前にも書いたように、私には年末も年始も関係ありません。普段と同じ様に出勤し、普段以上に夜遅くまで働くだけです。正月だからと言って休める訳じゃない、逆に普段以上に忙しくなるだけなので、私にとっては寧ろ年末なんて無い方が良いです。はっきり言って。でも、元旦に出勤すれば些少ながら特別出勤手当が出るので、その点だけは少し嬉しいです。
そんな年末でも、今年は頑張っていつも以上にブログ記事が書けたと思います。例年だと、有馬記念の報告の後は大晦日に1年間のふり返り記事を書くのが精一杯でしたが、今年は年末の土壇場になっても安倍が靖国参拝をやらかしてくれたお蔭で、必要に迫られて何とか書く事が出来ました。そのブログ記事を中心に、今年1年のふり返りをここにまとめておきます。
まず、政治的・社会的な関係からいくと、1月・2月はこれと言って注目を集めた記事はありませんでした。
ところが4月から5月にかけて、ブログのアクセス数がグンと伸びました(それまでの1日千前後から2千以上に)。注目を集めた理由は、恐らく兵庫県小野市の生活保護条例と、橋下従軍慰安婦発言について連続して書いたからでしょう。特に5月26日にブログで紹介した吉見教授の橋下発言批判記事は、それが単なる転載記事であるにも関わらず、はてなブックマーク等でも結構注目を浴びました。
6月に入ってからは落ち着きを取り戻しましたが、それでも時折アクセス数がグンと跳ね上がるのは、7月の参院選で、自民党がそれまでのアベノミクスという飴の代わりに、憲法改悪の鞭をふるい始め、いよいよ保守反動勢力としての正体を現すに至ったからでしょう。それまでは「維新の会」を鉄砲玉として前面に押し立て、自分たちはその後で真打ちとして登場する戦略でいたのが、参院選で大勝したのと橋下慰安婦発言で維新の凋落が明らかになった事で、もはや「役立たずの鉄砲玉なぞ要らない」とばかりに、自民党が前面に躍り出てきました。8月に入っても、麻生ナチス発言や平和教材「はだしのゲン」の学校図書館からの排除という形で、この流れは続きます。
その一方で、9月の堺市長選での維新敗北や、10月の京都朝鮮学校襲撃事件でネオナチ「在特会」敗訴などの朗報もあり、11月の山本太郎による天皇直訴事件などでもブログ記事が注目を集めました。そして11月からは、いよいよ秘密保護法反対運動が盛り上がります。残念ながら、この悪法は自民党やその別動隊(維新・みんな)による強行採決によって成立してしまいましたが、そんな無法はいつまでも続かないし、続かせてはなりません。これで自民党の正体も完全に明るみになりました。それに抗する新たな動きも次第に広がりつつあります。私自身も、来年も負けずに秘密保護法廃止の闘いに参加していくつもりです。
次に私個人の身に起こった出来事では、何と言っても4月から5月にかけてのMとのトラブルを第一に上げなければなりません。発端は私の不注意による職場での労災事故ですが、日頃から私の職場での組合活動を「目の上のたんこぶ」扱いしていたMは、これを機に私に損害賠償を求めてくる嫌がらせに出てきました。それに対し、会社も本来なら労災保険で処理すべき所を、「第三者行為」規定の拡大解釈で労災逃れに汲々とするばかり。幸い、私が個人加盟していた地域労組の尽力で、めでたく労災で処理される事になりましたが、この事で私の会社不信は更に深まりました。
また、9月からは職場のシステム・作業変更に伴い、始業時間が9時15分から早朝7時に、2時間以上も早くなりました。お蔭で4時半に起床しなければならなくなりましたが、その反面、残業も大幅に減り、年末以外はほぼ定時に退勤できるようになりました。所長も新しい人が赴任し、私の意見も結構通るようになりました。
そういう事で、来年からはまた何かと忙しくなりそうな予感がします。では、皆様も良いお年を。(記事冒頭の写真は、今日の大晦日の昼食に食べたソバ定食)
2013年の一番の変化は子分の凋落と親分の焼け太り。子分(維新・みんな)の凋落も戦前美化や秘密保護法に抗する世論あればこそ。今まで子分を支持していた保守系も親分の自民党にすがる他なく。焼け太りで親分の横暴もいよいよ露わに。子分もいなくなり裸の王様になってしまった事にも気付かず。
― プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 31
一般人にとっては「どうやって年を越すか」が年末の最大関心事だが、苦労知らずでボンボン右翼の安倍はどうも違うようだ。このくそ忙しい年末にも季節外れの靖国参拝。巷には食うや食わずの人も一杯いるのに。戦死者への弔いを口にしても、まだ生きている国民の暮らし向きにはトンと無頓着。
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 26
経済一枚看板のアベノミクスも実態はただのバブル演出。不景気や賃下げには何ら手を打たず、無理やり金利引き下げ、じゃぶじゃぶ紙幣増刷、国債発行。その借金で、国土強靭化・震災対策の名の下に公共事業バラマキや原発再稼働。そうしてゼネコンや原発企業・軍需産業の株価をつり上げているだけ。
靖国の一体どこが慰霊施設?戦争賛美一色の付属博物館(遊就館)展示、同じ戦没者でも会津藩士や西郷隆盛は国賊として祀らず、無理やり皇軍兵士に仕立て上げられた朝鮮・台湾人兵士遺族の遺骨返還要求にも応じず。不戦の誓いなんてどこにもない。あるのは安倍たち戦犯二世政治家の自己満足だけ。
安倍がなぜ季節外れの靖国参拝を強行したか。恐らく秘密保護法・NSC・集団的自衛権容認の下地作りの為だろう。その為に、防空識別圏やPKO弾薬提供の問題でも、あたかも自分は被害者であるかの様に演じながら、実際は加害者として中国・韓国に喧嘩を売っているのだ。福島も沖縄も見殺しにして。
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 26
百田尚樹が安倍の靖国参拝に大喜び。方や、実際は自分の方から中国・韓国に喧嘩を売りながら、あたかも被害者であるかの様に装う首相。もう方や、実際は戦争賛美の好戦論者でありながら、小説には随所に反戦描写を散りばめベストセラー宣伝の売文作家。どちらも福島や沖縄や消費税やTPPは蚊帳の外。
小説「永遠の0」の反戦描写とその作家・百田尚樹の好戦発言との矛盾も、あの小説を単なる「不幸自慢」と捉えれば理解できる。俺の親父も本当は生きたかったが国の為に犠牲になったと。上司の横暴を愚痴りながら部下にも同じ様に暴力を奮うブラック社員の心理と同じ。こんなアホに戦争を語らせるな!
