先日、近くの高津神社(高津宮)に梅の花を観に行って来ました。私が行ったのは平日の公休日だったので、神社にもそんなに人影はなく、ゆっくり梅の花を観賞する事が出来ました。高津神社は地下鉄谷町線の谷町九丁目駅近くにあります。近鉄奈良線・大阪線の上本町駅で降りても構いません。
そして、再びかまどから煙が立ち上るのを見て、「高き屋に昇りて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」と和歌を詠んだのだそうです。そこから、「高津の宮の昔より よよの栄を重ねきて 民のかまどに立つ煙 にぎわいまさる大阪市」で始まる、今の大阪市の歌が生まれたのだそうです。
しかし、「だったらなおさら、消費税ゼロにしろよ」と思いません?幾ら消費税の税率が引き上げられても、福祉予算に回されるのはその16%余で、残りは全て法人税減税に化けてしまっているのですから。このコロナ禍の中でも、飲食業や中小企業の苦境をよそに、大企業の平均株価は日銀の買い支えによって3万円超えを記録しています。大企業は、その利益を庶民に還元せず、自分達の内部留保にため込むばかり。
そんな金があるなら、消費税をゼロに、最低でも今の10%を5%に戻して、庶民に還元すべきです。そうすれば、別にオリンピックやカジノなんかに大金つぎ込まなくても、庶民の懐は温かくなり、放っておいても「民のかまどから煙が立ち上る」ようになります。持続化給付金や10万円給付金の再交付も可能となり、医療や福祉にも金が回り、医療崩壊も食い止める事が出来るようになるのです。それなしに、幾ら「民のかまど」の故事を宣伝されても虚しいだけです。
「仁風敷宇宙(じんぷうしきうちゅう)」「徳化洽乾坤(とっかあまねしけんこん)」。これが、この神社の教えだそうです。どちらも「善い政治を行う」という意味だそうです。ところが、実際の政治はと言うと、得体の知れない情報通信企業の社長をしているロン毛のドラ息子(菅正剛)が、総務省の官僚を接待漬けして、デジタル利権をかすめ取ろうとしているのに、親父の総理(菅義偉=すが・よしひで)は知らん顔。本当に「善い政治」を求めるなら、天皇なんかにおすがりするのではなく、国民の力でそれを実現すべきです。
【なぜ日本では女性の人権がこんなにも踏みにじられているのか】女性の権利拡大の歴史と思想が、学校でほとんど教えられていないことも一因ではないでしょうか。倫理の教科書に出てくる思想家は男ばかり。人類の歴史の半分が無視されています。そこでざっくりまとめてみました。長文失礼します。
もし思い当たる点があるとすれば、彼が、その当該ツイートの前段で、伊藤詩織さんの事件を引き合いに出したからではないかと思われます。実際にも、中野さんのツイートの中で、非表示にされているのは、この部分と、それに連なる一連のツイート(私がブログに引用した分)だけです。
しかし、この伊藤詩織さんの事件(準強姦疑惑)も、既にマスコミで報道され、民事裁判の判決も出ています。2015年4月に伊藤さんがTBSの元記者でワシントン支局長だった山口敬之氏から準強姦された事件です。合意の上での性交か、酒を飲ませて酩酊状態にさせての準強姦かが争われ、刑事裁判では不起訴となりましたが、民事裁判では山口氏が敗訴し、330万円の賠償命令が既に東京地裁から出ています。
酩酊状態でホテルに連れ込まれたとのタクシー運転手の証言や、防犯カメラの映像もあり、警察も山口氏の逮捕寸前まで行きながら、直前に上層部の指示で逮捕状の執行が見送られた事件でした。逮捕が見送られた背景には、山口氏が安倍政権と近い関係にあったからだと言われています。
中野さんは、女性解放の歴史を解説するにあたり、最初にこの事件を引き合いに出しただけです。別に今更隠し立てしなければならない内容でもないはずです。幾ら裁判で係争中の事件であっても、この程度の引用も出来ないとなると、もう何も書けなくなります。
中国や北朝鮮じゃあるまいし、現代の日本で、こんな戦前の言論弾圧みたいな事が未だに行われているとは…。ほとんどの人が信じられないと思います。
しかし、私には心当たりがあります。それは今年2021年の新年挨拶をツイートしようとした時の事です。前年(2020年)の初詣で、住吉大社の絵馬に「安倍退陣」と書いた事を思い出し、「当時は願望に過ぎなかったが、その後に安倍は本当に政権を投げ出してしまった。だから何事も諦めない事が肝心だ」という意味の事を書こうとしました。
