在費の無駄遣い問題で、言い出しっぺの維新・吉村知事も、議員時代に同費をネコババしていた事を暴いた方です。何て言ったかはもう忘れてしまいましたが、非常にハキハキと発言されていたので、妙に印象に残っています。
 
そうして、20時半にようやく討論集会が終わり、自宅には22時前に着きました。翌日も早朝6時から仕事だったので、もう大変でした。それでも、この討論集会に参加して良かったと思います。陳情書の件一つ取っても然りで。私事になりますが、以前トコジラミの被害に遭い、害虫駆除や老朽住宅の規制強化を大阪市にメールで要請した時も、あいにく大阪市からは完全に無視されました。しかし、この時も陳情書で出していたら、また違った展開になっていたかも知れません。戦い方は一つではない、色んな戦い方があるという事を、この集会で学びました。
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南港と夢洲の自然を守れ!

2022年01月16日 22時33分33秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
 
今日、南港野鳥園(野鳥園臨港緑地)に行って来ました。バードウォッチングなぞやった事ない私が何故そんな所に行く気になったのか?それは、夢洲(ゆめしま)のカジノ誘致に反対するネット署名を知人に呼びかけた所、その知人から夢洲の現状について教えられたからです。
 
夢洲では2025年の万博開催に向けて埋立工事が進んでいますが、工事の過程で干潟や塩性湿地、ヨシ原がたまたま出現した事で、絶滅危惧種の野鳥も沢山飛来するようになりました。自然保護団体の間で干潟保存の機運が高まりますが、開発優先の大阪府や大阪市は全く聞く耳持とうとしません。やがて埋立の進行によって干潟は縮小し、工事関係者以外は干潟に立ち入る事も出来なくなりました。
 
そこで、夢洲の手前にある咲洲(さきしま)の南港野鳥園を代わりに訪ねる事にしました。住之江公園駅からニュートラムに乗り、トレードセンター前駅で下り、道沿いに15分程歩くと野鳥園に着きました。
 
 
野鳥園は巨大な人工干潟で、北池・西池・南池とその周辺の湿地・ヨシ原、さえずりの丘・はばたきの丘の2ヶ所の丘陵地から構成されています。丘のたもとに事務所が併設された展望台があります。昔は展望台以外に北池と南池のたもとにも小さな展望台(観察所)があったのですが、現在は北観察所だけが利用できます。見学者が立ち入れるのは展望台と、前述の2つの丘を経て北観察所に向かう散策路のみです。
 
 
 
展望台には野鳥園開設の歴史や野鳥の観察記録が掲示されていて、大変勉強になりました。今日も午前中からバードウォッチングを楽しむ人が15人ぐらい来ていました。しかし、展望台に備え付けられた望遠鏡には全て使用中止の張り紙が貼られ、双眼鏡も持たない私は、遠目から野鳥を観察する他ありませんでした。
 
西池を泳ぐ野鳥の群れ。堤防の下の導管で海水を取り入れ、北池や南池にも流している。
 
南池を泳ぐ野鳥の群れ。
 
野鳥の観察記録。
 
南港野鳥園も、南港の埋立進行に伴い、絶滅危惧種も含めた野鳥が飛来するようになり、自然保護団体の尽力で1983年に大阪市の施設として開園しました。そして、市民の野鳥観察会や学校の環境教育の場として活用され、2003年の国際会議で、渡り鳥のシギ・チドリ中継地として国際的に認められるまでになりました。
 
 
ところが、2014年に大阪市の行政改革で、野鳥園の予算は6分の1に削減され、野鳥園から単なる「臨港緑地」に改称(格下げ)されてしまいました。そして、3名いた常駐スタッフも全て削減されてしまいました。私のような初心者がバードウォッチングに親しめるようになるのも、常駐スタッフの案内があればこそなのに。幾ら大阪市の財政が赤字でも、たった3名そこらの常駐スタッフの給与すら捻出できない筈ありません。
 
