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西成系ベトナムB級グルメ探訪

2018年12月06日 22時17分04秒 | なにわB級グルメ探訪

大阪市内にあるベトナム料理店と言えば、心斎橋の「アンゴン」や南堀江の「チャオルア」などが有名です。しかし、いずれの店に行くにも、大阪市内の中心部まで出なければならなかった為に、なかなか足が向きませんでした。ところが最近、私の住む西成区にも、次々にベトナム料理店がオープンしている事を知り、早速食べに行って来ました。

まず、先日行ったのが(住所は隣の浪速区になりますが)新世界にある「バインミー・ヴィエットナム」というお店です。店の名前にもある通り、バインミー(ベトナムのサンドイッチ)を売っています。JR新今宮もしくは地下鉄動物園前の駅を出て、ジャンジャン横丁の前を通り、阪神高速高架下の通りを通天閣の方に折れた所にあります。もう直ぐしたら、もっと近くにもう一軒、同じ名前の店がオープンします。系列店かどうか聞こうとしましたが、店員に日本語が上手く通じず、遂に聞き出せませんでした。店頭のベトナム国旗が目印です。

 

サンドイッチは500〜600円の物が数種類あります。私は600円のスペシャルにしました。カウンターだけの小さなお店で、5人も入れば満員になります。日曜日のお昼時に行ったので、店内はもうベトナム人で混み合っていました。他に飲み物のメニューもあり、平日限定のセットメニューもあります。イートインが基本ですが、テイクアウトも出来るので、私は注文したスペシャルサンドを持ち帰り、ホテルの自室でコーヒーを沸かして食べました。

ベトナムはフランス文化圏だけあって、サンドイッチのパンもフランスパンです。私は最初、パサパサの硬いフランスパンを想像していました。しかし、実際はしっとりと柔らかく、なかなか美味しかったです。パンの中の具材も、牛肉のパテにパクチーや人参、胡瓜のみじん切りと、手作りの野菜が豊富に入っていました。見た目よりもボリュームがあり、私はもうこれで満腹になりました。

但し、手作りなので、出来上がりまで5分位待たなければなりません。それに、食べるに従い、中の野菜汁や肉汁がパンの間から滲み出て来るので、汚れ対策も必要です。私は包装紙を手の上に乗せて、屑かごを抱えながら食べました。マクドのハンバーガーと比べると、待ち時間も長いし、値段も割高ですが、栄養面では、こちらの方が遥かにヘルシーです。

 

もう一つは、花園町のイズミヤ(現在改装工事中)の向かいにある「稲穂」という名前のベトナム料理のレストランです。そのお店は、地下鉄花園町駅を出て岸里の方に歩いて数分、ダイコクドラッグの角を入ってすぐの所にあります。私は、物珍しかった事もあり、昨日の休みに、昼食にフォー・ナム(牛肉・野菜入り麺:右上写真)、夕食もバインセオ(ベトナムのお好み焼き)と、何と一日に2回も食べに行って来てしまいました。

 

フォーはベトナムの「うどん」です。日本のうどんは小麦粉をこねて作りますが、ベトナムの「うどん」は米粉(ビーフン)をこねて作ります。その為、日本のうどんに特有の「こし」はありません。そういう意味では、日本のうどんよりも、むしろ韓国の冷麺に近いかも知れません。うどんのだしも、沖縄のソーキそばのだしみたいな感じでした。そして、小皿に一杯の野菜がセットで出てきます。コリアンダー(パクチー)などの香りの強い青物野菜です。ベトナム人は、この野菜を麺にどっさり入れ、お好みでニュクマム(魚から作った醤油)やトウガラシを振りかけます。私も最初はこの味に戸惑いましたが、今は美味しくいただけるようになりました。但し、セットの野菜は半分ぐらい残しましたが。フォーと一緒に注文したゴイクン(生春巻き:右上写真)も、ムチムチした舌触りで美味しかったです。毎月4日は「フォーの日」で、1杯780円のフォーが500円で食べられます。

 

夜に食べたバインセオ(右上写真)も、「お好み焼き」というよりも、むしろ、「広島焼き」か「クレープ」もしくは「オムレツ」みたいな感じでした。そして、ここでも付け合わせの野菜がこれでもかという位どっさりと出されました。私にとっては、普段の野菜不足を補う丁度良い機会になはなりました。そして、傍らにはライスペーパーと鋏と水の入った謎のお皿が…。

店員さんの説明では、ライスペーパーを鋏で切り、お皿の水に浸して、バインセオの生地と野菜を巻いて、甘酢のタレに付けて食べるのだとか。私もやって見ましたが、ライスペーパーは水でふやけてグチャグチャになるわ、バインセオの生地から中身が飛び出して、手は油まみれになるわで、もうタレに浸けて食べるには程遠い状態になってしまいましたw。後で調べたら、韓国料理のサムギョプサルみたいに、野菜で先に生地を巻いて、ライスペーパーは最後に巻き、昼に食べたゴイクンみたいにして、甘酢のタレに漬けて食べるのが正解らしいです。「こんな事なら先に調べておけば良かった」と後悔しても、もう後の祭りです。

それでも、このバインセオは大変美味かったです。少なくとも、私が今まで食べたベトナム料理の中では、一番美味しかったです。まさしく「クレープ」か「オムレツ」みたいな感じで、プリプリした海老とシャキシャキしたモヤシの食感が、何とも言えません。バインセオのバインとは小麦粉、セオはそれを鉄板で焼いた時のジュウーという音をベトナム語で表現したものらしいです。私はもうこれですっかり満腹になりました。

しかし、幾ら美味とは言え、たかがクレープ1枚に1050円もするのでは、さすがに高過ぎます。ベトナム現地では100円弱で売ってると言うのに。原材料の米なら日本でも幾らでも手に入るのですから、もっと値段を下げれないか、次行った時に聞いてみようと思います。値段を下げるには、お客をもっと呼び込まなければ、お話になりません。私が行った時も、昼も夜もお客は最初私一人だけでした。帰る頃になり、ようやく数人のお客が見えられましたが、私以外は全てベトナム人でした。

ところで、「稲穂」も「バインミー・ヴィエットナム」も、それ以前に食べた西心斎橋の「アンゴン」や南堀江の「チャオルア」といった大阪市内中心部のベトナム料理店とは、明らかにサービスレベルが違うように感じました。どのように違うかと言うと、

