5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

お布施の目安

2010-07-31 23:15:40 |  ニュース
日本人の平均寿命が更新されて、男が79.59歳、女が86.44歳と過去最高値、女性の場合は長寿世界一がなんと25年も連続しているのだという。 結構なことだとばかり喜んではいられないというのが、今日の産経新聞オピニオン欄の「土日曜日に書く」というコラム。論説副委員長の渡部裕明が《お盆に生と死を考える》というタイトルで、平均寿命は伸びても、「死」や「老い」への思いが遠ざけられ、ただ長生きすることだけ . . . 本文を読む

広東語守れデモ

2010-07-30 22:38:34 |  経済・政治・国際
ハングルがインドネシアの少数民族の書き言葉に採用されたという話題は、3日前に取り上げたばかりだが、中国南部の広東省でも、別の言語問題が持ち上がっているというニュースを、今日の朝日新聞WEBで見つけた。 見出しは「広州で《広東語守れ!》デモ TV標準語化のうわさ発端」という。 広州の地元テレビ局の広東語放送を普通語(北京語)に変える計画が進んでいるという噂が広まり、市民による反対集会に発展し、市 . . . 本文を読む

寝待月の月見草

2010-07-29 23:26:36 | 自然
iPodで調べると、今日(7月29日)の日没は午後6時58分。トワイライト(薄明)タイムが7時26分までの28分間。月の出は8時23分だから、陽が落ちて月が登るまで2時間半ちかくの闇があるわけだ。月齢は17.7、満月から1割分が欠けた十九日月で、別名を寝待月と云う。昔のひとはロマンチックである。 といっても、今日は2週間ぶりの雨。おかげで暑さは退いたが、せっかくの月は望めない。万歩の帰り、雨に濡 . . . 本文を読む

ハングルのインドネシア進出

2010-07-28 23:36:48 |  経済・政治・国際
韓国の聯合ニュース(日本語版)にこんな記事を見つけた。見出しは「チアチア族のハングル導入から1年、目を見張る成長」とある。 チアチア族とはインドネシアのスラウェシ(セレベスといったほうが自分には馴染みがあるが)の南東部、ブトン島バウバウ市に暮らす人口6万ほどの少数民族であって、話しことばはあっても書きことばのないチアチア語の伝承と保存に去年の7月からハングルを導入した。一年が経過した現時点のレポ . . . 本文を読む

スポーツドリンクで《Stay Hydrated》

2010-07-27 23:18:19 | 健康
梅雨が明けて太平洋高気圧が列島全体を覆うと晴れて暑い日が続く。これが梅雨明け10日と云われる状態というわけだが、今年はそれが極端に出た。7月17日の梅雨明けからこの方、名古屋の気温は連日30度を超え、35度以上の猛暑日はこれで連続8日となった。 NHKのニュースでは、梅雨明け10日の26日までに、全国で熱中症で死亡した人は高齢者を中心に109名。埼玉の39人をトップに、千葉、栃木、三重、茨木はそ . . . 本文を読む

ウナギか タウナギか

2010-07-26 23:06:40 | たべもの
「石麻呂にわれもの申す 夏やせによしという物ぞ ムナギ取召せ」 大伴家持が夏やせした石麻呂に向かってウナギを薦めたというよく知られた話もあれば、江戸のうなぎ屋に頼まれた平賀源内が「今日は丑」と書いたのが評判になって土用丑のウナギが流行したという話もある。 今日はその土用の丑の日。TVニュースも、うなぎ好きで大満員のうなぎ屋を映した画面を流している。混雑するうなぎ屋にでかけたり、この日の為に予約 . . . 本文を読む

フキの葉

2010-07-25 23:21:13 | 自然
「十薬や蕗や茗荷や庵の庭」という子規の句をWEBで見つけた。 ドクダミにフキにミョウガ。子規の生きた明治はもちろん、戦前から戦後しばらくまで、どの家の日陰の裏庭でも見つかっただろう至極当たり前の夏景色である。ちょっとキツイ臭いも特徴的な野生だったものが、今では結構に高価な栽培ものへと変化して、裏庭で見つけることはもはや不可能に近い。 金田一先生の「ことばの歳時記」、7月24日の項には「フキの . . . 本文を読む

ポケモンラリーよりレターボクシング

2010-07-24 22:54:51 |  旅行・地域
夏休みの駅のコンコース。改札横の小型テーブルに子供達が群がっている。名鉄の夏休みイベント「ポケモン・スタンプラリー」のハンコ押しの順番を待っているのだ。 毎年違った名鉄の駅を巡ってスタンプを纏めれば、ポケモングッヅが景品でもらえる簡単な仕組み。一日乗車券の売上が上がるわけで、名鉄の夏企画として定着した感がある。子供だけでなく大人たちも嬉々としてスタンプ台紙に押印をしている。孫の世話を任されたジジ . . . 本文を読む

ムラビンスキーの《ショスタコ5番》

2010-07-23 23:26:18 | 音楽
大暑の今日も熱波攻撃をうけた東海地方、桑名と多治見の38.9度は、群馬の館林と並ぶ日本最高である。 日光の直射を避けたビル中万歩。入った名駅前のタワーレコードでは、立ち読みならぬ「立ち聴き」で時間を潰す。新譜台で目に止まったのが、ムラビンスキーがレニングラードフィルを指揮した十八番、《ショスタコービッチ交響曲第5番》。アルタスというブランドで販売されたCDのクレジットを読むと1973年5月3日の . . . 本文を読む

セミと老婆と八犬伝

2010-07-22 22:34:44 | Weblog
プラットフォーム(そういえば近頃はこの言い方をあまり聞かないようだ)に登る駅の階段、アブラゼミの死骸がひとつ仰向けに転がっていた。 虫ケラとはいえ、そのまま足蹴にされたのでは哀れだと思い、手のひらに拾い上げた。ほんの少し前までジージーと鳴いていたはずなのが、軽く儚いのは魂が抜けだした後だからだろうか。パンフスタンドの上の平板に載せてやった。子供が通れば持ち帰ってくれるかもしれない。 仲間のアブ . . . 本文を読む

ゲッゲッゲのゲー

2010-07-21 22:48:12 | 映画・テレビ
NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』をほぼ毎日見ている。 水木しげるの夫人が書いた自伝がベースになったテレビドラマ。隻手の漫画家との暮らしを、それこそ漫画的に描いていて楽しい。最近の視聴率は20%近いこともあるというから、同様のゲゲゲファンがたくさんおられるわけだ。終戦後の東京情景がどこか懐かしさを感じることもあろうし、出演者それぞれがなかなかに上手いからだろう。 ストーリーは「墓場鬼太郎」 . . . 本文を読む

解説のない国保税の軽減額

2010-07-20 22:25:57 | 行政
2010年度の国民健康保険税納税通知書と表書きされて封書が届いた。中身はこれでよくわかるからほっておこうかと思ったがそうもゆくまい。開封すると、7月15日付で「平成22年度の国民健康保険税を決めたから支払え」と市長のご命令である。去年は年金収入が100%だったのだから、今年は保険料が少なくなるぞとちょっと期待したのだが、表示された税額は去年と似たようなもの。 法人税収の少ない我が町のこと、市民税 . . . 本文を読む