今日のＰＯＤニュースでＮＢＣとＢＢＣに共通していたのは「前立腺ガン治療のあたらしい療法をＦＤＡが認めた」という中高年男性には福音のニュースレポートである。
このところは、歳相応に前立腺が肥大を始めて小便の出しぶりをしばし実感する身としては他人事ではない。アメリカ人男性のガン罹患率では前立腺ガンは肺がんにつづく２番目の高率というからニュースの取り上げられ方も速い。ニューヨークタイムズ、ワシントンポ . . . 本文を読む
今日からはゴールデンウイークである。平成も２２年となれば「昭和の日」といわれてもピンと来なくなっている日本人がだいぶ増えていることだろう。
ＴＶを点けてＮＨＫの連続ＴＶ小説「ゲゲゲの女房」を聴き、「次は民放模倣型ＮＨＫ版ワイドショーだな」と思った耳に、若い声の女声合唱が飛び込んできた。休日用の特別番組というわけだ。Ｎコン２０１０スペシャル「合唱のちから」とある。
司会者は「今年もＮコンのシー . . . 本文を読む
日本航空の会社更生へのリストラ策が具体的な形を取り始めた。今日のニュースからは「地方不採算路線に大ナタ 小牧から全面撤退」というリードが読める。
ダウンザイジングを軸にした更正計画案の骨子が発表されたわけだが、県営名古屋空港（旧小牧空港）からの全９路線を今年度中に廃止し全面撤退するということのようだ。セントレアのＪＡＬ国際線、国内線の一部も廃止されるから、名古屋の空を舞う鶴丸印の飛行機は、来年以 . . . 本文を読む
東シナ海から伸び上がった雨雲が西日本から東海へ移動しながら激しい雨を降らせた。天気予報では局地的な激しい雨や落雷、竜巻などに留意をとあるが、夕方の一時期には突風が吹くなど荒れた一日だった。雨の中でも毎日の万歩は欠かせない。神宮前の熱田図書館で調べものをしたあと、名古屋駅に向かって歩く。
雨の舗道に沿った建物の植え込みにはピンクや白い花弁がグリーンの葉群れの中に見える。皐月には少し早いとすれば、や . . . 本文を読む
文芸春秋社の「ベストエッセイ集」０５年度版に入っている「禁酒の国の赤ワイン」と題された廣淵升彦（共栄大学教授）のエッセイが面白かった。
イスラムは戒律で飲酒を禁止している国が多いのだが、著者のリビアでの経験で、カダフィとの緊張したインタビューを前に、息抜きでトリポリ市内の大衆レストランに出かけたときのウエイターとのユーモアにあふれるやりとりのシーンを書いた箇所だ。
『敬虔なイスラム教徒のカダフ . . . 本文を読む
土曜日の日経新聞には「ニューヨーク株、８週連続で上昇」とあって、先週末のダウ平均が続伸し、終値は前日比６９．９９ドル高の１１２０４．２８ドル、１年７ヶ月ぶりの高い水準になったと云う。
３月の新築住宅販売件数が大幅に増加したことが好感された結果だと書かれているから、アメリカの国内景気が復調し始めたことを裏付ける値付けのようだ。逆に円相場は続落、前日比４５銭円安の１ドル＝９３円９０銭を付けている。
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大高から有松へ抜ける途中、愛知用水の護岸路を歩く。自動車進入禁止道なので安心してゆったり行ける。今日の日没は午後６時３０分だが周りは７時近くになっても暗くならない。
「春分以降、日ごとに長くなってくる春の日は、日の短い冬を過ごした人にとってその長さがことさら強く印象づけられたのだ」と云うのは、《ことばの歳時記》４月２６日のコラム「春の日なが」での金田一春彦先生のコメントである。
日永きや 柳み . . . 本文を読む
今日のＮＢＣニュースは、４月２２日の「アースディ」についてのコメントを短く報道している。１９７０年にアメリカではじめられた「アースディ」、今年４０周年の節目を迎えた。７０年代といえば、ロックやヒッピーが生まれ、学生や市民のプロテスト運動が盛んだったなつかしき時代。地球環境保全が社会問題化していた経緯もあって「アースディ」のメッセージは始めから広く受け入れられたというわけだ。
