5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

七甲山

2008-02-29 11:39:29 | 韓国
トラックバック練習板、今週のテーマが「あなたの好きな演歌」とあったので初参加を試みる。

近頃はカラオケに行く回数も減ったが、今でも歌いたいと思う演歌は「七甲山」。チルガプサンという韓国演歌である。

仕事仲間といっては彼に失礼だが、以前、慶応大で韓国経済を専攻する旬教授Y氏がスナックで歌って教えてくれ曲だ。民謡調の歌詞と旋律にはどこか懐かしさがあってひと目でなくひと聴きで気に入った。

歌手はジュビョンソン。CDの表紙からすると、ハイキーの歌声やその雰囲気などはデビュー時の氷川きよしに似た感じの青年(といっても今は中年だろう?)だ。どうやら、バラードが得意の歌手らしいが、このチルガプサンが唯一のヒットなのだろうか。

七甲山は韓国・忠清南道の道立公園にある山。500メートルほどの高さだから、韓国人のすきなハイキングのコースになっている。歌詞では「豆打ちの娘」とあるが、からい唐辛子の産地だったり、良質のミネラルウオーターで人気も高い観光地のようだ。以前、公州を旅したときに、この山のすそを走り抜けたらしいのだが、はっきり覚えていない。それより、有名な映画監督のイム・グォンテクが撮った「曼荼羅」や「風の丘を越えて」の田園シーンには、走るバスの窓から眺めたのと同じような景色が見られて当時を想い起こさせてくれる。映画「祝祭」には、このチルガプサンが歌われる場面もあるから、ひょっとすると監督もこのノレ(歌)がすきなのかもしれない。



YouTube Mt.Chilgap(Singer:Kim YI)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