人間が食料を得られて生活出来るのも、自然の営みがあればこそ。その自然を、目先の金儲けにならないからと切り捨てていたら、最後には自然から手酷いしっぺ返しを食らう事になります。地球温暖化に伴う異常気象や海面上昇、原発の安全神話の上に胡座をかいた末の福島原発事故などは、そのほんの一例に過ぎません。
 
展望台に設置された数台の望遠鏡も維持費用が捻出できずに使用中止に。展望台と丘以外は立ち入り禁止になり、散策路も荒れ放題。今やボランティアスタッフの無償労働で、ようやく施設が維持できているような状況です。
 
 
展望台には夢洲の現状を告発する資料も置かれていました。そこには、コアジサシやセイタカシギなど、絶滅危惧種に指定された野鳥が多数飛来する様子が載っています。その数およそ数千羽。3年間の調査期間だけでも113種類の鳥類が確認され、レッドリスト(いわゆる絶滅危惧種)だけでも51種見つかったとか。ラムサール条約湿地に匹敵するレベルで、本州でも1、2を争う飛来地になっていたのに。万博のテーマはSDGs(持続性ある開発)だそうですが、実際の自然を破壊して、地球環境保全も貧困撲滅もないと思います。
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人の不幸を踏み台にして、自分達さえ儲かればそれで良いのか?

2022年01月12日 07時43分57秒 | 都構想・IRカジノ反対!

IR(カジノ)誘致の公聴会を、大阪府が府民にろくに告知もせずに開催しようとしています。大阪府IR振興局のホームページによると、下記日程でIR誘致に向けての公聴会が開催されるそうです。公聴会で意見を述べたり(公述)聴いたり(傍聴)するには、今年1月8日までにインターネットかファックスで大阪府の窓口に申請しなければなりませんでした。そこから抽選で当たった20人ないしは60人だけが、公聴会で公述や傍聴が出来るのだそうです。もう申請期日の1月8日を過ぎているので、私はそのどちらも参加出来ません。

そもそも、そんな公聴会がある事すら、私は今まで知りませんでした。IR振興局のホームページなぞ普段誰も観ませんから。本当に大阪府民から意見を募り、行政の施策に反映する気があるなら、何故もっと役所の広報で積極的に知らせなかったのでしょうか?公聴会開催に先立って住民説明会も既に行われていますが、1時間の説明に対し、たった30分間だけの質疑応答で、ギャンブル依存症やコロナ対策、液状化対策を求める質問が相次ぎ紛糾しました(参考記事)。コソコソと形だけの説明会や公聴会を開催し、それを口実にIR誘致を企む大阪府の姿勢に、私は不信感が最後まで拭えませんでした。

 【第1回】
  ・日時:令和4年1月23日(日曜日) 午後2時30分から午後4時30分まで
  ・会場:大阪府立大学 I-siteなんば 2階 カンファレンスルーム
       (大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第1ビル)
  ・公述定員:20人
  ・傍聴定員:60人
 【第2回】
  ・日時:令和4年1月24日(月曜日) 午後3時から午後5時まで
  ・会場:ATC O's(オズ)棟南館 6階 コンベンションルーム1
       (大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC O's(オズ)棟南館)
  ・公述定員:20人
  ・傍聴定員:60人
 【第3回】
  ・日時:令和4年1月28日(金曜日) 午後2時30分から午後4時30分まで
  ・会場:大阪府立大学 I-siteなんば 2階 カンファレンスルーム
       (大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第1ビル)
  ・公述定員:20人
  ・傍聴定員:60人
 【第4回】
  ・日時:令和4年1月29日(土曜日) 午後2時30分から午後4時30分まで
  ・会場:国民会館 12階 大ホール
       (大阪市中央区大手前2-1-2 国民会館大阪城ビル)
  ・公述定員:20人
  ・傍聴定員:60人

