火曜夜9時からフジテレビ系列でドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」が始まりました。ドラマの題名が長ったらしいので、ここでは「ケンカツ」と略称で呼ぶ事にします。
「ケンカツ」は、区役所の生活保護部門で働く新人ケースワーカーが主人公のドラマです。私は、柏木ハルコ原作の同名の漫画を初めて観たときに、その余りのリアルさに驚かされました。借金返済に追われ就職活動が手につかない喘息もちの男性。バイト収入を申告しなかった為に不正受給とみなされ、バイト料を全額徴収される羽目になり再び不良に転落していく息子とその母親。そういう生活保護のリアルな現実が、これでもかというぐらい出てきます。その中で、吉岡里帆扮する主人公の義経えみるが一人前のケースワーカーに成長していく物語です。
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。(日本国憲法第25条)
この条文は、あくまでも「国民は誰でも健康で文化的な生活を営む権利がある」点に主眼が置かれている事が分かります。その為に「国は~の向上、増進に努めなければならない」と謳っているのですから。その上で、いくら権利があるからと言っても、それをいきなり全部満たすわけにはいかないので、「最低限度」これだけは保障しよう~という構成になっています。
ところが、自民党政府は、それを自分の都合の良いように解釈し、「最低限度」の部分を極限まで押し広げ、幹と枝葉の関係を逆転させ、肝心の「健康で文化的な生活を営む権利」を名ばかりのものにしてきました。実際には全体のわずか0.45%(2015年度)しかない不正受給を、さも膨大であるかのように言い募り、それを生活保護費削減の口実にしてきました。そして、差別や偏見で生活保護受給者を自暴自棄に追い込み、飼い殺しの状態に放置し、その結果生まれた一部のギャンブル・アルコール依存症患者の存在を針小棒大に言い立て、それを更なる保護費削減の口実にしてきたのです。「ケンカツ」を観る時も、その視点だけはずっと保持しておかなければならないと思います。ドラマの題名にわざわざ憲法25条の条文を持ってきたのも、それが狙いなのですから。
さて、今回、職場読者の一部から要望のあった「安くて旨い夕食ランキング」を、ようやく記事にする事が出来ました。あくまでも私が今住んでいる新今宮と、その周辺の難波・天下茶屋界隈を中心に紹介します。その「安くて旨い」も、「安かろう悪かろう」ではなく、「安い上に栄養もあるランキング」である事に主眼を置きました。写真の下にあるのが、その夕食の解説文です。星の数が多いほど高評価。但し、あくまでも私の主観と即興による評価です。今住んでる所は自炊が出来ないので、このランキングには私自身も大助かりです。この他にも探せばもっとあるかも知れませんが、とりあえず今回はここまで。
(1)まんぷく日替わり弁当 300円(新今宮)
(値段)★★★★★ (味)★★ (栄養バランス)★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点(★1個5点×13個。以下も同様に計算)
値段は最安値。私の今住んでいる近くで売っている点も評価できる。ご飯の量やおかずの種類も多い。しかし、野菜はほとんど無く、揚げ物の油も古い。以前、ここで弁当を買った際に、「これは今日作った弁当ですね?」と店員に念押ししたら、一瞬ギョッとした顔をされて、「ええ、そうですよ」とぶっきらぼうに答えられた事があったw。毎週木曜日定休。
(2)キッチンはぎちゃのアジフライ定食 500円(新今宮)
(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)80点
阪堺線新今宮駅前(旧南霞町)停留所の前の踏切を渡り萩之茶屋の方向に歩いてすぐの所に「キッチンはぎちゃ」がある。そこはメニューが豊富で、写真のアジフライ定食以外にも、ハムエッグ定食など30種類近くの定食を400~500円台で食べる事が出来る。ただ難点は、いついっても店内が満杯である事。だから、私も新今宮に来た当初行ったきりで、後は全然行かなかった。でも、混雑さえ我慢すれば、値段を考えると最高のコスパだと思う。この店の事を今ようやく思い出した。定休日を聞くのを忘れた。
(3)カフェ・グリル・むさしの日替わりランチ 560円(岸里)
(値段)★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点
このお店は、地下鉄四つ橋線岸里駅を降りて旧国道26号線を西成税務署の方に歩いていく途中にある。夕方以降も日替わりランチを注文できるのが最大の売り。この値段で、野菜の他に果物(ネーブル)も付くのは珍しい。後70円出せばセットでコーヒーも注文できる。コーヒーのミルクもポットに入った昔ながらの牛乳。但し、定番の日替わりメニューなので、毎日通っていると次第に飽きてくる。メニューも肉料理中心で魚はほとんど無い。隔週金曜日定休。
(4)大寅食堂の日替わり弁当 500円(新今宮)
(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点