仕事帰りに近所の喫茶店に立寄り、店内の日経新聞に目を通す。TPPや消費増税には賛成で財界寄りの日経ですら、安倍の靖国参拝には批判的。中韓からの批判だけでなく米国の失望表明もきちんと伝える。コラム「春秋」でも「首相と心の働きを共にする人が多数とは思えない」。これが普通の感覚だ。
ちなみにその12月27日付日経第一面は「靖国参拝、波紋広がる 中韓反発 米は「失望」表明」、二面の社説は「靖国参拝がもたらす無用なあつれき」。悪く言えば親米路線の枠内での「事なかれ主義」。参拝批判も日米安保への悪影響を懸念しての事。それでも産経と比べたらまだマトモに見える。
同じ親米保守でも日経が産経よりまだマシなのは、国や会社も国民や労働者あっての物種だという事を、日経はまだ資本家なりに分かっているからでは。産経や今の自民党はそれすら分からないから、「知る権利=言論の自由よりも国家の方が大事」なんて事が平気で言えるのだ。日本は究極のブラック国家だ。
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 27
秘密保護法反対の主張を優先した為にブログに書けなかった記事を忘れないうちに書いておきます。
私の地元、大阪府高石市には高師浜線という南海電鉄の支線が走っています。南海本線の羽衣から分岐して伽羅橋(きゃらばし)・高師浜(たかしのはま)の僅か2駅、全長1.5キロを結ぶ単線で、沿線全域が高石市に含まれています。かつては海水浴客や沿線の別荘地に行楽客を運ぶ観光路線でしたが、戦後の臨海コンビナート造成で海水浴場がなくなった後は、郊外住宅地を走るただの盲腸線と化してしまいました。しかし、それでも一定の通勤需要に支えられて今まで存続して来ました。
ところが、モータリゼーションの進展や少子高齢化の影響もあって、乗客数は年々下降線をたどり、最近は廃止の噂もチラホラ聞くようになりました。そこで高石市と南海電鉄がタイアップして、沿線活性化の一環として、12月中は終点の高師浜駅前に夜間イルミネーションをともす事になりました。(左上がその宣伝ポスターの写真)
その話を私も聞きつけ、地元の鉄道ファンとして宣伝がてら見聞に行って来ました。でも残念ながら予想以上に期待外れでした。まず以てイルミネーションのしょぼい事。高師浜は終点とは名ばかりの住宅地の中の駅で、周囲には商店は殆どありません。通勤需要の大半は大阪市内に通う通勤・通学客で、後は近くの臨海スポーツセンターへの行き来に利用する人が少しいるだけです。そんな住宅街の中の支線の行き止まり駅に、こんな子供だましみたいなイルミネーションを飾った所で、誰がその為だけにわざわざ電車に乗って見に来るでしょうか。正直言って私ぐらいのものです。実際、駅を降りた電車の乗客も、イルミネーションなんかには目もくれずに一目散に家路を急いでいました。
途中駅の伽羅橋も「伽羅橋スイーツ駅」と改名して活性化すると、高石市の広報誌にありましたが、この効果についても甚だ疑問です。高師浜駅前とは違い、伽羅橋駅のガード下にはごく小規模な商店街が一応はありますが、これも最近は殆どシャッター街と化してしまっています。ただ、大阪・心斎橋のカステラの老舗「銀装」の工場と直営の喫茶店が駅前にあるので、そこから「スイーツ街」構想も出たようです。
でも、ランドマークになりそうなのはその工場と直営店のみで、他にはショッピングモールも何もありません。周囲は別荘地の名残を残す風致地区で、しかも最近は再開発の進展でマンションや建売住宅、文化住宅の浸食にも晒されている、そんな所に仮に幾許かの店をガード下に呼び込んだ所で、誰がわざわざこんな盲腸線に乗り換えてまで来てくれますか。(左上が伽羅橋駅、右上が直営喫茶店で出たモーニングのカステラの写真)
高師浜線は前述したように全長僅か1.5キロの単線区間を、二両編成の電車が機織り運行で走っています。一定の輸送需要がまだあるので、ラッシュ時は15分ヘッド、日中でも20分ヘッドのダイヤが組まれています。しかし、ラッシュ時以外は数人の乗客しか電車に乗っていない場合もあります。
実際、乗換駅の羽衣から一駅目の伽羅橋までは僅か数百メートルしか離れていません。しかも単線の機織り運行なので、電車を乗り過ごしたら次の電車まで15分は待たなければなりません。これでは定期代を浮かす為に伽羅橋から羽衣まで歩いても時間的にはそう変わりません。
流石に終点の高師浜までとなると、羽衣からは1.5キロも離れているので、歩くのには少し長すぎます。でも、これも東に約1キロ程歩けば、同じ南海本線の高石駅があるので、わざわざ高師浜線に乗るよりも、もっと交通の便の良い南海本線の方に乗客は流れていきます。(左上が高師浜線の電車、右上は運行ダイヤの写真)
だから、採算だけで考えれば「別にあってもなくても良い」線なのです。福井県の「えちぜん鉄道」のように、併行道路が一本しかなくて運休すればたちどころに大渋滞が起こる訳ではありません。かと言って、かつての南海和歌山港線の和歌山港・水軒(すいけん)間のように、全然輸送需要がない訳でもありません。年々乗客が減少しているとは言え、今でも年間3千人以上もの輸送密度を誇る、南海の支線の中ではトップクラスの輸送量を抱えている線区なのですから、別に急いで廃止しなくても良いのではないでしょうか。(下記参考資料参照)
高師浜線がどれだけの累積赤字を抱えているのか、正確なデータはまだ把握していませんが、規模からしてもせいぜい年間数億の赤字止まりでしょう。2013年度決算でも年間150億もの経常利益を計上し、関空発着のLOC就航やマンション分譲、有料老人ホーム・葬儀ホール開業で増収に転じた(以上「日経会社情報」2014年新春版より)今の南海電鉄にとっては、支線の赤字なんて本当は別に痛くも痒くもない筈です。
では何故、より輸送密度の低い多奈川線などではなく、支線の中ではまだ比較的好調な高師浜線の方から先に廃止の噂が出てきたのか。これはあくまで私個人の推測ですが、併行路線の南海本線がある為に、乗客数が比較的多い割には廃止反対の声もさほど強くない高師浜線から先に手を付けようとしているのではないか。実際に地図で見て貰えれば分かりますが、多奈川線などは他に併行路線がありません。如何に乗客数が少なくとも、廃止されれば沿線は確実に「陸の孤島」と化してしまいます。沿線住民にとっては到底呑める話ではありません。その反対の声を抑える為に、まだ廃止しやすい高師浜線の方から先に手を付けようとしているのではないでしょうか。(尚、汐見橋線については、地下鉄なにわ筋線延伸問題というまた別の要因も絡むので、ここでは切り離して考える事とします)
