リバーラフティングは、最近バリでは一番人気のアクティビティらしい。
これは是非挑戦しなくては!
ラフティングは主に2つの川でやっていて、トラワジャ川は流れも激しく、最後に滝落ちもあるらしい。
アユン川は穏やかな流れで子供も楽しめるとのことなので、子連れの我が家はもちろんアユン川で。
長い長い階段は、足がガクガクしてくる。
ヘルメットかぶってるし、ライフジャケット着てるし、手には杖代わり(?)のオールを持ってるから、転んでも大丈夫か…?
子供達は走って下りて行っちゃったけど、危ないから転ぶなよ~とはるか後方から叫ぶのが精一杯。 これって、下りた分、あとから登るんだよね?
今回利用したのは 「アユンリバーラフティング」 。
ソベックという最大手だと階段がこれの倍くらいあるっていうから、よかった、こっちにしておいて、としみじみと思う。
ちなみにボートには貴重品やカメラなどの最低限のものだけ持って行き、防水袋に入れてくれて、着替えなどは車においていきます。車は下船するところで待っています。
アユン川にはいくつかラフティング会社があるけど、その中でも最も上流からスタートするらしい。
が、スタート地点までやっとの思いでおりたら、さらに上流からスタートしてきたボートがいたのよね。
スタート地点の直前がちょっとした滝落ちみたくなっていて、我が家がボートにのりこんだところへ上流からやってきたボートが激突してきて、ティガーが手に持っていたオールで顔をぶちつけて、そこですっかりティガー意気消沈…
ガイドさんが注意事項を説明してるじゃない。
「マエコギ~」
「ウシロコギ~」
「ブンブン」 危険って意味で漕ぐのはやめてオールを足にはさんで立てて前のロープをつかむ。
以上。
ものすごい簡単な説明の後、えびふらいファミリーとハイジファミリーに分かれて、それぞれにガイドさんが乗り込み、いざ出発!!
ちょっと曇り気味だけど、濃厚な緑のジャングルの中をゆったり流れていくのは気持ちいい。
たまにちょっとした瀬があって、ちょっとしたスリルも味わえます。
なぜか漕ぐことよりもほかのボートに水をかけることに情熱を注ぐボートもいて、そういうボートは加減を知らないのか、水かけまくるから、微妙に頭にくるのよねっ。水かかると寒いんだってばっ(怒)
かなり真剣に漕がされるので約2時間のラフティングは、結構ハードかも。
といっても、アユン川は穏やかなので、同じ小学生でも元気一杯の高学年の男の子なんかには、ちょっと物足りないかもしれませんね。
我が家とハイジファミリーにはちょうどよかったです。
「いやぁ、楽しかったわ~♪」と私、ボートを降りようとした瞬間、コキッ。
足つった~~~~~
ふくらはぎじゃなくて、ももの付け根。 いっ、痛いっ。
動けないから寝転がって、「どうしよう、これから恐怖の階段登りがあるのに…」 とおびえつつ足のつりが去るのを待ちながら普段の運動不足を深く反省…
やっと回復して、永遠に続くかと思われる階段を上り始めると、途中でハイジママがうずくまっている。
「私、もう無理…」
すると、一度登ったハイジパパさんが戻ってきた。 なんと素晴らしい夫婦愛! と思ったら
「バッグもってくよ、心配だから。」
バッグかい? 私じゃなくてバッグかい? さらに打ちのめされたハイジママさん・・・
もう、ハイジパパさんったら、ママさんが心配で戻ってきたくせにね。
と、日々の運動不足を痛感させられたママペアですが、とにかく階段を踏破して、お待ちかねのランチタイム。
これだけ運動した後だもんね。
ご飯もおいしいね。
レストランには、更衣室やシャワーもあるんだけど、みんな着替えはいいって。
なぜなら、ヴィラに戻ったら、そのままプールにドボンしたいから!!
ヴィラではいつものように、アグンさんとスーさんが笑顔で待っていてくれて、温かい紅茶とバリのスイーツを用意してくれました。
元気一杯の子供達を眺めながら、親たちはガクガクの膝とブルブルの腕を休めながら、『象さんとラフティング』 というバリならではの楽しみをかみしめるのでした。
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と、のんびりしていたら、ふと、あれ?カメラがない???
私のウォータープルーフのデジカメが見当たらない。
こういうときは、落ち着くと 「こんなところにあったんだ~」 って見つかるもんなのよ。
さあ、落ち着いて、落ち着いて。
が、しかし、どこを探しても見つからない…
最後にカメラを使ったのは、ラフティングのレストランだよね。
レストランに忘れてきたのか? あるいは車の中か?
落としたカメラが帰ってくるとは思えません。
絶望的な気分の中、一筋の光を求めて、ラフティングのエージェントさんに電話。
カメラはいいの、中の写真だけでもあればいいの。
フィッシング&シュノーケリング、 エレファントライド、 ラフティング・・・
写真がぁ~~~~~~(大泣)
なかば諦めていましたが、なんと、翌日の朝、「車の中にありました。」 と届けてくれたんです!!!
(帰りの車の中で爆睡してるときに落としてしまったようです。)
そのときの喜びったら、「もう…なんて言っていいかわかんないっす」 (北島?)
みなさん、この素晴らしいエージェントさんは 『ばりなび』 ですよ。http://www.bali.cside.com/index.htm