あいりん総合センター前の歩道を太子交差点の方に歩いていくと、(1)の「まんぷく」弁当の隣にある。18時からしか営業しないし、店の構えも地味なので、初心者には場所が分かりにくいかも。その大寅食堂唯一の持ち帰り弁当がこれ。ご飯は一旦丼に入れてから弁当のトレーに移し入れ、上にごま塩をパラパラとかけてくれる。惣菜は作り置きメニューの寄せ集めだが、和風中心で「昔のおふくろの味」に近い。時々不意に休業されるのが難点。定休日は聞き漏らしたので、興味ある方は先方に直接確認して下さい。
(5)金の羽根たまごの日替わり弁当 500円(天下茶屋)
(値段)★★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点
場所は松虫通のカナート岸里店横。南海天下茶屋、地下鉄岸里の両駅からアクセス可能。金の羽根の鶏がトレードマークの弁当屋さん。テレビ番組「魔法のレストラン」でも紹介された事があるらしい。店の前のイートインコーナーで食べるとお茶のサービスもある。しかし、店の前のテラスなので夏場はエアコンもない中、汗だくになって食べなければならない。メニューも肉や揚げ物が中心。毎週日曜日定休。
(6)膳やの肉じゃが弁当 490円(難波)
(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点
なんばウォークの地下街にある大手飲食店チェーン「膳や」のテイクアウト弁当の中でも一番安いのがこれ。とても500円以下の弁当には思えない。ご飯も美味しいし揚げ物も胃にもたれない。他に鯖塩焼き弁当(580円)や牛バラ弁当(690円)など、全部で8種類の持ち帰りメニューがある。難点は注文してから出来上がるまで10分近く待たなければならない事と、難波に一旦出て調達しなければならないので、帰り路が若干遠回りになる事。基本、年中無休。
(7)ザ・めしやの豚汁定食 590円(難波)
(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点
難波千日前のビッグカメラ前にある大手飲食店チェーン「ザ・めしや」の店内メニュー。他に焼き鯖定食など3点が590円で提供されている。味噌汁も付いて600円しないので、写真のように、ご飯を大盛りに変更し、オプションで納豆を注文する事も可能。但し、栄養バランスという点では、野菜不足に塩分過多が少々気になる。こちらも基本、年中無休。
私は大阪市××区の××物流センターで、株式会社××の契約社員として、構内作業に従事していますが、職場は慢性的な人手不足で、それを外国人バイトでどうにか補っている状態です。
先日7月21日(土)も欠員が出て、1番の仕分けラインは作業者不在のまま仕事が始まりました。後の作業配置は何とか埋まりましたが、7番、8番ラインはベトナム人バイトだけで回す事になりました。特に7番ラインは、新人のベトナム人女性が一人で仕分けしているような状態でした。彼女はまだ入社3日目で、ライン機器の操作がどうにか出来る程度にしか習熟しておらず、商品の積み方については完全に無知でした。
その為、私の部署にも応援要請が来て、急遽、私が午前9時15分から7番、8番ライン仕分けのフォローに入る事になりました。
8番は特に問題もなくフォロー出来ましたが、7番の新人ベトナム人女性は積み付けの基本が分からず、商品をほとんどカゴの棚の上に積んでいました。
普通は、大きな重い商品は棚の下に、小さな軽い商品は棚の上に積んでいくものですが、この女性は、大きな商品も小さな商品も、お構いなしに全て棚の上に積んでいたのです。
おそらく、彼女は自分の積み方に自信がないので、後で積み直そうと、全て棚の上に積んだのでしょう。しかし、こんな事をされたら、後で応援に入った人は、もう何も積めなくなってしまいます。そこで私は、女性の積み方を手直ししながら、自分の持ってきた商品を積んで行きました。
ところが、そんな「ながら作業」では、下手すれば、今度は自分自身が積み間違えてしまいます。案の定、この時も仕分け中に商品の数が合わなくなりました。仕分け後もラインの実績ランプが点滅したままになっている(仕分け未終了)のに、商品はどこにも見当たりません。
そこで、社員のノブ太さん(仮名)に調べてもらい、他店のカゴに商品が積まれていた事が分かりました。積み間違い箇所が見つかり、事なきを得ましたが、その時のノブ太さんの言い方に、すごく不信感を感じました。
ノブ太「××さん(私の本名)は積み方が丁寧過ぎる。積めなくても、仕分けを先に終わらせて、後で商品を積み直せば良い」
私「その場で積み直さなければ、自分の持って来た商品が積めない。後で積み直すなんて、二度手間な事なぞやってられない」
私「新人のベトナム人に積み方までちゃんと指導して下さい」
ノブ太「それは××さんが指導して下さい」
しかし、指導しようにも、その新人ベトナム人は、どうにか挨拶が交わせる程度しか、日本語が理解できないのです。
「商品の箱の大きさはマチマチだが、形は正方形と長方形しかない。それをパズルのように上手く組み合わせて、カゴの隙間を埋めて平らに積んで行けば、君も早く正確にキレイに積めるようになるよ」と、アドバイスしようとしましたが、その程度の日本語も理解できないのです。
そこで、再びノブ太さんを呼んで、「これでは仕事にならない」と言いましたが、ノブ太さんからは、「最初は誰でもそんなものだ。場数を踏む中で皆んな成長していく。ジェスチャーも交えて教えるのが先輩の役目」と、交わされてしまいました。
しかし、それも程度問題です。前述の簡単な説明すら理解できないで、どうやって日本で働けると言うのですか?どうやって仕事を教えろと言うのですか?