①稲穂の公式HPには午前10時半オープンとあるのに、12時前に行ってもまだ開店準備中で、店員も出勤せず。
②やがて店員が出勤して店を開け、私が商品を注文した後になっても、箸がどこにも見当たらず。箸が欲しいと言うまで店側も気づかず。
③バインミーのサンドイッチが1個600円もしたり、稲穂のバインセオ(お好み焼き)が千円以上もする等、他店との競争や市場価格を無視した様な高めの値段設定。
④調理中も店員は厨房の中で客そっちのけにお喋り。なるほど、これでは今の会社でのベトナム人バイトによる仕事中の私語も無くならない訳です。ベトナム人の「お喋り好き」を身を以て体験しました。
⑤「バインミー」も「稲穂」の店員も、接客係のウエイトレスでありながら、今の勤め先のベトナム人バイトと同じぐらいしか日本語が喋れませんでした。何しろ「同じ名前の店が近くにもうすぐオープンするそうですが、この店の系列店ですか?」という程度の質問にすら、満足に回答する事が出来なかったのですから。
⑥「稲穂」では、ご飯時にも関わらず客は私一人のみでした。お会計済ませて帰る頃に、ようやく他の客も入店して来ましたが、彼の方たちも全員ベトナム人でした。

好く言えば純朴、悪く言えば素人丸出し。「これでよくも商売にこぎ着ける事が出来たな」と思いました。しかし、その一方で、ワタミの過労死事件に見られるような根性論振り回してのパワハラや、どんな客の無理難題も「喜んで~」(by牛角)受け入れなければならないかのような過剰サービスも一切見られないので、そういう意味では、気兼ねせずに食事が出来るかも知れません。但し、衛生管理だけはしっかりしてもらわないと困ります。箸の出し忘れ程度なら、まだ笑い話で済みますが、食中毒を起こしてしまっては、もう笑い話では済みません。私は、西成区内に最近オープンした、これらのベトナム料理店に対し、市内中心部の既存店とは区別して、便宜上「西成系」と分類する事にしました。

西成区内に相次いでベトナム料理店がオープンするようになったのも、それだけベトナム人が増えてきたからでしょう。そう言えば、最近は私が近所を歩いていても、ベトナム語を喋る人が以前よりは目につくようになりました。西成は周辺よりは家賃も物価も安いですから。そのうち、西成区もひょっとしたら今の生野区のコリアタウンのように、「リトル・ハノイ」や「リトル・ホーチミン」と呼ばれるようになるかも知れません。

しかし、もしそうなったとしても、それははっきり言って「自業自得」です。何故なら、今の人手不足を引き起こした少子化も、元はと言えば、長年の自民党政治によってもたらされた「格差社会」化の、当然の帰結に過ぎないからです。正社員から非正規雇用への置き換えや、福祉予算の削減によって、結婚も子育ても出来ない低賃金・不安定雇用の人々が激増したからこそ、出生率が下がり(1989年1.57→2016年1.44)、生産年齢人口も減少の一途をたどるようになってしまったのです(1997年8,669万人→2016年7,665万人で約1千万人も減少)。

その予兆は既に90年代からありました。その時に手を打っておけば、今のような事態にはならずに済んだのです。しかし、これだけ出生率が下がったまま何十年間も経ってしまった今となっては、もう手遅れです。人手不足を解消しようと思えば、もはや外国人に頼るほかありません。だから、政府も外国人流入抑制から促進に舵を切ったのでしょう。そのくせ、今でも政府・企業は、外国人を「二級市民」として差別し、使い捨てにする事しか考えていません。現に、何千人もの外国人技能実習生が、違法な低賃金や暴力に耐えかねて、職場から失踪しています。「外国人材」という言い方一つにも、それが如実に表れています。生身の人間であるにも関わらず、「モノ」としてしか認識していないのです。そんな自分勝手な国は、最後には世界中から相手にされなくなります。

韓国や台湾では、外国人の留学費用は全て国家予算で賄われています。日本語学校の学費も全て無料です。最低でも20万円台の月給が保障され、退職金も支給されるそうです。だから最近は、日本よりも韓国や台湾を留学先に選ぶ人が増えています。今まで散々、日本の労働者を酷使しながら、人手不足に陥った途端に、今度は外国人を酷使しようとするだけでは、余りにも虫が良すぎます。今頃になって「日本が外国に乗っ取られる」と心配する位なら、何故そうならないように90年代に手を打たなかったのか?沖縄や岩国、横須賀には今も巨大な米軍基地が居座り、今や農業も水道も多国籍資本に食い物にされようとしているのに、それには何も言えずに、何故、アジアの外国人労働者だけを目の敵にするのか?日本はいつからそんな身勝手な国に成り下がってしまったのでしょうか?「おもてなしの心」が聞いて呆れます。

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再び懐かしのシチューに出会う

2018年11月21日 22時53分55秒 | なにわB級グルメ探訪

読者の皆さんは、以前、このブログでシチュー(シチュウ)について書いた事があるのを覚えておられるでしょうか?シチューと言ってもビーフシチューやクリームシチューの事ではありません。玉葱・じゃが芋・牛バラ肉の入った薄味のポトフみたいな料理の事です。ちょうど肉じゃがをポトフにした様な感じです。昔は私の実家でも、夕食のおかずによく出ましたが、最近はほとんど見かけなくなりました。もう知っている人も少ないでしょう。以前ブログで取り上げたお店も、後に全て休廃業してしまいました。

ところが、そのシチューを食べられるお店がまだ残っていると聞き、今日の公休日に早速食べに行って来ました。それが、大阪市北区の天神橋筋6丁目にある「かね又」というお店です。大阪メトロの堺筋線天神橋筋6丁目駅を降り、13番出口を出て次の角を右に折れて一つ目の角にあります。「特製シチュー」の看板が出ているのですぐに分かると思います。

 

店内は4人掛けのテーブル席に、L字型のカウンター席が8席ぐらい。10人も入ればもう満杯になるぐらいの小さなお店です。そのお店を、ご夫婦2人で切り盛りしておられました。ちょうど、お昼時に行ったので、席はほぼ埋まっていました。日替わり定食と、このシチュー定食が看板メニューです。シチューに卵焼き、小鉢2つ、お新香が付いて800円。小鉢は好きな物を2つ選ぶ事が出来ます。

私は勿論、シチュー定食を注文しました。そして、惣菜の小鉢を選んで待っていると、遂にシチューにご飯とお新香が運ばれて来ました。程なくしてアツアツの卵焼きも出来上がり。このお新香の沢庵も昔ながらの味で、最近はほとんど見かけなくなりましたね。シチューにはソースを少し垂らし、上から山椒の粉をパラパラと振りかけます。そうしたら、もう眼前には「昭和の世界」が広がっていました。とても21世紀の現代とは思えません。シチューのお味も、ほどなく塩味が効いて、なかなかのお味でした。今の濃厚なクリームシチューも良いですが、たまにはこんな薄味のシチューも食べて見られてはいかがでしょうか?

