明日から私のバイト先で個人面談が始まります。この年度末を控えた時期にわざわざ面談を行う理由は、更なる契約変更しかないでしょう。
具体的には、一つには派遣社員への処遇変更が考えられます。私の会社には、私のような直接雇用の契約社員の他に、レギュラーとして働いている派遣社員もいます。その派遣社員を直接雇用に切り替える動きが、いよいよ大詰めを迎えているのでしょう。それを聞いて「同じ非正規でも直接雇用ならまだ良いじゃないか」と思ったら大間違い。企業がそうするのは、あくまでもその方が使い勝手が良いからです。今までは何年も派遣社員のままでこき使えたのが、今後はそういう訳にもいかなくなった。だから直接雇用に切り替えるが、その代わりに時給や労働条件は更に引き下げるよ、と。結局、幾ら派遣から直接雇用に切り替わった所で、直接雇用先が会社丸ごと元請大企業にピンハネされている、今の資本主義の「不公平・不公正」を変えない限り、事態は何も変わらないのです。
それが、もう一つの理由として考えられる、時給や契約時間の変更です。900円から880円に下げられた時給(通常の直接雇用の場合)が、今度は850円位に下げられるのではないでしょうか。そう言えば、私鉄やJRで車掌や駅員をやらされている契約社員も、今やそれ位の時給でこき使われています。危険とも隣り合わせの、休みもまともにとれない立ち仕事の時給が、たったの850円前後とは、労働者も随分見くびられたものです。バナナの叩き売りじゃあるまいし、人をバカにするのも大概にしろと言いたい。
若しそのような内容が提示されたら、労働組合(今は社員も含めて私一人しか加入していませんが)で問題にして、団交に持っていこうと考えています。これ以上、会社側の勝手気ままな労働ダンピング(労働力の安売り競争)を許すようでは、もはや「人間としてどうなのか」が、労働者にも問われていると思います。
その際の戦術ですが、例えば今の時給880円から850円への切り下げが提示された場合に、「バイトにだけしわ寄せするな、正社員も時給850円にしろ」と、要求しようと考えています。これは平社員だけでなく社長も含めてです。それに対して、「同じ正社員でも社長や重役と平社員では自ずと責任性に違いがある」という反論は当然予想されるでしょうから、それに対しては例えば「社長は時給千円、役職者は時給900円、平は850円」という具合に、一定の範囲である程度差をつけるのはアリです。しかし、他人に偉そうに賃下げを迫る以上は、まず己から率先垂範するのが筋でしょう。
これは確かに、下手すれば労働者(正社員と非正規)の分断にも繋がりかねない発想です。実際に、あるブログ仲間の人からも、そのような忠告を頂きました。でも、今のウチの正社員の体たらくからすれば、これぐらい言わなければ、我が事として捉えてもらえないだろうなというのが、正直な実感です。
ついこの間も、こんな事がありました。私のバイト先は大手スーパーの物流センターで商品の検品・仕分け業務を請け負っている二次下請け会社ですが、配送エリアの入れ替えまで含めた構内レイアウト変更で、新しい店名ラベルを準備しておかなければならない事は大分以前から分かっていたにも関わらず、ウチの社員ときたら、何も手を打っていなかったのです。店名ラベルの手配は一次下請け会社の仕事で、その一次下請けが碌に仕事もせずに準備がだだ遅れになっているからと言って(これはこれでまた大問題ですが)、「上が動かないから仕方ない」の一点張りで、手をこまねくばかりでした。その挙句に、レイアウト変更当日は私は定休日だったので翌日出勤したら、私の担当部門のラベルがまだ全然更新されていませんでした。お陰で、じゃんじゃん商品が入荷してくるにも関わらず、朝から40分間通常業務をストップして、所長と二人でラベルのやり換えに追われる破目になってしまいました。