そもそも、外国人バイトの教育なんて、社員がすべき仕事ではないですか。バイトに任せるにしても、社員が不在の時に、一時的にバイトに任せるだけに留めるべきです。しかし、これでは完全にバイトに丸投げではないですか。もし、これで商品の積み間違いや破損が起こったら、一体誰が責任を取るのですか?
外国人バイトの教育まで既存のバイトに任せるなら、それに見合う教育をバイトに施し、それなりの時給を払った上で、実施すべきです。ところが、我が社は、最低賃金並みの安い時給でバイトをこき使いながら、事前の告知もベトナム語会話の教育もせずに、いきなりベトナム人バイトを大量に現場に投入して来ました。
「人手不足の穴を埋めるには外国人を雇うしかない」と会社は言いますが、そうなったのも、元はと言えば会社の責任ではないですか。勤務先は埋立地で、ただでさえ交通の便が悪いのです。しかも、職場は冷蔵倉庫で、夏は外気温との差が30度近くにもなります。そんな所なのに、時給900余円そこらで、交通費も一部しか払わない会社に、一体誰が来ると言うのでしょうか?
しかも、社員のレベルも低く、労働法や社会保険の知識もなく、労務管理もできず、それを根性論や偉そうな物言いで取り繕ってきた為に、今までも現場では社員とバイトとの間でトラブルが絶えませんでした。それで会社に愛想を尽かせて辞めていったバイトも決して少なくはありません。今の人手不足も、自ら招いた結果ではないですか。
7月21日の欠員も、人自体がいないのではなく、人はいるが欠勤者続出で人手不足になったものです。労務管理が全然できていないから起こった事ではないですか。そんな状態では、いくら人を雇っても、また同じ事を繰り返すだけです。
それを棚に上げ、何でもかんでもバイトに丸投げしないで下さい。作業ミスの責任を労働者個人にだけ押し付けないで下さい。
※以上の内容を、同じタイトル・文章(固有名詞は実名)で、会社HPの問い合わせページから送信しました。
「私の住んでいる近くに弁当を198円で売っているスーパーがある」と聞いて行って来ました。「ラ・ムー」という名前のスーパーで、岡山を拠点に西日本一帯で店舗展開しています。しかし、大阪市内には此花と西成にしかお店がありませんので、ご存じない方も結構おられるのではないでしょうか。現に私も、今までそんなスーパーがあるとは思いもよりませんでした。その西成区北津守のお店に行って来ました。
北津守は西成区の北西のはずれにあります。店の前に大きな駐車場があり、自動車で行くには便利ですが、私は車を持っていないので、電車かバスで行くしかありません。電車では南海汐見橋線の木津川駅、大阪シティバス(旧大阪市バス)では浪速西4丁目(住之江公園行き)か北津守(鶴町行き)の停留所で降ります。私は電車で行きました。
南海本線の岸里玉出で汐見橋線に乗り換え、木津川で降ります。汐見橋線は元々、高野線の一部でしたが、高野線が難波発着になってからは、もう完全に都会のローカル線と化してしまっています。各駅停車の電車が2両編成で、30分に1本の割で走っているだけです。私が乗った時も、乗客は2両合わせて10人いるかいないかでした。
最寄り駅の木津川も、元は大きな貨物駅でしたが、今は側線も撤去され、無人駅になっています。駅前は原っぱで、周囲は工場街です。ラ・ムーは、駅の改札口とは反対側のロータリーに面した一角にあります。実は、改札口の横に反対側に渡る踏切があり、その踏切を渡りロータリーを横切れば、もうそこがラ・ムーだったのですが、私はその踏切に気付かず、駅前を直進し、だいぶ大回りしてようやく反対側のお店にたどり着く事が出来ました。
ラ・ムーの店は、大きな駐車場の奥にありました。立地こそ都会の中にありますが、実態は郊外型のディスカウントショップです。商品も買い物かごではなく、巨大なカートに入れてレジまで持って行くようになっています。
店内は、通常の商品は他のスーパーと同じように陳列棚に並べられていますが、安売りの商品はディスカウントショップのように、段ボールやコンテナに入ったまま床の上に積み上げられています。但し、通路はカートが行き交うので、他のディスカウントショップよりも広く確保されています。
商品も、かき氷が58円、揚げ物が50円、あんぱん・ジャムパンも58円と、非常に安いです。同じようなあんぱんが、イズミヤでは98円で売られていますから、それよりも更に40円もお得です。出来合いの惣菜とは別に、お客が商品をパックに詰めて計量器に乗せて買う「量り売り」のコーナーもありました。
しかし、肝心の弁当はと言うと・・・やはり198円の弁当は、スーパー玉出やローソン100で売っているような、あまり見栄えのパッとしない代物でした。量が少ない上にオカズも揚げ物ばかり。そして、少しまともな弁当は、もう276円と値段が跳ね上がります。これでは、イズミヤやライフで売っている200~400円台の弁当の方が、はるかにマシです。納豆も39円と超特価ですが、タレも辛子も付いていません。タレも付いていない納豆なんか、一体誰が買うのでしょうか?
