今日もニュースはほぼ、新型のコロナウイルスについてのものばかりが目立った。
新型コロナに合った抗ウイルス薬はないし、ワクチンも出来ていないとなれば、あとは対症療法でしかない。どのTV局も「マスクと手洗い励行を」と云うだけ。ひょっとしてこれが煽りになっているのか、家人がコンンビニに人混み対策用に使うマスクを買いにいったらすっかりなくなっていたという。マスク買占めは、春節で日本にやってきた中国人旅行 . . . 本文を読む
今は二十四節気のしめくくりの「大寒」だが、その七十二候には、款冬華(ふきのとうが蕾を出し) 水沢腹堅(沢に氷が厚く張りつめて)鶏始乳(鶏が卵を産み始める)という説明がある。ふきのとうは昨日のブログにも書いた通り、スーパーの店先で売られているし、立春には卵が立つというくらいだから、鶏卵もフレッシュで美味そうだ。しかし沢の水が厚く氷るという現象は暖冬の今季には見られないままで終わりそうである。
明日 . . . 本文を読む
ワケギ(分葱)をスーパーの野菜売り場で見つけた。生産量の多い広島県のものだ。旬は3月からの春季と9月からの秋季だから1月末に店頭にならぶというのはめずらしい。やはり暖冬だからだろう。手を伸ばしかけたが、まだ早い気がしてやめておいた。
ワケギはエシャロットのような細手の葱類。ソフトな香りが好きだ。クセがなくやわらかで甘みもあるから老人家族には食べやすい食材。味噌のヌタや味噌汁の具にして食べるのだが . . . 本文を読む
夕方のスーパー。ドラッグコーナーでは男性の店員が忙し気にマスクを並べ、一棚まとめてマスクの満艦飾になっている。それでも売れていくのだとすれば、どうやら中国の新型肺炎のおかげということだろう。
今日は日本で2人が新たに見つかり。国内で確認された感染者は6人。愛知県下での患者が先の1名をあわせて2名だというし、もうひとりは初めての日本人患者で中国に渡航はしていないという。さらに、中部空港では、北京と . . . 本文を読む
家人から袋菓子を貰った。彼女の知り合いが碧南で買ってきたという。
「しらチーズ」というおかしなネーミング。「しらすとチーズの絶妙な組み合わせ」とキャッチコピーがあり、タイトルの下には「碧南高校☓えびせん家族」裏面には「私たち〈ノンフラレンジャー〉がつくったしらチーズは、碧南高校とえびせん家族がコラボレーションしたノンフライのおせんべいです」という説明もあるから、これでおおよそのことがわかる。えび . . . 本文を読む
「初場所やしこ名に多き龍の文字」金子つとむ
初場所千秋楽の今日、「幕尻」の徳勝龍が初優勝というニュースにちょっと驚き、彼のインタビューの答を聞いて嬉しくなった。優勝を意識したかという問に「自分なんかが優勝していいんでしょうか。優勝は意識しなかった。うそ。 意識しました!」と即妙で応じたのだ。
「初場所や髪も乱さぬ勝角力」佐野美智
西前頭十七枚目の徳勝龍が令和二年の初場所を十四勝一敗の好成績で . . . 本文を読む
今日は旧暦の1月1日。東アジアでは中国が「春節」、韓国が「ソルナル」の祝日のはずだが、今年はだいぶん様子が違う。
中国の大都市武漢で風邪に似た高熱発症の患者が出ているというニュースの一報は先月のツイートで読んだ。新しいインフルエンザかと思っていたら、「サーズ」や「マーズ」に似たウイルス感染症らしいとなり、感染源とおぼしき市場が閉鎖され、最初の死者発生の報告がされると、状況が緊急性を帯びたものに変 . . . 本文を読む
いちはやく春の訪れを告げる花といえば梅だが、暖冬の今年、その開花も例年よりだいぶん早いようだ。天気予報の〈tenki.jp〉によると、すでに全国20地点で開花が観測されていて、今日24日は、神戸、徳島、大分からの開花報告があったという。神戸では平年より21日も早い観測だそうだ。