幾らこちらが二次下請けだからと言っても、これでは程度が余りにも酷すぎます。元請や一次下請けが動いてくれないのだったら、こちらも上長に動いてもらうなりして、何とかするのが上に立つ者の仕事でしょうが。それすらしない、出来ないというのであれば、そんな社員や経営者なぞ要りません。全員アルバイトで充分です。昨年のPC積み替え作業問題の団交で、「元請スーパー様には逆らえない」「もっと下請けとしての分をわきまえろ」とほざいた労務担当重役も含めて。そうすれば、時給切り下げも契約時間削減も回避できるじゃないですか。
勿論、この私の戦術が、「正社員とバイトを反目させて、あわよくば両方ともリストラしてしまえ」との企業側の思惑に利用される危険性は、私自身も充分理解しています。徒に下っ端の正社員<だけ>を叩こうとは思わない。私もそこまでバカじゃない。だから「平社員だけでなく社長も含めて」と書いたのです。こんな無気力な社員を生み出したのも、先の労務担当重役の発言からも分かるように、経営者自身が「奴隷根性」の虜になって、搾取の上前をはねる事にのみ汲々としていた所為なのですから。
それは「社長も時給千円とかウン百円で我慢しろ」という私の要求にも現れています。「それでは商工会議所の会合に着て行くスーツも買えないじゃないか」という社長からの反論も見越した上で、実はわざと社長に無理難題を吹っかけているのです。「最低賃金を時給千円にするなんてとんでもない、そんな事をすれば企業が海外に逃避してしまう」とほざく政府や財界代表に、「では今の時給600円だか700円だかの最低賃金で、お前が実際に生活出来るかやってみろよ!」と言い返すのと同じです。経営者も労働者に同じ事をしているじゃないか。労働者も経営者に同じ事を要求して何が悪いのか!
今や「大企業が潤えば従業員や下請けも潤う」というのは、只の神話でしかない。今の大企業は、たとえ国内の売上が伸びなくても、リストラや海外からの収益で凌げるようになっている。だから、いつまで経っても日本は不況から抜け出せないのだ。元請スーパーもそんな大企業の一員にしか過ぎない。その裏で、下請け企業の私のバイト先は、確かに経営は苦しいかも知れない。でも、それは我々労働者の責任ではない。こんな不況を招いた政治家や、私利私欲に走る元請大企業や、そんな元請の手先に甘んじている下請け経営者の責任だろう。私はそれに対して、「労働者が普通に働いて、普通に食べていけるだけの賃金をよこせ」と、要求しているだけにしか過ぎない。それは贅沢でも我が儘でも何でもない。当然の人権要求だ。
具体的には、一つには派遣社員への処遇変更が考えられます。私の会社には、私のような直接雇用の契約社員の他に、レギュラーとして働いている派遣社員もいます。その派遣社員を直接雇用に切り替える動きが、いよいよ大詰めを迎えているのでしょう。それを聞いて「同じ非正規でも直接雇用ならまだ良いじゃないか」と思ったら大間違い。企業がそうするのは、あくまでもその方が使い勝手が良いからです。今までは何年も派遣社員のままでこき使えたのが、今後はそういう訳にもいかなくなった。だから直接雇用に切り替えるが、その代わりに時給や労働条件は更に引き下げるよ、と。結局、幾ら派遣から直接雇用に切り替わった所で、直接雇用先が会社丸ごと元請大企業にピンハネされている、今の資本主義の「不公平・不公正」を変えない限り、事態は何も変わらないのです。
それが、もう一つの理由として考えられる、時給や契約時間の変更です。900円から880円に下げられた時給(通常の直接雇用の場合)が、今度は850円位に下げられるのではないでしょうか。そう言えば、私鉄やJRで車掌や駅員をやらされている契約社員も、今やそれ位の時給でこき使われています。危険とも隣り合わせの、休みもまともにとれない立ち仕事の時給が、たったの850円前後とは、労働者も随分見くびられたものです。バナナの叩き売りじゃあるまいし、人をバカにするのも大概にしろと言いたい。