しかも、日曜日の夕方に行ったにも関わらず、弁当コーナーは既にガラ空き。残っていたのは、198円(本体価格184円)の中華弁当と、298円(同276円)のカレーピラフ・チーズハンバーグ弁当の2種類だけでした。「西日本大水害の影響で品薄になっている」旨の表示が横にありましたが、大阪の他のスーパーではそんな事には全然なっていないので、「これは単なる言い訳ではないのか?」と、余計に勘繰りたくなります。
ただ、その中でも「おっ、これは!」と思う商品もありました。例えば、この184円で超特大サイズのナポリタンなんかは、かなりお得で見栄えも割と良い。こんなもの1人では食べきれないので、私は横の98円の普通サイズのナポリタンにしましたが、それでも結構なボリュームです。要は商品によりけりなんでしょう。
でも、付け合わせに買おうと思っていたパンがどれもイマイチで、お握りも見当たらなかったので、店員に「お握りはどこで売っていますか?」と聞いたら、「惣菜コーナーにありませんでしたか?」と、つっけんどんに返されてしまいました。これが他のスーパーなら、売り場に案内までしてくれるのに。別にそこまでは期待していませんでしたが、それでも、客にこの対応は無いでしょう。「無かったから聞いているんだろうが!」と、私は心の中でつぶやき、もうカートを通路に置いたまま、店を出てきてしまいました。店の外で販売していた100円のソフトクリームも、マクドナルドの100円ソフトと同じで、変に甘ったるいだけの、後味の悪いものでした。そして、ソフトクリームと同じ場所でたこ焼きを焼いていた店員も、心なしか疲れている様子でした。
やはり、198円の弁当は、198円の値打ちしかありませんでした。安いに越した事はないけれど、そこには必ず裏がある。その陰で苦しめられている人もいたりする。私が知っているテイクアウトの弁当の中では、「膳や」さんの454円~639円のものが一番マシです。
先日、勤務先のストレスチェックで高ストレス状態と診断されましたが、納得いかなかったので、所長に問い質しました。
そして、「日常生活でストレスが溜まっているかどうかのチェック項目で、業務限定なのか私生活も含めての質問なのか、明確に書かれていなかった。だから、テレビで安倍晋三の顔見るたびにムカつくので、毎日ストレスが溜まっていると答えたら、高ストレス状態にあると診断されてしまいました。どこまで含めてのストレスなのか、はっきり分かる様な設問にして欲しかった」と、その場で所長に言いました。
その為かどうかは分かりませんが、数日後にパソコンを開いたら、再び勤務先の本社からストレスチェック再受診の依頼メールが来ていました。
半ば面倒くさいなあと思いながら、再受診を済ませてストレス診断結果を観たら、今回はギリギリの所で高ストレス判定を逃れる事が出来ました。(ストレスの特徴・傾向や分布グラフの形は最初のものとほとんど同じでしたが、B項目のストレス心身反応点数が前回12点から今回16点に好転しギリギリセーフに)
しかし同時に、「その時の気の持ちようで診断結果が変わるとは、何ていい加減な検査なんだろうか?」と思いました。
そもそも、ストレスの原因は職場環境にあるのに、その環境をそのままにして、個人にだけ「ストレスを溜めない様にしましょう」と言われても、そんな事できるはずがありません。「気の持ちよう」だけで病気が治るなら、世の中に医者なぞ要らない事になってしまいますw。
何でこんなストレスチェックなんかやるようになったのか?少し調べてみました。
すると、厚労省のサイトいわく、3年前の労働安全衛生法改正で、従業員50名以上の事業所では、年1回ストレスチェックを実施して、従業員のストレス対策や過労対策を講じるようになったのだそうです。
チェックの内容も様式化され、「高ストレス者」と判定された従業員が希望すれば、産業医との面談も実施されるようになりました。
でも、そんな事している割には、過労死やブラック企業が一向に無くならないのは何故なのか?(笑)
結局、「会社はちゃんとストレス検査して、本人にも気をつけるように伝えました。後は本人の自己責任ですよ」という方向に持って行こうと、国も企業もしてるだけではないですか。
そう言えば、最近の天気予報も、大雨や台風になるたびに、予報や警報発令のニュースだけでなく、やれ「増水した川には近づくな」とか「早めに避難せよ」と、事細かく指示してくれます。そういう意味では、一見親切ではあります。でも、「避難したくても避難できない障がい者や高齢者は、一体どうしたら良いのか?」「被災した後の生活再建はどうしたら良いのか?」という、肝心な事は余り教えてくれません。
これも結局は、「国はちゃんと警報も避難指示も出しましたよ。後は本人の自己責任ですよ」と言いたいのでしょう。ストレスチェックと同じで、ただの「責任逃れ」じゃないですか。(怒)