IRはカジノだけでなくホテルや国際会議場も併設された統合リゾート施設ですが、中核になるのはやはりカジノです。ホテルだけなら、あんな町外れの埋立地にわざわざ作ったりしません。他の施設は全てカジノの目くらまし。そもそもカジノなんて、サラ金と同じで、人の弱みに付け込み、人の不幸を金儲けの具にするような商売じゃないですか。銀行から金も借りれない人に、高い利息で金を貸し付け儲けるのがサラ金なら、高いテラ銭で賭博代を稼ぐのがカジノです。そんなグレーゾーンのビジネスしか誘致できない、産業振興を図れないような役所は、はっきり言って無能です。

人の不幸を踏み台にして、自分達さえ儲かればそれで良い。そんな経済や政治、国であって本当に良いのか?そんな「公害企業」を誘致したところで、儲からなくなれば「後は野となれ山となれ」です。人を不幸にするだけ、誘致費用をドブに捨てるだけ、夢洲の乱開発に繋がるだけのカジノなんか皆の署名で阻止しましょう。下記のカジノ誘致反対ネット署名に、是非ご協力をお願いします。

キャンペーン:カジノ誘致はやめて下さい。

発信者:カジノ問題を考える大阪ネットワーク 署名の宛先:吉村洋文・大阪府知事/松井一郎・大阪市長

カジノ=賭博場(とばくじょう)を大阪に誘致するため、大阪府市は計画案を公表し、2022年2月・3月の府市両議会で同意決議を行おうとしています。
しかし、夢洲整備に1,240億円、さらに土壌改良に790億円
カジノ用地の夢洲整備に2,000億円以上(概算)もの公費が投入されようとしています。

「いのち輝く未来社会のデザイン」とは
「カジノ万博」ですか? 万博、実は「IR・カジノ」のための整備?

わずか半年の「2025万博」に4,000億円超の巨額投資
インフラ整備が高騰を続けている夢洲は、津波などの災害にも弱く、地盤沈下、軟弱地盤、液状化が懸念される人工島です。1,850億円かける会場建設も、万博終了後は原則撤去、残るのはIRカジノ。夢洲のインフラ整備はほぼ大阪市の負担です。

●万博・IRカジノ誘致のための「夢洲インフラ整備費用」(概算)1,240億
●IRカジノ用地の土壌改良に790億円
●万博会場建設費(展示施設・円形大屋根・イベント施設・飲食施設等)1,850億
●万博運営費(入場料で賄うというが大幅赤字が予測される)820億円

私たちはカジノ誘致に反対し、夢洲整備費・万博関連経費の大幅削減を求めます。
「市民生活」「中小業者」の支援で経済復興、「防疫・防災対策強化」を
●大阪経済の地盤沈下を進めるカジノ誘致計画は中止する。
●交通アクセスのための過剰なインフラ整備を中止する。
 (1日あたり来場者数は万博でUSJの4倍、カジノで同1.4倍と非現実的な想定)
●今は市内・府内の観光業の復興が優先。
●夢洲での万博は費用が高騰。夢洲でするなら規模縮小してシンプルに。
●夢洲は従来の「大阪の物流拠点」として発展させる。

知事・大阪市長への要望書に署名のご協力をお願いします。
1.賭博場(とばくじょう)・カジノの誘致計画を中止・撤回してください。
2.保健・医療体制の充実でコロナ対策を強化し、防災・減災対策を強めてください。

カジノ問題を考える大阪ネットワーク
〒530-0047 大阪市北区西天満4-5-5
マーキス梅田301号 大阪いちょうの会気付
yabuta50@yahoo.co.jp
●あかん!カジノ女性アピール
●大阪を知り・考える市民の会
●市民のための行政を求める会
●どないする大阪の未来ネット
●大阪・市民交流会
●大阪カジノに反対する市民の会
●カジノ問題を考える大阪ネットワーク
●STOPカジノ大阪
●平和と民主主義をめざす全国交歓会