勿論、幾ら廃止すれば陸の孤島と化してしまうからと言っても、今の支線をそのまま放っておいて良い訳ではありません。鉄道会社とて民営事業なのですから、採算面を無視はできません。でも、自助努力もろくにせずに株主ばかり優遇して、ツケを安易に沿線の自治体や住民に押し付けるだけでは、鉄道事業なんて最初からやる資格はありません。鉄道会社はただの民営企業ではありません。「沿線住民の足」としての公益性も持って貰わなければなりません。
高師浜線についても、こんなしょぼいイルミネーションや思い付きの「スイーツ街」構想なぞではなく、一層の事、浜寺公園や対岸の臨海コンビナートの遊休地を南海が買い取り、そこを歴史公園として整備してはどうか。元々、高師浜の地名の由来も、古代豪族の高志(たかし)氏にちなみ、市名の高石もそこから来ていると聞きます。伽羅橋の地名も、南北朝の争乱期まで存在した大勝寺(だいしょうじ)という大寺院の門前にかかっていた伽羅香木の橋に由来するとも言われています。実際、伽羅橋駅前にはその寺院跡の石碑もあります。高師浜線そのものも、戦前の住宅開発の一環として敷設されました。高師浜駅のステンドグラス窓の駅舎はその名残です。
それらの旧跡を歴史遺産として整備する方が、よっぽど沿線の活性化になるのではないでしょうか。歴史公園の整備は予算上無理と言うなら、高師浜駅を有形文化遺産として登録・整備し画廊や美術展を催すだけでも良い。一企業の採算だけでなく市民文化の創造という点でも遥かに意義がある。以上、あくまでも素人考えの一案にしか過ぎませんが、前述のしょぼい試みよりかは、よっぽど長期的視点に立っていると思います。
(参考資料)
南海各支線の輸送密度(単位:人/営業キロ) 出典:「鉄道ピクトリアル」No.807(2008年8月号、南海電鉄特集)
1977年度 高師浜線8,578 多奈川線8,032 加太線6,215 和歌山港線2,157 汐見橋線3,547
1987年度 高師浜線5,934 多奈川線5,817 加太線6,747 和歌山港線1,325 汐見橋線2,091
1997年度 高師浜線4,223 多奈川線4,082 加太線5,144 和歌山港線1,118 汐見橋線1,360
2006年度 高師浜線3,234 多奈川線1,963 加太線3,295 和歌山港線 641 汐見橋線 713
1977年度を100とした場合の2006年度実績指数 高師浜線38 多奈川線24 加太線53 和歌山港線30 汐見橋線20
減少幅の大きい線区は、それぞれ淡路航路の廃止(多奈川線)、普通電車の廃止(和歌山港線)、ダイヤ大幅削減(汐見橋線)等の影響によるものと思われる。
(追記)
この高師浜駅前のイルミネーションは、地元を愛する「高師浜を明るく楽しくする会」さんが自腹を切って自分たちで考えてやって下さっているものであり、市からも南海からも何ももらってない――とのご指摘を、先般、読者の方からいただきました。今の阪口シンロク・高石市長のやり方を批判する余り、イルミネーションについても、無意識のうちに先入観を持って評価してしまったようです。
前述のご指摘を受けて、先程、タイトルから「しょぼい」の文言を削除しました。しかしながら、記事本文については、当該箇所を削除してしまうと、イルミネーションについて書いた段落全体を削除しなければならなくなり、前後の文章とのつながりも失われ、もはや記事としての体を為さなくなるので、このまま変えずに置いておく事にします。その上で、このイルミネーションに対する評価については、私の判断ミスという事で、ここで改めて取り消したいと思います。
今回の件で、関係者の方につらい思いをさせてしまった事については、まことに申し訳なく思います。これを機に、ブログを書く際は、先入観や思い込みだけで記事を書く事がないよう、改めて気を付けて行きたいと思います。どうも申し訳ありませんでした。(2015年2月5日 プレカリアート)
世間はクリスマスイブだがワーキングプアには関係ない。寧ろ仕事帰りに遭遇した駅頭での消費増税中止署名の方が遥かに身につまされる。貰ったビラにも、消費税は殆ど法人税減税に消え社会保障には回らなかったと。全商連の署名に二ヶ所で応じた。 pic.twitter.com/zJoswmdWXa
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 24
今年の競馬も有馬記念で最後。今年の有馬記念は名馬◎オルフェーヴルが引退で有終の美を飾る事ができるか、はたまた、それに次ぐ名馬で昨年の覇者○ゴールドシップが今年も連覇を成し遂げるかどうか、この二強対決の様相が強まっていました。
これについては私も同じ見立てでいましたが、問題は三頭目に何が来るかです。年末のこのレースは、これまでも人気馬が歴戦の疲れで調子を崩し、伏兵馬がその隙をついて2着、3着に食い込んで来る事で有名です。今年もこの二強に付け入る伏兵馬が数多くひしめいていました。
そこで私は、小回りの中京競馬場や同じく小回りでパワーも要する中山競馬場でG2レースに勝ち、好位(前方)をキープする事ができて、G1レースの宝塚記念・ジャパンカップにも上位に食い込めた馬に二強から手広く流す事にしました。
◎6番オルフェーブル、○14番ゴールドシップから三連複で▲4番ウインバリアシオン(日経賞を重馬場で2着、以後もG1で度々馬券に絡む)、△1番ダノンバラード(宝塚記念2着、オールカマー3着の先行馬)、△2番ヴェルデグリーン(オールカマー1着の中山巧者)、△3番カレンミロティック(金鯱賞1着の先行馬)、△5番デスペラード(阪神大賞典2着、ステイヤーズS1着)、△10番アドマイヤラクティ(ジャパンカップ4着の中山巧者)、△13番トゥザグローリー(二・三年前の有馬記念で3着の中山2勝馬)、△16番トーセンジョーダン(ジャパンカップ3着で復調気配の中山3勝馬)に8通り。そして◎○のどちらかが飛んだ時の抑えに馬連でも▲4番から◎6番と○14番に逆張りのタテ目で2通り。以上の計10通りにそれぞれ400円ずつの合計4000円で流しました。
結果は、予想通り◎オルフェーヴルが、2着▲ウィンバリアシオン、3着○ゴールドシップ以下を8馬身差以上の大差で引き離し、見事有終の美を飾る事ができました。私も三連複4-6-14(1420円)と馬連4-6(860円)のダブル的中で、二週間前の阪神ジュベナイルフィリーズに続き的中を物にする事ができました。差し引き5120円の儲けです。