当日は午後から知人と日本橋で会う約束があったので、シチューを食べた後はとんぼ返りで帰りましたが、帰り道も昔ながらの町家が並び、なかなか風情がありました。ただ、残念ながら、このお店は日曜・祝日は休みで、平日も9時から17時までしか開いていません。その上、料理が売切れれば時間内でも店仕舞いしてしまうそうです。夫婦だけで切り盛りしている家族経営のお店なので、無理は出来ないのでしょう。もし行かれるなら、早めに行く事をお勧めします。そして、ご飯の量も、もう欲しかったです。それは比較的小食の私でも感じました。電車賃使っても食べに行くだけの価値は確かにありましたが、今度来る時は、もう少し時間に余裕のある時に来て、付近の昔ながらの町家も堪能してから帰ろうと思います。

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飛田新地の子ども食堂

2018年09月03日 08時12分06秒 | なにわB級グルメ探訪

 

今週は有休と公休を合わせて今日から3連休となりますが、明日にも大型台風が上陸するとの事で、どこにも旅行に行けません。今年最初の3連休はゆっくり自宅で静養し、今まで時間切れで書けなかった事もブログに書いていこうと思います。まずは手始めに、夏の終わりに訪れた子ども食堂の話題を。

私の今住んでいる所は大阪・西成のあいりん地区です。あいりん地区と言えば、昔はドヤ街のイメージしかありませんでしたが、最近は外国人観光客向けのホテルが次々とオープンするようになりました。それらのホテルには旅行者だけでなく一般客も泊まれ、月ぎめ契約にすれば長期滞在も可能になります。しかし、風呂もトイレも共同なので、たまには外のスーパー銭湯で身体をほぐしたくなる時もあります。

8月最後の公休日のその日も、歩いて15分ほどの阿倍野のスーパー銭湯に行く途中でした。今住んでいるホテルと阿倍野のスーパー銭湯の中間ぐらいの所にある西成永信防災会館の前を通りかかったら、「今夜ここで飛び入り歓迎の食事会やるから」と誘われました。「子ども食堂ですが一般の大人も10円以上カンパすれば参加できます」と聞き、私も俄然参加する事にしました

 

食事会のメニューは、ピザ風チキンにゴーヤチャンプル、サラダ、スパゲティ、スープにご飯でした。私も百円カンパして美味しくいただきましたが、防災会館のゴージャスな内装に度肝を抜かれました。この防災会館は、地元の信用金庫(永和信用金庫)の支店跡を地域の災害避難所兼公民館に改装したもので、会館名の「永信」もそこから来ていますが、音響設備の立派な事。これが元はただのしがない信用金庫の一支店だったとは、とても思えないほどの豪華さでした。その日は食事の後も、マリリンモンローの肖像画を前にライブを堪能する事が出来ました。西成は飛田新地の直ぐ横とは思えない光景に、もうびっくりです

この子ども食堂を主催した「山王子どもセンター」は、今年の釜ヶ崎夏祭りでもたこ焼きの屋台を出していたとの事でした。今日初めて釜ヶ崎解放Tシャツを着た私を見て、声をかける気になったそうです。西成ジャズに今日の子ども食堂と、今までスラム街としか認識していなかった釜ヶ崎界隈の文化の高さに改めて驚かされました

 

 

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釜ヶ崎夏祭りの屋台バイキング

2018年08月17日 00時21分17秒 | なにわB級グルメ探訪

 

大阪・西成の「あいりん地区」(旧称・釜ヶ崎)では、毎年夏のお盆の季節に夏祭りが開催されます。訳あって故郷を出てきた釜ヶ崎の人たちにも故郷を思い出し、盆踊りを楽しんでもらおうと、野宿者支援の団体の方たちが毎年開催してきた夏祭りです。今年で47回目になります。今年も8月12日から15日まで、釜ヶ崎の通称・三角公園(右上地図の赤い三角で囲まれた場所)で開催されました。

夏祭りの出し物の中心は中央ステージでの歌や踊りです。SHINGO★西成をはじめ、川口真由美や「まちゅこけ」、趙博(パギやん)などの錚々たるメンバーによるステージライブが毎年行われます。その隣のグラウンドや近くの施設でも、のど自慢大会やスイカ割り・つなひき大会、すもう大会、盆踊り、映画上映会、今年一年間に釜ヶ崎で亡くなった人を追悼する慰霊祭などが行われます。

夏祭りの詳しい内容については、以前書いた報告記事を参考にして下さい。今回は、その夏祭りの屋台グルメを紹介したいと思います。

 

夏祭り自体は朝10時ぐらいから夜22時ぐらいまで行われますが、その中で、夕方からは公園に屋台が出ます。夏祭り協賛団体の手で、カレーや焼きそばなどがふるまわれます。その屋台がどれもこれも安くて旨いのです。

その中でも特に人気なのが、上の牛すじカレーです。一般参加者は1食100円、ホームレスの人は無料で食べる事が出来ます。屋台が始まる前から長蛇の列で、毎年30分ほどで売り切れます。今年は私も列に並び、ようやく手に入れる事が出来ました。写真には写っていませんが、この後、スタッフの方が福神漬けをパラパラと上にかけてくれました。具も一杯入って、たったの100円!屋台で超絶一番人気の商品です。

牛すじカレーの屋台の上の看板にも注目。「特掃に登録しよう」とありますが、「特掃」とは一体何か?「高齢者特別清掃事業」の略です。釜ヶ崎の失業対策事業として大阪市が始めたものです。事務所で登録すれば、輪番制で地域内の清掃業務に就く事が出来ます。釜ヶ崎では、警備員みたいな服装を来た人が数人で、道端の雑草を刈り取りゴミを拾っている姿を見かける事がありますが、これが特掃です。日当は1日5400円ぐらいだったかな?決して高い日当ではありませんが、地域の人にとっては、かけがえのない現金収入です。現在は高齢者のみを対象にした失業対策事業として行われていますが、これを55歳以下の人も登録できるようにしようと運動が進められています。

 

次いで人気だったのが、上の「泉州の天ぷら」です。南大阪・泉州地域で取れた新鮮な魚や野菜を、その場で天ぷらに揚げてくれます。これも1食たったの100円!揚げる食材の順番によっては、かき揚げばかりになる事もありますが、たった100円なので、また並んで注文すれば、魚やしし唐もゲットする事が出来ます。

こちらも屋台の上の看板に注目!「泉州の天ぷら」と書かれた下に「100えん(カマ)」とあります。「100円」は分かりますが、「カマ」とは一体何でしょう?実は、釜ヶ崎夏祭りの屋台では、アルミ缶も通貨として通用するのです。1キロのアルミ缶を持ち寄れば200円の食べ物を買う事が出来ます。カマ(カマー)とは、そのアルミ缶通貨の呼び名です。1カマ(カマー)=1円なので、100円で100カマ(カマー)です。

 

牛すじカレーや泉州の天ぷらはすぐ売り切れになりますが、焼きそばやフランクフルトは150円と少し割高なせいか、比較的後まで買う事が出来ます。「割高」と言っても、たった150円。それでこのボリュームで、味も旨いのですから、かなりお得です。初詣の屋台では、とてもこんな値段で食べる事は出来ません。

 

