5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

子供たちの不満

2021-04-06 21:32:38 | 韓国

6日のコロナは、全国で2642人(延490698人)の感染と22人(累9290人)の死亡が確認された。愛知県では112人(延28013人)の感染と1人(累594人)の死亡がが報告されてる。

変異種感染が増えている。愛知県のこれまでの感染者のうち新たに12人(累148人)が変異種によるものだと確認された。

大阪府では感染確認数が過去最多の719人となった。東京の感染者数を上回り全国一である。5日時点での「病床運用率」が、重症患者用で84%に達したともあるから、これから感染確認をされる高齢者のケアが先ず危機的な状況になるのだ。「医療崩壊の可能性も」と知事が言ったようだが「マン防」適用だけで大丈夫か。

五輪聖火のリレーは昨日今日と愛知県を通り抜けた。「密」は危ないから「路上声援は止めてスマホのネット中継で我慢を!」という呼び掛けにもかかわらず、リレールートには観客が大勢が集まってしまい、都心部の五輪密があらためて問題になっている。

ワクチン接種が進まず、変異種の広がりが懸念される中、与党の幹事長が「GOTO再開。文句があるなら解散だ」と頓珍漢な発言をしたというが、これも政権の人気がいまひとつだということの裏返しになるのかもしれない。

政権不人気といえば韓国も同様。最近では土地投機の疑惑で支持率を大きく減らし、レイムダック化しつつある文大統領だが、そんな政治的環境下の隣国について、今日の中日「世界の街海外レポート」のソウル特派員は「公園より酒場優先」というコラムにまとめている。

特派員氏の自宅近所の公園の遊具が昨年秋から使用禁止になっているのは、もちろんコロナ感染防衛対策のひとつなのだが、これが子供たちには評判がわるい。

飲食業者たちのデモに煽られた政府、今年2月からはアルコールを売る飲食店の営業規制を緩和して午後十時までの店開きが許されている。

「大人たちは居酒屋でおしゃべりができるのに、わたしたちだけ外で遊べないなんて不公平だ」というのは特派員氏自身の小学生の娘。

これに輪をかけたのが、密を避けようという「五人以上の集まりの禁止措置」で、違反した者には日本円で30万近い罰金が課せられる厳しさだ。

子供も例外なしだから、下校後に友達とあそぶにしても、付き添いの親も入れれば一緒に集まれるのは四人だけ。「これじゃ、誰かが仲間外れになっちゃう」と娘たちは心配しているのだそうだ。

ポスト文在寅を読んだ与野党の前哨戦も始まっており、コロナ禍の経済対策を競い始めたのは理解はするが、どうやら為政者には子供たちの不平不満の声が届いていないようだという。

「子供たちはコロナ罹患をしにくい」というのが最近の専門家たちの認識になって来ている。ワクチン投与も迅速に進めば、こと子供たちの野外活動に関してさほど目くじらをたてることもなくなるのではないか。

選挙権は持たない彼らの小さな不満を汲み上げようとするスタンスの政党に一票を投じたいという保護者もいるのではないか。「公園閉めなきゃ世の中廻らん」などとは韓国人の誰も思っていないはずだ。

日本ならさしずめ「GOTOやらなきゃ世の中廻らん」訳ではないということ。

 

 


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