どちらのレースも例年混戦状態となり予想が難しく、私もこの二つのレースについては今まで殆ど当てる事ができなかったので、今回的中できて嬉しかったです。但し、今年は昨年とは逆に、全体的には不調で、年間回収率もこの有馬記念の的中を含めても76%までしか到達できなかったのが非常に残念でした。
作業日報にまた苦情を書いた。モギリの補充がバイトだけでは追いつかなくなっている件と始業前に何人かが無給でやっている準備作業について。いずれも社員が作業指示をきちんと出さずにバイトに任せっきりになっているから起こってきた問題だ。 pic.twitter.com/oVTljlonSa
― プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2013, 12月 12
この上記の「つぶやき」も、これだけでは一体何の事をつぶやいているのか、全然分からなかった人も大勢いたと思います。これについても若干補足しておきます。
「モギリ」というのは、出荷先の店名・店番号が書かれた「モギリワッペン」の事です。(左上写真参照)
スーパーストアの物流センターともなると、商品を積んだカゴ車の台数も何十台、何百台に膨れ上がります。最後に台数を数える際も、そのままただ漫然と数えたのでは、数え間違いもしょっちゅう起こります。その数え間違いを少しでも防止する為に、この様なワッペンも併用して台数カウント作業を行っているのです。
仕分けた商品をカゴ車に積んで所定の置場に収納したら、この「モギリ」を商品の目につく所に貼ります。「モギリ」には2ヶ所ミシン目の切れ込みが入っていて、収納時に切れ込みをちぎって(もぎって=モギリという俗称もこの行為に由来)、配送・構内の各部門ごとに「モギリの切れ端」を所定の控え台紙に貼って行きます。そうして、カゴ車1台ごとに1枚ずつ切れ端を台紙に貼りつけ、後で台紙の切れ端枚数と実際に数えたカゴ車台数を照らし合わせる事で、数え間違いを防いでいるのです。(右上写真参照)
その「モギリ」の在庫管理・発注や台紙の準備を、今まではアルバイトが作業の合間に行ってきましたが、最近は忙しくてバイトだけでは間に合わなくなってきていました。それどころか、午前中の台紙の準備に至っては、始業前にまだ朝礼も始まる前から何人かのバイトで行わなければならない状態になっていました。
そこで私が、
(1)バイト任せにばかりせずに、社員もモギリの管理に責任を持って下さい。
(2)朝礼後に作業開始しても間に合うように、社員がきちんと責任もって作業の割り振りを行って下さい。
・・・と、日報に記入して要望として事務所に上げました。
最初はダメ元で、それでも毎日提出しなければならない作業日報なら、ただ作業時間を漫然と書いて出すだけでなく、こちらからの要望や疑問も書いて出さなければ、わざわざ出す意味がない。そう思い、前述の要望を書いて出してみました。
そうしたら、やはり何でもやってみる事です。午後からの台紙の準備は、別に私たちがやらなくても、忙しい時は応援の派遣のバイトにやって貰っても良い事になりました。午前の台紙準備についても、朝礼で始業後に始めるように指示がありました。
「但し、手が空いていて始業前にやっても構わないという人については、自主的にやって貰っても構いません」と、”逃げ”も同時に打って来ましたが。バイトが出来ないとなると、今度は社員がやらなければならなくなるので、それだけは何としても避けようと、こんな予防線を張ってきたのでしょう(笑)。実際には、別に始業前に始めなくても、始業後に落ち着いてからやっても、また、自分たちが出来なければ応援の派遣バイトにやらせても、台数カウントの時間までには充分間に合うと思うのですが。
それ以前に、そもそも始業前のサービス残業(タダ働き)なんて、「自主的にやっているから良い」という物では決してないでしょう。「賃金不払い」は「無銭飲食」や「無賃乗車」と同じ「犯罪行為」です。本当はそこまで朝礼の場で指摘すべきだったのでしょうが、残念ながら、朝礼前後のバタバタしている時間に、そこまで気を回すだけの余裕はありませんでした。
でもまあ、私が日報に書いた事が朝礼で取り上げられ、少しでも改善が図られた事で、他のバイトの意識も、「言っても無駄だ」から「言えば少しでも良い方に変えられる」という方向に、徐々に変わって行くキッカケになれば、私のやった事もあながち無駄ではなかったかなと。
今回の記事は単なる愚痴なので興味がなければ読み飛ばして貰って結構です。
実は一昨日また親父とちょっと一悶着ありました。風邪気味の私に対し、親父が通販でいつも買っているファンケル・サプリのビタミンを飲むように勧めてきたので、私が何気に「サプリなんて所詮、栄養補助食品なので別に要らない」と断ったら、突然怒った様に「じゃあ勝手にしろ!しかしお前は片意地だな!」と返してきたのです。その後もまだ暫(しばら)く「お前の片意地と来たら…(ブツブツ)」と呟いていました。
私は「ちぇ、またいつもの親父の決めつけ癖が始まった」と、もう相手にしませんでした。その後はまた何事もなかったかのように、取り留めもない日常会話に戻りましたが、何でいつもこんな目に遭わなければならないのか。そして、何故いつも私だけが我慢しなければならないのか。勿論、始終こんな事がある訳ではありませんが(遭っては堪らない)、時々何かの拍子に突然このように親父が怒り出す時があるのです。
このサプリメントの件にしても、片意地なのは寧ろ親父の方じゃないですか。
まず第一に、写真を見て貰えば分かりますが、ファンケルのサプリメントだけでもこれだけ毎日飲用しているのですよ。ビタミンからトコブシやらDHAやら。このサプリ以外にも、発芽米やらクッキーも一杯購入しています。普通に食事さえしていたら、別にここまで「サプリ漬け」にならなくても毎日健康に過ごせる筈です。「サプリに頼るよりも毎日バランスの良い食事を腹八分目に取る方が大事だ」と言うのは、私の「片意地」でも何でもない。天下の厚生労働省も言っている事です。
そして第二に、そもそも親父が何故こんなにサプリを飲まなければならなくなったかと言うと、長年に渡る暴飲暴食や脂っこい食事のせいで、心臓病や動脈硬化を患う様になったからです。今はもう流石に昔ほど無茶な食べ方はしなくなりましたが、それでも、かつての自分の不養生を棚に上げて、他人にいくらサプリを勧めても全然説得力はありません。
第三に、それでも親父がサプリを飲もうがそれは親父の自由、但しそれを他の人間にも押し付けるなという事。そういう押し付けがましい頑迷さ、自己中心的な所は若い頃と全然変わらない。