他にビールやかき氷、そうめんやたこ焼きの屋台もありました。変わった所では、左のカオマンガイ(タイ風鶏めし)。ご飯の上にナンプラーという東南アジアの調味料や、すりおろし生姜のタレをかけてもらいます。私も、物珍しさに千円札を出して買う事にしたのですが、「お釣りが切れてしまったので、タダであげる」という事で、何と無料でカオマンガイをいただくことが出来ました!しかし、味は「…」でしたw。やっぱり日本の味の方が良いです。

屋台の食べ物は、全部50円、100円、150円の商品ばかりなので、お釣りがなかなか出来ないのです。屋台で買い物をする時は、なるべく小銭を用意して来て下さい。これだけ食べても、まだ500円です。

その中で一番値が張ったのが、右上の「釜ヶ崎解放」Tシャツ2千円。赤と黒の2種類あり、それぞれSからL、LL寸までありました。ちなみに、赤色はコミュニズム(共産主義)、黒色はアナーキズム(無政府主義)の象徴です。私は最初、赤にしようと思いましたが、何か地味っぽい赤色だったので、結局、黒にしました。値段は高めですが、室内のレイアウトにも使えるので、カンパだと思い、思い切って買う事にしました。赤・黒とも、Tシャツの前には「黙って野垂れ死ぬな やられたらやりかえせ」、背中には「釜ヶ崎解放」と書かれています。

冬の大みそかには同じ会場で越冬祭りが行われます。その時も屋台が出ます。釜ヶ崎の祭りの屋台は安くて旨い!

 

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健康で文化的な最低限度の夕食ランキング

2018年07月28日 03時45分57秒 | なにわB級グルメ探訪

 

 火曜夜9時からフジテレビ系列でドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」が始まりました。ドラマの題名が長ったらしいので、ここでは「ケンカツ」と略称で呼ぶ事にします。

 「ケンカツ」は、区役所の生活保護部門で働く新人ケースワーカーが主人公のドラマです。私は、柏木ハルコ原作の同名の漫画を初めて観たときに、その余りのリアルさに驚かされました。借金返済に追われ就職活動が手につかない喘息もちの男性。バイト収入を申告しなかった為に不正受給とみなされ、バイト料を全額徴収される羽目になり再び不良に転落していく息子とその母親。そういう生活保護のリアルな現実が、これでもかというぐらい出てきます。その中で、吉岡里帆扮する主人公の義経えみるが一人前のケースワーカーに成長していく物語です。

 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。(日本国憲法第25条)

 この条文は、あくまでも「国民は誰でも健康で文化的な生活を営む権利がある」点に主眼が置かれている事が分かります。その為に「国は~の向上、増進に努めなければならない」と謳っているのですから。その上で、いくら権利があるからと言っても、それをいきなり全部満たすわけにはいかないので、「最低限度」これだけは保障しよう~という構成になっています。

 ところが、自民党政府は、それを自分の都合の良いように解釈し、「最低限度」の部分を極限まで押し広げ、幹と枝葉の関係を逆転させ、肝心の「健康で文化的な生活を営む権利」を名ばかりのものにしてきました。実際には全体のわずか0.45%(2015年度)しかない不正受給を、さも膨大であるかのように言い募り、それを生活保護費削減の口実にしてきました。そして、差別や偏見で生活保護受給者を自暴自棄に追い込み、飼い殺しの状態に放置し、その結果生まれた一部のギャンブル・アルコール依存症患者の存在を針小棒大に言い立て、それを更なる保護費削減の口実にしてきたのです。「ケンカツ」を観る時も、その視点だけはずっと保持しておかなければならないと思います。ドラマの題名にわざわざ憲法25条の条文を持ってきたのも、それが狙いなのですから。

 さて、今回、職場読者の一部から要望のあった「安くて旨い夕食ランキング」を、ようやく記事にする事が出来ました。あくまでも私が今住んでいる新今宮と、その周辺の難波・天下茶屋界隈を中心に紹介します。その「安くて旨い」も、「安かろう悪かろう」ではなく、「安い上に栄養もあるランキング」である事に主眼を置きました。写真の下にあるのが、その夕食の解説文です。星の数が多いほど高評価。但し、あくまでも私の主観と即興による評価です。今住んでる所は自炊が出来ないので、このランキングには私自身も大助かりです。この他にも探せばもっとあるかも知れませんが、とりあえず今回はここまで。

(1)まんぷく日替わり弁当 300円(新今宮)

(値段)★★★★★ (味)★★ (栄養バランス)★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点(★1個5点×13個。以下も同様に計算)

値段は最安値。私の今住んでいる近くで売っている点も評価できる。ご飯の量やおかずの種類も多い。しかし、野菜はほとんど無く、揚げ物の油も古い。以前、ここで弁当を買った際に、「これは今日作った弁当ですね?」と店員に念押ししたら、一瞬ギョッとした顔をされて、「ええ、そうですよ」とぶっきらぼうに答えられた事があったw。毎週木曜日定休。

(2)キッチンはぎちゃのアジフライ定食 500円(新今宮)

(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)80点

阪堺線新今宮駅前(旧南霞町)停留所の前の踏切を渡り萩之茶屋の方向に歩いてすぐの所に「キッチンはぎちゃ」がある。そこはメニューが豊富で、写真のアジフライ定食以外にも、ハムエッグ定食など30種類近くの定食を400~500円台で食べる事が出来る。ただ難点は、いついっても店内が満杯である事。だから、私も新今宮に来た当初行ったきりで、後は全然行かなかった。でも、混雑さえ我慢すれば、値段を考えると最高のコスパだと思う。この店の事を今ようやく思い出した。定休日を聞くのを忘れた。

(3)カフェ・グリル・むさしの日替わりランチ 560円(岸里)

(値段)★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点

このお店は、地下鉄四つ橋線岸里駅を降りて旧国道26号線を西成税務署の方に歩いていく途中にある。夕方以降も日替わりランチを注文できるのが最大の売り。この値段で、野菜の他に果物(ネーブル)も付くのは珍しい。後70円出せばセットでコーヒーも注文できる。コーヒーのミルクもポットに入った昔ながらの牛乳。但し、定番の日替わりメニューなので、毎日通っていると次第に飽きてくる。メニューも肉料理中心で魚はほとんど無い。隔週金曜日定休。

(4)大寅食堂の日替わり弁当 500円(新今宮)

(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

あいりん総合センター前の歩道を太子交差点の方に歩いていくと、(1)の「まんぷく」弁当の隣にある。18時からしか営業しないし、店の構えも地味なので、初心者には場所が分かりにくいかも。その大寅食堂唯一の持ち帰り弁当がこれ。ご飯は一旦丼に入れてから弁当のトレーに移し入れ、上にごま塩をパラパラとかけてくれる。惣菜は作り置きメニューの寄せ集めだが、和風中心で「昔のおふくろの味」に近い。時々不意に休業されるのが難点。定休日は聞き漏らしたので、興味ある方は先方に直接確認して下さい。

