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今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

お前らは許可がほしいのか

2018-01-18 14:04:03 | Weblog
昨日読んでいた保坂和志の本の中に出てきた大澤真幸の本に出てきたレーニンの言葉。
保坂はこの言葉に痺れたらしい。
まんまと、私も痺れてしまった。
私たちは誰かに許可をもらえなければなにも出来ないと思っている。
飲食業なら、保健所の許可、警察や税務署に届け出、勝手にはじめられない。

ということを言い訳に、なにもしないではいるのではないか。
許可をくれたからはじめるのか?
いや違う、やりたいからはじめるのだ。
そのために必要な手続きはする、法治国家に生きてるんだから当然だ。
だけどさ、文を書いたり音楽を作ったり絵を描いたりするのに、いったいなんの許可がいるんだ?

自由だとか不自由だとかは、時代や社会には関係がない。
どんなときでも、自分の心が自由なら自由だし、不自由なら不自由なんだ。
なにがやりたい?
自問自答の果て、答えは知ってるじゃん、ずっと前から、もう気付かぬふりはやめようぜ。
誰かにバカにされたり笑われても、自分の好きなことを、自分の未来には誰の許可もいらない。

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彼女の後輪が滑った

2018-01-17 06:53:08 | Weblog
たしか片岡義男の本の題名。
今年は出来るだけ検索をしないと決めたからうる覚えだけど。
違っていたとしても私の中ではそういうことになっているから、まあいいや。
それにしても、かっこいい題名だ。
かっこよすぎて読まなくてもいいやって思ってしまった。

題名がよすぎると読まなくなる。
きっと題名ほど内容がいいわけがないと勝手に思ってしまう(失礼な話だ)
どんな内容かしらとあれこれ考える。
そうしているうちに、題名も自分の好みのほうに寄せてしまうときがある。
で、この題名でよかったのかしらと思うのだけれど、まあいいか、ってことになる。

名は体を表す。
そうなのかなあ。
どう考えても名前負けしている場合がある、いや、むしろそちらのほうが多いのかも。
例えばaalto coffeeとか。
どう考えても、名前が大きすぎるよ、よくこんな名前つけたな、オレ(笑

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鴨川、ハイボール飲みに行きたい

2018-01-16 14:13:32 | Weblog
おっさんの夢はなんやった 雨よ雪に変わっとくれ
前野健太のこのフレーズが頭をグルグル回るこの季節、どこも行かずにいるのはひさしぶりだ。
12月の中旬から1月の終わりまで出張しない、なんとなく決めたのだけれど、正解。
ありがたいことに毎日たくさん焙煎して梱包している。
やっとコーヒー豆屋になれたみたいだ。

圧倒的な量をこなさなければ見えないものがある、そう思って闇雲に働いた。
そのおかげで今がある、そう思う、って成功したってわけでもないし、お金があり余って困ってるってわけでもない。
でもね、毎日焙煎できるんだ、そして誰かが買いに来てくれる。
簡単そうだけどなかなか難しいことなんだ。
そうだよね、コーヒーロースターの仲間たち。

風になびく髪を耳にかける仕草だけは許してやろう
岡崎体育のこのフレーズが頭をグルグル回る今日この頃、ひさしぶりに京都に行きたいなあ。
籠っているとどこかに行きたくなる、ずっと出ていると籠りたくなる。
どちらも本当の気持、そう、勝手なもの、人の気持なんて。
大ちゃんとこで、ハイボール飲みたい。

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差し込む光だけが光じゃない

2018-01-15 08:28:35 | Weblog
なにもない、私の中心は空洞だ。
こだわりもなければ、なにかをしたいという欲求もない。
ほんとはあるのかも知れないが、小さなときから押し殺す、いや、あきらめる癖がついたから見えなくなっているのかな。
だから、外的要因がなければなにもしない。
ひとりぼっちになると終わってしまう、弱い人だ。

弱さを恥じていた。
だけど最近は弱さこそ自分の武器なのかもしれない、そう思うようになった。
サバンナでは、臆病な動物ほど生き残るように。
図々しくなったものだ。
生き残りたいと思えるようになっただけ、少しはましになったのかもしれない。

自分のことさえよくわからない。
なのに、人や世界をわかったと思うのは傲慢だ、わからないからわかろうとすること、それが思考するということ。
差し込む光だけが光じゃない。
陰の中にも光はある。
見えているものだけがすべてじゃない、そう思えば、呼吸がラクになる。

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さよなら、私のガソリンたち

2018-01-13 08:13:02 | Weblog
知らないっていうことが言えない性格だった。
ゆえに嘘をつき、結果ひどいことになることが多々あった。
最近思う、いわゆるアレだ、嘘はもっとも効率の悪いもの。
って、効率って言葉、苦手だ、書きながら今あらためて思った。
とにかく、知らないことはかっこ悪いことだと思っていたフシがある(セトウツミ読んで一度使いたかった)

今は胸を張って言える、私はなにも知らないと。
って48のおっさんがそう言うのもどうかと思うが、人なんてほとんどのことを知らないんだからしょうがない。
検索すればなんでもわかる世の中らしい、が、検索はしない。
わかることより考えている時間が大切だと思えるようになったから。
本当のところは知らないが、とりあえず、最近の私はそんな感じです。

歳をとるごとに背負うものが知らず知らずに増えてくる。
だから、意識していらなくなったものを手放していかなきゃいけないんだ。
へんなこだわりだったり、復讐心や羞恥心や劣等感。
私のガソリンたち。
今はそれらがなくても動けるようになった、そのことを喜べる自分が少し誇らしかったりもするんだ。