そして何よりカチンと来たのが、自分の「片意地」を棚に上げて、他人の事を一方的に「片意地」と決めつける人格攻撃。元々、何かにつけて保守的、封建的な親父とは、私は馬が合わなかった。それでも幼い頃は親父に結構なついていた所があったが、反抗期から思春期以降は、何かにつけて親父とは対立してきた。こちらから親父の生き方にケチをつけた事は一度もないのに、いつも親父の方から自分の価値観を私に押し付けて来て、それで大喧嘩になった事も一度や二度ではなかった。「親の価値観や生き方を一方的に子供に押し付けるな」という当時の私の抗議に対して、親父が言い返してきたのが「親が子供に干渉するのは当たり前やないか」(笑)。いくら親子でもそれぞれ別の人間であり、生き方も違えば思想・信条も違う。そのそれぞれの違いを尊重してこそ、初めて人権や民主主義が守られるのに。こんな「市民社会のイロハ」さえ弁(わきま)えない親父だったのだ。
どういう所が「保守的、封建的」かと言うと、例えば変に世間体を気にする所などがそうだ。こちらが特に結婚なんて考えていないのに、「古き良き昭和の家庭」イメージのまま、執拗に見合いを勧めたり。今の私の生活からすれば、気軽に携帯できて職場で有休届などもその場で判子付いて出せる三文判の方が遥かに使い勝手が良いのに、それを象牙の印鑑に変えようとしたり。
それらは、長年の公務員生活の間に培われた親父の処世訓なのだろう。しかし、親父の生きた時代や環境では有効だったかも知れないが、今の私にとっては寧ろ有害でしかない。今時こんな「長い物に巻かれろ」の奴隷根性でいても、ブラック企業に食い物にされるだけだ。
だから私は、子供時代から無意識のうちに、そんな親父とはまた違う生き方を望むようになった。大学卒業後に親父に勧められて一旦就いた私立高校講師の職も直ぐに辞め、親父の反対を押し切って生協職員として働く道を選んだ。その希望に燃えて転職した生活協同組合も、上辺の民主的イメージとは裏腹に、軍隊式管理が横行する、今で言えば「ブラック企業」そのもののような職場だったが、それでも創生期の名残もまだ残っていたので、それなりに楽しく働く事が出来た。しかし、小泉構造改革が始まった2000年前後からは、生協の「ブラック企業」度もそれまでとは桁違いに酷くなり、とうとう見切りを付けて10年余り前に生協を辞めた。
そして今は非正規雇用で食いつなぐようになった。正規から非正規雇用になり収入は格段に減った。生協労組員から未組織労働者になり企業内の地位も格段に落ちた。でも、精神的には、たとえ職場で色々あっても、それでも昔の生協時代よりは今の方が遥かに幸福だと思っている。非正規になった事で長時間労働から解放され、パソコンの勉強やネットをする余裕も初めて持てた。ブログやツイッターも非正規になって初めて可能になった。職場での労働問題を契機に、今また「誰でも一人でも入れる」地域労組の組合員になった。職場にバイトの労働組合もない中で、組合費だけ払う個人加盟の組合員にしか過ぎないが、上からの組織動員ではなく、あくまで自分の意志で行動し、脱原発や秘密保護法反対のデモにも参加するようになった。いずれも教師時代や生協時代には考えられなかった事だ。確かに出世や金儲けとは無縁の生き方だが、それ以上に生きがいを得る事が出来た。
親父には、今のブログやデモの事も、生協時代は共産党員だった事も言っていない。今更言っても理解してくれるとは思えないし、こちらも無理に理解して貰おうとは思わない。ただ再び労働組合に入った事だけは、例の職場での労災もみ消し事件の経緯を親父に報告する中で明らかにした。別に親父からは何も言われなかった。組合に入ったからって何も急に過激な事をする訳ではなく、寧ろ労災もみ消しの件では組合に助けられた位だから、親父も今更面と向かって反対する気にはならなかったのだろう。
親父も過去私との間にそういう対立を抱えてきたせいか、今は逆に変に私に気を使っている節がある。朝食のパンは私が買ってくる事になっているのに、親父が先回りして先に買っていたり。変に気を使い過ぎて、それでストレスを貯めて何かの折に、傍から見れば何でもない事で、急に怒ったりするから余計に始末が悪い。
まだ母親も健在で兄貴や妹も同居していた頃なら、母親や兄貴などが私と親父の間で仲裁に入ってくれたり、私に味方してくれたりしたのだが、兄貴も妹も結婚・独立して、母親も既に他界。兄貴も、昔は親父よりも私の方に考え方が近かったのが、脱サラして商売に勤しむようになってからは、年々、金儲け・競争至上主義の傾向が強まり、今は親父以上に「資本主義的」「保守的」な考え方をするようになった。だから、今はもう兄貴にも親父の事は相談する気になれない。
今はもう仕方ないと諦め、表面上は親父とも上手くやって行けてはいるが、いつまで我慢できるかは私にも分からない。もうお互い大人なんだから、いつまでも過去に拘っていても仕方ないし、寧ろ私の方が親父をいたわらなければならないのに、「一体何をやっているのか」と、内心バカにしている方もおられるかも知れませんね。でも、これが私の実態です。寧ろ、今はもう私の様な人が増えているのはないかと思っています。
普段は「ワーキングプアになるのは自己責任」とか言って弱者を切り捨て、今の格差社会をもたらした自民党や「維新の会」を選挙で支持しながら、自分の都合の良い時だけ「日本人の絆や家族愛は素晴らしい」とうそぶき、そこからはみ出た人をことさら異端視し差別する輩の方が、私からすればよっぽどバカだと思います。
週刊女性 2013年 12/24号 [雑誌] | |
クリエーター情報なし | |
主婦と生活社 |
今日、休日診療所に行っていました。この間、ブログでこそ秘密保護法反対の記事を頑張って書いて来ましたが、実は12月初めぐらいからずっと風邪ぎみで、咳や鼻水がなかなか止まりませんでした。引き始めの頃に近所の内科医院に診て貰い、咳止め・鼻水止めの薬を処方して貰いましたが、その後もなかなか症状が収まりませんでした。もう処方薬を飲みきってからは、医療費もバカにならないし、苦い薬を飲むよりも安静・栄養・睡眠確保で免疫をつける方が大事だと自己流に解釈し、そのままずっとほったらかしにしていました。幸い熱はなかったので普段通り職場に出勤はしていましたが、咳も鼻水もますます酷くなり、今日ついに休日診療所で診て貰う破目になりました。
「ひょっとしたらインフルエンザかも、でも熱もないのにまさか」と、色々心配しましたが、診断結果は別に異状なし。確かに喉に炎症はあるのですが、これは風邪よりも寧ろ冬になり乾燥した空気に身体が過敏に反応しているからだと。だから処方薬も1日分だけで、最初貰った薬とはまた別の漢方系の薬を貰いました。今は薬が効いてきたせいか症状も大分収まってきました。休日の初診料が加算されていつもより幾分多めに請求されましたが。