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議会定数削減に名を借りた政治の私物化を許さない

2022年01月06日 21時24分54秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
今日、柳本あきら(元・大阪市長選候補、現・自民党衆院議員)にメールを送りました。何故、柳本さんに送ったかと言うと、今の維新による行政私物化と闘うには欠かせない方だからです。柳本さんは確かに自民党の政治家なので、反自民の私としては、本来なら共闘すべき相手ではないのかも知れません。しかし、あの強大な維新に勝つためには、ゴリゴリの保守反動、金権腐敗の政治家でない限り、どのような相手とも共闘しなければならないのは明らかです。少なくとも柳本さんは、そのようなゴリゴリの人物ではなさそうなので、都構想反対運動以来のLINE友だちの縁もあって、思い切って下記のメールを送る事にしました。↓
 
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
 
今朝(1月6日)のNHKニュースを観て驚きました。大阪府議会の定数がまた削減されるそうですね。2015年に109から88に大幅に削減されたばかりなのに。更に79にまで削減するつもりなんですね。
 
昨今、議員定数削減が一種のトレンドのようにもてはやされていますが、こんなバカな話はありません。幾ら議員定数を削減しても、世襲議員や金権議員が知名度や金の力だけで労せず当選できる今の仕組みを改めなければ、逆に有権者の意志が政治に反映されなくなり、独裁政治の固定化にしかなりません。
 
このニュースを観て、自分なりに調べてみました。そうしたら、今の大阪府議会の選挙制度が、如何に大政党(大阪の場合は維新)に有利に出来ているか、改めて思い知る結果となりました。
 
別紙の「議会定数等の比較」をご覧下さい。私がネット検索して急きょまとめた資料です。
 
その資料によると、5大都市圏(東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡)を抱える7都府県議会のうちで、東京都と大阪府だけが、1選挙区当たりの人口が10万人を越えており、他の府県よりも突出して多い事が分かります。これは、それだけ有権者の声が政治に届きにくくなっているという事です。
 
しかも大阪の場合は、ただ1選挙区当たりの人口が多いだけでなく、定数1の小選挙区の占める割合が35%以上にも及びます。東京都の4.7%とは雲泥の差です。
 
 
大阪の選挙で維新が異常に強いのは、関西マスコミや吉本新喜劇を牛耳り、彼らを自分達の広告塔として私物化しているからだけではありません。この大政党(大阪では維新)有利に偏った歪(いびつ)な選挙制度に、より根本的な原因があります。
 
その為に、有権者の間では「勝ち組」に乗る心理が働き、他の府県ではたかだか1割前後の得票しかない維新が、大阪では5〜6割も集票して、過半数の議席を占有出来るのです。
 
しかし、幾ら得票率6割だと息巻いた所で、有権者が政治変革を諦め棄権に回り、たった4割の投票率しかない現状では、有権者の24%(6割×4割)の票だけで当選出来てしまうのです。
 
 

この前も、維新副代表の今井豊が不倫疑惑に加え、貝塚市長から闇献金を受け取っていた事が明るみになり、大阪府議を辞職しました。池田の維新市長も、市庁舎の中にサウナを持ち込み、公務中にサウナを利用していた事が明るみになりました。
 
(注:これらの不祥事は、もはや議員個人の問題で済まされるものではありません。維新は2020年の2度目の都構想住民投票の際も、都構想賛成を掲げる自身の政党ビラの中で、「都構想の疑問に市役所職員が丁寧にお答えいたします」と、まるで市役所を政党の下請け扱いするような事まで書いていました。都構想は、あくまで維新という一政党の公約に過ぎません。政治的に公正・中立であるべき行政機関が、特定政党の下請けに成り下がってしまって良いはずありません。こんな体たらくだからこそ、今井豊やサウナ市長みたいな輩が次々と出て来るのです)
 
これだけ維新の議員や市長の不祥事が明るみになっても、彼らは大政党(大阪では維新)に有利な選挙制度のお陰で、いくらでも政治家に舞い戻る事が出来るのです。今井豊や池田のサウナ市長も、ほとぼりが冷めた頃には、また舞い戻って来るでしょう。
 
