今日は緊急事態宣言下最初の日曜日、コロナ感染確認者は愛知県内で218人(延21292人)死者は6人(累323人)と発表された。現在は683人が入院中でコロナ病床の占有率は62%と、政府の定めるステージ4の危険レベルを超えている。また重症者は57人のままである。全国ではあわせて5751人が感染、44人の死亡が確認された。
今日、1月17日は阪神淡路大震災から26年目の記念日である。
「不気味な地 . . . 本文を読む
正月2日のコロナ感染、愛知県では158人(16923人)の確認、死者は5人(221人)だった。国に「非常事態宣言」の発令を要請した東京都では814人、隣接する神奈川県でも382人が確認され、これらを合わせた全国合計では3045人となった。一日3000人以上の感染確認がこのまま続けば、重症者の増加はさらなるものになる危険水域である。
新春恒例第97回の「箱根駅伝」往路は、雑用をしながらNHKラジオ . . . 本文を読む
最近のNHKのアナウンサーやキャスターの使う日本語のアクセントに時々「そりゃ違うだろう」とツッコミたくなることが増えてきたとは、このブログでもすでに幾度か触れてきた。
週末の金曜日、七月七日は「七夕」だったが、街中には昔ほどの七夕飾りも見られず、いつもの週末風景でしかなかった。伝統の生活行事も時の流れに応じて消えてしまう定めなのだろうか。
タナバタとは織女星のことを指すのだが、「ことばの歳時記 . . . 本文を読む
駅前まで出て気が変わった。映画を見ることにした。
トムハンクスが主演する「ハドソン河の奇跡」。英語タイトルは〈Sully〉だ。6年前に起こった旅客機の水上不時着事故を扱ったセミ・ドキュメンタリーである。サリーとは、主人公の機長、チェスリー・サレンバーガーのニックネームだ。
昔はやった大空港シリーズのようなパニック映画かと思ったのだが違った。原作が機長自身ということもあるし、監督をしたクリント・ . . . 本文を読む
久しぶりに映画を観た。「ネブラスカ」というロードムービー。アカデミー賞にノミネートされたせいもあってか授賞式前の新聞評がなかなかよかったこともあったし、「ネブラスカ」というシンプルなタイトルに惹かれていた。広大なアメリカ北西部の風景が舞台になることがこのタイトルを見ただけで判る。日本版の副題、センチメンタルな「ふたつの心をつなく旅」なんてのは不要である。
ネブラスカは監督のアレクサンダー・ペイン . . . 本文を読む
TVはソチのオリンピック放送ばかりで少し飽きてきた。何か他の番組はないかとチャンネルを捻る(のではない押すのである)と、民放の朝バラエティ番組が「メロスは速く走らなかった」という面白いテーマのコラムを解説していた。冬の五輪にはマラソンはないのであるが。
「走れメロス」は言わずと知れた太宰治の教育的短編だが、この作品をコンクールの自由研究に取り上げて見事最優秀賞を受賞した中学生がいるとTVは云う。 . . . 本文を読む
山本兼一の直木賞作品「利休にたずねよ」については以前にも書いたことがあったが、歌舞伎役者の市川海老蔵が利休役で主演しカナダの映画祭でも評価が高かったと新聞評にある東映映画が上映中だというので久しぶりに映画(名古屋笹島ライブ)を見に出かけた。雨降りだったがロビーは結構な入り。
シアター#1に入ると自分の後席にギャルが3人大声で談笑中だ。こりゃまずい、席を替わったほうがいいかなと思っていると。「ヤダ . . . 本文を読む
宮崎駿監督のアニメ劇映画「風立ちぬ」を観た。
スタジオジブリの映画を劇場で見るのはずいぶん久しぶりのような気がする。午後の映画館は夏休みの子供たちでいっぱいだった。これはタイヘンかなと思ったのだが、10番シアターに足を運ぶのは大人ばかり。おかげで騒がれることもなく2時間ドラマを観終えてしまった。子供が入場しないジブリ作品というのもまことに珍しかろう。
この映画を見に行こうと思ったきっかけは、T . . . 本文を読む
「鳥羽水族館のダイオウグソクムシが絶食5年目に入ったという。絶食しても生きているという不思議。海中から何らかの栄養補給しているのだろうか?分からないことが多い(知っていることが少ない)ことに気づく毎日。」
これは10日ほど前、お仲間のSTさんがツイートしたもの。ちょうど、NHKの番組予告を見ていたこともあって、こちらはこんなツイトで返した。
「今朝のニュースにはダイオウイカの珍しい遊泳動画撮影 . . . 本文を読む
すでに海外では公開がされて、即座にアメリカなどでは興行成績NO1だと欧米のニュースで評判になっている最新作の「007スカイフォール」がちょうど今日の日本封切りだという。監督はサム・メンデス、主演のボンドはダニエル・クレイグが演じる。アストンマーチンが出てくるのもご愛嬌だろう。久しぶりで映画を見たくなった。
そんな今日(12月1日)は映画の日だという。金田一春彦の「ことばの歳時記」で知った。そうい . . . 本文を読む
阿久悠の詞で沢田研二が歌った「カサブランカダンディ」のサワリはこんな風だ。
ボギー、ボギー。
あんたの時代はよかった。
男がビカピカのキザでいられた。
ボギー、ボギー。
あんたの時代はよかった。
男のやせ我慢 粋にみえたよ。
今日、久しぶりに見た劇場映画「ミッドナイトインパリ」のテーマはこれかもしれないと思った。
今年のアカデミー脚本賞を受賞したウディ・アレンお得意のロマンチック・コメディ . . . 本文を読む
月曜日(6日)、レンタルDVDを借りる。
2010年の英豪合作映画、「英国王のスピーチ」(King's Speech)。公開されて未だ一年ほどだから準新作ということになるのだろうか。借りるときには特別意識をしたわけではなかったのだが、2月6日は英国、エリザベス女王の在位60年目の記念日だった。
ということは、この映画の主人公、ジョージ6世の命日だったというわけでその偶然にいささか驚いている。
. . . 本文を読む
6月3日の産経新聞[国際]ニュースに「チベット支援のリチャード・ギア氏、米中首脳を非難」という記事を見つけた。
古森義久の記事だが、米下院外交委員会が「アジアの宗教の自由、民主主義、人権」をテーマに開催した公聴会に「人権活動家」として呼ばれた俳優のリチャード・ギアがチベット民族の人権問題について証言したというもの。
証言では「中国共産党政権はチベット民族の基本的人権を認めず、世界人権宣言だけで . . . 本文を読む
このところ、毎週1枚づつ、ワンコインでDVDのレンタルを続けている。
今週は、2007年のイスラエル映画、『迷子の警察音楽隊』(英題:The Band's Visit)。東京国際映画祭(第20回)の最優秀作品賞、ヨーロッパ映画賞(第20回)の主演男優賞(サッソン・ガーベイ)などを受賞した佳作だ。
イスラエルにやってきたエジプト人8人のアレクサンドリア警察儀礼音楽隊。ペタク・チクヴァのアラブ文化 . . . 本文を読む
「生きろ そなたは美しい」
古本屋で買ってきた「もののけ姫」のVIDEOを観る。スタジオジブリ(宮崎駿監督)による97年の作品だから、もう15年も前の作品ということになる。
ビデオケースの箱裏には「アシタカ聶記」と書かれ、聶記(せっき)とは、草に埋もれながら耳から耳へと語り継がれた物語のことだとある。「主人公のアシタカ。正史には残らない、辺境に生きたこのひとりの若者のことを、人々はいつまでも忘 . . . 本文を読む