だから今日は週刊記事の感想を書くだけにしておきます。記事は今発売中の「週刊女性」12月24日号に載った「私たちにできる秘密保護法廃案の仕方」。「なぜ反対すべきか、読めばわかる!戦争へ加速する秘密保護法廃止のために私たちにできること」「愚かすぎる特定秘密保護法案 本誌は断固反対です!!」「希代の悪法がついに成立した。”こんなに怖い”という報道は数多いが、それを防ぐためにはどうすればいいのか?」という記事のキャッチコピーに魅せられて、ネットカフェで記事を読みました。記事の要旨はメモと拡散も兼ねてツイッターに流したので、ここでは読んだ感想について少し書いてみます。
この間、秘密保護法反対だけで精一杯で、他の法案については情報を流し読みするだけに終わっていました。ところが安倍政権は、これ以外にも色んな悪法を準備しております。経済政策では派遣期限の無期限延長(正社員との置き換え推進)や解雇特区、生活保護法改悪(扶養義務強化)など弱者切り捨てのオンパレードですが、この秘密保護法との関連でも、共謀罪法案の再上程や、通信傍受法、カンパ禁止法、児童ポルノ処罰法の改悪が目白押しです。
共謀罪法案は、犯罪を実行しただけでなく共謀しただけの未遂も罪にするという法案です。実際には犯罪だけでなく市民運動や労働組合の活動も、所謂「転び公妨」などの形で、公務執行妨害や暴行・脅迫などの罪をでっち上げて弾圧する事を狙っています。今までも3回国会に上程されましたが、市民の反対で全て廃案に追い込んできました。これを秘密保護法とセットで再び出して来るような事を安倍は言っています。図に乗るのもいい加減にせえ!
通信傍受法、所謂「盗聴法案」も、今では薬物や銃器取引などの組織犯罪に適用対象が限られてきましたが、秘密保護法で脱原発運動などがテロ指定されてしまったら、放射能汚染データの隠蔽・改ざんや原発作業員の被曝・賃金ピンハネなども、加害者ではなく被害者や告発者が、通話・メールなどを盗聴され、逆に逮捕されかねないようになってしまいます。
カンパ禁止法というのは聞きなれない法律ですが、実際にはテロへの資金供与を絶つ為に、既に制定されていたのです。しかし、今までは「アルカイダ」などのテロ集団への市民カンパなぞ実際にはなかったので、適用される事はなかったのです。それが今度は、秘密保護法で反戦、反原発運動や反TPP運動まで「外交・防衛政策の障害」「テロ」扱いされるようになれば、イラク難民支援カンパすら逮捕の対象になってしまいます。
児童ポルノ処罰法案も然り。一見、市民運動とは無縁なこの法案も、かつての石原都政による都立養護学校での性教育実践に対する攻撃や、今の漫画「はだしのゲン」弾圧事件からも明らかなように、いつ何時、表現の自由を抑えつける口実にされるかも知れません。それどころか別件逮捕の格好の口実にもされかねない。市民活動家が休日に自宅で子供と入浴している写真をアルバムに載せただけでも、ポルノ画像の単純所持(ただ持っているだけ)容疑の名で連行され、市民運動の弾圧に使われかねません。
そういう事例を分かりやすく明確に取り上げている、大変優れた良い記事なのですが、肝心の「それを防ぐためにはどうすればいいのか?」という内容が、「再び次の選挙で自民党を下野させなければならない」というだけでは、余りにも物足らないように感じました。勿論、記事の中ではそれだけではなく、「昨年の衆院選も、自民党の比例票はその前の政権交代時よりも更に減少し、実際には6人に1人しか支持していなかった」「それでも選挙に大勝できたのは、勝者総取り方式の小選挙区制の下で、実際の得票以上に議席を得る事が出来たからだ」「だから次の選挙では、小選挙区制に反対する政党に投票して、選挙制度ももっと民主的なものに変える中で、秘密保護法を確実に廃案にできるようにしなければならない」という事もちゃんと述べられてはいましたが。
しかし、ただそれだけでは、まだまだ今の日本では、「共産党もまだまだ小さいし、民主党もあの体たらくなので、たとえ維新やみんなの党がダメでも、今度は江田新党に託せば良い」というように、その時々のマスコミが作り上げた「勝ち馬」に安易に乗ろうとする傾向が、まだまだ払拭できないのではないでしょうか。いずれも、60年安保やベトナム反戦・沖縄返還運動、革新自治体の運動が高揚していた時期には考えられなかった現象です。正に80年代以降の「革新退潮」の負の遺産は余りにも大きいと言わざるを得ません。
でも、そんな中でも、90年代の細川政権に加え、21世紀に入ってからも民主党政権で自民党を下野させているのです。アベノミクスの欺瞞的な景気回復宣伝で選挙で大勝した安倍政権も、秘密保護法の強行採決で支持率が一気に10ポイント以上も急降下し、今や5割を切りました。選挙の大勝に酔った苦労知らずのボンボン首相が、外務官僚や警察官僚に操られて、あんなデタラメな法案を次々に出してきた。しかし、その選挙に対しても、最高裁で一票の格差を巡り違憲・無効判決が出るに至りました。だから、石破も焦って強行突破を図ろうとして、逆にそれが裏目に出てしまったのでしょう。
欧米諸国にも秘密保護法や共謀罪法案に相当する法律があり、実際に人権侵害も起こっていますが、まだ彼の国の場合は歯止め条項や市民運動によるチェックが働いている。翻って日本では、80年代以降の「革新退潮」の影響もあって、甚だその力が弱まっている。それに対する外国の懸念も強い。でも実際は、安倍はいつまで経ってもボンボンの「安倍マルコス」のままで、第一次安倍政権の頃から全然成長していない。自民党に至っては更に劣化し狂暴化している。しかし、いつまでもこんな状態が続く筈がない。福島は今も放射能まみれで、TPPで農業も医療も全て多国籍企業の金儲けの道具にされる。このままでは、国民は農薬まみれの輸入農産物を食わされ、金が無ければ医者にもかかれない時代が来る。いつかその不満は爆発するでしょう。どうせ爆発するなら、少しでも早く爆発させて(自民党を下野させて)、国民の被害を最小限に食い止めなければならない。その為にはどうすべきか、もっと突っ込んだ情報分析をして欲しかったと思います。
その場合、本来ならエントリー記事に沿った内容での議論をお願いする所ですが、コメント欄での議論の内容も重要だと思いましたので、今回に限り、今回はエントリーの方を別のページに移転し、併せてコメント欄の議論を補足する形で表題の資料を紹介する事にしました。以上、悪しからずご了承くださるようお願いします。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月19日