国会議員の文書通信滞在費の削減にしてもそうです。1日100万円の同費用の無駄は確かに削減すべきですが、それを言うなら、1日500万円以上にもなる政党助成金の削減・廃止を何故言わないのか?有権者からの支持(党費や機関紙代、カンパ)で活動するのが本来の政党活動なのに、国家権力から紐付きの金を貰って、どうやって政治改革をやるつもりか?そんな政治改革なぞ、所詮は権力の掌の中で泳がされる政治ゴッコでしかない。
 
その政党助成金も、元はと言えば我々の収めた税金です。その税金を、支持もしない政党に何故くれてやらなければならないのか?企業・団体献金をいきなり全廃してしまったら、かえって闇献金が増えるから、それと引き換えに支給されるようになった政党助成金なのに、共産党以外は、未だに企業・団体献金と政党助成金の両方をもらい続けています。そちらを是正するのが先ではないでしょうか?
 
(注:共産党は企業・団体献金も政党助成金も受け取りません。たとえ共産党系の労働組合であっても、組合員個人からカンパの形で献金を受け取る事はあっても、団体ぐるみで受け取る事は今までありませんでした。私は共産党に対しても過去何度かブログで批判した事がありますが、少なくともこの清廉潔白な姿勢については、素直に評価したいと思います)
 
本当に政治を正そうと思うのなら、また議員報酬の無駄を省きたいと思うなら、有権者の自殺行為にしかならない議員定数削減よりも、もっと他にやる事が幾らでもあるはずです。それを傍に置いて、議員定数削減だけに血道を上げる事には、私は大反対です。柳本さんも、もはや異常としか言いようのない、今回の行き過ぎた府議会議員定数削減には、絶対に反対して下さい。
 
それでも、どうしても削減したいのなら、大政党有利に偏った定数1の小選挙区こそ削減して下さい。そして、大阪府を10区割りにして、全て複数定数の中選挙区にして下さい。そうすれば、中小政党や無所属の個人も当選しやすくなり、多様な意見が府議会に反映されるようになります。ひいては政治が活性化され、投票率も上がり、世襲・金権議員による政治の私物化、不祥事もなくなります。
 
府議会定数の削減反対か、さもなくば合区で小選挙区を中選挙区に戻して定数削減を図るか、どちらかにして下さい。ゆめゆめ、小選挙区を温存したまま、定数削減だけを強行し、大政党による政治の私物化を続ける愚だけは犯さないようにお願い申し上げます。
 
とりあえず私の方でも、大阪府域を10の生活圏に分割し、10の中選挙区に分けた選挙区割りの私案を考えてみました。
 
まず大阪市を中央大通り(地下鉄中央線)付近で南北に分割します。これで大阪市北部と南部の中選挙区が2つ出来ます。
 
後は、それぞれJRや私鉄の主要路線(昔の街道筋)沿いに、それぞれ8分割します。この区割りは、明治時代の郡域(豊能郡、三島郡など)、すなわち昔からの生活圏とも一致します。(但し、大阪狭山市だけは、昔の南河内郡ではなく、近くに泉北ニュータウンもある事に鑑みて、同じ南海沿線の泉北選挙区に含めました)
 
それを、それぞれの人口規模に当てはめて、選挙区定数を割り振ると、下記のようになりました。(地図が現行、表が私案の定数・区割り)
 
 
 
これで総定数は今とほとんど変わらない84となります。大阪府の総人口が883万9千人もいるのだから、最低でもこれぐらいの議員定数は必要でしょう。
 
選挙区の範囲も、今の市町村ごとの狭い範囲と比べたら、はるかに広大にはなります。しかし、この一見広大な選挙区も、衆院中選挙区時代は、大体この区割りに基づいて選挙を施行していたのですから、何ら問題はないと思います。
 
その上で、必要に応じて、貧困・格差を始めとする課題が山積する西成地域を特別に、定数3の別枠で設けても良いと思います。今の維新の府知事や市長も、西成特区構想を掲げて、表向きは格差是正に取り組むと公言しているのですから、何ら問題はないと思います。
 