若しそのような内容が提示されたら、労働組合(今は社員も含めて私一人しか加入していませんが)で問題にして、団交に持っていこうと考えています。これ以上、会社側の勝手気ままな労働ダンピング(労働力の安売り競争)を許すようでは、もはや「人間としてどうなのか」が、労働者にも問われていると思います。
その際の戦術ですが、例えば今の時給880円から850円への切り下げが提示された場合に、「バイトにだけしわ寄せするな、正社員も時給850円にしろ」と、要求しようと考えています。これは平社員だけでなく社長も含めてです。それに対して、「同じ正社員でも社長や重役と平社員では自ずと責任性に違いがある」という反論は当然予想されるでしょうから、それに対しては例えば「社長は時給千円、役職者は時給900円、平は850円」という具合に、一定の範囲である程度差をつけるのはアリです。しかし、他人に偉そうに賃下げを迫る以上は、まず己から率先垂範するのが筋でしょう。
これは確かに、下手すれば労働者(正社員と非正規)の分断にも繋がりかねない発想です。実際に、あるブログ仲間の人からも、そのような忠告を頂きました。でも、今のウチの正社員の体たらくからすれば、これぐらい言わなければ、我が事として捉えてもらえないだろうなというのが、正直な実感です。
ついこの間も、こんな事がありました。私のバイト先は大手スーパーの物流センターで商品の検品・仕分け業務を請け負っている二次下請け会社ですが、配送エリアの入れ替えまで含めた構内レイアウト変更で、新しい店名ラベルを準備しておかなければならない事は大分以前から分かっていたにも関わらず、ウチの社員ときたら、何も手を打っていなかったのです。店名ラベルの手配は一次下請け会社の仕事で、その一次下請けが碌に仕事もせずに準備がだだ遅れになっているからと言って(これはこれでまた大問題ですが)、「上が動かないから仕方ない」の一点張りで、手をこまねくばかりでした。その挙句に、レイアウト変更当日は私は定休日だったので翌日出勤したら、私の担当部門のラベルがまだ全然更新されていませんでした。お陰で、じゃんじゃん商品が入荷してくるにも関わらず、朝から40分間通常業務をストップして、所長と二人でラベルのやり換えに追われる破目になってしまいました。
幾らこちらが二次下請けだからと言っても、これでは程度が余りにも酷すぎます。元請や一次下請けが動いてくれないのだったら、こちらも上長に動いてもらうなりして、何とかするのが上に立つ者の仕事でしょうが。それすらしない、出来ないというのであれば、そんな社員や経営者なぞ要りません。全員アルバイトで充分です。昨年のPC積み替え作業問題の団交で、「元請スーパー様には逆らえない」「もっと下請けとしての分をわきまえろ」とほざいた労務担当重役も含めて。そうすれば、時給切り下げも契約時間削減も回避できるじゃないですか。
勿論、この私の戦術が、「正社員とバイトを反目させて、あわよくば両方ともリストラしてしまえ」との企業側の思惑に利用される危険性は、私自身も充分理解しています。徒に下っ端の正社員<だけ>を叩こうとは思わない。私もそこまでバカじゃない。だから「平社員だけでなく社長も含めて」と書いたのです。こんな無気力な社員を生み出したのも、先の労務担当重役の発言からも分かるように、経営者自身が「奴隷根性」の虜になって、搾取の上前をはねる事にのみ汲々としていた所為なのですから。
それは「社長も時給千円とかウン百円で我慢しろ」という私の要求にも現れています。「それでは商工会議所の会合に着て行くスーツも買えないじゃないか」という社長からの反論も見越した上で、実はわざと社長に無理難題を吹っかけているのです。「最低賃金を時給千円にするなんてとんでもない、そんな事をすれば企業が海外に逃避してしまう」とほざく政府や財界代表に、「では今の時給600円だか700円だかの最低賃金で、お前が実際に生活出来るかやってみろよ!」と言い返すのと同じです。経営者も労働者に同じ事をしているじゃないか。労働者も経営者に同じ事を要求して何が悪いのか!