(5)金の羽根たまごの日替わり弁当 500円(天下茶屋)

(値段)★★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点

場所は松虫通のカナート岸里店横。南海天下茶屋、地下鉄岸里の両駅からアクセス可能。金の羽根の鶏がトレードマークの弁当屋さん。テレビ番組「魔法のレストラン」でも紹介された事があるらしい。店の前のイートインコーナーで食べるとお茶のサービスもある。しかし、店の前のテラスなので夏場はエアコンもない中、汗だくになって食べなければならない。メニューも肉や揚げ物が中心。毎週日曜日定休。

(6)膳やの肉じゃが弁当 490円(難波)

(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

なんばウォークの地下街にある大手飲食店チェーン「膳や」のテイクアウト弁当の中でも一番安いのがこれ。とても500円以下の弁当には思えない。ご飯も美味しいし揚げ物も胃にもたれない。他に鯖塩焼き弁当(580円)や牛バラ弁当(690円)など、全部で8種類の持ち帰りメニューがある。難点は注文してから出来上がるまで10分近く待たなければならない事と、難波に一旦出て調達しなければならないので、帰り路が若干遠回りになる事。基本、年中無休。

(7)ザ・めしやの豚汁定食 590円(難波)

(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

難波千日前のビッグカメラ前にある大手飲食店チェーン「ザ・めしや」の店内メニュー。他に焼き鯖定食など3点が590円で提供されている。味噌汁も付いて600円しないので、写真のように、ご飯を大盛りに変更し、オプションで納豆を注文する事も可能。但し、栄養バランスという点では、野菜不足に塩分過多が少々気になる。こちらも基本、年中無休。

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ラ・ムーの198円弁当探訪記

2018年07月15日 22時03分16秒 | なにわB級グルメ探訪

 「私の住んでいる近くに弁当を198円で売っているスーパーがある」と聞いて行って来ました。「ラ・ムー」という名前のスーパーで、岡山を拠点に西日本一帯で店舗展開しています。しかし、大阪市内には此花と西成にしかお店がありませんので、ご存じない方も結構おられるのではないでしょうか。現に私も、今までそんなスーパーがあるとは思いもよりませんでした。その西成区北津守のお店に行って来ました。

 北津守は西成区の北西のはずれにあります。店の前に大きな駐車場があり、自動車で行くには便利ですが、私は車を持っていないので、電車かバスで行くしかありません。電車では南海汐見橋線の木津川駅、大阪シティバス(旧大阪市バス)では浪速西4丁目(住之江公園行き)か北津守(鶴町行き)の停留所で降ります。私は電車で行きました。

 南海本線の岸里玉出で汐見橋線に乗り換え、木津川で降ります。汐見橋線は元々、高野線の一部でしたが、高野線が難波発着になってからは、もう完全に都会のローカル線と化してしまっています。各駅停車の電車が2両編成で、30分に1本の割で走っているだけです。私が乗った時も、乗客は2両合わせて10人いるかいないかでした。

 最寄り駅の木津川も、元は大きな貨物駅でしたが、今は側線も撤去され、無人駅になっています。駅前は原っぱで、周囲は工場街です。ラ・ムーは、駅の改札口とは反対側のロータリーに面した一角にあります。実は、改札口の横に反対側に渡る踏切があり、その踏切を渡りロータリーを横切れば、もうそこがラ・ムーだったのですが、私はその踏切に気付かず、駅前を直進し、だいぶ大回りしてようやく反対側のお店にたどり着く事が出来ました。

 ラ・ムーの店は、大きな駐車場の奥にありました。立地こそ都会の中にありますが、実態は郊外型のディスカウントショップです。商品も買い物かごではなく、巨大なカートに入れてレジまで持って行くようになっています。

 

 店内は、通常の商品は他のスーパーと同じように陳列棚に並べられていますが、安売りの商品はディスカウントショップのように、段ボールやコンテナに入ったまま床の上に積み上げられています。但し、通路はカートが行き交うので、他のディスカウントショップよりも広く確保されています。

 商品も、かき氷が58円、揚げ物が50円、あんぱん・ジャムパンも58円と、非常に安いです。同じようなあんぱんが、イズミヤでは98円で売られていますから、それよりも更に40円もお得です。出来合いの惣菜とは別に、お客が商品をパックに詰めて計量器に乗せて買う「量り売り」のコーナーもありました。

 

 しかし、肝心の弁当はと言うと・・・やはり198円の弁当は、スーパー玉出やローソン100で売っているような、あまり見栄えのパッとしない代物でした。量が少ない上にオカズも揚げ物ばかり。そして、少しまともな弁当は、もう276円と値段が跳ね上がります。これでは、イズミヤやライフで売っている200~400円台の弁当の方が、はるかにマシです。納豆も39円と超特価ですが、タレも辛子も付いていません。タレも付いていない納豆なんか、一体誰が買うのでしょうか?

 しかも、日曜日の夕方に行ったにも関わらず、弁当コーナーは既にガラ空き。残っていたのは、198円(本体価格184円)の中華弁当と、298円(同276円)のカレーピラフ・チーズハンバーグ弁当の2種類だけでした。「西日本大水害の影響で品薄になっている」旨の表示が横にありましたが、大阪の他のスーパーではそんな事には全然なっていないので、「これは単なる言い訳ではないのか?」と、余計に勘繰りたくなります。

 

 

 ただ、その中でも「おっ、これは!」と思う商品もありました。例えば、この184円で超特大サイズのナポリタンなんかは、かなりお得で見栄えも割と良い。こんなもの1人では食べきれないので、私は横の98円の普通サイズのナポリタンにしましたが、それでも結構なボリュームです。要は商品によりけりなんでしょう。

 でも、付け合わせに買おうと思っていたパンがどれもイマイチで、お握りも見当たらなかったので、店員に「お握りはどこで売っていますか?」と聞いたら、「惣菜コーナーにありませんでしたか?」と、つっけんどんに返されてしまいました。これが他のスーパーなら、売り場に案内までしてくれるのに。別にそこまでは期待していませんでしたが、それでも、客にこの対応は無いでしょう。「無かったから聞いているんだろうが!」と、私は心の中でつぶやき、もうカートを通路に置いたまま、店を出てきてしまいました。店の外で販売していた100円のソフトクリームも、マクドナルドの100円ソフトと同じで、変に甘ったるいだけの、後味の悪いものでした。そして、ソフトクリームと同じ場所でたこ焼きを焼いていた店員も、心なしか疲れている様子でした。

 やはり、198円の弁当は、198円の値打ちしかありませんでした。安いに越した事はないけれど、そこには必ず裏がある。その陰で苦しめられている人もいたりする。私が知っているテイクアウトの弁当の中では、「膳や」さんの454円~639円のものが一番マシです。