なぜ西成に定数3も振り分けるのか?それは、この地域特有の事情があるからです。今、この地域は、あいりんセンターの建て替え問題を巡って揺れています。ホームレス支援団体の間でも、建て替え絶対反対派と建て替えやむ無し派に分かれて、互いに対立しています。西成の街づくり推進協議会の場でも、互いに応酬を繰り返して、全然議論にならないと聞きます。そして、肝心のホームレスはと言うと、住民票も選挙権もなく、完全に政治の蚊帳の外に置かれています。
 
西成の問題を放置してきた政治家には、それを解決する責任があります。だから、敢えて特別枠を設けてでも、彼ら当事者(あいりんセンター建て替え反対派、やむ無し派、どちらにも属さないホームレス)の声を政治に反映させる必要があります。
 
府議会立候補に伴う供託金などの制限も全て撤廃します。その代わりに、議員報酬を大幅に減らし、1人月20〜25万円程度に抑えれば良いのです。文書通信滞在費をどうするかも、この議論の中で考えていけば良いと思います。
 
こうすれば、開発利権や賄賂目当てに政治家になるような輩は影を潜め、清廉な井戸塀政治家ばかりになります。
 
そうすれば、政治が俄然面白くなり、有権者の関心も高まり、投票率も大幅に上昇する事請け合いです。その方が、議員定数削減よりも、はるかに経費削減になると思います。民意も、今よりはるかに政治に反映するようになります。もう良い事ずくめじゃないですか。今すぐにも実現して下さい。お願いします。
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脱おせちのお正月

2022年01月05日 22時14分00秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

大晦日から今日にかけての夕食メニューを公開します。もう、正月だからと言って、普段とは違うメニューを買ったりするのは、一切やらない事にしました。それでも一応正月だし、近くのスーパーも正月三が日は休むので、ある程度は買いましたが。お正月用の食材購入は抑えて、出来るだけ普段とも変わらない食生活を心がける事にしました。

2021年12月31日(金)大晦日の夕食は、年越しそばと太巻き寿司にしました。

そして、2022年1月1日(土)元旦の夕食は、昨日の大晦日のスーパー年内最終営業日に買った「ミニおせちセット」と即席みそ汁にしました。お正月食材で購入したのは、この年越しそばとミニおせちセットだけです。

1月2日(日)は、年明け最初の公休日で、朝はきつねうどん、昼は焼きうどんを作って食べました。何故こんな「うどん尽くし」のメニューにしたかと言うと、うっかり、うどんを二重に買ってしまい、うどんを消化しなければならなくなったからです。昼も、いつもの休日の定番料理である「ベーコンほうれん草の和風パスタ」を、うどんで代用して食べる事にしました。

夜は何を食べたのか忘れてしまいました。写真も残っていません。夜もうどんではさすがに飽きるので、多分、炒飯を作って食べたのでしょう。いつも作っている炒飯なので、わざわざ写真に撮って残さなかったのかも。

1月3日(月)の夜は、肉じゃがカレーセットでカレーを作りました。肉じゃがカレーセットの野菜だけでは、人参も玉葱も少ないので、玉葱2分の1玉を追加。さらに鯖水煮缶を加えて「鯖カレー」にしました。カレーで鯖の臭みも取れて非常に美味しかったです。

1月4日(火)夜は、兄夫婦宅ですき焼きをごちそうになりました。翌5日(水)の公休日は、昨日職場でもらった在庫処分のバナナで、朝も昼も済ませました。値引きしても売り物にならないほど熟れ切ったバナナで、非常に黒ずんでいますが、それでも、それなりには美味しかったです。

一人暮らしを始めた最初の年こそ、「正月はやはりお雑煮だ!」と、餅と白みそを買って、関西風の白みそ雑煮を作ったものの、白みそなんて雑煮以外には使わないので、使い切るのに苦労しました。第一、私たち非正規労働者は、盆も正月も関係ありません。普段の生活と何ら変わらないのに、今さら正月だけ特別な物を作っても、後で消化するのに苦労するだけです。だから、もう雑煮もおせちも、出来るだけ作らない、買わない事にしました。

