「アメリカらしさ」を現す米語に《as Mom, Apple pie and Chevorlet》という慣用的表現がある。日本語でいう「巨人、大鵬、玉子焼き」というのともちょっと違うようだが、シボレーという大衆車が出てくるのも世界の自動車王国らしい。
近頃のアメリカ人の気持の中には、ひょっとするとこの経済危機の中で、昔馴染みのシボレーが消えてしまうかもしれないという不安心理が強くなっているようだ。 . . . 本文を読む
近頃のコンピュータ社会では「クラウドコンピューティング」という新しいコンセプトがナウいようだ。
従来は、自分のＰＣハードウエアにソフトウェアやデータを利用者自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングではインターネットの向こう側にあるプロバイダからソフトやデータ管理のサービスを受け、それに応じた料金を支払うという形のネットワークになるわけだ。モバイルＰＣの流行と相俟って、こうした . . . 本文を読む
今日のＮＨＫＴＶ、くらしのニュース解説は、「地域が支える男性介護者」というテーマだった。男性の介護者が増えている状況と問題を説明するもの。自分にも関係してくる可能性のある話題なので、注意しながら聴いた。
それによると、現在では介護をするひとの３割が男性。高齢の夫婦だけで暮らす世帯の増加や、独身の息子が老親を介護するケースも多いことに拠るのだそうだが、いわゆる会社人間が相変わらず多い日本の社会では . . . 本文を読む
図書館の棚で見つけて借りてきた『日々の非常口』を読む。アメリカ人の詩人・エッセイストのアーサー・ビナードが、２００４年から２００６年まで朝日新聞のコラムに掲載したショートエッセイを纏めたもの。
この著者は、中原中也賞を受けた詩集の『釣り上げては』や、エッセイの『日本語ぼこりぽこり』、さらに絵本の『ベン・シャーンの第五福竜丸』など、それぞれに個性的な作風で楽しませてくれたこともあって、今回も面白く . . . 本文を読む
ＮＨＫの大河ドラマを見ているわけでもないのだが、本屋の特別コーナーには直江兼続コーナーなどがあって、戦国時代物語に興味がいくように仕掛けてある。
へそ曲がりのこちらとしては、ＴＶドラマ原作本の火坂雅志の『天地人』には手を伸ばさず、すこし古いが文庫本になった藤沢周平の『密謀』を買った。火坂も越後新潟出身だが、興味があるのは、山形出身の藤沢が、米沢に移封された景勝の上杉家をどう描くのかである。
『 . . . 本文を読む
万歩の終点、名鉄桜駅にほど近い東海通り。新郊中学の鉄網フェンスの横を通りながら、今日も夏の兆しを見つけた。アジサイである。
梅雨はまだ少し先だと思うのだが、ここのアジサイ花はすでにかなりの大きな球状になって咲いている。「アジサイ七変化」というが、ここではすでに「三変化」ほどの違った色合いを見せている。薄緑・薄赤・そして青。
英語名をハイドランジアというのだが、これは「水の器」という意味なのだと . . . 本文を読む
４月中旬以降は２～３日の例外のほか一日の最低気温が１０℃以下にならない日がほとんど。今日も五月晴れである。久しぶりに二駅先まで田圃道を歩いた。気がつかぬうちに田起しを終えた田圃には水が張られている。
春風に乗ってちいさな鳥が空を飛びまわり、田の畔を流れ出る水の音もさわやか。陽の光が少しまぶしい。田植えの終わったところも一部あるが、このあたりは今週末が田植のピークということろだろうか。
ＷＥＢで . . . 本文を読む
薬の通販会社から宅急便が届いた。いつものサイズより一回り大きい。弱くなった前立腺の養護用に、ここ２年ほど飲み続けている漢方薬だが、薬事法の改正で６月からは買えなくなるらしいということで、今回は２個一度に注文したわけだ。結構な出費だが面倒を先延ばしする方便としては、やむを得ない。
