20日のコロナは、全国で1308人(延785969人)の感染と20人(累14439人)の死亡が確認された。愛知県では84人(延50513人)の感染と4人(累933人)の死亡の発表があった。
家人依頼の鯖の缶詰を買った。下宿猫用の食糧である。スーパーのラックにはずらりと鯖缶がならぶ。自分が子供の頃にはマグロのフレーク缶ばかりだった記憶がある。足が早く値段も安かった鯖を缶詰にするということはなかった . . . 本文を読む
久しぶりに豊田中央図書館に出かけた。池波正太郎の旅行エッセイ本を借りるのだ。
日曜日の午後、学生や幼児の姿はほぼなく、皆が落ち着いた雰囲気で過ごしていた。長時間の滞在は遠慮すべしというコロナ気分が残っているのだろう。
借りた本を手に図書館を出る。「暑い」と思ったとたん、腰にズンと重みが加わった。コロナ防衛のマスクを着けているから余計に万歩が辛い。気象庁データだと今日の名古屋の最高気温は33.1 . . . 本文を読む
「夏休みはもっぱら虫採りだった」というのは解剖学者の養老孟司先生。そんな夏休みがそろそろやって来る。今どきの子供たちも「もっぱら虫採り」で猛暑の夏を過ごすのだろうか。
昆虫観察も研究対象にしてしまった養老先生の対象になる昆虫は、甲虫類でも一番よく分化して多種類の「ソウムシ」だそうだ。なんとそのうちの1600種にはそれぞれに名前がついているというから驚く。
人間の興味の対象になるものの多くには呼 . . . 本文を読む
家人から袋菓子を貰った。彼女の知り合いが碧南で買ってきたという。
「しらチーズ」というおかしなネーミング。「しらすとチーズの絶妙な組み合わせ」とキャッチコピーがあり、タイトルの下には「碧南高校☓えびせん家族」裏面には「私たち〈ノンフラレンジャー〉がつくったしらチーズは、碧南高校とえびせん家族がコラボレーションしたノンフライのおせんべいです」という説明もあるから、これでおおよそのことがわかる。えび . . . 本文を読む
異業種交流会というのは今も盛んなのだろうか。もう20年以上前のことになるが、自分の現役時代には、名古屋の交流会に参加していた。会の名称は、英語のイニシャルを使ってSPACと云った。SPACをブラウズしてみると〈静岡舞台芸術センター〉という公益法人にヒットするが、もちろん我々のSPACはそれではない。ただ組織としての歴史は我々の方が先輩にあたる。
静岡にはSPACに似たSUACという略称もあるのだ . . . 本文を読む
昔は空いていた普通電車が最近になって混みあいを見せている。といってもおしくら饅頭ということではないし、急行とは違って駅毎の乗降があるからしばらく我慢すればどこかで空席は見つかる。混み合うわけを考えてみると、住宅事情によって居住域が拡がったのかもしれないし、都心ではなく外延にあるような小会社や小工場で働く日本人たちが増えているのかもしれない。はっきりわかるのは外国人労働者たちの存在だ。普通しか停まら . . . 本文を読む
今年最初に寒波注意報が出た今日の韓国。ソウルは日中も気温はあがらず寒さが続いたという。タイムラインには「修能寒波だ」「寒さに屈せず頑張れ」というツイートが多い。今日は「韓国人の人生を決める運命の日」ともいわれる大学修学能力試験、いわゆる共通テストの当日なのだ。英語でいえば CSAT(college scholastic aptitude test)である。この日は例年寒い一日になるというジンクスが . . . 本文を読む
