5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

百人一首故事物語

2011-04-30 22:43:42 |  書籍・雑誌
栄の真ん中にオープンした古本ショップを万歩途中で覗いた。ゴールデンウイークということだが結構にぎわっている。遠出をせずに自宅で読書三昧という人も多いのだろう。 文庫の棚から見つけたのは河出文庫(昭和59年版)の「百人一首故事物語」。著者は国文学者で随筆家だった池田弥三郎。亡くなってすでに30年近いのだから知る人も少ないのかもしれないが、今で云うタレント教授のはしりだ。懐かしい名前だと思って買って . . . 本文を読む

王室婚礼と竜巻と原発

2011-04-29 22:54:27 |  ニュース
PODキャストで聴き、ツイッターで見る国際ニュース。今日は英米日それぞれがまるで違った素材を追う結果になった。 まずBBCは、やはりウイリアム王子とケイト・ミドルトン嬢のロイヤル・ウエディングへの期待にあふれたロンドンからのレポート。ツイッターもイベント進行にあわせたツイートで雰囲気を盛り上げる。全世界で20億人以上が観るのではないかといわれるTV中継も。パレードの一部を覗くことが出来た。緊張し . . . 本文を読む

衣替えとクールビズ

2011-04-28 22:41:09 | 環境
夏服への衣替えは通常6月ときまったものであるが、ことしは少し様子が違ってくるのかもしれない。 今日のWSJ日本語版に「夏がきます、半年間も」というリードの記事が載った。昨日の衆院運営委員会では、議員たちの夏の軽装運動「クールビズ」を1ヶ月前倒しに5月1日から実施することを決めたというのである。 東北大震災と原発事故によって夏場の電力量が不足すると懸念されることから夏場のエネルギー消費を少しでも . . . 本文を読む

テレプロンプターの発明者亡くなる

2011-04-27 22:08:25 |  ニュース
「オバマ大統領、葬儀にはノーショー」というダラスブログのエントリー。 2009年7月、大統領が経済政策を発表している最中に、テレプロンプターのビデオスクリーンが床に落ちてこなごなに壊れた。大統領は慌てることなく発表を継続したというハプニングが解っていれば、ブログのリードの意味するところはすぐ読める。 今日のNBCやBBCのニュースでは「テレプロンプターの発明者、ヒューバート・シュラフリー91歳 . . . 本文を読む

うららな永き日と春宵

2011-04-26 21:59:08 |  文化・芸術
名古屋地方は曇り、沈む太陽は眺められなかったが、暦によると今日の日没は午後6時33分だったという。日の出が5時08分だから昼の長さは13時間半近くになって知らぬうち日脚はすっかり長くなった。 「日永きや柳見ている黒格子」 白雄 金田一春彦の「ことばの歳時記」、4月26日のテーマは「春の日なが」。静かで、うららかで、気だるい春の日の感覚を「永き日」ということばで表現してきた日本人。春分以後、日ご . . . 本文を読む

シーシャ・カフェの流行

2011-04-25 22:41:55 |  経済・政治・国際
シンガポールの「ストレートタイムス」に「屋外喫煙ルール無視のシーシャ・カフェ」という短いコメント記事が載っている。 シーシャ・カフェとは聞きなれないと思いながらWEB検索をしてみると、アラビア語で「水タバコ」のことだとある。スルタンのハマムでアラビアの男たちが楽しむ例の「ぶくぶく煙草」のことらしい。 WIKIには、水タバコはアラビアで発明されイスラム圏で発展した喫煙具の一種で、水煙管や水パイプ . . . 本文を読む

虹とオーロラ

2011-04-24 22:22:06 | 自然
昨日のブログでも書いた「清明」はちょうど4月初めの気候を表す「二十四節気」の名前だが、清明をさらに分けた「七十二候」の末候は「虹始見」で雨の後に虹が出始める頃というのである。 今日はまさに「虹始見」を電車の車窓から経験した。名鉄の桜から堀田にかけての数分間。俄雨が去った北の空に見事な七色の半弧が眺められた。早速デジタルカメラを取り出して撮影に忙しい乗客もある。はたして肉眼でみるほどに綺麗な色のス . . . 本文を読む

初めて燕を見る

2011-04-23 22:30:41 | 自然
明け方から降り続いた雨が夕方になったやっと上がった。鳴海の扇川に沿って川岸を下る途中、橋桁の下から黒い小さな鳥が飛び出してきた。燕である。「燕が低く飛ぶと雨」というが、その諺どおりだ。一匹だけで水辺を掠めながら行ったり来たり。夕方の餌を探しているのだろう。 今年初めて見る燕だ。今は二十四節気の清明、七十二候の初候の「玄鳥至る」というは4月第2週あたりなのだから、今年は少し「玄鳥」の来るのが遅いと . . . 本文を読む