ところが、その「安倍退陣」と書いた絵馬の写真を、ツイートに幾ら添付して投稿しようとしても、エラーで返されてしまうのです。ツイートに添付したのは、その写真1枚だけです。通常なら、1ツイートに付き写真は4枚まで添付出来るのに。
こんな事がまかり通るようでは、日本も北朝鮮や中国と、そう変わらないのではないでしょうか?確かに、共産党員だからと言って、今はまだそれだけで言論を弾圧される訳ではありません。しかし、一件何気ない内容でも、権力者の機嫌を損ねるような投稿や画像については、別に政権から露骨な圧力を加えなくても、メディアの方で、権力に忖度(そんたく=遠慮)して、自己規制を掛ける動きが広がっているのではないでしょうか?
遅くなりましたが、下記の署名に賛同・拡散を訴えます。森喜朗の例の発言は女性蔑視だけに留まりません。例の発言は、端的に言えば「女・子どもは黙っていろ、大人しくしていろ」という事です。これは多様性や民主主義を否定し、ひたすら権力にひれ伏す事を説く価値観です。こんなものを容認してしまったら、日本はもう完全に民主国家ではなくなってしまいます。過去、「社畜のパワハラ」や「毒親のファシズム」に苦しめられた私だからこそ、その危険性がよく分かります。以下、長文ではありますが、是非この署名趣旨をお読みいただき、署名に賛同・拡散をお願いします。
女性蔑視発言「女性入る会議は時間かかる」森喜朗会長の処遇の検討および再発防止を求めます #ジェンダー平等をレガシーに
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は、2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会において「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」、「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」「女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。だれが言ったとは言わないが」などと発言されました(朝日新聞デジタル 2021年2月3日 18時04分配信)。
この発言は、「ジェンダー平等推進」という日本を含めた世界中の国々が抱えた責務に反する、女性に対した偏見、蔑視、差別であり、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の会長発言として容認することはできません。
そのため、私たちは以下の点を、日本政府(菅義偉首相、橋本聖子大臣) 東京都(小池百合子知事) 日本オリンピック委員会(山下泰裕会長) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(森喜朗会長)に求めます。
- 森会長の処遇の検討
「女性」を一括りにして会議のあり方について述べることは明確な偏見です。また同じような状況に置かれている女性を始めとしたさまざまな立場の方をも萎縮させる可能性があります。これは、「すべての個人はいかなる種類の差別も受けることない」というオリンピックやパラリンピックの精神にも反しています。
森会長は、自身の発言を謝罪・撤回されましたが、真に「差別」だと指摘されている原因を理解している・理解しようとしているようには見えず、このような偏見を持つ方が会長職を継続するのは不適切ではないでしょうか。よって会長就任に合意した3者(JOC・東京都・日本政府)および組織委員会に処遇の検討を求めます。 - 再発防止策の実施
JOC、大会組織委員会、には、今後、こういった発言が繰り返されないため、また一刻でも早く「ジェンダー平等」が実現した団体になるために、「差別発言に対するゼロトレランスポリシー(一切寛容しないことを示す)」などの指針を通した具体的な再発防止策の実施を求めます。 - 女性理事の割合4割達成
JOCはスポーツ庁がまとめた競技団体の運営指針「ガバナンスコード」に沿い、全理事のうち女性の割合を40%以上にすることを目標としています。東京オリンピック・パラリンピックに関わるすべての組織における女性理事の割合の最低4割の達成を求めます。また、組織の管理職のダイバーシティの推進を求めます。
<森会長の処遇の検討を求める有志>
福田和子(#なんでないのプロジェクト代表)