「本好きには二通りあって、捨てられない派と持たない派だ。前者は、新刊本はもとより、古本や雑誌も含め、ひたすら溜め込む。もっぱら図書館や近年急速に普及した電子書籍を利用して、ほとんど私有しない」「ヤドカリ」と題した今日の中日夕刊「紙つぶて」コラムで金沢21世美術館館長の島敦彦氏がこう書いている。島氏本人はどちらかといえば、本のみならず何もかも捨てられない派だったようで、これまでに集めた展覧会図録、D . . . 本文を読む
タンポポという名は、黄色くて丸い庶民的な花の名にピタリだが、蕾のかたちが鼓に似て見えるところから「つづみ草」と呼ばれ、その鼓の音を昔の人は「タン、ポン、タン、ポン」と聞きなしたところから、子供たちが「タンポポ」と呼んだのがその語源であるとは、「ことばの歳時記」の金田一春彦先生のハナシだ。英語名のダンディライオンについては、フランス語のダンドリオン(獅子の歯の意)に由来し、鋸状の葉がライオンの牙を連 . . . 本文を読む
「鉱石検波器、バリコン、バーアンテナ」を使ってつくるのが「鉱石ラジオ」だ。自分が子供の頃に愛読した「子供の科学」という雑誌には鉱石ラジオの組み立てキットが付録でついてきたこともある。
微弱電波を受信する検波器として方鉛鉱や黄銅鉱などが使われていた頃の記憶よりも、その後に現れたゲルマニウムを使った「ゲルマニウムラジオ」をクリスタルイヤホンで聴くクリアな音の記憶の方が生生しい。小学生が中学生になって . . . 本文を読む
土曜日の朝のTVは「大学入試センター試験」を話題として取り上げていた。8年前にセンター試験を受けたという若い女性アナは「平常心と懐炉を忘れずに」と先輩アドバイスをしていた。ゲストの男性が「例によってなんでこんな寒い季節にやるんでしょうね」と半笑いのコメントをしていたが、確かに、寒さが最も厳しく、北国では雪が降って交通機関の遅れがいつも問題になる試験日というのは、見方によってはアナクロと云われかねま . . . 本文を読む
携帯ポッドキャストに入れているのは英国のBBC、米国のNBCとCBSのニュースが3本。これをほぼ毎日聞いている(聴いているとは敢えて書かない)のだから、ヒアリングの力(ついでにしゃべる力)もずいぶん向上したと胸を張りたいところだが、正直、ちっとも上達感がない。却って退化したのではないかと思えるほど。面白いのは、その日の天気や体調によってスルリと耳に入ってくる時と、何を言っているのかまったくわからな . . . 本文を読む
暑さ寒さも彼岸までとはよく云ったもの。彼岸の今日は暑い夏日から開放された。GW以来の長い夏がやっと終わってくれそうだ。 一日中回しっぱなしだった扇風機に感謝しなくては。
熱中症のリスクからも開放されるが、 今時エアコンのないところの方が珍しかろうと思っていたが、どうやらそうでもなさそうだ。
中日夕刊の「目耳録」のタイトルは「エアコン」。尾張旭市の中学校3校の普通教室にエアコンが入ったのがこの9 . . . 本文を読む
今日は四月最初の月曜日。ニュースは各地で企業や大学の入社式・入学式が行われたと伝えている。
我が家の周りでも、ゴミ収集車がアパートの前に積まれた週末ゴミを集めて去ると、今度は歩道を縦列になって歩くスーツ姿の若い男女が現れた。手にはプラ袋を持っている。入社研修の一環でゴミ集めに駆り出された新入社員たちだろうが、新しい仲間たちとの情報交換に忙しく、プラ袋はぺしゃんこのままだ。
駅前に出ると隣町の国 . . . 本文を読む
正月準備が本格化している。今日は高校生の活躍する話題をNHKの大垣と津のニュースに拾ってみた。
近頃の高校生は社会活動に係るようにもなってきている。これは我々の高校時代にはなかった積極性だ。社会的な要請やビジネスの仕掛けがあってのことだろうが、結構なことだと思う。
大垣の高校生は独居の高齢者宅で大掃除の手伝いをした。社会福祉協議会からの呼びかけに高校側が反応したもので、大垣ではすでに年末行事化 . . . 本文を読む