世論の7割超が慎重審議を求めている秘密保護法案に賛成して何が「みんなの党」か。秘密指定の権限を大臣から同じ与党(お仲間)の首相に形式上移しただけで何が「修正を勝ち取った」か。何でも自民に賛成のくせして何が「改革の党」か。言論弾圧・国家統制に加担して何が「自由化・民営化推進」か。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月22日
昨日、弁護士会主催の秘密保護法反対集会に行ってきた。そこで出た話だが、世間では右派と目される防衛族議員の間にも懸念が広まっている。国会要請団に対し「法案推進派のバックには警察がいる、俺もいつ逮捕されるかも」と。国会議席数では賛成派に圧倒的有利だが実態はかくの如し。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月25日
NHKは朝のニュースでも秘密保護法について相変わらず政局報道に終始。談合(修正協議)に応じた党の動向報道に時間を費やした後、申し訳程度に鳥越俊太郎の懸念表明。21日に全国各地で取り組まれた反対集会については一切無視。これからはNHKの事を「日本のピョンヤン放送」と呼ばせて貰う。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月26日
秘密保護法案、衆院特別委員会で強行採決。反動的暴挙には革命的倍返しで応えよう!
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月26日
NHKが21時の秘密保護法案関連ニュースで、やっと社共両党、市民団体などの反対運動や公聴会での反対の声も報じ始めた。なら何故、強行採決される前にもっと報じなかったのか。60年後の秘密解除に備え今から公正・中立のアリバイ工作か?それよりも国民の信頼を失い消滅する事を心配すべきでは?
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月27日
たまに闖入するネトウヨの戯言ウザい。原発事故は民主党の失政で安倍政権とは無関係→その失政も元を糾せば自民党の原発推進。スパイ防止の為にもこの法律は必要→米国諜報機関のドイツ首相電話盗聴はお咎めなし。人権擁護法案には反対しながらそれ以上に恐ろしい秘密保護法案には賛成w、頭大丈夫か?
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月27日
消費増税やTPPには賛成しながら靖国参拝や今回の秘密保護法案には形だけ反対の朝日や毎日が「隠れ自民」なら、どちらも諸手を挙げて賛成の読売や産経は一体何?あいつらの自民党「しっかりしろ」という批判も、それは批判に名を借りた叱咤激励でしかない。自民党補完勢力が一丁前に野党づらすんな。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月30日
自民党幹事長の石破があろう事か秘密保護法反対派をテロリスト呼ばわり。自らをサイレント・マジョリティーになぞらえ反対派をノイジー・マイノリティー(騒がしいだけの少数派)と。事実は全く逆だ。自分たちこそ、世界から見れば、戦前美化に凝り固まり情報公開の流れにも逆行する少数派じゃないか。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 11月30日
帰宅ナウ。今、毎日放送の報道特集で、秘密保護法で北朝鮮拉致被害者の情報が闇に葬られる可能性を指摘。民主党・有田芳生議員の質問に森大臣も明確に答えられず。救う会徳島の会長や特定失踪者調査会の代表も懸念表明。秘密保護法賛成のネトウヨは「得意分野」である筈のこの問題でも自縄自縛に。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
例の石破の「絶叫デモはテロと変わらず」発言だが、そもそも絶叫せざるを得ないような悪法を出してきたのは一体誰?在特会や街宣右翼の大音量のヘイトデモは野放しにしておいて、秘密保護法反対デモだけを攻撃するダブスタにも辟易。言論弾圧の本音を隠して、自分たちがまるで被害者みたいに装って。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
「ルールに則って意見を言うのは構わないが大音量で一般市民を脅かすのはテロと同じ」(石破)そのルールを破り公聴会の意見も無視して法案を強行採決したのは一体誰?そもそも大音量や絶叫のどこが悪いのか。元々デモとはそんな物。タイでもそうだろう。デモを起こされるような政治をする方が悪い。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
大阪・中之島公園にて「戦争はイヤ!御堂筋パレード」出発集会ナウ。写真は大阪W選挙で府知事選候補として戦った梅田弁護士。中心は共産党系諸団体だが新社会党や戸田ひさよし市議のノボリも。これから千数百名で難波までパレード。 pic.twitter.com/JNcyjUwJCN
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
これから中之島を出て御堂筋を難波元町公園まで南下。脱原発デモでもお馴染みのコース。これ、共産党府委員会の隊列先導のバンド。もうサウンドデモのノリで、今までの共産党のイメージと全然違う。ここでも石破のデモ=テロ発言への怒りが。 pic.twitter.com/SXiXTRfDsD
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
何でもかんでも秘密にするな!何でもかんでも自分の都合で秘密にするな!何にも知れない何にも言えない特定秘密保護法絶対反対!自由のない国、権利のない国絶対反対!TPPもNSCも秘密にするな!原発被害も秘密にするな!戦争する国絶対反対! pic.twitter.com/VAD1CzRoyD
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月1日
難波元町公園でパレードは流れ解散。今日、大阪での秘密保護法反対の御堂筋パレードは、最終的に2300名を上回る参加で成功裡に終了と街宣車から。勿論これで終わりではない。秘密保護法廃案、自民党政治の廃絶めざし、これからも息の長い闘いが続く。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月2日