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晩御飯はもっぱら560円の夜ランチですが何か

2018年03月21日 08時41分35秒 | なにわB級グルメ探訪

 

 先日、森友文書改ざん問題で地元の西成税務署に抗議のスタンディングをした帰りに、夜でも格安料金でランチが食べられる喫茶店を偶然見つけました。「カフェ・グリル・むさし」という名前の喫茶店で、税務署の横の角を曲がってすぐの所にあります。

 

 そこは個人営業の昔ながらの喫茶店ですが、「カフェ・グリル」と看板にもあるように、ランチメニューも豊富です。お昼時だけでなく夜もランチを注文できます。その日替わりランチの安い事。何とたった560円。食後にコーヒーを頼んでも630円で食べれます。その日は酢豚と春巻のランチでした。560円のランチでありながら、サラダだけでなく果物も付いてます。ご飯の大盛りサービスも無料で出来ます。(但し、お代わりは有料です)

 私の今住んでいる所は3畳1間の賃貸ホテルで、室内にはキッチンも冷蔵庫もありません。自炊が出来ないので、夕食はもっぱら社内食堂か外食、弁当に頼らざるを得ません。なので、どうしても野菜が不足しがちになります。ましてや、果物まではとても手が回りません。そんな中で、たったこれだけの値段で、果物まで付いた食事が毎日日替わりで食べれるのですから、もう大助かりです。

 日替わりランチ以外にも、自分で好きな組み合わせでランチを注文できます。ハンバーグや唐揚げなど12種類のメニューを、ライス・味噌汁付きで1品から3品まで、500円から900円の範囲で注文できるのです。(うどんもありますが、うどんの場合は味噌汁は付きません)

 モーニングメニューも豊富です。何と早朝6時から営業しています。今住んでいる所の近くではないので、モーニングを頼む事は多分無いと思いますが、営業時間も夜21時までと長いので、非常に重宝しています。最近はもっぱらここで夕食を済ます様にしています。(但し、第二、第四金曜日は定休)

 夕食に社員食堂を利用する必要が無くなった事で、残業時間も短くする事が出来ました。今までは、社員食堂での食事休憩をはさんで19時まで残業していましたが、4月からは遅くとも18時には退勤できるようになります。私は別に目一杯残業する気はありません。今のままではどうしても足が出る家賃分さえ残業で補填できればそれで良いのです。そんな私にとっては、この喫茶店の発見は、いわば森友問題を引き起こした安倍政権による唯一の「ケガの功名」です。

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ミナミ・西成B級レトログルメの紹介

2017年11月16日 20時49分20秒 | なにわB級グルメ探訪

  
以下、私自身の最近のツイッターのつぶやきより抜粋。
今日は、動物園前一番街にある老舗の靴屋で、防水性も一定備わった靴を1600円で買えた。夕飯も、同じ並びにある老舗分家のレストラン南自由軒で、ガーリックソテー風味のチキンライスを750円で食べれた。いつも社食以外はコンビニ弁当やカップ麺ばかりなので、久々に良品を堪能できた(10月25日)


船場センター街内の食堂で船場汁定食600円ランチ。この船場汁も、きつねうどん同様に、船場・丼池問屋街の丁稚の賄い食が起源だそうな。この値段で、野菜が豊富に取れて、暖かいご飯が座って食べれて、お茶も飲めるのは魅力。正にプロレタリアートのメニュー。難点は塩分の取り過ぎが気になる位だけ(11月1日)

 
休日の朝は大抵、難波の地下街にある喫茶「馬やど」でモーニングを堪能。いつも平日はマクドなので休日ぐらいはゆっくりとインスタントでないコーヒーを味わいたい。ここは、平日は午前11時、土日祝日も10時までに入れば260円でコーヒーが飲める。店内の幌や灰皿の左馬のロゴも趣があって良い(11月5日)

 
新世界の千成屋珈琲店でミックスジュースを初めて飲んだ。1948年創業のミックスジュース発祥の地だ。但し、珈琲店が満席だったので、隣のフルーツパーラーで同じタイプのミニサイズを注文。デパ地下のミックスジュースと同じかと思いきや、それよりもはるかに濃厚な、寧ろスムージーに近い飲み物だった(11月15日) 
観光地化した新世界の千成屋珈琲店や喫茶ドレミ以外にも、この界隈にはレトロな店が一杯ある。ジャンジャン横丁の方から国道渡って南へ飛田新地に向かう寂れた商店街にも、昔の繁華街だった頃の名残で、南自由軒などの老舗が多数存在する。その中の喫茶店でコーヒーを満喫。(同日)

 新世界はともかく、あいりん地区については、まだまだ悪いイメージが世間には残っています。しかし、昔は繁華街だったので、隠れた名店も探せば結構あるのです。その事を改めて思い知らされました。
 「南自由軒」は、やはり難波千日前にある老舗洋食レストラン「自由軒」の分家でしょうか?(ツイッターにはそのつもりで書いてしまいましたが…)もしそうなら、「船場自由軒」以外に、もう一つ分家がある事になります。私が「南自由軒」に一見客として入った時には、胡散臭そうに私の方を見ていた店主も、私が「毎日の食事も財布を気にしながら食べているので、どうしても値段優先で同じメニューばかりになってしまう」と嘆いたら、いたく同情してくれました。「人間の食べ物は動物の餌とは違うんだから、やはり自分へのご褒美として楽しみも無ければ…」という話になり、結構盛り上がりました。

 
 最後に、私自身の近況報告についても少し書いておきます。

この前の選挙の時に投票所で偶然会った知人に、親と喧嘩して実家を飛び出し一人暮らしを始めた事を言った。そしたら、先日また会った時に何とおやつを一杯くれた。それも、おかき、煎餅、サブレ、チョコ等の日持ちする商品ばかり。もう朝食はマクドやコンビニなんかで買わずに、これで当分凌ごうか…(11月6日)
今住んでる格安物件は、泊まるだけなら申し分ないが、生活するとなると何かと不便。DKが室内にないのでカップ麺食べるにもポットのある1Fまで降りなければならない。寒い朝にはコーヒーぐらいは室内でゆっくり飲みたい。そこで電気ケトルを買う事に。狭い部屋なので余り家電を増やしたくないのだが…(11月8日)
ドンキ最安値1500円の電気ケトルを買う。どうやらこれがドンキ・オリジナルのケトルらしい。最近の朝食は、このケトルで珈琲を沸かし、知人から貰ったお菓子や買い置きのパン・ドーナツで済ます。お陰でマクドや自販機で無駄にお金を使わなくて済み、その分、夕食代やその他の出費に回せるようになった(11月16日)

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プレカリアートの外食闘争!