梅の花といえば「東風ふかば」の歌で知られた菅原道真の飛梅伝説が有名だ。讒言で九州へ左遷され失意の内に死んだ彼の御霊を「 . . . 本文を読む
韓国KBSの国際放送を一日遅れのポッドキャストで聴くようにして数年、現地情報を得る一つの手段として重宝している。ハングルの万年初心者としては、韓国情報を日本語でというのが聴き続ける第一の理由だ。ほぼ毎日送られてくるニュースでは、韓国側からみた東アジアの情勢が主になっている。政治マターでは日本に批判的な彼らの建前意見が聴けて参考になる。
ポッドキャストはもう一本。週末の女性DJによるトーク番組の「 . . . 本文を読む
朝7時の日の出、夕5時の日の入、昼が10時間なら夜は14時間。薄暮の時間が少し長くなった気はするが、やはり暗くなるのが速い。今日も万歩の途中で暮れてきた。車の運転席からは路傍を歩く歩行者の姿は認知しにくいだろう。
自分の万歩はなるべく車の通行がすくない、いわゆる生活道路を行くことにしているが、これとて安全というわけではない。生活道路を通行するのは、子供の迎えとかスーパーへの買い物とかに車をつかう . . . 本文を読む
「初雪のまだない名古屋、119年ぶり記録更新へ」
名古屋地方気象台によると、この冬は冬型の気圧配置が長く続かず、東海地方では平年に比べ気温の高い日が続いおり、今日も名古屋の最高気温は11.4度と平年より高くなった。
年が改まり大寒が来ても、名古屋では初雪がまだ観測されていない。名古屋の最も遅い初雪の記録は1901年の1月21日ということで、今夜も降らぬままだと、最も遅い初雪の記録が119年ぶり . . . 本文を読む
今年の冬は暖かい。今日は大寒だが最高気温は12度まで上がった。
それでも冬型に対応した身体は風の一吹きに寒さを感じる。年寄になって困ることはいろいろあるが、排尿の面倒もそのひとつだ。前立腺が弱い自分の膀胱はどうやら冬の寒さに縮こまり、脳に向かって突然の尿意を告げるから、近くにトイレがないと冷や汗をかきながらその在り処を探し回るということになる。
そんな時のコンビニはまさに老人の救世主的存在。新 . . . 本文を読む
日曜朝の掃除をしていて机の引き出しにメモの小片を見つけた。
破って捨てようと紙面を見ると「拮抗筋ストレッチ」とあって「腰痛には開脚してしゃがみ、足首をつかんで腰を伸ばす」「肩凝りには猫のポーズとドローイン」「脚のむくみにはアキレス腱のばし」「つまづき予防にカーリングのポーズ」と走り書きがしてあった。
TVの健康番組かなにかを観ていて「やってみよう」とメモしたのはいいが、後で読み返しても一行説明 . . . 本文を読む
基督教が禁教令下にあった江戸時代、悩みながらも踏み絵を踏んで棄教する宣教師の「なぜ神は沈黙したままなのか」という宗教的な問いをテーマにした小説「沈黙」は遠藤周作が1966年に発表した作品だ。
踏み絵とは、江戸幕府が隠れた基督教信徒を発見する「切支丹狩り」のために使った木盤や銅盤で、キリストやマリアの像を彫りこんである。この像を踏むことを拒否した場合は切支丹の証拠だとして逮捕・処罰された。
この . . . 本文を読む
もう四半世紀、25年が経過したのかと時の流れの速さに驚く。今日、1月17日は、6434人の犠牲者を出した阪神淡路大震災の記念日だ。地震が近づいてくるゴーっという地鳴りを早朝の暖かい寝床の中で感じて身構えた記憶は今も残っている。以来、この日になるといつも早朝に目が覚めたものだったのだが、今年はなぜか目覚めず仕舞い。自分の脳があの地鳴りの思い出を消し去ろうとしているのかもしれない。ひとの記憶などこれほ . . . 本文を読む