毎週木曜日に配信のあるおなじみIPODの「ニフティ寄席」。
いつもどおり下座囃子が始まるのかと思ったら三本締めの拍手が聞こえだした。ニフティ寄席はこれでおしまいという声も入っている。どうしたと思い、WEB頁を読んでみると3月25日付けで「ぽっどきゃすてぃんぐ落語休止のお知らせ」という一文が掲載されている。今まで自動配信されてきたポッドキャストには広告も告知もくっつておらず今日まで気がつかなかった . . . 本文を読む
NBCのニュースがメキシコで新型のインフルエンザが発生したと最初の報告をしたのは先週の木曜日だったと思う。なぜか日本のマスコミは2日程遅れてアメリカのニュースを紹介したのだが、それから未だほんの1週間も経っていないのに、患者が見つかった国は9カ国、疑わしい対象者がいるといわれるのが20カ国へと急速に拡大している。
WHOが警告レベルを一段上げ、メキシコではマスクが飛ぶように売れ、アメリカ大統領が . . . 本文を読む
新らっきょうの浅漬けを食べた。
毎年この時期にスーパーに出るで「洗いらっきょう」を数キロ買って自宅で甘酢漬けにするのだが、漬かるのが待ちきれずにテーブルに出してもらう。クセのある辛味と匂いだが、これがまた初夏の雰囲気でなかなかに良いのである。
べっこう色になるまでじっくりと漬け込んだ「らっきょう」が一般的かもしれぬが、この商品化された人工的な甘味は嫌いだ。ベタ甘でなく酸味が勝った田舎風のらっき . . . 本文を読む
名古屋市バスの停留所にあたらしい広告が掲出されているのに気がついた。白地のバック、5色の熨斗マークに英語ロゴで《TOKYO 2016》とある。東京オリンピック・パラリンピック招致委員会のポスターだ。
IOC評価委員会の公式視察団が東京訪問を終えて1週間経った今になって、しかも開催予定地でもない名古屋で大判のポスターを広告する意味と目的がよく判らない。88年ソウルに敗れた名古屋にはイヤミ以外の何者 . . . 本文を読む
我が家の定番料理のひとつに「野菜のシチュウ」がある。魚介の出汁に赤ワインを加え、野菜を入れて煮込んだもの。ブイヤベース的ゴッタ煮である。ちょっと野暮ったいが結構に美味いのである。
今日もこのシチュウが出てきた。雨の後の寒さには適当な温かみがちょうど良い口当たりである。スープを一口飲み、具を噛んでみて、柔らかくても、しっかりした口当たりのある野菜が、今が出盛りの「春キャベツ」だというのがすぐ判った . . . 本文を読む
場合によっては大統領自身よりも人気があるといわれるアメリカ大統領夫人のミシェル・オバマ。TVのニュースなどではその姿を見るものの、彼女の肉声を聞くことはほとんどなかった。
《Take Your Child to Work Day》はホワイトハウスのこの時期の恒例行事らしい。大統領府で働く公務員の子どもたち100人程を招いて、父親(母親)がどんな仕事をしているのかを見せる《実地学習》ということだ。 . . . 本文を読む
万歩途中の交通量が多くて車線も多い名古屋の交差点。
青の歩行者信号がブリンクし始めたので、そのまま立ち止まる。近頃は無理をして突っ切らないことにしている。交差点を曲がる車に気をつけながら駆けるとふらついてこけそうだし、同じ場所で横断する自転車のスクランブルも結構に危険だ。
次の青信号までの待ち時間で体のバランス直し。車の流れを眼で追う。流れ去る運転席では左手の携帯でしゃべくりながら右手だけでハ . . . 本文を読む
4月22日はアースデイだった。1970年代にアメリカで始まったこのキャンペーン、現在は世界180カ国で延10億人以上が参加するグローバルイベントになっていると云い、いつも聴いているNBCとドイチェヴェレでも、関連レポートとして「海」について取り上げている。
