5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

刀と鎧と兜

2018-04-30 21:16:12 |  ニュース
お仲間Jさんのブログ翻訳。壬辰倭乱(文禄の役)のエピソードだが、こんなシーンが引用されている。「李氏朝鮮の宣祖王が鳥や獣を探し山野を駆けてゆきついた山峡の村。一軒の陋屋に灯りがついている。湯浴をしようと家に入った王は、女と一夜を共にし玉体の種を落とす。出発に際して女に龍の刻印が入った一振りの刀を渡し、生まれて来る子供の守り刀とせよという」刀を子供のお守りにという親の意識は、日本だけでなく韓国の宮廷 . . . 本文を読む

空を泳ぐ

2018-04-29 21:03:39 |  旅行・地域
GWの初日は「昭和の日」、自分にとっては「天皇誕生日」として記憶のスリコミがある。12月23日が今上天皇の誕生日だが、昭和の子どもとしては4月29日の嬉しさの方が思い出にあるのだ。 幸い好天気に恵まれ、気温も26度と夏日になった。天皇誕生日なのだから競馬は天皇賞である。中京競馬場の場外に出かけた。馬はいないが馬場の緑がひときわ鮮やかである。渡ってくる風も爽やかだ。天皇賞は狙った馬ではなく、岩田騎 . . . 本文を読む

Walking on the Right Side

2018-04-28 21:37:29 | 社会
万歩で歩いた広小路通り、途中の信号で立ち止まると、婦警さんが寄ってきてパンフを一枚差し出した。「お年寄りの交通事故が多いから気を付けてくださいね」といわれたから、他人様からみてこちらは年寄りだということになる。「はいはい」と返事をして、そのまま歩き続けようと思ったが、歩道を歩いていて日頃気になることを訊いてみようと立ち止まった。昔は「人は右くるまは左」という交通標語のように、右側通行があたりまえだ . . . 本文を読む

南北会談の成功

2018-04-27 22:18:12 | 韓国
韓半島南北の領袖二人が怨讐を越えてサミットを行うという稀なビッグニュースに世界のマスコミはしっかり注目をしたようだ。NHKも朝から特番で生映像を配信し、さまざまな解釈をしてみせた。こちらはツイッターに開いたKBSの生放送の映像に注視した、アナウンサーの韓国語は早すぎて耳がついていかないが、テンポの遅いテロップならイベントの進行具合を説明しているのだなくらいは理解ができる。それにしても、一昔前のAD . . . 本文を読む

臍か穴か

2018-04-26 22:34:43 |  文化・芸術
万歩途中にコンビニコーヒーを一杯というのが定番になって久しい。近頃ではスーパーでも100円コーヒーを売るところが増えているから、食材売り場で安い甘味をひとつ買ってコーヒーのブルーマシンの前に行く。今日の甘味は賞味期限が近く割引値のついた三色団子。女の子のようだが爺は別に平気で、春のイメージをまず目で楽しんだ。少し苦いカップコーヒーにはちょうどいい甘さだが、子供頃に食べた三色団子とはちょっと舌触りが . . . 本文を読む

文化の壁?

2018-04-25 21:34:08 | スポーツ
アメリカを国賓として訪問中のフランス、マクロン大統領。ポッドキャストを聞いていて彼の「英語」が耳に入った。初めて聞く彼の英語だが、なかなかに上手いのだ。さすがに多言語環境にあるEU内の大統領だと感心した。人と人との意思疎通には「ことば」が必要だ。しかし互いが母語の日本語を使ったとしても時として相手の言っていることが判らずにお手上げとなることもあるのだから、まして外国語を使った状況ならは、そのストレ . . . 本文を読む

キレる年寄り

2018-04-24 21:24:56 |  ニュース
見知った身内には過度な「忖度」をし、見知らぬ他者には「敵対」する。政治家や役人のことではない。平均的な日本人たちの生活態度のことである。「キレる年寄り」という云い方が少し前に少し流行ったが、自分自身にあてはめればそれは確かである。突然、ちょっとしたことで怒りのスイッチが入るのは年寄の自然な反応だと思う。昔はこれを「カミナリ親父」とか「小言幸兵衛」とか云っただけだ。昔の年寄もキレたのである。カミナリ . . . 本文を読む

日永きや

2018-04-23 21:28:59 | 天候・気候
日の長さを感じる。カレンダーを見ると今日の日の出は午前5時11分、日の入りは午後6時31分だから、日照時間は13時間42分もある。帰りの電車は2本位遅らせてもいいほどだ。日が一番長いのは夏至だからまだ二カ月もあるのだが、春分以後、日ごとに長くなってくる日脚を「日永」という季語で表現した日本人。のんびりと気怠いような感覚を巧みに表現した俳句は古今たくさんありそうだ。江戸の俳人、加舎白雄には、こんな句 . . . 本文を読む