薬の届いたその日、５月２２日の読売ニュースに「厚労省、薬ネット通販規制決定」という記事が出ている。薬事法改正に関する厚 . . . 本文を読む
朝の寝床で聞いた盧武鉉前大統領死亡の一報。
最初は登山中に滑落したという風だったが、状況がわかるにつれて自殺だったというニュースになった。隣国の政治家の死ということだが、やはり気持が騒いだ。彼が大統領に選ばれた当時は、ちょうどソウル旅行をしていて、「盧武鉉はクリーンだから選ばれた」という韓国人の友人のコメントに、３０年前のアメリカ大統領、ジミー・カーターのことを思い浮かべたことを、今また思い出し . . . 本文を読む
Ｈ１Ｎ１新インフルエンザが日本国内で発生してほぼ２週間。今日のニュースが伝える全国の罹患者数は兵庫の１６４名、大阪の１３８名をトップに、京都、滋賀、横浜、東京、埼玉など、全部で３１３人に拡大してきている。
患者数は拡大するものの、重篤なものがほとんどないということで、政府は今日から管理の方針を転向すると発表、患者発生の多いところでは自宅療養や一般医療機関でも可とするなど、地域ごとの状況に応じた柔 . . . 本文を読む
過去１年半で５００万人以上が失職したと云われるアメリカ。新しい仕事探しも思うにまかせずタイヘンだが、中には突然のレイオフを逆手にとったニッチアイデアを巧みに利用してちゃっかり儲けている頑張り屋も多いようだ。
今日のＣＮＮのニュースラインで紹介されたのが、《レイオフされて仕事がほしいの》（LAID OFF NEED A JOB）と刻印された黄色いシリコンブレスレット。フロリダ・サラソタに住む二人の . . . 本文を読む
脳内の血流量がアップするからと、マリナーズのイチローが毎朝欠かさず食べているということから今年の流行になった《カレー》だが、それをちゃっかり商品化したハウスの《めざめるカラダ朝カレー》というレトルトパックを街のスーパーの棚に見つけた。
楽天イーグルスの田中将大のＣＭは見たことはないが、発売からほぼ半年ということで一息ついたのか、ホームページの最新ＣＦ紹介ではマー君はお役御免、ゴルフの石川遼が新種 . . . 本文を読む
毎日携行するＩＰＯＤに入れたＡＰＰのひとつに《Astronomy Picture of the Day》というものがある。
その名の通り、恒星や惑星や星雲など、さまざまな宇宙の映像写真が、細かい解説つきで日替わりで送られてくる。天文ファンというわけではないのだが、小さなＩＰＯＤの画面に映る宇宙の一部が覗けるのはなんとも楽しい。
今日の映像は天の川の中央部分に見えるSagittarius（ 射手 . . . 本文を読む
ipodにはバイオリズムのＡＰＰも入れてある。それによると今日はあまり調子の良い日ではなさそうで、感情線、身体線、知性線が下降位置で絡んでいるグラフが読める。
そのバイオリズムのせいなのか、同じipodに入れた英語のニュースがいまひとつ理解できない。集中が続かないのである。そんなときにはミュージックを聴くのがいい。
歩きながら聴いたのは、ソプラノのアンナ・ネトレプコとテノールのロランド・ヴィリ . . . 本文を読む
雨の日曜日。万歩兼のＪＲＡ詣である。マスクをしている人が増えたようだ。関西でのインフルエンザ二次感染が気になってのことに違いない。
東京競馬場、今年４回目のヴィクトリアマイルがメインレース。レース前の大方の予想通りに、５歳牝馬のウオッカ（武豊騎乗）が直線で抜け出し、後続を７馬身と大きく引き離して難なく優勝した。
こちらはショウナンラノビア（柴田善臣騎乗）に目星をつけていたのだが、ウオッカのパワ . . . 本文を読む