山本和奈(一般社団法人Voice Up Japan 代表)
能條桃子(一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 代表)
辻愛沙子(株式会社arca CEO)
疋田万理(株式会社SPICY代表 / mimosas代表)
笛美(会社員)
酒向萌実(株式会社GoodMorning 代表)
田代伶奈(哲学教師 / 株式会社FRAGEN 代表)
永井玲衣(哲学研究者 / D2021)
鶴田七瀬(一般社団法人ソウレッジ代表)
櫻井彩乃(#男女共同参画ってなんですかプロジェクト代表)
<賛同人>
小川たまか(ライター)
浜田敬子(ジャーナリスト)
みたらし加奈(臨床心理士 / mimosas)
石川優実 (#KuToo発案者 / ライター)
下山田志帆(アスリート)
染矢明日香(NPO法人ピルコン理事長)
佐治洋(ChooseLifeProject代表)
小林えみ(よはく舎代表)
仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表/社会活動家)
西原孝至(映画監督)
北原みのり(ラブピースクラブ代表・作家)
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
シオリーヌ(大貫詩織) / 助産師
平本沙織 ソーシャルアクティビスト
長田杏奈(ライター)
田中東子(大妻女子大学教授)
李美淑(立教大学助教)
林香里(東京大学教授)
伊藤和子(ヒューマンライウナウ事務局長/弁護士)
たかまつなな(時事YouTuber)
小島慶子(エッセイスト)
伊藤羊一(Yahoo!アカデミア 学長)
eri(DEPT Company代表)
坂本龍一
Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
コムアイ(歌手/アーティスト)
高木新平(NEWPEACE CEO)
TAO(俳優/環境活動家)
太田啓子(弁護士)
田中沙弥果(一般社団法人Waffle )
斎藤明日美(一般社団法人Waffle )
佐久間 裕美子(文筆家)
近藤哲朗(株式会社そろそろ代表)
Kan(Netflix クィア・アイ in Japan!)
吉備友理恵(会社員)
橋爪勇介(編集者)
石井リナ(BLAST Inc. CEO)
小野りりあん(気候正義活動家・モデル)
江原ニーナ(ベンチャーキャピタリスト)
松岡宗嗣(ライター/一般社団法人fair代表理事)
深澤潮(小説家)
上野千鶴子(社会学者)
せやろがいおじさん(お笑い芸人YouTuber)
望月優大(ライター)
ロバート キャンベル(日本文学研究者)
四隅大輔(執筆家)
Yuka C. Honda(アーティスト)
安彦 恵里香 (Social Book Cafeハチドリ舎オーナー)
Ed TSUWAKI (イラストレーター)
辻井隆行(社会活動家/ソーシャルビジネスコンサルタント)
ひうらさとる(漫画家)
伊藤菜衣子(暮らしかた冒険)
Chico Shigeta (SHIGETA 主宰)
植本一子(写真家)
川内有緒(作家)
水原希子
松尾亜紀子(エトセトラブックス)
長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)
Shun Watanabe (スタイリスト)
HARUKO(モデル)
島沢優子(スポーツジャーナリスト)
大森克己(写真家)
永山祐子(建築家)
阿部海太郎(作曲家)
Lily(作家)
クラーク志織(イラストレーター)
合田文(パレットーク編集長)
坂口修一郎(GOOD NEIGHBORS JAMBOREE)
下條ユリ(画家)
Miho Hatori(アーティスト)
ピアレス ゆかり (ポッドキャスター)
舩橋淳(映画作家)
*今後随時追加していきます
署名運動開始後、僅か1週間で既に15万人近くの賛同署名が集まったそうです。2月16日に第1回の署名提出を行います。詳しくは下記リンクを参照の事。
キャンペーンについてのお知らせ · 【署名提出が2/16(火)に決定!再度のご協力をお願いします】 · Change.org
前回記事の続報です。仕事が出来ない派遣社員(Oさん)に対する苦情を、自分の勤務先企業のホームページに投稿したら、早速進展がありました。本社からS部長が来られて、K所長も同席して、私の話を聞いて下さいました。