旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

北海道⑬ 知床観光船ドルフィン

2012年08月23日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

午前中は知床五湖ハイキング。

午後からは観光船。

陸から、海から、知床満喫する一日です。





観光船は、揺れが少なくゆったりと楽しむ大型船と、揺れるけど岸まで近づくことができる小型船の2タイプあります。

せっかくなら、知床の大自然を間近でみて、その迫力を存分に味わいたいと思ったので、

小型船の方しました。

午後2時の 「知床クルーザー観光船 ドルフィン」 を予約してあります。

ネットから予約を入れたのが、6月20日でした。乗船日の1ヶ月半くらい前ですね。

そしたら、お返事がきて、「あなたは1番目のお客様です」

この、「1番目」ってなんか意味あるのか? とその時は思ったのですが、実はすっごく大事だったんです。

(ネット予約だと、クーポンが使えてお得♪)



知床五湖からウトロまで戻ってきました。

観光船の駐車場もあるのですが、キャンピングカーを停められるほど大きくないので、近くの道の駅「ウトロシリエトク」に停めて歩いてきてください。 1時半までに集合してください。暖かい服装で来てください。と言われました。

 

キャンピングカーを停めて1時半までにドルフィンのオフィスに向かいます。


知床グランドホテルの前の道には、観光船のオフィスがずら~~~っと並んでいます。

その中の1つ、ドルフィンには、大勢の人が集まっていました。

お金を払って、酔い止め飲んで、真夏だというのに、モッコモコのベンチコートを借りて(無料)出発です。

まずは、全員駐車場に番号順に整列します。

えびふらいファミリーは一番さんですから、一番先頭に並びます。

Img012 船首の「特別席」 オレンジの矢印の場所

通称、「タイタニック席」に10人限定で乗れます。

一番さんから選んでください。

 

もちろん、スペシャルタイタニックで。

我が家から3番目までのグループが船首席をゲットしました。

早く申し込んどいてよかった!!

駐車場から港まで数分ですが歩きます。

この日は、23度くらいの快適な温度で、手に持っているベンチコートが暑苦しいのなんのって。

でも、絶対に船に乗る前に着なきゃダメよ!!

動き出したら、もんのすごい風で大変なことになっちゃうからね。


船は、右側に知床の崖を見ながら進むので、一番乗船の私たち、船首右側のプレミアムスペースゲット!

 

Dsc02510_2

プレミアム席といっても、椅子があるわけでもないし、揺れるし、波しぶきで濡れるし、乗り心地がいいってわけではありません。

 

でもやっぱり、小型クルーザーならではの迫力を一番感じられる席です。

 

 

 

 

 


 

 

Dsc02509

私たちは、午前中ハイキングだったので、長袖長ズボンでしたが、ご一緒したご家族は半そで短パン、サンダル履きだったので、いくらベンチコート着ても、ものすごく寒そうでした。

風がとんでもなく強く吹き付けるので、体感気温は陸地のマイナス10度以上。

その日は23度くらいだったと思うのですが、体感気温は10度以下でしょう。

とにかく、めっちゃくちゃ寒いです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 




135

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

138

数え切れなくらいたくさんの滝。

真水だったり温泉だったり。

こちらの2つの滝は、周りの岩がオレンジ色になっていますね。

硫黄成分です。

つまり、これらは温泉。

アイヌの人々は、苦くて飲めないのは「カムイ(神)のための水であり、冬でも凍らないのは、カムイが宿っているからだと信仰したといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

156

 

 

 

 

 

 

こちらは真水なので、冬にはこのままの形で凍るんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dsc02500_2





奥の方に、細い水の筋が何本も何本も集まってできた滝が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

Dsc02507

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洞窟や、変わった形の岩や、切り立った崖や。

 

 

人を寄せ付けない知床の厳しい大自然を目の当りにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

121 

 

 

オジロワシ












国の天然記念物。 国内希少野生動植物種。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

139_2 

 

知床といえば、ヒグマ!

私たちが参加した「岬コース」という、知床岬まで行くコースだと、ほぼ毎回ヒグマは見られるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

145




おぉっ?

今度は親子連れ?

 

 

 

 

 

 

 

 

151   

 

 

小型船の機動性を生かして、ヒグマの近くまで寄ってくれます。

お母さんと子どもですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

162





ヒグマは、ルシャ川という川近辺で目撃されることが多いそうです。

シーズンになると、大量のサケが遡上してくるので、ヒグマはそのサケを狙ってくるんです。

木彫りでよくある、「ヒグマがサケをグオォォォと捕る姿」 見てみたい…。

 

 

 

 

 

 

174_2 


知床の先端、知床岬にやってきました。

右端のほうに灯台が見えますね。

ウトロ港からここまで約2時間。

ここからは1時間くらいで帰るのですが、さすがに強風にさらされ続けて寒いし疲れたので、室内のソファに座ってウトウトしてしまいました。

寒くて疲れたけれど、ヒグマやオジロワシに会えたし、不思議な景観を心行くまで鑑賞できたし、大満足です。

海から見る知床は想像以上に大きく荒々しく、美しいところでした。