NBCのNightly Newsは宇宙ステーションから撮影した海の鳥瞰図を先ず見せて、地球の表面積の3分の2を占める超巨大な自然のスポンジに . . . 本文を読む
「あたらしいヤンキースタジアムでホームラン量産」というニュースが4月21日付けの地元ニューヨークのスポーツ娯楽紙「NYデイリーニューズ」に載っている。
マーク・フェインザンド記者のつけたキャッチは「ホーマーのオデッセイ。NYニュースが新ヤンキースタジアムの難局に挑戦」(Homers Odyssey: News tries to solve new Yankee Stadium's quandar . . . 本文を読む
産経4月20日朝刊のコラム「老いの一喝」でノンフィクション作家の上坂冬子が寄稿している。タイトルは「枝葉末節な禁煙の理由」。
高度成長期に「ホタル族」と呼ばれた一世代前の企業戦士に似て、狭い喫煙エリアで身をすくめながら喫煙する近頃の煙草呑み。ここらでしっかりけじめをつけねば肩身の狭い思いを繰り返すことになるのだと、愛煙家に檄の論陣である。
社会的安穏よりも個人の安楽を優先すべきとする筆者の意見 . . . 本文を読む
今日の朝放送されたNHKの「生活ほっとモーニング」は、連休直前の企画と謳った「歩き旅」大特集だった。GWの渋滞や人ごみに巻き込まれないで自分のペースを守れるウオーキングを勧める内容だ。取り上げた歩きのテーマは4つ。
最初の「街歩き」では、我が同輩諸兄の活躍する観光ボランティアガイドによる銀座路地裏めぐりを、二つ目の「ローカル線途中下車」では、山浦正昭をゲストに招いた鉄道の駅を起点の里歩きの奨め。 . . . 本文を読む
他人の「鼻を鳴らす癖」が気になって仕方がないのは自分だけだろうか。今日もそんなシーンに遭遇した。
帰りの電車を待つ日曜日の待合室は自分一人。他人の邪魔もなく小説をひとり読み進めていたが、途中から入ってきた若者。ベンチに座ると手持ちのPSPを使ってゲームを始めた。携帯で大声で喋られることを思えば静かにしてくれて有りがたい。
と思ったのは間違いで、何の拍子か突然に鼻を鳴らし始めたのである。
ググ . . . 本文を読む
名古屋のJRA場外から歩いて数分のところにある小さな公園。タイヤのブランコに乗ってぶらりと体を揺する。「命短し恋せよ乙女」を口ずさめば、黒澤映画「生きる」の志村喬のスタイルになる。
公園の木々は一斉に「新緑」に衣替えをし「目に青葉」の皐月モードの午後である。自転車でやってきた小学生の腕白組は隣の遊具でひとしきり遊ぶ。喚声が少し大きいのは、タイヤブランコを替われというメッセージなのかもしれない。
. . . 本文を読む
昼食に筍の土佐煮が出た。カツオ出汁を煮含めるだけのものだが、柔らかい口当たりとほのかな香りがしてとても美味い。やはり春が旬の季節物だ。
スーパーで買ってきたのかと訊くと、近くのご夫婦からのおすそ分けで、いつもこの時期になると戴くのだそうである。藪持ちなのかとさらに訊くとそうではなく、そのご夫婦の知り合いの、やはり近くの農家の竹藪まで出向いて自分で掘り出したものを貰ってくるのだそうだ。
昔は年寄 . . . 本文を読む
昨日15日のニューヨーク、カーネギーホールでは面白いオーケストラ演奏会が開催されたはずである。
Youtube Symphony Orchestaの名前の通りインターネット映像ポータルのYoutubeが主催し、指揮者のマイケル・ティルソントーマスが纏め上げたワールドオーケストラの第一回演奏会というわけだ。
このオーケストラがユニークなのは、世界中のアマチュア演奏家が参加するオーディションがYo . . . 本文を読む