今や「大企業が潤えば従業員や下請けも潤う」というのは、只の神話でしかない。今の大企業は、たとえ国内の売上が伸びなくても、リストラや海外からの収益で凌げるようになっている。だから、いつまで経っても日本は不況から抜け出せないのだ。元請スーパーもそんな大企業の一員にしか過ぎない。その裏で、下請け企業の私のバイト先は、確かに経営は苦しいかも知れない。でも、それは我々労働者の責任ではない。こんな不況を招いた政治家や、私利私欲に走る元請大企業や、そんな元請の手先に甘んじている下請け経営者の責任だろう。私はそれに対して、「労働者が普通に働いて、普通に食べていけるだけの賃金をよこせ」と、要求しているだけにしか過ぎない。それは贅沢でも我が儘でも何でもない。当然の人権要求だ。
異常な会社、
関西汽船乗船券船場営業所において
異常セクハラが発生被害者の女性はノイロー
ゼになり退職、加害者は会社も労働組合も
解雇を示したが、親の謝罪で加害者は在職
することのなるが、また同じ様なことをする
会社側は
予見していたのであれば注意義務
に使用者責任が存在します。
その上、書類は盗まれるは、
私物は盗まれる、女性がストーカー
加害者の男性は精神疾患になる
異常すぎるこの会社
闘わなければ。
面談は、本日14時から勤め先の会議室で、1グループ3名ずつ各20分間の予定で始まりました。私は他のバイト2名(団塊オヤジは含まれずw)と一緒に、最初の14時から面談を受けました。
会社側からはS次長、M所長、I担当が出席し、M所長の司会で議事進行。S次長がバイトからの質問に答える形で行われました。S・M・Iの3氏とも、普段から同じ勤務先で同じ仕事をしてきたメンバーで、現場の作業や実情も知っているので、スムーズに話が進みました。昨年のボケども相手の団交の時とは雲泥の差です。
会社側から提示されたのは、S勤導入による出勤調整です。S勤(ショート勤務)というのは、例えば通常1日8時間労働の所を5時間にするという形で、今までも他の事業所では行われてきたものです。それを私の勤務先でも、この2月21日から週1日3時間ぐらいの割で、閑散期(1~6月)の間、2ヶ月づつ様子を見ながらやってみよう、となりました。以下はそれに対する質疑応答の要約です。その大半が私からの質問でした。
(1)物量が減っても、仕分け店舗数が減る訳ではないので、仕分けに要する時間や労力は変わらない。数字だけ見て安易に人減らしされては困る。
(2)物量が減って事業所の赤字基調が続くのは、あくまでも経営サイドの問題であり、労働者には何の責任もない。
(3)同じ会社の中に黒字部門も赤字部門もある中で、ことさら赤字部門だけを取り上げて、赤字だ赤字だと騒ぎ立てるのは筋違いだ。黒字部門で赤字部門を補えば良いだけの話だろう。
(4)赤字基調の原因の中には、人員配置のムラもある。一日の物量変動に準じた勤務シフトになっていない。午前中は比較的余裕があって午後から物量が増える場合に、昼勤の人数をどちらに合わせるのかを考えると、今の昼夜2シフト制では限界がある。8時間毎の3シフトに組み替えるなどの対応を考えるべきではないか。
(5)作業や生産性のムダを論うなら、必要備品のドーリーも手配できずに、PC積み替えなどの余分な作業を発生させてしまっている現状こそ、真っ先に問題にすべきではないのか。
(6)繁忙期・閑散期の捉え方が、現場の感覚から外れている。現場では普通、閑散期というのは、年明けからせいぜい2月末までを指す。春先以降は、寧ろ繁忙期に当たるのではないか。
以下は、それに対するS次長・M所長からの回答要旨です。
(1)(2)については、「お説ごもっとも」「申し訳ない」、「だからこうして、お願いしている」。
(3)については、「確かにそうだが、会社自体もそんなに財力はない」。これはまあ、その通りでしょう。業務請負会社(作業会社)なんて、資本金も担保物件も何もなく、あるのは従業員の労働力だけですから。
(4)については、「一考に価する提案だ」「いろいろ検討してみる」。
(5)については、今回は相手も現場業務を知っているだけに、具体的に突っ込んだ話になりました。「色々検討してみる」との事。以前のクソ団交の時とは大違いです。
(6)部門によって物量の偏りがあるので、現場の感覚と数字での評価が一致しない場合は当然ある。数字上ではあくまでも1~6月が閑散期となっている。
まあ、こんな感じで、予定の20分間を大幅に超過して終わりました。私としては、具体的な話の取っ掛かりも出来て、当初思っていたものよりは遥かに良かったです。その一方で、不満点も色々言い出せばキリが無いものの(例:一次下請けによる賃金ピンハネ、レイアウト変更対応の杜撰さ)、これはもうここでは書かない事にします。
とは言っても、これからS勤期間中は毎月12~15時間、1~1.5万円ぐらい更に減収になります。Wワークにしても、本業や生活と両立可能なバイトなんて、そう簡単には見つかりません。
私は私で新たな転職先も含めて探すとして、会社にも、もっと折り合いのつく現場に配属替えしてもらう様、動いて貰わなければなりませんね。元はといえば、会社が原因でこうなったのですから。