プレカリアート@afghan_iraq_nk1 7月10日
最近の天気予報は増水した川には近づくな早めに避難しろと注意までしてくれる。しかし避難したくても出来ない障害者や老人はそのまま。 最近の定期健診はストレスチェックまでしてくれる。でもストレス溜め込むなで終わり、ストレス原因のブラックな職場環境はそのまま。一見親切な様で実は物凄く冷酷
この間の大雨による水害で、岡山・広島・愛媛・福岡などで大きな被害が出ました。私の知人も、岡山県倉敷市に住んでいます。「倉敷市の真備町が水没してしまった」とのニュースが流れ、LINEで安否を気遣う投稿があふれる中で、私も少し動転してしまい、下記の投稿を行いました。
●西日本の水害、テレビ報道以上に大変な事になっている。岡山県真備町では高梁川の氾濫で町全体が冠水。広島県でも山陽本線や呉線の駅に自動改札機が埋もれる位、土砂が流れ込んでいたり、岐阜市では長良川が決壊で全市に避難指示が出ていたり。
●でもNHKも民放も、「気をつけろ」と言う割には、具体的な被害の様子を全然報道しない。それで、各地の被災者がしびれを切らして被災地の写真をツイッターに拡散希望のタグ付けて流している。
●それなのに、テレビは災害報道そっちのけでオウム真理教信者の死刑執行を大々的に流したり、安倍は災害対策本部も未だに立ち上げず、15分間公邸に出勤したきり私邸に帰って静養。自民党も議員会館で総理や復興大臣も総出で宴会。バカじゃないの
●確かにマスコミの災害報道は少しおかしい。今朝(7月8日)のNHKニュースも災害報道そっちのけでW杯のライブ映像なぞ流してる。確かに大阪では雨も上がり晴れ間がのぞいているが、横の字幕にもある通り、鉄道運休や高速道路の通行止めが今も続いているのに。
今日は日曜だが、同僚と休みを振り替えた為に出勤しなければならないのに。天気予報ぐらい流せや!
●マスコミの災害報道
神戸西郊の山陽電鉄の線路に土砂が流れ込み電車が立ち往生、乗客を避難誘導(実際の被害報道はこれだけで後は運休情報のみ)
実際の被害
広島県内の呉線の駅では自動改札も土砂で埋まり復旧の目処が立たず
これ位の開きがある。
その後、岡山の知人の無事が確認され、被災地も倉敷の市街ではなく、そこから離れた郊外の旧真備町である事が分かりました。私も落ち着きを取り戻し、下記の投稿をLINEに流しました。
●岡山・真備の水害の件。地域一帯が水没した映像がニュースで流れ、そこが「倉敷市真備町」と伝えられた事で、私も慌てましたが、同じ倉敷でも、中心市街地から離れた旧真備町だったのですね。××ちゃん(知人の名前)とこは無事という事で、ひとまず安心しました。
●しかし、真備町がなぜあんなに浸水したのか?調べてみたら、ここでは過去に何度も大きな水害が起こっています。高梁川に合流する小田川の流域で、三方を山に囲まれ、高梁川が合流点下流で湾曲している。こんな谷あいの場所で大雨に見舞われたら、谷が天然のプールみたいになってしまう。
●それと、倉敷にしても広島の水害にしてもそうですが、「平成の大合併」で市町村のエリアが広がった所に、被害が集中している様な気がします。合併で自治体の面積・人口は増えたが、実際は高齢化や公務員のリストラで、中心市街地から離れた地域まで目が回らなくなっている。幾ら住民がSOSを発信しても、対応できる人がいなくなってしまっているのではないでしょうか。数年前の紀州大水害が正にこうでした。
数年前(2011年9月)の紀州大水害については、私のブログで取り上げていました。和歌山県田辺市の例を引いて、合併前は海沿いの旧市域だけ見てれば良かったのが、「平成の大合併」で熊野本宮あたりまで市域が広がってしまった事で、山津波にも警戒しなければならなくなった。しかし、地域の高齢化や行政機関のリストラで、市役所も地元の消防団も、住民からのSOS通報に対応できなくなってしまっている・・・という内容でした。
真備町の例は決して他人事ではありません。例えば、大阪府の東大阪市や大東市、松原市も、よく水害に遭う土地ですが、それは何故だと思いますか?それは「河内」という、あの付近一帯の旧国名を思い浮かべれば分かります。
あの付近一帯は、太古の昔は大阪湾の内海でした。海水が引いた後も、今は無き茨田池(まんたのいけ)や深野池(ふこのいけ)といった大きな池があちこちに点在していました。大和川も、大和盆地から大阪平野に出た後は、今のように西に流れるのではなく、北の方に流れ、いくつもの川に分かれた後、あの付近で寝屋川に合流していました。そして地形も、東の生駒山地、南の金剛・葛城山系、西の上町台地と、三方を山や台地に囲まれた谷状の形になっています。寝屋川を高梁川、大和川を小田川に置き換えれば、真備町と全く同じです。
