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家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

台湾女4人旅 6 士林夜市

2015年02月04日 | 2015年1月 台湾

「阿娥水餃子」 で、ちょい食いしたら、士林夜市へと繰り出します。

 

タクシーから見えた圓山大飯店。

ライトアップされてて美しい。

10年前、夫の両親と一緒に来たときは、ここに泊まったんだ。

その時は、よくわかってなかったけど、こんなに中心街から遠いところなんだね…。

台北のランドマークで、台湾気分を満喫できるホテルだとは思うけど、

ちょっと不便ね。

 

金曜日の夜、夜市は、それこそ、初詣並みの人出。

道の両脇にずらりと屋台が並んでいるのですが、何を売っているのか見ることさえ難しい。

 

どこに向かったらいいのかもわからず、人の波に流されるまま歩いて、やっと、目標の「美食広場」までやって来ました。

 

「美食広場」 は意外と清潔で、観光客のオバサンでも、結構安心して飲食できる雰囲気。

 

なんだかおいしそうなもの、みたことないようなもの、いろいろ並んでいます。

 

ここでは、牡蠣の卵焼き を食べようと思っていたんだけど、

生のべっちょりした牡蠣を、どしゃっと鉄板で焼いてる様子を見て、

多分、大丈夫なんだろうけど、

「うーん、ちょっと無理…」 

と思ってしまいました…。

 

コロンは、「牡蠣の卵焼き、食べようよ~~~~」

と強く主張していましたが、他の3人は、強く却下。

「食べたかったら、コロン、1人で食べていいよ~~」

 

私、海外旅行で、食あたり、何度か経験しているので、

(海外での食あたりは、日本でのそれとは比ではないほど、苦しい、ということを知っているので)

どうしても、冒険できないんだ…。

 

そういった意味では、揚げ物も厳しい。

あの、どす黒い揚げ油を見てると、一体いつから変えてないんだ…?

絶対胸焼けするよね…?

と思ってしまう私…。

 

旅の楽しみ半減なのかもしれないけどね…。

 

牡蠣の卵焼きに後ろ髪ひかれながら、一度、美食広場は退散して、

次なるコロンの激押しの一品 (食べたことないけど、ガイドブックに載っていて、一目ぼれした一品)

「胡椒餅」 を探します。

 

ずら~~~~~~~~~~~っと並んだ屋台の中で、奇跡的に胡椒餅の屋台を発見。

しかも、それが奇跡的に、胡椒餅で超有名な

饒河夜市の『福州世祖胡椒餅』 の士林支店 (屋台だから支店ってのもおかしいけど…)

 

 

小麦粉を練ったと思われる生地で、肉餡とネギをたっぷり包み込みます。

これを、左の鍋みたいな物に入れて、焼くのですが、この鍋、というか、窯、細長くて奥が深いの。

その窯の壁に張り付けるようにして焼き上げます。

 

焼き上げ時間がかかるので、かなり並びます。

 

並ぶのは全然苦ではないのですが、この屋台の前には、あの臭い臭い、「臭豆腐」 の店があって、

並んでると、ぷ~~~~~~~~~ん、とすんごい匂いが漂ってきて、やばいです。

 

 

臭豆腐臭と戦いながら、やっと手に入れた胡椒餅。

 

これ、絶対熱いうちに食べないと!

 

近くのお寺の階段に座って食べることにしました。

 

2個買って、2人ずつ半分こしようということになったのですが、

なにしろ、熱くて熱くて、まず触れない。

頑張って半分に割ってみるものの、中から、激熱の汁が噴き出す!!

せっかくの肉汁が、ぼとぼとぼと~~~~

あー、もったいない!

でも、熱い、 あー、もったいない

どうすりゃいいの?

 

ここでも、4人で大騒ぎで大笑い。

 

やっとの思いで、半分に割って、(肉汁はほぼ流れてしまったが…)

食らいついてみると、これは美味しい!

胡椒餅っていうくらいだから、もちろん胡椒が効いていて、八角の風味もあり、めちゃくちゃ濃厚な複雑な味の肉まん。

皮は、強力粉練っただけー、みたいな感じのシンプルなもの。

(もしかしたら、ものすごい複雑な成分なのかもしれないけどね。)

熱いうちは、おいしいけど、冷めたら固くなっちゃうと思う。

 

熱いうちに食べないと美味しくない、と思うけど、熱すぎて口の中大やけどしないように気を付けてお食べください。

 

その後も、夜市をウロウロして、なんか食べようかと思ったけど、臭豆腐の臭いにやられてしまって

もう、いいや、って感じになってしまいました。

 

再び、美食広場に戻り、マンゴーかき氷とタピオカミルクティーをいただきました。

 

しかし、私、ここで大失敗。

タピオカミルクティーを頼むつもりが、色が似ていたので、指さしで「杏仁タピオカ」 を頼んでしまった!!

これが、大失敗…。

杏仁豆腐は嫌いじゃないんだけど、液体になると、「やっぱり違う感」満載で…。

 

今日は、食べ歩きするつもりでいたんだけど、

結局、それほど食べられず…。

でも、視覚と嗅覚を刺激されまくり、 夜市の雰囲気に酔いしれて、満腹でございます。

 

士林夜市を満喫して、タクシーでホテルに帰ります。