野菜も、一人暮らしでは買っても余るだけなので、白菜などの鍋用野菜は一切買いませんでした。一人暮らしでは、一番小さいサイズの万能カット葱ですら、使い切るのに数日かかってしまいます。ワンドアタイプのミニ冷蔵庫では冷凍保存もままなりません。そこで、寒い日はおでんやカレー、シチューで乗り切り、鍋料理が食べたくなったら、外食チェーンを利用するようにしました。又は、スーパーで鍋料理のセットを注文するか。

でも、外食チェーンの鍋料理は、味付けが濃すぎて具材も少ないので、余り好きではありません。スーパーの鍋料理セットも具材は少ないです。湯豆腐ぐらいなら自宅で作っても良いかなと考えています。来年からは買い溜めするのも止めようかと思います。スーパーが休みでも、開いている店は他に幾らでもありますから。

その方が、生産者の方も、一時期に注文が殺到せずに、コンスタントに満遍なく注文が入るようになるので、かえって助かるのではないでしょうか。その方が、資源節約やゴミ削減にもなると思います。まだ秋口だと言うのに運動会だと騒ぎ立て、11月初めぐらいからクリスマスの宣伝を始め、正月三が日が終わった途端に、節分の宣伝を始める。そんなスーパーの販売戦略に踊らされるのは、もういい加減止めにしませんか?

同じ事は政府の経済政策にも言えます。肝心の庶民生活が全然豊かにならないのに、数字上の株価や地価の上げ幅だけに一喜一憂し、バブルに踊らされるのは、もう止めにしませんか?幾ら「アベノミクス」とやらで景気が上向いたように見えても、儲かっているのは一部の大企業だけじゃないですか。

肝心の給与はほとんど上がらず、物価や消費税、社会保障費ばかり上がるので、皆、子育てどころではなくなり、子供を産まなくなったのでしょう。本当に景気が回復していたら、少子高齢化なんて絶対にありえないはずです。

オリンピックや万博のお零れにあやかる事ばかり考え、それに伴う自然破壊や浪費は見て見ぬふり。自分さえ良ければそれで良し。こんな状態を放置して、何が「経済を回す」か、笑わせるな。

また同じ事は、「スーパーの正月三が日休業」についても言えます。私の近所のスーパーが正月の元旦から3日まで休業するのは、政府による「働き方改革」の一環で、長時間労働を削減する為ですが、ちょっと待って下さい。幾ら店舗だけ休業にしても、そこに商品を供給する物流センターや配送運転手の人も同じように休めなければ、本当の「働き方改革」にはならないのではないでしょうか?

自分たち大スーパーの店舗だけ休んで、現場や下請けの従業員は長時間労働のままでは、搾取の上にあぐらをかいているだけ、矛盾を他にしわ寄せしているだけではないですか?自分たちさえ良ければ、それで良いのでしょうか?

スーパーの労働組合(主に連合のUIゼンセンに加盟)は選挙になれば国民民主党を支持します。国民民主党は立憲民主党や共産党とは一線を画し、「政策が一致すれば自民党とも手を組む」という立場です。

何の事はない。自民党に「働き方改革」の飴玉を与えられて、搾取の上にあぐらをかいているだけではないですか。「そうではない」と言うのであれば、「自分たちだけでなく、労働組合もない現場や下請けの労働者も、正月ぐらい休ませろ」ぐらい何故言えないのか。

そんな労働組合が幾ら「立憲民主党や共産党とは手を組まない」と騒いだところで、全然労働者には響きませんよ。「自分たちさえ助かればそれで良い」というような運動をしている限り。はっきり言って、そんな労働組合なら要りません。

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謹賀新年 おもかる石リベンジ

2022年01月02日 18時29分54秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

新年明けましておめでとうございます。

2022年1月2日。今日は私にとって新年明け初めての休日です。まずは近くのスーパー銭湯「スパスミノエ」でくつろいで来ました。

以前住んでいた西成のあいりん地区とは違って、この近所には「スパスミノエ」しか銭湯がありません。その為に、いつも混雑していたので、近くにありながらも、なかなか行く気になれませんでした。ところが、いつもなら朝10時にならないとオープンしないのに、正月2日、3日は朝8時からオープンすると言うではありませんか。
 
