5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

枝の芽ぐみ

2014-02-28 22:08:35 | 自然
今日で2月は終わりだ。日記のメモに「日中は気温が上がる」と書き始めたのは先週の日曜日ころから。2月中旬に降った雪や霙が昨日は暖かい雨に変り、二十四節気の「雨水」だと感じさせる気候の動きだ。 そんな雨も上がって明るく晴れた今日は気温がグンと昇り、気象庁の記録では名古屋の最低気温が9.5度、日中の最高気温はなんと18.6度と春の只中に置かれた気分になった。歩いていて少し痩せたのかなと思ったのは重ね着 . . . 本文を読む

茶房に喫煙権を

2014-02-27 22:32:56 | 社会
スーパーやコンビニのレジで煙草を買うのに「いちいちPC画面に年齢を尋ねられる」のは面倒くさいという煙草飲みたちの抗議を受けた流通側がPCによる年齢確認を見直すことになったというニュースがあった。元来が煙草飲みではない自分としては「ほほう、なるほどね」と思っただけだったが、考えてみれば確かに三度が三度PC画面に自己申告をさせられる立場にも同情できないことはない。 路上はもちろん、公共施設や交通機関 . . . 本文を読む

名古屋のシベリア

2014-02-26 22:22:16 | たべもの
3月2日に発表される「アカデミー賞」。今年は宮崎駿の「風立ちぬ」が長編アニメ部門の候補作としてノミネートされている。 これまで子供を対象にしたファンタジーアニメが多かった宮崎の最初の大人向け「反戦」アニメという前宣伝に煽られた一人として、めずらしく封切り直後に映画館に出向き、物語の構成にこれまでとは違った微妙なズレ感を感じながらも、映像の美しさはやはり宮崎のものだなと確認して見終わったのである。 . . . 本文を読む

地球温暖化のプレカーサー

2014-02-25 22:16:45 | 自然
金属の輝きを思わせる皮膚の輝きはTV映像で一度みただけでも記憶の襞に定着できそうだった。美しさ半分、気味悪さ半分だ。NHKスペシャルが「深海の超巨大イカ」というタイトルで昨年放映した映像は、小笠原の海に棲息するダイオウイカの深度1000メートルでの活動状態を撮影した世界初のイメージということだった。 「ダイオウイカ」という名前が一般的になったのもこの番組で紹介がされたことに因る。一種のブームを作 . . . 本文を読む

飲みての後は

2014-02-24 22:14:04 | くらし
日中の気温が10度を超えるとずいぶん暖かい。皮膚感覚とはずいぶんデリケートなものだ。春の訪れをいち早く感じる。 春の先駆けといえばやはり梅花だろう。昨日のNHKTV「美の壷」でも「梅花」が特集されていたし、名鉄駅のラックに「佐布里池の梅まつり」というパンフを見つけた。25種類の梅が4600本植えられてあるという「佐布里緑と花のふれあい公園」は知多半島の中ほど、知多市佐布里台にある。佐布里の梅とい . . . 本文を読む

槿花には泪の茶杓

2014-02-23 22:01:39 |  文化・芸術
2月13日に急死した作家の山本兼一の直木賞小説、「利休にたずねよ」には、朝鮮王朝の血をひく両班の娘が千利休の「秘めた想い人」として書かれ、物語の重要な伏線を作っている。 こうしたこともあってか、韓国のお仲間Jさんはかつてこの作品をブログで採り上げたことがあった。 茶道と朝鮮陶磁器の関係を書いたJさんはやはり韓国人である。 ブログに曰く、「利休の時代、日本では良い陶磁器が作り出せず、かといって . . . 本文を読む

真央エフェクト

2014-02-22 21:50:48 | スポーツ
ソチ五輪もそろそろ終わりだ。 今週末はやはり女子フィギュアスケートの話題で日本全国が盛り上がったようだが、熱中してTV番組を見つづけるエネルギーのない我が家では翌日のダイジェスト結果をみて「なるほど」と静かに納得するだけのことだ。「ショート」プログラムが思わぬ不調で、「フリー」に希望を繋いだ浅田真央が高得点で総合点6位に食い込んだのも同じだった。 女子フィギュアは3人ともに愛知県出身なのだから . . . 本文を読む

66年前の蕎麦の実

2014-02-21 22:24:58 | たべもの
最高気温は10度以上になったのに体感は結構寒い一日だった。体調の具合が毎日の天気で微妙に違ってくるのも歳のせいか。 掃除用の液体洗剤を買おうと入った大型店、食堂スペースには自分と同じくらいの歳の夫婦が「ざる蕎麦」を二人して仲良く食べていた。この寒いのにざるとはと思ったが、それは本人たちの勝手である。 そういえば最近は蕎麦を食べる機会も何故か減ってしまった。 そばはそばでもラーメンの流行が続く . . . 本文を読む