私の今住んでいる大阪・西成の「あいりん地区」も例外ではありません。「あいりん地区」の旧称「釜ヶ崎」は、海岸で塩を煮る釜があった事から付いたとする説があります。つまり海沿いの低湿地でした。1973年以前の旧町名が表示された西成区の地図を見ると、今の「あいりん地区」(右上地図の北東=右上隅)は、「東入船」「西入船」「甲岸」「海道」「今船」「今池」「曳舟」と、海や川にちなんだ旧町名だらけです。こんな所に津波が来たら、ひとたまりもありません。
ところが、今の安倍政権と言ったら・・・。
●一説によると、政府が災害対策本部を立ち上げないのは、安倍の外遊に差し障りがあるからだそうだ。
7月14日のフランス訪問で、パリ祭(仏革命記念日)の軍事パレードを自衛隊幹部と閲兵し、改憲ムードを盛り上げたいから、実際の被害は余り報道しないのだとか。
●北朝鮮ミサイル騒動の時もそうだったが、散々Jアラートで国民の不安を煽りながら、自分達はモリカケで私腹を肥やし料亭三昧。国民の事なぞ、どうでも良いのだ。
議員同士の親睦を深めるために、自党の議員事務所で打ち上げをする事まで否定はしません。しかし、多くの国民が大水害で被災し、衣食住にも事欠く状態にあるというのに、総理大臣や防災大臣が、災害対策本部も立ち上げずに、内輪の宴会にうつつを抜かし、それを堂々とツイッターに上げる神経が理解できません。
しかも、この宴会では、オウム信者幹部7名の死刑執行を翌日に控える中で、参加者はあろうことか、刑務官が死刑執行のボタンを押す真似をして、親指を立ててボタンを押すしぐさをしていたのだとか。いくら相手がサリン事件の死刑囚でも、これは無いでしょう。相手が死刑囚ならオモチャにしても良いと思っているのでしょうか?これが総理大臣や法務大臣のやる事ですか!
政府は7月8日になって、ようやく災害対策本部を立ち上げました。しかし、安倍首相が外遊に出かけるので、首相が本部長となる「緊急災害対策本部」ではなく、国務大臣が本部長の「非常災害対策本部」にしたそうです。その外遊は本当に必要なのでしょうか?自分の人気取りと、災害救援の、一体どちらを優先すべきなのか?そんな事も分からない首相なら、もう退陣してもらうしかありません。(注:外遊も周囲に言われて渋々取りやめたそうです。自民党総裁選のウリにしたかったのに、さぞや残念な事でしょうw)
安倍首相は、「大規模災害に対応するためにも、憲法改正で緊急事態条項を設けて、災害時には総理大臣に権限を集中させなければならない」と言いますが、こんな「裸の王様」に権限を集中させてしまったら、それこそ取り返しがつきません。大規模災害に対応するためにも、「裸の王様」には一刻も早く退陣してもらわなければなりません。
●首相動静―7月7日:朝日新聞デジタル
【午前】9時44分、官邸。10時1分、7月5日からの大雨に関する関係閣僚会議。11時49分、東京・富ケ谷の自宅。【午後】自宅で過ごす。
百歩譲って5日の酒盛りの席ではまだ大雨被害の全貌が掴めなかったとしても、7日には陣頭指揮が取れたはず。ところが翌6日も普段通りの公務をこなしただけで夜は会食。防災については何もなし。7日になっても上記の通り防災関係の会議に少し出ただけで後は自宅で静養。それが8日になって急に「救出は時間との勝負だ」と言い出した。安倍は完全に国民を舐めている。安倍に大甘な世論がそれを更に増長させている。
働き方法案は成立してしまったが、具体的な内容はまだ何も決まっていない。労働時間規制を無くす高プロ制度が中心の「毒まんじゅう」法案だが、今でも労基法が有名無実の物流業界や非正規労働者にとっては「まんじゅう」の部分もある。その「まんじゅう」を、いかに逆手に取り解毒しながら廃止に持って行くか、今考えている。
働き方法案は、雇用対策法、労働基準法、労働安全衛生法、パート労働法、労働契約法、派遣法等の改正部分を束ねて一本の法案にしたものだ。労働者の働き方を大きく変える法案ならば、なおさら慎重な議論が求められるはずなのに、それを無理やり一本の法律に束ねて、一気に変えてしまおうとする手法からも、この法案のうさん臭さがよく分かる。
政府の宣伝もあり、「働き方法案の対象は高年収者だけで俺らには関係ない」と思っている人が大勢いる。政府もそれを見越して、W杯で盛り上がっている隙に強行採決でこの法案を通してしまった。しかし、対象は高年収者だけではない。違法行為が横行し過労運転で苦しんできたドライバーや、福利厚生や賞与とも縁のなかった非正規労働者も、法案の対象だ。
悪法が通ってしまったらもう負けと諦めるのは敗北主義。そんな負け犬根性では安倍の思う壺。例えば、有休消化についても、今までは折角の権利も人手不足の為になかなか行使できなかった。それが今回、企業に消化義務が課され、違反には罰則も加えられる事になった。これを機に悪法を逆手に取り、逆に悪法を骨抜きにしてやろうじゃないか。