2017年08月27日 19時50分00秒 | なにわB級グルメ探訪
今の私にとっては、生き抜く事自体が一つの闘争となりつつある。野宿者にとって冬を越す事自体が一つの闘争(越冬闘争)であるのと同じ様に。

毒親の重石が取れた代わりに生活費の重石がのしかかって来た。予想通り今月は大幅な赤字超過となりそう。唯一の救いは食費が想定内の出費に収まっている事だ(社食ランチ除き1日千円以内キープ)。生活費の大半は収納グッズ等の初期投資による物なので、赤字額も翌月からは次第に減少していく…かな?(8月16日)

月収18万円から固定支出を引いた残金3万7千円=1日当たり1200円以内に出費を抑えねば。食費だけなら何とかなるが現実はそれだけでは到底収まらず。個人年金は将来必要だが現状では逆に保険料負担が家計を圧迫。鍼灸治療も高額だが腰痛治療には欠かせない。後、削れるのは携帯代ぐらいか(8月20日)



夕食は毎日カレーで食費削減と栄養摂取の両立図る事に。牛カレー¥378、生卵¥65、ウインナーと茄子のミニ天2点で¥152。計¥595で何とか600円以内に。カレーだと飽きが来ないし栄養も取れる。毎日弁当や即席麺だと流石に栄養が偏るし飽きる。お茶まで買えば外食並の値段になってしまう(8月21日)

兄貴の話では、親父は何とか俺に戻って来て欲しいと、俺に手紙を書くそうだ。その一方で、こんな事になったのも、俺が婚活を望まないとはっきり言わなかったからだと思ってるらしい。どこまで自分勝手な親父か!婚活には気乗りがしないとずっと言って来たのに、それを遮り写真までゴリ押ししといて!(同上)

幾ら困窮してもブラック企業のすき家では絶対に食べない!(同上)



今日の夕食はカレー代わりに炒飯を主体に。炒飯195円、豚キムチの野菜炒め324円、味噌汁87円の計606円で、500円台は惜しくもキープ出来ず。これでも野菜炒めと味噌汁で栄養バランスも考慮したつもりだ。しかし満腹にはなったが風情には程遠い食事だった。明日は再びカレー主体で行こう(8月23日)



今日8月24日の夕食は17時まで残業したので社食のA定食(おろしハンバーグ)にした。ご飯、味噌汁、小鉢付で、食券では400円、現金では540円。食券は10枚綴りでバラ売りはしていない。無駄に使うと給与天引き額が増えるので、夕食は現金で購入。今の私にとっては、この社食が命綱だ(8月24日)



今日の夕食は、昼に食べたA定食しか残ってなかったのでカレーセットにした。同じ値段で白ご飯をカレーに変更できる。但し、小鉢が冷奴や酢の物しか残ってない時は悲惨。食堂のオバちゃん曰く、外国人バイトの中には「ラーメンのチャーシューを豚肉から牛肉に変えてくれ」と言って来る人もいるそうな(8月26日)



今日27日の夕食は新今宮駅中コンビニで買った弁当とお茶で計508円。昼食が600円弱のカツカレーだったので、夜は駅中立ち食いそばの定食か、同じく駅中蓬莱の豚まんにしようか迷った結果、この形に。それでも今日までの今月食費累計は2万5千円余に。勿論、最も家計を圧迫しているのは家賃だが (8月27日)

月曜日には求人誌の掲載が更新されるので、早めにWワークのバイトを見つけねば。知人曰く、ミナミ近辺なら飲食店のバイトも良いかも。ブラックな業界だが、繋ぎのバイトなんて大抵そんな物。別に調理なぞ出来なくても、皿洗いでも何でも仕事はある。賄い付なら食費を丸々浮かす事も可能と(同上)

親と喧嘩し実家を飛び出して来たものの、パソコンを置いて来てしまったので家計簿作成やブログ更新はネットカフェでやる羽目に。その出費がもう1万円近くに。ブログの話題も、生活維持が最優先で政治談義は遥か彼方に。別に贅沢なぞしてる訳じゃないのに、何故こんなに苦労しなければならないのか?(同上)

そんな俺から見たら、民進党代表選での前原や、細野・長島など民進離党組の主張なぞ糞でしかない。野党共闘の共産党とは一線画し自民とは是々非々に。これが彼らの主張だが、今の格差社会を作った自民党政治のどこに是の部分がある?そんなに権力に擦り寄りたければハッキリ自民に入ると言えば良いのに(同上)

大体、民進党は右派の前原でさえ「All for All」や「共生」を口にしながら、何故、一般党員が一票しか持てない代表投票権を国会議員だけが二票分も行使できるのか?そんな株主総会みたいな発想でいる限り、「民主」も「共生」もお題目で終わるだろう。それでは自民や維新と何ら変わらない(同上)

そもそも、毎日、普通に真面目に働いて残業までしてんのに、なぜ給料がたった月18万しか無いのか?定期代も満足に出ないのか?その安月給から4分の1も税金や社会保険料に取られ、家賃も同じ位取られた上、個人年金まで掛けなければならないのか?そこまでしてまで、なぜ非正規だの独身だのと蔑まれなければならないのか?給料が安すぎるからじゃないか!税金や保険料や家賃が高すぎるからじゃないか!それなのに、安倍は毎日ゴルフ三昧で、お友達の加計や萩生田とポッポナイナイ。その癖、俺らには、やれ「権利ばかり主張せず義務を果たせ」と、偉そうに難癖ばかり付けて。義務を果たしてないのは、俺らではなく安倍の方じゃねえか!そんなの誰が考えてもオカシイだろ!こんなの、もはや右とか左とか、自民とか共産とか言う以前の問題だろう!そんな事も前原は分からないのか?ウチのクソ親父も分からないのか?
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アボカド食べてメキシコ応援

2017年02月17日 22時28分44秒 | なにわB級グルメ探訪

 

