5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

いつでもどこでもマイバッグ

2019-08-31 21:55:41 | 環境
スーパーの買い物ついでに立ち寄った衣料品店でタオルケットを一枚購入。夜になると気温が下がってきている。これまでのように「へそ天」で朝までというわけにはいかない。店員はごく自然にタオルケットをまとめて店名の入ったプラ袋に入れて差し出す。こちらもごく当然にそれを受け取って店を出た。 つぎは隣の薬店だ。ティッシュの箱入りを一つとボディローションを一本、どちらも自分用のもの。この店員も自然にロゴ入りのプ . . . 本文を読む

秋の声

2019-08-30 21:55:05 | 自然
秋雨前線の影響か名古屋は午後になって驟雨が来た。雷鳴も聞こえる中、神宮東公園の中を横切る。公園の木の葉は降る雨をはじいて大きな音を立てる。それに合わせるかのように聞こえるのがセミの合唱だ。彼らが歌うのだから気温は27度あたりということか。 セミのコーラスの中から特徴的なツクツク法師の独唱が立ち上がって来る。今年最初の蜩。これでいっぺんに秋の気分を感じる。驟雨の中のセミの声。これこそ文字通りの「蝉 . . . 本文を読む

ヤナゲン閉店

2019-08-29 21:27:22 | 社会
大垣唯一の地元百貨店<ヤナゲン>が31日限りで閉店するというニュースが中日夕刊の社会面に載っている。1910年創業の柳源呉服店を前身に、61年に総合衣料品店として開業、66年に百貨店として営業を始める。一時はスーパーやホームセンターなど20店舗以上を展開したが、バブル崩壊や他社との競合などで業績を悪化させ、2005年から彦根の平和堂子会社となるという社史。これに2019年最後まで残った . . . 本文を読む

テロワールの変化

2019-08-28 21:28:53 | Twitter
近頃は食べるものが総体に不味く感じる。歳を食ったせいというだけではなく、地球温暖化やF1という遺伝子組換食品を、あまり意識もせずに口にするからなのではないか。 スーパーの果物売り場、秋の味覚、ぶどうが並んでいる。今年もデラウエアを2度ほど食べたが、なぜか舌ざわりがザラリと悪い。それでいて甘さだけは極めて強いのだ。これも、種屋が人工的に作り上げた種を使っているのだろうか。旬の味に疑問を持てば、後の . . . 本文を読む

〈Innovative〉

2019-08-27 21:32:27 | 韓国
〈Innovative〉とは日本語にどう訳したらぴったりするのだろうか。やはり〈革新的〉でいいのだろうか。こんなことを考えたのはツイッターでフォローをしている〈Spectator Index〉という国別のデータ比較をするアカウントに〈Bloomberg〉調べという〈Most innovative countries,2019〉の一覧を読んだからだ。ドイツ、フィンランド、イスラエル、シンガポール、ア . . . 本文を読む

アリノヒフキ

2019-08-26 21:32:06 | 自然
「秋の野に 咲きたる花を指折り かき数ふれば 七種の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」万葉集で「これが秋の七草だ」と詠ったのは山上憶良だ。「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」という春の七草は「七草がゆの味」から春を感じようということからか、結構記憶に残っているものだが、秋の七草は、花を「観て」秋を感じようということだから、下種な人間の記憶に . . . 本文を読む

サービス返礼品

2019-08-25 21:58:47 |  経済・政治・国際
返礼品競争が問題になった「ふるさと納税」、幸か不幸かいちどもやったことがない。新税制が不人気で税収が少なくては困ると誰が考えたのだろうが「寄付金に返礼をつけよう」という、おかしなこの制度、2008年の開始だから、どうのこうの云ってもすでに10年が経過、税金控除と返礼品欲しさで続ける人たちも多いらしく、自治体への寄付金はシステムとして税制に組み込まれたようである。「ふるさと納税」とはいうが、自分が応 . . . 本文を読む

冷凍年越しさんま

2019-08-24 21:24:18 | たべもの
サンマは秋刀魚と書いて字のごとく秋の魚のはずだが、最近の数年では不漁が見込まれるといって8月の猛暑のうちから業者やマスコミが慌てて騒ぎ立てる。若し、豊漁だとしても脂がのってよく太ったサンマの旬はもう少し先だったはずだろうと思うのだが。NHKニュースは「大型船による棒受網漁が20日に解禁され、北海道根室の港からは漁船が一斉に出発した」と伝えている。それより10日前に解禁された小型船漁ではこれまで水揚 . . . 本文を読む