悪法を逆手に取る・その1、残業時間の上限規制。今まで労使協定さえ結べば幾らでも残業させられたが今後は月45時間、年360時間までに。但し繁忙期はその倍まで残業可、休日労働は適用外、建設・運輸業は5年間適用猶予と、穴だらけの規制だが。ともかく上限が決められ違反には罰金も課される事になった。
悪法を逆手に取る・その2、同一労働同一賃金。今までもそうしなければならないと定められていたが、個別対応は企業任せだった。今後は職種ごとに待遇が決められ、非正規にも通勤手当や食事手当が払われる方向に。企業には待遇差についての説明義務も。しかし、根幹の基本給や賞与についてはそのままに。
悪法を逆手に取る・その3、企業に有休取得を義務化。今までも有休取得が定められていたが実際の取得率は49%、全く消化できない人も16%(2016年厚労省調査)。それが2019年4月からは最低年5日取得を義務付け、違反企業には1人当たり最大30万円の罰金も。ただ、これだけでは強制消化で好きな時に休めなかったり、形だけ有休にして働く等の法逃れも。
悪法を逆手に取る・その4、中小企業にも正規の残業割増。週40時間を超える仕事には25%、60時間を超える分には50%の割増賃金を払わなければならないが、中小企業については後者50%の適用が猶予されてきた。しかし、2023年4月以降は中小企業にも適用される事になる。
しかし、働き方法案の根幹はあくまで高度プロフェッショナル(高プロ)制度。今までも裁量労働制や変形労働制で8時間労働制が形骸化されてきたが、高プロは単なる形骸化ではない。完全に労働時間規制が外される。適用範囲を高年収者に限るとされるのも今のうちだけ。健康確保措置も実質、健康診断のみ。
あくまでもミイラ取りがミイラにならない様にしながら、敗北主義にも陥らず、労政審(労働政策審議会)で少しでも悪法を骨抜きにし、廃絶に持って行かねばならない。昔の韓国は軍事政権で労働法も有名無実だった。そこから民主化を勝ち取り、国政私物化の前大統領も逮捕の憂き目に。今や最低賃金も日本を上回るまでに。
ここまで言っても、まだ社畜日本人は、安倍に頭が上がらないのか?国会傍聴に駆け付けた喪服姿の過労死遺族に、強行採決の醜態を見せつけ、「これがあなたを追い詰めた国の姿だ」とまで遺影に向かって言わせて、恥ずかしくないのか?それでも、あなたは人間か?
約一週間前に福岡で起こったIT講師殺人事件の事は皆さんご存知でしょうか?「Hagex(ハゲックス)」の名前でブログを書いていた東京のIT会社社員が、福岡でITやブログについて講演した直後に、トイレで面識のない男に刺殺された事件です。その男は、ブログで誰彼構わず相手を「低能」と罵っていたので、他の人から「低能先生」のアダ名で呼ばれていました。その中で、「Hagex」氏が自分のブログで「低能先生」の事を批判的に取り上げた事を見とがめ、トイレで待ち伏せして背後からナイフで襲った、という事件です。(参考記事)
私には、その背景事情が最初サッパリ分かりませんでした。何故なら、「Hagex」氏も「低能先生」も、互いに面識のない全くの赤の他人であるだけでなく、「Hagex」氏の「低能先生」批判記事も、「低能先生」を直接罵倒した内容ではなく、「こんな事がネットで噂になっている」という感じで、間接的に言及しているだけだったからです。
「Hagex」氏のブログ「Hagex-day info」の他の記事(左上写真)も、私の見る限りでは、ネット掲示板「2ちゃんねる」等から引用した投稿に、自分のコメントを付け加えた程度の、まあ言わば、当たり障りのない内容のものがほとんどでした。私のブログのような、保守政治家を叩きまくるような記事は、ほとんどありませんでした。その程度の「批判」に対して、何故それほどまで憎しみを抱き、殺人に及んだのか、サッパリ分かりませんでした。
しかし、事件の背景を探るうちに、ようやく事情が呑み込めました。「低能先生」の怒りは、自分に対する批判そのものよりも、ブログで凍結されたアカウントをバラされた事に向けられていたのです。
ブログに投稿するには、アカウントというID(パスワードのようなもの)を取得し、そのアカウントの名前で投稿しなければなりません。ところが、「低能先生」は、罵倒などの度重なる荒らし行為の為に、相手から度々ブロックされていたのです。相手からブロックされると、今まで使っていたアカウントでは投稿できないので、また別のアカウントを取得しなければなりません。それを繰り返すうちに、最後にはブログ運営会社の「はてなブックマーク」からも要注意人物としてマークされるようになり、どのアカウントも全て使えなくなってしまいました。