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寒晴れ、眠る犬、低窓の向こうの流れいく車の残像

2018-01-12 11:52:01 | Weblog
昨日の初雪、あっ、私の住む町のね、初雪、きれいだった。
なんてのんきなこと言えるのは、通勤がなくなったからだ。
会社員のときなら憂鬱でしかなかっただろう。
会社員を12年、自営業になって12年、ちょうど半分、2月3日で半分を越える。
最近アルコールのせいかしら、過去のことをほとんど覚えていない。

写真が苦手、もちろんビデオも、そう記録されることが苦手なんだ。
それなのに本を作りたいと思うのは、なんなんでしょうね。
理由は、本には自分が写らないから、きっとそう、自分を見るのが好きじゃない。
って、気付いたら鏡を見ている、鏡に映る自分を見ている。
誰だこいつ、そう思いながら、見ている。

今日も寒い、が、雪が降っていないし、太陽は光をそそぐから、気持がいい。
って、通勤もない店の中で、あたたかい恰好して、エアコンであったまったところでいるから
こんなのんきなこと言えるんだろうな、犬も傍で眠ってるし。
いまこの時間つらい思いをしている人がいる、笑っている人もいる。
そんなこと思いながら、ぼーっと店番をする、これ以上、私は、なにも欲しくない。

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あなたはよく効くブレーキを持ってる?

2018-01-10 14:51:51 | Weblog
先日テレビで今でしょの先生が言ってた「やっぱり大学は出ていたほうがいい」って言葉にもやもやしている。
正論だと思うんだけれど、なんだかしっくりこない、言葉にしようとすると、零れ落ちる感じ。
普通のサラリーマン家庭で、県外の平凡な(偏差値の話ね)私立大学に行かせてもらった出来の悪い私が
こんなこというべきじゃないとわかってるんだけど、なんだかなあと。
父と母には感謝しています、すごい無理をしてくれたんだとわかってます。

学歴も、お金もジャマにはならない、持っていても重いものじゃないって言う人がいる。
本当だろうか?
良い大学を出て良い会社に入り、病気になっても止められない友だちがいる。
たくさんのお金を持ったがために、家族をはじめたくさんのものを失くした人を知っている。
ともに必要で大切なもの、だから一番大切なのは、それらとの距離感、節度を持つという感覚、ようは教育だ。

ありすぎても足りなくても、人は困る。
適量、足りるという感覚。
私たちが手にしなければならないのはそういうことからじゃないのかしら。
とめどもない欲望に飲み込まれない前に止まれる勇気。
よく効くブレーキが必要なんだ。

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風が強い日

2018-01-09 13:47:32 | Weblog
風が強い。
太陽が顔を出しているからあたたかいはずなのに肌寒い。
まさに北風と太陽な一日。
どうやら明日は雪が降るらしい。
私の住む町では珍しいこと。

12月から体調がすぐれない、って飲み過ぎだろってつっこむが聞こえますが、
それはそれ、これはこれ、って感じかしら、過労っていうのもあるんだろうか、
いや、単なる加齢か、かれいって打っていてカレーが食べたくなった、って
もう一度、かれいって打っていて、カレイの煮つけが食べたくなった、寒いし
熱燗でキューっとね。

風が吹き止まない世界になったらどうなるのだろう?
ノアの箱舟はそのときにも必要なのだろうか?
なんて犬の散歩しながらボーっと考えていた。
我が家の犬はどっしりとした体形で足が短いから強風にもビクともしない。
物事は両面があり、見方で世界は変わる、って、おおげさだな、オレ。

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あのね、若き人、今が辛くてもずっと辛いばかりじゃないぜ

2018-01-08 19:47:19 | Weblog
リフレッシュ完了。
ちょっと風邪気味、気にしない。
明日もはやくから焙煎出来る。
たくさんの人がコーヒーを買ってくれるから生きてられる。
ありがとう。

ずっと逃げてばかりの人生。
成人式も行かなかった。
大学の卒業式も行かなかった。
会社に入っても集まりには出なかった。
ここじゃない、自分のいるべき場所は、とただ拗ねていた。

結婚した。
子どもが生まれた。
アアルトコーヒーをはじめた。
14gで仲間が出来た。
あのね、若き人、今が辛くてもずっと辛いばかりじゃないぜ。

絶対明るい未来があるなんて言わないけれど、生きてると明るいときもある。
だから生きよう、なにもないと思えるならなにもないまま。
ずっとないかもしれないけれど、なにかあるかもしれない。
明日の朝、目覚められたらラッキー。
そう思いながら今夜もしこたま飲んで倒れるように眠るんだ。

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なにをするのかさえわからない未来にワクワクしている

2018-01-06 14:05:55 | Weblog
暦の関係で30日まで営業して2日から仕事はじめだったから今年は正月気分がないまま週末をむかえた。
って、まだ6日、正月気分でもいい時期なんだよね、だけどもう大晦日なんて遥か遠くのことのようだ。
どうやら今年も恐ろしく長い一年になりそう、40代最後の歳、がんばらなくっちゃ。

一番最初出した本で、50歳になったらサーフィンをはじめるって書いていた。
あのころは自分が50歳になるなんて思ってなかったし、コーヒーロースターでずっと飯が食えるとも思ってなかった。
光陰矢の如し、一年は恐ろしく長いが、過ぎていく時間は速いんだな。

サーフィンはどうなるかわからないが、50歳になったら生活を変える、そう決めている。
もちろんノープランだけどね、コーヒーの焙煎も生活出来るくらいの量にして、やりたいことをやるんだ。
問題は、やりたいこと、なんだけど。

あいかわらず夢も希望もない、だけどね、昔と違うのは、未来はあるんだ。
ワクワクしている。
なにをするのかさえわからない未来にワクワクしているんだ。

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