昨日の御堂筋パレードにて。「自由社会を守れ」なんて昔は自民党が共産党に投げつけた悪罵だった。それを今や我々が自民党に言わなければならなくなった。一昨日のニュースでも秘密保護法で北朝鮮拉致問題が隠蔽される可能性が。もう自家撞着そのもの。 pic.twitter.com/GkkhtEml4Y
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月3日
秘密保護法反対パレードで唱和したスローガン「自由のない国、権利のない国反対」は、これまでの「戦争、国家統制」「NSC、TPP」反対より格段に訴求力がある事に気付いた。得てして政治スローガンと捉えられがちな後者とは違い、前者はブラック企業の現実への抗議として誰でも納得できる内容だ。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月4日
反自民の秘密保護法反対デモや脱原発デモは大音量の絶叫テロと否認しながら、在特会や街宣右翼の「朝鮮人を殺せ」人種差別デモは幾ら大音量で絶叫しても取り締まらず。もはや自民党の言う自由とは、「自民党に投票する自由」「人種差別の自由」「何でも国や会社の言いなりになる自由」でしかない。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月4日
「野党のヤジで私の答弁が国民に聞こえない、国民の知る権利を侵すな」と安倍。アホか。そもそも、秘密保護法で国民の知る権利を侵そうとするからヤジられるのだろうが。それをまるで白を黒と言いくるめるような。こんな安倍の理屈で行けば、レイプやパワハラへの抵抗も暴力やテロwにされてしまうわ。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月6日
秘密保護法反対を左翼のテロとかほざく連中は、自分達も弾圧される可能性には頭が及ばないのかなw。救う会関係者や当の自民党議員ですら、この法律で逆に拉致問題が闇に葬られたり自分の議員活動にも制約を加えられる恐れがあると心配しているのに。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月7日
残念ながら秘密保護法が成立してしまった。表向き強行採決に反対するふりをしながら裏では与党の会期延長に手を貸した維新・みんな2党の罪は重い。でも今更悔やんでも始まらない。実際に法律が施行されるのは1年後。それまでに自民党を政権から引きずり降ろし秘密保護法を廃止すれば良いのだ。
(注)上記ツイートに対し、後に別の方から「法律施行は1年後」ではなく「1年以内では?」との指摘を戴きました。全く以てその通りです。ここにお詫びを兼ねて訂正させて貰います。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月7日
自民党を下野させ秘密保護法を廃止に。そんな事が可能か。それは有権者の意志一つ。維新や猪瀬の今の体たらくを見よ。幾らマスコミに寵児と持て囃され選挙で大量得票しても一旦化けの皮が剥がれば一気に坂を転落。今の自民党にもその予兆は既に福島での地方選連敗の形で現れている。後は国民の腹一つ。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月8日
また産経が秘密保護法ネタで朝日叩き。何が「我が社には朝日のような弾圧を恐れる記者なぞいないw」だ。朝日が真のジャーナリズムか否かは甚だ疑問だが、いつも政府御用の記事ばかりで、たまの自民党批判も「だらしない」と暗に支持するような記事しか書けない産経に、権力の横暴と闘える筈がない。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月8日
大阪・高島屋前で母親大会連絡会が核廃絶署名と赤紙見本配布。12月8日の日米開戦日に合わせて毎年取り組まれている宣伝行動だが今年は秘密保護法廃止も掲げ更に意気高く。横でネトウヨが一人幟掲げマイクで中国がどうのと喚いていたが皆ガン無視。 pic.twitter.com/mlXot5MxHG
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月8日
ネトウヨが幾ら拉致やチベット問題で左派・リベラルを叩いても、自民党やそれを支持する自分達も、中国や北朝鮮と同じ様な事をしているという批判には誰一人まともに答えられず。かつて橋下を持ち上げていた産経も、今となっては公募区長セクハラ等の橋下スキャンダル報道で命脈を繋ぐのみ。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 12月9日
徳洲会疑惑で猪瀬いよいよ危うし。これは秘密保護法の争点隠しどころか、逆に石原も無き今、安倍政権に痛打を浴びせるチャンス到来では。出直し都知事選で、衆参両院選での詐欺的大勝に胡座をかき、もう次の総選挙まで大型選挙はないとたかをくくり、次々悪法を繰り出す安倍自民に対するリベンジを!
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 21時間
秘密保護法に反対し「みんな」も離党した江田・川田らが何故、同法に実質賛成の維新とくっつく?同法に反対なら反対派とくっつくのが筋だろう。結局、反対運動の高揚に怖気づいて右往左往しているだけじゃないか。自民党政治を本当に変えるには自民党だけでなく補完勢力もろとも一掃しないとダメだ。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 8時間
「拉致はテロだデモもテロだ」と自民党。なら先日亡くなった南ア元大統領のネルソン・マンデラは?彼も南アをアパルトヘイトから解放した立派な「テロリスト」だ。そもそもテロとは暴力による恐怖政治を指す。秘密保護法を強行成立させて世論の反対を踏みにじった自分達の方がよほどテロリストだろw。
プレカリアート @afghan_iraq_nk1 2時間
今日は公休日なので近所の喫茶店でくつろいでいたら知人の共産党員主婦と遭遇。秘密保護法の抗議署名を集めているとの事で私も協力。AALA連帯委員会の署名で、予め書かれた趣意書にサインするのみ。それを集め安倍と公明党・山口の事務所にFAX。 pic.twitter.com/l1xXVEdJf1