ネット上には、「低能先生」が使用しブロックされたアカウントが、200以上も残されています。それらは、「低能先生」にブログを荒らされた被害者ブロガーが、注意喚起の為に公開したものです。その中で、「Hagex」氏も注意喚起に協力する形で、自分のブログに「低能先生」の凍結されたアカウントを告知しただけだったのです。(右上写真)
「低能先生」は、それを逆恨みし、「議論から逃げ回り、俺だけ一方的にのけ者にしやがって」「言論弾圧に抗議してやる」と、自分の住んでいる福岡に「Hagex」氏が講演でやってくる機会を狙って、凶行に及んだのです。
誰が見ても悪いのは「低能先生」の方です。誰彼構わず罵倒を加えるのは、チンピラが通行人に言いがかりをつけて喧嘩を吹っかけているのと同じです。そんな相手と議論なぞ出来るわけがないでしょう。誰からも相手にされなくなるのは当然です。「低能先生」とアダ名を付けられたのも、自分が相手を誰彼構わず「低能」と罵っていたからであって、いわば自業自得です。
私もブロガーの端くれなので、似たような事は今まで何度も経験して来ました。このブログも、昔は掲示板投稿の形式を取っていました。今のブログと同じ名称でHPを立ち上げ、付属の掲示板で投稿や議論を行っていました。その中で、私はHP・掲示板の管理人として、自らも投稿しながら、他人の投稿にコメントを加えたり、議論に加わったりしていました。
その中で、過去に3名の投稿者をアクセス禁止にしました。投稿者のIDをブロックして掲示板に書き込めなくしたのです。3名とも、荒らし行為を働いたり、管理人の私の警告を無視した為に、そういう処分を下しました。
その中で、一番タチが悪かったのが、最後に処分を下したKという人物です(ここでは正式なアカウント名は伏せさせてもらいます)。彼は「法の番人」を自任していました。しかし、法曹関係者の割には、他の投稿者を朝鮮人呼ばわりして卑下する等、差別や人権侵害に繋がりかねない投稿を繰り返し、私の注意も全然聞き入れませんでした。そこでアクセス禁止処分にしたら、他の掲示板で私の悪口を書き込むようになったのです。
そんな差別投稿者なので、私はKに対しては全く相手にせず、他の掲示板管理人とも連携を取り合って、他板でもアクセス禁止にしてもらうよう話を進めました。そのうちに、Kグループの中で仲間割れが起こり、Kとたもとを分かった人物が私の掲示板仲間に、Kの身元(本名・職業等)を垂れ込みに来ました。私、その時、よっぽどKの身元をバラしてやろうかと思いましたよ。仲間に止められて、それだけは勘弁してやりましたが。その垂れ込みが発覚した途端に、他板でのKの私の対する罵倒が、すっかり鳴りを潜めるようになったのを覚えています。
荒らし投稿者をアクセス禁止にしたり、ID凍結処分にするのは、「言論弾圧」でも何でもありません。何故なら、掲示板荒らしを放置していたら、他の投稿者の「言論の自由」も守れないからです。
例えば、労働組合の掲示板で、「働き方改革にどう反対するか」議論している最中に、いきなり会社の回し者が、「お前らは残業代欲しさに反対しているんだろう」とか言いがかりを付けてきて、他の参加者を罵倒し始めたとしましょう。そんな「荒らし」の為に、何故、今までの議論を中断してまで、「総会屋」の相手をしなければならないのでしょうか?そんなに働き方改革に賛成したければ、財界の掲示板にでも行って「働き方改革をどう推進するか」議論すれば良いのです。
ラーメン食べたければラーメン屋に行って食べればよいものを、わざわざうどん屋に来て「うどんなんてマズいもの食えるか!ラーメンを食わせろ!」というような客まで、うどん屋は相手にしなければならないのでしょうか?そんな訳はないでしょう。
ラーメン屋にはラーメン屋の「営業の自由」があり、うどん屋にもうどん屋の「営業の自由」がある。その各人の「営業の自由」を守る事が、自由や人権を守る民主国家・法治国家の役割です。それを、国がラーメン屋やうどん屋のどちらか一方に肩入れし、営業妨害を黙認するのは、「自由のはき違え」でしかありません。
ところが、安倍政権になってから国がやっている事といえば、例えば道徳教育の問題でも、日の丸や君が代については議論する事も禁止しながら、教育勅語については積極的に評価するかのようなそぶりを見せたりしています。森友・加計問題にしても、他大学の申請は門前払いにしながら、加計学園だけに一方的に肩入れするような事を行っています。働き方法案の問題についても然りです。審議会でも労働者側の意見を無視して財界側にばかり肩入れしていました。その挙句に強行採決です。これで本当に公平・中立な政府であると言えるのでしょうか?
今の様子を見ていると、むしろ国の方が「低能先生」みたいな輩を野放しにして、国民の自由や人権を侵害しているようにしか見えません。国民も、「低能先生」の無法を批判するなら、「低能首相」にも、もっと厳しい目を向けていただきたいと思います。