 先日、仕事帰りにふと立ち寄ったスーパーで、メキシコ産アボカドを1玉98円の特売価格で売っていたのを見て、俄然、メキシコを応援したくなりました。
 今、米国では、大統領に就任したトランプの扇動によって、外国人、とりわけメキシコからの移民が目の敵にされています。そして、「メキシコ国境に壁を作り、不法移民の侵入を防ぐ」「壁の費用はメキシコに負担させる」と、盛んに言っています。しかし、そもそも不法移民激増の原因を作ったのは実は米国自身なのです。米国が1994年にメキシコやカナダと北米自由貿易協定(NAFTA=ナフタ)を結んだ事で、米国は自国の農産物を関税なしに輸出できるようになりました。その結果、両国には米国産の安い小麦やトウモロコシが大量に流入する事になり、特に経済力が劣るメキシコでは、食料を自給できなくなりました。メキシコの主食はトウモロコシで、代表的なメキシコ料理タコスの原料もトウモロコシなのに、そのトウモロコシも米国産の方が安いので、全然売れなくなり、失業した農民が不法移民となって米国に出稼ぎに行くようになったのです。
 食料は、ただ単に安ければ良いという物ではありません。安いのはそれなりに裏があるのです。米国の小麦やトウモロコシが安いのは、広い農地で資本力に物を言わせて、大型機械を動員し、大量に農薬を撒いて、効率よく収穫できるからです。その農産物を、穀物メジャーと呼ばれる大企業が農家から安く買い取り、海外に売りさばいてきました。米国政府も穀物メジャーを後押ししてきました。しかし、それは環境破壊と隣り合わせです。農薬の大量散布や地下水のくみ上げによって、土壌の汚染や砂漠化が今も急速に進行しています。また、「安かろう悪かろう」という事で、安全性の確認もなおざりにして、農薬まみれの遺伝子組み換え作物が大量に作られるようになりました。大企業の金儲けの為に、国民の健康がないがしろにされているのです。
 そんな金儲け本位の企業農業が出来るのも、米国には広大な農地と豊富な資金力があるからです。メキシコにはそんなものはありません。確かに、米国ほど広くはありませんが、メキシコの領土も相当広いです。しかし、その北半分は砂漠やサバンナなどの乾燥地帯で、南半分も大半は熱帯雨林です。小麦やトウモロコシが栽培できるのは、メキシコシティーを中心とした中央高地に限られます。経済規模も、米国とメキシコでは、雲泥の差があります。人口密度も、メキシコの方がはるかに高いです。自然条件も経済力も全然違うのに、メキシコも米国と同じ様なやり方で、農業が出来る訳ありません。

 しかし、その米国の広大な土地や豊かな経済力も、元々、米国のものではないでしょう。ヨーロッパから移住した移民の祖先が、北米大陸の先住民インディアンから土地や天然資源を奪い、それを元手に築き上げたものに過ぎません。そして、移民の祖先が作った今のアメリカ合衆国の独立宣言や憲法に謳われている自由や平等などの人権も、最初は白人にしか認められていませんでした。黒人やヒスパニックなどの有色人種には認められていませんでした。黒人は、自分が先にバスの座席に座っていても、白人が乗って来たら無条件でバスの座席を譲らなければなりませんでした。そう、かつて南アフリカで行われていたような人種差別が、米国内でも大手を振ってまかり通っていたのです。それに対し、黒人などの公民権運動によって、ようやく有色人種にも米国の市民権が認められるようになりました。しかし、今でも人種差別に端を発した暴動が都市部で頻発しています。
 今は米国領のテキサスやカリフォルニアなどの南部諸州も、19世紀の初め頃まではメキシコの領土でした。テキサス、カリフォルニア、ユタ、ネバダ、アリゾナなどのスペイン語由来の州名や、ニュー・メキシコの州名、カリフォルニア共和国(California Republic)と記されたカリフォルニア州の旗などは、その名残です。メキシコ領だったテキサスやカリフォルニアの住民の間に、メキシコからの独立の機運が高まり、米国は最初、独立運動を支援します。そして、独立を達成した途端に、米国領に併合してしまったのです。同様の手口で、米国はハワイを併合し、東南アジアのフィリピンも自国の植民地にしてしまいます。

 メキシコなどの中南米諸国は、独立は形だけで、実際は米国の経済植民地でした。経済の実権を握っているのはユナイテッド・フルーツなどの米国系企業でした。中南米諸国の事を指す「バナナ共和国」という言葉も、バナナ栽培を行うユナイテッド・フルーツに支配される国の状態を皮肉った表現でした。その中から、メキシコでは20世紀の初め頃から、その他の中南米諸国でも1930年代ぐらいから、米国の経済的支配から離脱する動きが高まります。メキシコでも、外国資本から奪われた土地や天然資源を取り戻し、国民の共有財産にしようという動きが強まります。それがやがて、メキシコ革命やボリビア革命、キューバ革命、チリのアジェンデ社会主義政権成立となって現れます。
 その中で、米国は反撃に出ます。その一つが先述の北米自由貿易協定(NAFTA)の締結でした。その協定の内容を一言で言うと、「輸出入にかかる関税をゼロにして、締結国の間では自由に貿易が出来るようにしよう」という物です。一見、もっともらしい内容ですが、経済規模の違う国同士で、完全に貿易を自由化してしまったら、一体どうなります?弱い国は強い国に飲み込まれるだけです。「自由」なのは強い国だけであって、弱い国は「奴隷」に甘んじるしかないのです。これの一体どこが「自由」なのか?そして、強いのは、その国が「公正」な競争の中で「努力」したからなのか?違うでしょう。元々、色んな先住民族が共存し合っていた土地に、いきなり白人の「不法移民」がなだれ込んできて、ゴールドラッシュや西部開拓によって、先住民の土地を奪い、奴隷としてこき使い、戦争を吹っ掛けて他国の領土を侵略し、天然資源を奪ったからじゃないですか。かつて米国が、戦争でメキシコ領を一方的に併合し、フィリピンを植民地にしたように。自分たちこそ、さんざん「不法移民」として他人の財産を奪っておいて、何を今頃になって被害者ヅラしているのか!
 既にNAFTAが締結された1994年に、メキシコで最も貧しいチアパス州の農民が、締結に抗議して、かつての革命指導者の名を冠した左翼ゲリラ、サパティスタ民族解放軍(EZLN)を結成して立ち上がっています。その他の中南米諸国でも、経済の自由化や規制緩和によって経済格差が広まり、それに怒った民衆によって軍事政権が次々と倒され、かつて「米国の裏庭」「バナナ共和国」と言われた地域も、今や反米左派政権だらけになりました。

 ただ、物事には何事にも両面があります。小麦やトウモロコシは米国産の方が安いですが、アボカドはメキシコ産の方が圧倒的に安いし、品質も良いのです。熱帯産果実のアボカドは、メキシコが本場ですから当然です。NAFTAで、メキシコから米国に輸出するアボカドにも関税がかからなくなった事で、今や米国で食べられるアボカドの8割がメキシコ産で占められるようになりました。メキシコも、「トランプがメキシコ国境に壁を作るなら、もうアボカドを米国に輸出してやらない」と息巻いています。
 そこで私も、アボカドを食べる事で、自分もささやかながら、メキシコを応援する事にしたのです。「México caída allí! Trump que no pierden!  メキシコ頑張れ!トランプなんかに負けるな!」と。でも、実は私、今まで一度もアボカドを食べた事がなかったのです。アボカドがブームになったのは、ごく最近だし、余り食べる機会もなかったので。すき家の「アボカド牛丼」位しか知らないし、今さら、それを食べる為だけに、わざわざ「すき家」みたいなブラック企業に行くのもバカらしいので。
 その中で、この前の休日に、難波の黒門市場を通りかかった時に、偶然、「サーモン・アボカド丼」のメニューを掲げたお店を見つけたので、そこで初めてアボカドを食べました。「森のバター」と言われるだけあって、非常にまろやかなお味でした。キュウリとマッカのちょうど中間みたいな食感でした。

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