見てござる

2019-08-23 21:20:40 | くらし
村のはずれのお地蔵さんはいつもにこにこ見てござるなかよしこよしのじゃんけんぽんほれ 石けり 縄跳び かくれんぼ元気に遊べと見てござるそれ 見てござるこれはなつかしい「見てござる」という童謡の歌詞だ。昭和20年末のSP発売。作詞は山上武夫、作曲は海沼実、歌は川田正子と音羽ゆりかご会である。阿呆陀羅経のように木魚をつかったリズミックで明るい音調で、戦後の子供をもつ家庭におおいに普及した。我が家もそのひ . . . 本文を読む

ギフチョウの命

2019-08-22 21:50:52 | 環境
今日のSNSニュースはブラジルのアマゾン森林帯で連続して起きている山火事について報告をしている。トランプ流で政治をすすめたいボルソナロ大統領はアマゾンの地域開発に極めて積極的らしい。熱帯雨林の減少は地球環境の劣化につながると自然保護団体は危機感を強めているらしいが、日本にいる我々にはアマゾンの変化が具体性をもって感じ取れないのではなかろうか。ボルソナロが真似るトランプは何を思ったか「グリーンランド . . . 本文を読む

蟹のパワー

2019-08-21 21:56:04 | たべもの
久しぶりに美味い蟹が食べたい気分になっていたところへ、今日の中日夕刊〈ほのぼの絵手紙〉欄が見事に紅く茹で上がった「ガザミ」をどんと載せてくれている。浜松在の60歳代の女性Fさんの見事な筆さばき。「夏をのりきるパワーがほしい」と文字が添えられている。選者のN先生もこちらと同じように蟹が食べたい気分だったのか、この絵手紙を今週のトップに選んで、こう選評をつけている。Fさんは友人からもらった浜名湖特産の . . . 本文を読む

むなぎとりめせ

2019-08-20 21:17:35 | たべもの
帰りの電車で対面席に座ったおばさん。買い物の帰りだろうか百貨店の紙袋を4つ抱えて隣座席の空いたところへどっかりと置いた。あとは例によってスマホを取り出して画面を睨んだまま、下車駅までそのまま揺れていた。他人の荷物だが、気になったのは名古屋の有名鰻店の紙袋。中身は蒲焼だろうか、鰻丼だろうか、それともひつまぶしだろうか。今日の夕食用だろうから、食べる相手は旦那だろうか、それとも。スマホ画面に気を取られ . . . 本文を読む

ストローの使い方

2019-08-19 21:32:21 |  経済・政治・国際
使った途端に捨てられるプラ食品の便利さに人類が慣れて以来、もうどれほどの時間が経過したのだろう。いつのまにか廃棄されたプラ製品が地球温暖化、環境汚染のベースとなり、海に流れ込んだものは、海水に揉まれて微小粒子化し、海洋生物を脅かし、食物連鎖にも影響しはじめた。ソフトドリンク大好きの国民性をもつアメリカ。一度でポイと捨てられるプラストローが社会問題化して未だ日がないが、最近ではそれが選挙キャンペーン . . . 本文を読む

ポイでポイポイ

2019-08-18 21:24:25 |  文化・芸術
「金魚売買へずに囲む子に優し」女性の生き方をめぐる数々の話題作で人気を博した昭和の女流小説家、吉屋信子(1896-1973)の夏の句。大岡信の「第三折々のうた」に収められている。夏になれば金魚売がやってきて路地に店を開く。子供たちが一斉に水樽を取り囲む。買う子はいなくとも、おじさんは追い払ったりしない。のんびりと煙草をくゆらしながら、子供たちととりとめもないはなしをして暑い時間をやり過ごすのだ。そ . . . 本文を読む

オ・モ・テ・マ・ス

2019-08-17 21:52:25 |  経済・政治・国際
1年を切った東京五輪、いや「オリパラ2020」というのか。各種競技では代表選手選考用競技会が開催され、TVは有力候補たちを出演させて彼らの抱負を語らせている。競技内容も前回大会とはずいぶん変わって、よく知らないものが多いが、そうした新競技に限って結構日本人の活躍が期待されそうだという。しかし「オリパラ2020」の成功不成功はどうやら人為的なものの外にありそうだ。 日本人の多くが自分たちの体感とし . . . 本文を読む