5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

繋がらないCNN

2008-04-18 21:52:49 | 政治
午後9時、調べたい記事があってCNNのURLをクリックしてもタイムアウトで繋がらない。

ひょっとするとと思えるのが、サンフランシスコの聖火リレーの中継で飛び出したCNN記者の「中国は小悪党だ」という「失言」事件。

海岸倉庫へ聖火が飛び込む映像など「アメリカ映画」のシーンを見るようだった彼の地の聖火騒ぎだったが、中国当局とCNNの口喧嘩は、その後もどんどんエスカレートしていって、今では、中国国民のプロテストに拡大しているようだ。どうやら「反CNNサイト」や「反CNNソング」まで、現れて大ナショナリズム・キャンペーンを展開しているようだから、このせいなのではないかと勘ぐりをしてみた。

おりしも、国内では、26日に聖火リレーが予定される長野市の善光寺が、スタート地辞退を申し入れたというニュースがトップになっている。リレーの主催者側には思わぬ問題発生だろうが、「人道面」での影響をも言わざるを得ないお寺の判断も苦しかったかもしれない。

別の記事では東京都の石原知事が「独自の長い伝統を持つ文化、民族が大きな政治の力で淘汰されていくのは見るに忍びない」とコメントをしているが、中国を怒らせるほどのパンチ力はなさそうだ。

ブラウズした産経ニュースの記事下には過去の「失言」ハプニングが関連ニュースとしてINDEXされているので書き写し。

 *オバマ氏も「恥を知れ」、失言追及でヒラリー氏を非難
 *「バーナンキ失言」で市場大荒れ 暴れる投機マネーで不透明感再燃
 *鳩山法相また“失言” 鹿児島選挙違反「冤罪と呼ぶべきでない」
 *倖田“羊水失言”涙の謝罪10.1%「スーパーニュース」
 *町村氏失言? 「某党・某代表」発言に民主かみつく

女性大統領候補の高言に「目には目を」で返した黒人候補、世界経済の先行きを読んだ発言が失言だと捉えれたFRB議長、「友人の友人がアルカーイダ」の法務大臣や「羊水」を流行語にした25歳の女性歌手、民主党の売り言葉に対しての「買い言葉」の官房長官などなど、あちらもこちらも他人の揚げ足取りばかりだ。「ものいえば唇寒し」の様相である。

疎外され、意固地になり始めた中国を、巧く微笑ませるユニークな「失言」は出ないだろうか。わが総理にはちょっと期待できないだろうけど。


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