「民族・国籍・信条・ . . . 本文を読む
２０１０等你来 世界抱擁在上海
在海的故事中 訴説著不平凡
無論你説什麼語言
相處時刻處處琉光溢彩
成龍（ジャッキーチェン）や李冰冰が歌う明るいアップテンポの歌。一度聞いたら口ずさめるほど覚えやすい。
この上海万博のＰＲソングが、日本人の女性シンガーソングライター・岡本真夜の作品、「そのままの君でいて」のコピーではないかというインターネット上の噂が日本のマスコミ上でも取り上げられたのは先週末 . . . 本文を読む
三寒四温というのは冬のはなしのはずだか、４月中旬を過ぎても寒かったり暖かかったりが繰り返す。やはり天候不順の春だ。昨日は二十四節気で云う「穀雨」。穀雨とは穀物の成長を助ける雨のことだというが、タイミングをあわせて降った雨はあたたかい春の雨とは云いかねた。
今日は打って変わってぽかぽかの陽気。電車の窓外を走る景色は気づかぬ間にすべてが薄緑色に衣替えを済ませ、陽の光がまぶしく反射する。上着を着ていた . . . 本文を読む
最近のＮＨＫの外国語番組はかなりのレベルアップをしているように思われる。
昼のＴＶの海外ニュースやポッドキャストで聴くラジオ・ジャパンの英語ニュースなどのニュース番組しかり、語学番組も、たとえば英語の「リトルチャロ」のようなキャラクターアニメにストーリー性を持たせた新しいプログラムや、「アジア語楽紀行」の観光旅行シーンを織り交ぜた５分番組まで多種多様で、つまみ食いをするだけでも結構に楽しめる。
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Eyjafjallajokull＝エイヤフィヤトラヨークトル。アイスランド語は舌を咬みそうだ。
このアイスランドにある氷河火山が噴火したのは先週の火曜日でもう１週間が経過する。
火山噴火を知らせる最初の外電を読んだ時には、近くの御岳や浅間の噴火の感覚で、「アイスランドも日本同様の火山帯国なのだから、噴火のひとつやふたつ当たり前だろう」くらいの軽い意識で読み飛ばしたのだが、２日間が経過した１５日 . . . 本文を読む
しばらくはニュースから忘れられた状態の「ダム建設中止問題」だが、東京新聞の群馬版４月１４日付には「八ツ場ダム地元で２町長選」という記事が見える。
ニュースによるとダム建設の地元、長野原町と東吾妻町の二つの町では、任期満了による町長選の告示が４月１３日に行なわれた。ところが、長野原町は対抗勢力からの候補者擁立がなく、ダム推進派の現職が無投票で再選した。一方の東吾妻町は新旧二人の一騎打ちだが、現職町 . . . 本文を読む
グーグルのニュースサーチで『子供 携帯』をキーワードで検索してみると、『情報モラル教育 教師の苦手意識克服へ』、『保護者に携帯フィルタリング利用を呼びかけ』、 『ＳＮＳ：年齢確認を 総務省研究会が提言案』、『１４歳前後の子供たちがネット犯罪の犠牲に』、などといったニュースリードが数多く読み取れる。
少し前（４月７日付）の時事通信社の配信ニュースで、日本の小中学生の携帯電話所有割合を調べた内閣府調 . . . 本文を読む
昨夜の会食後、Ｎさんは自分を駅まで送ってくれた。午後１１時を過ぎたこの時間帯だから交通量も少ない。終電時間に間に合わせようと彼女のドイツ製高級セダンはスピードを上げる。
車窓から眺めた夜の名古屋はなかなかに美しいし、なにより道路がひろい。信号を縫いながら停まらずに突っ走るから道路の広さをがよりいっそう感じられたのかもしれない。快適な車のゆれに身を任せながら、やはり「車優先行政」だと思った。
一 . . . 本文を読む