朝のうちならまだ空いているだろうと思い、早速行って来ました。普段はワンルームの狭いユニットバスで、体を洗うのも一苦労だったので、久しぶりにスーパー銭湯でゆっくり足を伸ばして風呂に入る事が出来ました。体を洗うのも、狭い湯船の中ではなく、外のカランでゆったり体を洗う事が出来て、非常に良かったです。
 
銭湯には2時間半ぐらいいました。自宅に戻ったら、もうお昼時だったので、賞味期限の切れたうどんの玉を処分する為に、お昼は焼きうどんにしました。いつも休日の昼食に作っている「ベーコン・ほうれん草の和風パスタ」のパスタの代わりに、焼きうどんをフライパンに入れて炒めました。
 
実は朝も、うどんの在庫処分の為に、天ぷらうどんの朝食にしたので、お昼は焼きうどんにして食べる事にしたのです。その際に、和風パスタでも美味しいのだから、和風うどんだと尚更美味しいはずだと、適当に考えて思い付きで作った焼きうどんでしたが、その通り意外と美味しかったです。腹持ちもパスタよりはるかに良かったです。但し、パスタの延長で作ってしまったので、麺をほぐす水分が足りずに、フライパンの底にうどんカスがこびり付いてしまいましたが。
 
昼食を食べた後は、自転車で住吉大社に初詣に行ってきました。但し、住吉大社と言っても本宮ではなく末社の大歳社です。昨年に書いた住吉川(細江川)源流散策の旅の記事の中で、大歳社の「おもかる石」を持ち上げる事が出来なかった事を書きました。持ち上げる事が出来れば願い事がかなうとされる「おもかる石」です。
 
住吉大社の本宮から大歳社に抜ける道案内図と、大歳社の鳥居。おもかる石を持ち上げに来た初詣の人で賑わっていました。
 
ところが、年末の近況を伝えるニュースの中で、この「おもかる石」の事が報じられた際に、他の人は軽々と持ち上げているではないですか。あの時持ち上げる事が出来なかったのは、予想外の重さに、思わずたじろいでしまったからです。最初から重い物を持ち上げるつもりで、構えておれば、たじろぐ事もなかったのではないか?そう思い、「おもかる石」持ち上げに再挑戦する事にしました。
 
結果は成功です。普通に持ち上げる事が出来ました。最初から諦めていたら、何事も成し遂げる事が出来ません。何事も最初の構えが大事だと、改めて思い知らされました。その後、住吉大社の本宮まで戻り、破魔矢を買い、帰りに「りくろーおじさんのケーキ」の店で、正月用のお菓子を買って帰りました。そして、お菓子を食べた後、破魔矢に願い事を書いて、室内に飾り付けました。
 
右の「おもかる石」を、今度は見事、持ち上げる事が出来ました。
 
りくろーおじさんのケーキの店も、正月から賑わっていました。ここは特大チーズケーキが売りのお店ですが、あいにくワンドアタイプのミニ冷蔵庫には入りません。でも、小さなハイチーズなら常温で保管できるので、私は5個入りのハイチーズを1箱買って帰りました。
 
 
破魔矢の絵馬には2種類の願い事を書きました。一つしか買っていない破魔矢に、何故2種類も願い事を書けたかと言うと、絵馬の上に透明のテープを貼って、その上からサインペンで書いたからです。木製の絵馬にサインペンで直接書いてしまうと、字がにじんでしまいます。それを避けるために、私は、絵馬に願い事を書く時は、出来るだけテープを先に貼って、その上から書くようにしています。こうすれば、新たな願い事が出来ても、そのたびに更新する事が出来ます。(*´σー`)エヘヘ

そういう事で、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。🙇‍♂️
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