交通量が多く緑が少ない我が家周辺の環境で昆虫の姿を見ることは随分少なくなったが、それでも今朝の庭先にはアゲハチョウが一羽飛び込んできた。それだけで春の気分が倍増する。
トンボが飛び回るのもついぞ見たことがないが、今日のニュース(NHK静岡局)には「ベッコウトンボの調査」が取り上げられている。
ベッコウトンボは4cmほどの体長で、羽に褐色の模様のあるのが特徴だが、環境の悪化などで生息数が減ってい . . . 本文を読む
音楽はいつ聞いてもいいものだが、春になると音源を携帯して万歩が楽しめる。こんな時にはロマンチックな曲が似合うのだろう。そう思って今日はラフマニノフの第二交響曲を聴きながら歩いた。指揮はこの曲を得意にしているアンドレ・プレビン。エリック・カルメンの Never Gonna Fall In Love Again の原曲だ。
駅貼りのポスターは名古屋フィルの定演会員募集を訴求している。ベートーヴェンの . . . 本文を読む
岐阜漁協が放流用のアユ15トンを確保出来ない見込みだというNHK岐阜局のニュースを読んで、やはりこれも「気候変動」が原因なのだろうかと先ず考えた。
琵琶湖は日本国内最大の放流用アユの産地だと云うが、今年は去年の一割以下の2トンしか漁獲が無い記録的な不漁となっていて、放流用アユの供給を受ける岐阜の漁協では今季15トンが確保できていないことが分かったのだそうだ。
岐阜県内では毎年約120トンが放流 . . . 本文を読む
部屋のカレンダーには今日の日の入りが18時35分だとある。随分と日が長くなったものだ。
帰りの普通電車が境川の鉄橋を渡る。遠方の丘の向こうにゆっくりと夕陽が沈んでゆくのが見える。西空はすっかり茜色に染まり陽光の金色のヴェールが美しいコントラストを作る。
「菜の花畠に入り日薄れ見渡す山の端霞み深し」
まさに小学唱歌〈朧月夜〉の景色である。菜の花は春景色に欠かせない小道具だというのは「ことばの歳 . . . 本文を読む
加齢とともに自分の健康状態が気になりだしている。身体に良い食べ物の情報は以前に増して気になるし、高齢者の罹患が多い病名を聞くと急に意識がそちらを向く。
スポーツトレーナーのコラムで、和食の基本となる食材は体調管理に欠かせないと書いてあるのを見つけると「 まごわやさしい」の食材チェックをやってみなくてはと焦る。
病気はなんでも不安だが、社会の高齢化とともに話題になる認知症になったら辛いだろうなと . . . 本文を読む
世の中、いろいろなものが商品として流通し、それらが中国産なのだという時代の事実を考えたニュースだった。
今日の中日夕刊社会面には「伊勢榊、古里を元気に」「産地の大紀、ブランド化へ」というリードで、三重県南部の過疎の村がスタートする地元産「サカキ」の採取と販売による地域の活性化努力を紹介している。
あまり信心深くはない我が家だが正月になれば「サカキ」を神棚に上げて拝礼をしている。スーパーで買って . . . 本文を読む
先週金曜日のFMラジオで作家の高橋源一郎が「ベストセラーを読み返す」と云う番組企画で俵万智の「サラダ記念日」を取りあげていた。1987年のミリオンセラー「短歌集」である。
世界には「詩」の形式を好む国民性も多いようだ。イギリスやフランスなど欧州の国々はもとより、中国や韓国、インドなどアジアでも盛んである。「定形詩にはあまり食指の動かない日本人たちだが、サラダ記念日がヒットしたように、和歌や俳句と . . . 本文を読む
首領の選挙が続いている。
フランスはオランドの後継となる大統領選挙が始まった。極右、極左、中道を代表する四人の候補の支持率近接で世界の耳目を集めている。
英国では「EU離脱の再確認を」というメイ首相の信任選挙だ。韓国は「大統領弾劾後」の仕切り直し選挙だから革新系候補の鼻息が荒い。
国際的な注目はないだろうが、愛知県住民としては今日行われた名古屋市長の改選にも関心が行く。
20時14分発のN . . . 本文を読む